文化・芸術

2017.10.08

タロットカードのようなステンドグラスが美しい、ゴシック様式の聖ローレンツ教会

ホットヨガ(六〇三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更年期障害で重い腰がなかなか上がらず、更新期間がしばらく空いてしまいました。本当はやりたいことがたくさんあるのですが、何もできずに受け身になる時間が増えてしまいました。夏休みの旅行記もまだまとめ切れていません。撮影した膨大な写真を前に、「これを編集するには、かなりの根気がいるだろう」と怖気づいています。(苦笑)そんな状況ではありますが、リクエストもあり、ガンまる日記掲示板を設置してみました。本来であれば、ブログのコメント欄を開放すべきなのでしょうが、いろいろ考えて掲示板形式にしました。管理人が更年期障害のため(苦笑)、返信は遅れるかもしれませんが、よろしければご活用ください。さて、三連休ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。昨日はあいにくの雨でしたが、今日はいいお天気です。私は、昨日はホットヨガのレッスンを受けたあと、三宮界隈をうろうろして来ました。今日と明日はのんびりモードの予定です。明日はガンモと出掛けるかもしれません。それでは、ドイツの博物館はユニークで楽しいの続きをお届けしたいと思います。


 ニュルンベルクには、DB博物館のほかにもう一つ、見学したいところがあった。ゴシック様式の聖ローレンツ教会である。

 聖ローレンツ教会は、DB博物館からそれほど遠くないところにあったので、DB博物館を出たあと、すぐにでも見学したかった。しかし、DB博物館があまりにも面白かったため、昼食も取らずに夢中になっていた。このまま聖ローレンツ教会を見学するのもいいが、やはりお腹が空いていては見学もままならないと思い、いったんニュルンベルク中央駅周辺まで戻り、サンドイッチとプレッツェルを購入して腹ごしらえをした。そして、空腹を満たしたあとに聖ローレンツ教会まで戻り、見学を開始した。

 まず、外から見た聖ローレンツ教会は、ゴシック様式と言われている通り、ゴツゴツしていた。そのためか、「そびえたつ」という表現がふさわしいほどの外観だった。

 中に入ってみると、ヨーロッパで良く見られる教会そのものだと感じた。外観通り、天井は高く、いくつかの宗教画や小さな祭壇、ステンドグラスが目に入った。また、天井からはファイト・シュトス作の「受胎告知」のレリーフが吊るされていた。更に、祭壇の横には、「聖体安置塔」と名付けられた塔があり、その塔を作った彫刻家のアダム・クラフトの像がひざまづいていた。

 聖ローレンツ教会は、第二次世界大戦で空襲を受けながらも、戦後に見事な修復が行われている。日本の寺院や神社などにも芸術作品があったり、建物が修復されたりしているので、宗教と芸術の関係性はどこも同じなのかもしれないと思った。

 私が個人的に気になったのは、実は、宗教画や彫刻などよりも、窓にはめこまれた美しいステンドグラスだった。一枚一枚違う絵が描かれているのである。まるでタロットカードのようだと思った。大量生産などできない時代に描かれたものなので、おそらく莫大な時間を掛けて作られたのだろうと思った。

 他にも、普段、教会には足を運ばない私には珍しいものがあった。告解室である。きれいに並んだ告解室を見て、映画『私は告白する』を思い出したのだった。

撮影した写真:

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タロットカードのようなステンドグラスが美しい、ゴシック様式の聖ローレンツ教会

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 日本にいるときは、宗教と芸術が結び付いていることをさほど意識してはいなかったのですが、ヨーロッパの教会でこれらの芸術作品を目にすると、宗教と芸術が深い関わりを持っているのを感じずにはいられませんでした。

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2017.09.11

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』

ノイシュヴァンシュタイン城で来年のカレンダーを撮影するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m アメリカのハリケーン、大丈夫でしょうか。今日の関西地方はとても暑いです。私は、仕事中にゆでだこになりそうでした。そして、今はテントの中にいますが、朝方、雨が降るというので、テントの入口を閉めています。暑いです。(苦笑)


