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2009.08.03

ミニ・ヨーロッパ

「パトラッシュ、ボクはもう疲れたよ」の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 出掛ける直前に記事を慌てて更新したため、誤字や脱字が多く、とても見苦しい記事になってしまっていました。申し訳ありませんでした。ところで、今回の旅行の計画を立てるまで、私は「フランダースの犬」の舞台はオランダだと思っていました。おそらく、かつてのネーデルランドがオランダだと思い込んでいたからでしょう。しかし、今回の旅で初めて知ったのですが、ネーデルランドは現在のオランダももちろん含みますが、同時にベルギー北部も含むのだそうです。アントワープはベルギー北部なので、かつてのネーデルランドに含まれていたわけです。そのため、アントワープの公用語はフランス語ではなくオランダ語のようです。どうりであのあたりで話されている言葉は、フランス語じゃないなあと思っていました。(苦笑)ベルギーの公用語はオランダとフランス語と、更にはドイツ語の地域もあるんですよね。駅名票も、フランス語とオランダ語の両方が書かれていたりして、とてもにぎやかです。

 ブリュッセルに、ヨーロッパ各地のミニチュアで楽しませてくれるミニ・ヨーロッパなるテーマパークがあるという。面白そうなので、ガンモと二人で出掛けてみることにした。

 ホテルの最寄駅から地下鉄に乗り、しばらくてくてく歩くと、ミニ・ヨーロッパに隣接する施設の入口が見えて来た。その入口から入り、矢印の方向に進んで行くと、ミニ・ヨーロッパの入口が見えて来た。

 入場料を支払って中に入ると、ミニ・ヨーロッパのマスコットであるカメのサンドイッチマンが迎えてくれた。日本で真夏にサンドイッチマンに出会うとひどく暑苦しいが、真夏でも最高気温が二十数度までしか上がらないベルギーでは、ちっとも暑苦しくはない。マスコットのカメのサンドイッチマンは、とても友好的に私たちに手を差し出し、握手をしてくれた。入口付近にはカメラマンの女性がスタンバイしていて、マスコットのカメと並んでいる私たちの写真を撮影してくれた。おそらく、この写真がのちにプリントされ、「記念写真が撮れているが要らないか?」と購入を促されるのだろう。観光地にありがちなパターンである。私たちは二人とも、それぞれの首からデジタル一眼レフをぶら下げて歩いているというのに、「そのカメラを使って写真を撮りましょうか?」と言ってくださるのではなく、カメラマンの女性が持っているカメラで写真を撮ろうとするのは、サービスではなくセールスなのだ。

 それはさておき、中に入ってみると、予想通り、なかなか楽しいところだった。特に、実際に訪れた場所のミニチュアに関しては、「なるほど、そこまで細かく再現するのね」というおかしさがこみ上げて来た。例えば、パリとロンドンを結ぶユーロスターは、ドーバー海峡を海底トンネルで渡るところが忠実に再現されていた。また、去年訪れたパリのサクレ・クール寺院は、そこに行き着くまでのケーブルカーや高台から見下ろすための見晴台まで忠実に再現されていた。更に、放射線状に伸びた通路の中心にそびえ立つパリの凱旋門も、その周辺の雰囲気まで良く出ていた。

 オランダの風車や、兵士や兵隊さん、農家の人の立体顔抜き、エッフェル塔、飛行場、闘牛場など、どれも大人の遊び心いっぱいのミニチュアが勢ぞろいしていた。ベルリンの壁のミニチュアもあり、スイッチを押すとショベルカーが動き、ベルリンの壁を壊す仕掛けがあったり、実際に訪れていなくても、知識だけで楽しめるミニチュアもあった。とは言え、中にはまったく知らないミニチュアも多かったので、ヨーロッパを訪れる度にミニ・ヨーロッパに展示されているミニチュアへの理解度も深まると思えば、ヨーロッパを訪れる楽しみも増えるというものだ。写真をたくさん撮影したものの、毎回、スライドショーとしてまとめている一冊のアルバムだけではとてもご紹介し切れない。

 もともとブリュッセルにこのような施設が出来たのは、どうやらブリュッセルにEUの本部があるからのようだ。すべてのミニチュアを見終わると、最後はEUに関する展示物で締めくくられていた。

 ミニ・ヨーロッパを堪能した私たちは、施設内の飲食コーナーで少し遅めの昼食をとった。飲食コーナーのすぐ先には、予想した通りの写真販売コーナーがあり、入口で撮影してもらった私たちの写真や、その写真から作成したキーホルダーも販売されていた。写真は一枚六ユーロ(一ユーロ百三十七円として八百二十二円)、キーホルダーは一つ五ユーロ(一ユーロ百三十七円として六八五円)だった。私たちはキーホルダーは購入せず、写真だけを一枚購入した。その写真は、マスコットのカメが真ん中に立ち、私たちの両肩に手を置いていた。マスコットのカメの中に入っているサンドイッチマンだって、きっと普段は一般の人間であるはずなのに、彼あるいは彼女は、こうしてマスコットのカメの中に入っているときだけ別人になり切ることができるのだ。

 ようやく身体が慣れて来たのか、それとも睡眠時間を確保することができたからなのか、あるいは生理が落ち着いて来たからなのか、広い敷地内を歩き回ったというのにほとんど疲れは出ず、ホテルに帰ってからもすぐにバタンキューとはならずに二十三時頃まで起きていた。しかし、こうして身体が慣れて来た頃に、その地を離れなければならない。それが海外旅行の鉄則というものだ。私たちがベルギーに滞在するのは、あと二泊だけとなってしまった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、ミニ・ヨーロッパをご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ミニ・ヨーロッパという名前が実にいいですよね。短時間のうちにヨーロッパの雰囲気を堪能することのできるスポットかもしれません。あいにく、すべてのミニチュアをご紹介することはできませんでしたが、まだまだたくさんのミニチュアがありました。知らないミニチュアもたくさんあり、私たちはまだまだヨーロッパのヨの字も知らないなあと感じです。隣接している国であっても、それぞれの文化があって面白いですね。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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