Womaningold

 夏休みが始まる前の英会話のレッスンのときに、イギリス人講師が、
「ウィーンに行くなら、行く前に必ず観ておくべき映画があるよ」
と教えてくれた。それが本作だった。しかし、それを聞いたのが出発の二日前だったので、映画を鑑賞する時間は取れなかった。

 帰国してから最初の英会話のレッスンのときに、私がウィーンの美術館でクリムトの絵を鑑賞したことをイギリス人講師に話すと、またまたこの映画のことが話題に昇った。私は、出発前に観る時間が取れなかったので、近いうちに鑑賞するとイギリス人講師に約束した。そして、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞できることがわかったので、その週末の九月二日に鑑賞したのだ。

 鑑賞しながら、様々な想いが私の中を駆け巡った。まず、一番最初に投げ掛けたいのは、「美術館に飾られている絵は、本当は誰のものなのだろう?」という疑問だった。

 それが写真であるならば、いくらでも複製できる。しかし、絵はたった一枚しかない。そして、その絵は、画家がモデルを見ながら描いたものであり、わざわざ画家に描いてもらったのであれば、絵を描いてもらった代金を画家に対して支払う。それは、例えば街角などで似顔絵を描いて生計を立てている人に、自分の似顔絵を描いてもらう状況とあまり変わらないだろう。

 しかし、自分の似顔絵を描いてくれた画家がのちに有名になり、絵の値段が吊り上がってしまったら? 更に問題を複雑にしているのは、かつては一般の家庭に飾られていたはずの絵が、ナチスによって強引に奪われしまったということである。このことには憤りを感じずにはいられない。もしも、絵が奪われたりしなければ、クリムトが描いたその絵は、その家の家宝になっていたはずなのだ。

 もともと肖像画というものは、非常に個人的なものであると私は思う。しかし、肖像画が多くの人たちの目に触れることで、時には世界的にも有名な肖像画となり、どんどん価値が上がって行くものも中にはある。そういうことについて、考えさせられる作品だった。

 本作の中にも登場するベルヴェデーレ宮殿の美術館は、まさしく私たちがこの夏休みに足を運んだ美術館だった。本作の中に登場する『黄金のアデーレ』という肖像画も、かつてはこの美術館に展示されていたようだ。確かに、私たちはここで『黄金のアデーレ』を鑑賞してはいない。クリムトの他の作品はいくつかあったが、『黄金のアデーレ』はそこにはなかった。それがこの物語の答えとなるだろう。

 本作で、『黄金のアデーレ』とゆかりのあるオーストリア出身の女性を、イギリス人のヘレン・ミレンが演じている。彼女のドイツ語なまりのアクセントが非常に良く、味が出ている。もはや彼女以外に、この役は考えられないほどだ。

 本作は、実際に起こった出来事をもとに作られているようだが、かつては所有していたはずの名画を取り戻すのは、とにかく根気のいる戦いだったに違いない。それでも、本気で戦った二人には、今の未来が見えていたのではないだろうか。だからこそ、このような結末を迎えることができたのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちは美術館で、多くの肖像画を鑑賞しています。しかし、最初は、それらはあくまで個人的なものなのですよね。おそらくですが、自分の描いた絵が有名な美術館に飾られることは、画家にとっては喜ぶべきことでしょう。しかし、肖像画を描いてもらった人にとってはどうなのでしょうか? やはり誇らしいことなのでしょうか。自分の肖像画ならば、手元に取っておきたい気持ちがあるのではないかと思いました。ましてや、肖像画を描いてもらった人が亡くなってしまえば、その肖像画は、遺族にとって、大切な想い出の品となるのです。

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2017.08.26

クリムトの『接吻』に涙する

まさかの夢が叶ったの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私たちのドイツ・オーストリア旅行もいよいよ終盤を迎え、日本時間の今夜、飛行機に乗って帰国します。ウィーンには二泊しました。昨日、ウィーン市内を観光し、クリムトの絵を見て来ました。今日はそのことについて書いてみたいと思います。


 私は絵画にそれほど詳しいわけではない。しかし、絵画に詳しくなくても、どうしても惹かれる作品というのはいくつかある。クリムトの『接吻』もその一つだ。ウィーンにその『接吻』が展示されている美術館があるというので、私たちは市電を乗り継いで、その美術館に足を運んだ。

 美術館と言っても、実際には、ベルヴェデーレ宮殿という宮殿の中の上宮というエリア内にある。チケットを購入するときにどのチケットを購入すればいいのか少し迷ったが、チケットカウンターで「クリムトを見たい」と言うと、どのチケットを購入すればいいか、チケットカウンターの方が案内してくださった。

 宮殿の美しい庭を横目で見ながら、美術館の中に入った。〇階(ゼロ階、イギリスで言うところのグランド・フロアだと思う)、一階、二階まであり、クリムトの絵は一階(日本で言うところの二階)に展示されていた。

 『接吻』の他にもクリムトの作品がいくつも展示されていたのだが、『接吻』の前にはたくさんの人たちがいて、作品に見入っていた。それくらい、惹き付けられる作品だということだ。

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撮影した写真はこちら:

 日本の美術館は、展示室が暗く、写真撮影も禁止されているが、ヨーロッパの美術館は展示室が明るく、写真撮影も許可されている。ただし、作品によっては写真撮影が禁止されているものもあるので注意が必要だ。クリムトの作品に関しては、私が体験した限りでは、撮影可能だった。(監視員もすぐ傍にいて、私を含めた複数の人たちが作品を写真撮影していたが何も言われなかった)

 『接吻』は、男性が女性に接吻をしているという作品なのだが、何故かこの絵を見ていると涙が出て来るのだ。解釈の仕方にはいろいろあるようだが、私がこの絵から感じたことは、接吻をしているこの男性は、接吻をしている女性に対し、真の愛情を示しているということだ。そして、女性はただただ男性の愛情を受け入れ、至福を感じている。そこには愛だけがあり、欲望はない。だから涙が出て来るのかもしれない。

 『接吻』があまりにも有名な作品だからなのか、展示室の隣の部屋に写真撮影用の『接吻』があり、『接吻』と一緒に記念撮影ができるようになっていたので、私もガンモに撮ってもらった。

 展示室には、他のクリムトの作品も展示されていた。それらの中で、『接吻』の次に気に入ったのがこの作品だ。タイトルは『アダムとイブ』だそうだ。

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 閉館一時間前の駆け込み鑑賞だったため、その他の作品をじっくり鑑賞する時間がなかったのだが、そのために入場者もそれほど多くはなく、クリムトの作品に関してはじっくり鑑賞できたと思う。たくさんある展示物の中で、クリムトの作品はダントツに輝いていた。彼が一般の人とは異なる感性を持ちながら、生きて来たのだとわかった。旅行の最後の日にふさわしい芸術鑑賞だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いくつもの広い展示室にたくさんの絵画が展示されていました。駆け足の鑑賞になってしまいましたが、満足しました。

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2015.03.15

平面を立体に見せる「トリックアート展」

おいしい玉造(たまつくり)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m この週末は、劇場で三本の映画を鑑賞して来ました。また映画の鑑賞ポイントが貯まりそうです。そして、今日はガンモと一緒にフリーマーケットに出掛けて来ました。売るほうではなく、買うほうです。アクセサリなどを購入しました。フリーマーケットは午後に足を運ぶと、かなり安く購入できますね。

 地下鉄の長堀鶴見緑地(ながほりつるみりょくち)線に乗り込んだ私たちは、心斎橋(しんさいばし)で降りた。そこから少し歩いて大丸心斎橋店に足を運び、イベントホールで行われていた「トリックアート展」を鑑賞した。

 通常、芸術作品が展示されている場所では、写真撮影が禁止されているところが多い。しかし、この「トリックアート展」の案内サイトには、「カメラをお持ちください」と書かれていた。何故なら、展示されていた「トリックアート」は、作品と一緒に記念撮影をすることで楽しむことができるからだ。というのも、「トリックアート」自体は平面で作られているのだが、撮影する角度を工夫することによって、あたかもその場所にいるかのように、写真が立体に写るからである。

 開催直後の週末ということで、会場内はものすごい人たちで賑わっていた。「トリックアート」はいくつも展示されているのだが、これほど混雑した状態で、特定の「トリックアート」の前に立ち、それなりのポーズを取って記念撮影をするのははばかられた。ポーズを取っているところを他の人たちに見られることにもなる上に、ポーズが決まるまで、その「トリックアート」の前で記念撮影をしたがっている他の人たちを待たせてしまうことにもなるからだ。もっと人が少なければ、それなりにポーズを取って楽しめるのにと思うと、ちょっぴり残念だった。

 それでも、例えば東京タワーの作品の前では、何人かの人たちが列を作って並んでいた。表現力のある人たちは、平面の東京タワーにつかまるようなポーズを撮り、その様子を他の人が撮影してあげていた。東京タワーを下から見上げるような形で撮影すると、「トリックアート」そのものは平面の東京タワーなのに、あたかも本物の東京タワーに上っているかのような写真を撮影することができるのである。

 また、動物が帽子をくわえている「トリックアート」も展示されていた。その「トリックアート」の帽子の下で、あたかも自分の帽子が動物に奪われてしまったような表情をすれば、これまた面白い写真が出来上がるのである。

 おそらく、もともと関西生まれの方たちは、自己表現力に恵まれているので、こうした場所で恥ずかしさを感じることなく、写真撮影をすることができるのだろう。しかし、四国生まれのシャイな私たちは、「トリックアート」の前で創造的な写真を撮ることができず、「トリックアート」をただ眺めるだけに留まってしまったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、平面を立体に見せる「トリックアート展」をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こんなにもたくさん人がいるとは思っていなかったので、会場内に足を踏み入れたときは、正直言って面食らいました。平日に足を運んだほうが良かったかもしれません。大勢の人たちが見守る中で面白い写真を撮影することができた方たちは、表現力のある方たちだと思います。

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2014.11.04

稲わらアートのイノシシ

海に面した下灘駅と鉄道レストランの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。まちのオフィスでは、十月いっぱいまでクール・ビズ期間中でしたので、男性はノーネクタイで出勤できていましたが、十一月になりましたので、今日からネクタイと上着着用となりました。有り難いことに、女性の服装はこれまでと変わりません。(笑)オフィスも秋の装いといったところでしょうか。この時期は、外は寒いのに、電車の中や建物の中は暖かいので、薄手のコートを脱ぎ着するよりも、ショールで調整するのが楽ちんです。さて、ゆうべ遅くに実家から帰省しました。今回の記事は、海に面した下灘駅と鉄道レストランの続きをお届けします。

 ガンモによると、愛媛県今治(いまばり)市玉川町鈍川(にぶかわ)に、稲わらアートのイノシシが展示されているそうだ。何でも、武蔵野美術大学の教授と地元の方たちが共同で作り上げたアートらしい。ガンモが「帰省するか」と言い出したのは、実はこのイノシシを見たいと思ったことがきっかけのようだ。

 鈍川というと、子供の頃に家族や従弟の家族らと一緒に出掛けた鈍川温泉を思い出す。確か、あのときは宿泊ではなく、日帰り温泉を利用したように思う。釣堀があり、叔父らが釣りを楽しんでいたのを覚えている。その近くに稲わらアートがあるのかと思い、私たちは鈍川温泉に向けてカングーを走らせた。しかし、鈍川温泉には稲わらアートのイノシシは見当たらなかった。

 ガンモ曰く、インターネットで見た記事には、稲わらアートのイノシシがある正確な住所が書かれていなかったらしい。しかし、どうやら県道沿いにあるらしいので、鈍川温泉辺りをカングーで走っていれば、やがて見付かるのではないかと思っていたようだ。

 ところが、こっちだろうか、あっちだろうかと、迷いながらあちこち走り回ったが見付からない。仕方がないので、地元の方に尋ねてみることにした。最初、ガンモが若い男性に尋ね、稲わらアートが展示されているだいたいの方向はわかった。しかし、途中で道に迷ってしまったので、今度は私が地元のおじさんに尋ねた。おじさんは、
「イノシシな、この道(県道)をずーっとまっすぐ行ったらT字路になっとるから、そこの左側にある」
と自分の手にT字路を示しながら、伊予弁で教えてくれた。今治の人は、イノシシを発音するとき、「イ」にアクセントを付けるようだ。ちなみに、私の実家方面では、「ノ」に緩いアクセントが付く。

 さて、おじさんに教えていただいた通りにカングーを走らせたのだが、走っても走ってもT字路は現れなかった。ひょっとすると、既に通り過ぎてしまったのではないかと私たちは不安になった。それでも、おじさんを信じて更に走って行くと、道端に車を停めて、車から降りる人たちの姿を見掛けた。ひょっとして・・・・・・と思い、身を乗り出してみると、その先にT字路があった。ここだ!

 私たちは、その方たちに続いてカングーを停め(道端に車を停められるくらいのスペースがあった)、その方たちが歩いて行った方向に歩いて行った。すると、あっちにもこっちにも、道端に車を停めている方たちがいらっしゃる。やっぱりここだと思い、わくわくした。そして、おじさんに言われた通りにT字路の左側を見てみると、そこには巨大なイノシシが居たのだ。

 稲わらアートのイノシシは、想像していた以上に大きかった。使われているわらもかなり詰まっているように見えた。まるで魂が吹き込まれているかのような存在感のあるイノシシだった。身体のふくらみもやけにリアルだった。これは素晴らしいアートだと思った。

 どうやら稲わらアートのイノシシが展示されていることは、全国版のニュースで流れたらしく、たくさんの方たちが道端に車を停めて、稲わらアートのイノシシに見入っていた。ニュース記事によると、イノシシの製作には八日間も掛かっているそうだ。

 こうしたアートは、いつも私たちを楽しい気持ちにさせてくれる。地元の人たちにとっても、身近でわかりやすい対象が選ばれているので、製作にも参加し易かったのではないだろうか。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、稲わらアートのイノシシをご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m はっきりとした場所がわからなかったので、ずいぶん迷いましたが、地元の方に尋ねて良かったと思います。これから足を運ばれる方は、県道沿いに車を走らせ、T字路を目指してください。(笑)

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2014.09.27

脳を休ませる

ホットヨガ(四〇四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。仕事の忙しさもあったのですが、神戸市長田区の事件で受けた衝撃があまりにも大きく、なかなか記事を書くことができませんでした。何故、このような事件が起こってしまうのか、逮捕された容疑者が本当に事件に関わっているのかなど、いろいろ考え込んでいました。そして、今日は御嶽山(おんたけさん)が噴火したそうですね。御嶽山の周辺にお住まいの皆さま、お怪我などはありませんでしょうか。紅葉が始まったとかで、山頂付近で噴火に巻き込まれた方たちもいらっしゃるようですね。御嶽山の噴火により大怪我をされた方たちが回復されるよう、お祈りしています。

 ようやく、仕事の忙しさのピークが過ぎた。仕事がとてつもなく忙しかったときは、ある作業をしているときに別の作業が割り込みとして入り、自分が抱えている中途半端なタスクがいくつも生まれてしまうような状況だった。やはり、一つのタスクに集中できる状態が一番望ましい。コンピュータはマルチタスクで動作することができても、私たち人間がマルチタスクで動くのは非効率だと思う。

 もともと私は、自宅で「ガンまる日記」の記事の下書きをするときに、YouTubeで「自然の音」を検索して、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどの音をパソコンで再生していた。そうすることで、文章を書く作業に集中できるからである。私は、それらの音を通勤途中や仕事の昼休みにも聴きたいと思い、Freemake YouTube to MP3 Boomを使っていくつかの自然音をmp3化して、mp3プレイヤーに送り込んだ。それらの自然音の中で、私が最も癒されたのは、何と、雨音が録音されたものだった。

 仕事が忙しかったときに、この音をヘッドフォンで聴くと、とても癒された。実際には、これだけの大雨が降ると、自転車で通勤している私はびしょ濡れになってしまうというのに、仕事が忙しいときは、この雨音が私を癒してくれたのだ。実に不思議なものである。

 また、今日はガンモと一緒に、とある博物館に足を運んだのだが、いつもよりも展示されている絵を念入りに鑑賞することができた。仕事が忙しいときには、頭の中にたくさんのものが詰め込まれていて、消化不良を起こしていると思うのだが、自然の音や芸術は、そうした脳の疲れを解放し、癒してくれるものだとわかったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ずっと以前に、仕事が忙しいときは、デジタルカメラを仕事に持参して、通勤途中の風景をデジタルカメラに収めていました。しかし、今ではデジタルカメラを職場に持参することは気が引けます。自然の音や芸術は、癒しを与えてくれると思いますので、皆さんも、忙しいときには、パワーを分けてもらってくださいね。

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2013.02.02

砂の美術館

映画『レンタネコ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 二月とは思えないほど暖かいですね。北海道で震度五強の大きな地震があったと聞いて驚いています。私たちはちょうど一週間前に、飛行機会社のマイルを消費するために北海道の釧路と網走に出掛けていました。今回の地震で、釧路は震度五強のエリアでした。地震により大きく揺れた北海道にお住まいの皆さん、お怪我などはありませんでしょうか。大きな地震ですので、どうかこれからもご注意くださいね。それでは、しばらく時間が空いてしまいましたが、「かろいち」の親ガニ汁無料サービスの続きを書かせていただきます。

 そのあと私たちが向かったのは、鳥取砂丘のすぐ近くにある砂の美術館である。既に駐車場がいっぱいで、砂の美術館にカングーを停めることができなかったので、私たちは上にある砂丘センターの無料駐車場にカングーを停めて、砂の美術館まで少しだけ歩いた。上の駐車場にカングーを停めたため、砂の美術館へも上からの入場となった。

 砂の美術館には、砂を使って創り上げた数々の芸術作品が展示されている。私たちが訪れた十一月下旬は、イギリス編が開催されていた。すなわち、砂で創られたイギリスにまつわるものたちが展示されていたのである。

 実のところ、期待はしていなかったのだが、最初に、屋外に展示されている作品を見て驚いた。砂はすぐに崩れてしまうというイメージがあるのだが、そんな儚いはずの砂を利用して、これほど熱心に完成度の高い芸術作品を創り上げているとは・・・・・・。

 そして、メインの展示室に足を踏み入れて、更に驚いたのだ。そこには、一目見てイギリスとわかる、砂でできたいくつもの芸術作品が展示されていたからである。その中には、私たちが実際にロンドンで見て来たロンドンの公衆電話ボックスや二階建てのバス、ロンドンタクシーなども含まれていた。

 これほどの芸術作品が揃っているのであれば、駐車場がいっぱいだったとしても不思議ではない。ここに足を踏み入れた人たちは、ため息を漏らしながら、夢中でシャッターを切っているのだろう。そんな我をも忘れる時間をここで過ごすことになるために、駐車場はなかなか空かないのだ。

 私たちは、この儚い芸術作品にしばらく見入っていた。そして、メインの展示室を上からも見下ろすべく上の階から眺めてみた。なるほど、素晴らしい。砂で出来た芸術作品を間近で鑑賞できるだけでなく、上からも全体を見渡すことができるようになっているのだ。鳥取砂丘に足を運ぶなら、この美術館にも足を運ぶべきだろう。

 私たちは、しばらくの間、砂の美術館で感動を味わったあと、満足したので、ようやく帰路についたのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、の美術館をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 旅行アルバムのサイトには、敢えてコメントを入力しませんでした。そのほうが、先入観を植え付けることなく、これらの芸術作品を鑑賞できるだろうと思ったからです。現在、既にイギリス編の展示は終了してしまったようですが、きっとまた新たな芸術作品が用意され、訪れた人たちを感動させてくれるのでしょう。

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2011.03.08

平日の夜の美術館

ホットヨガ(二二六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。一連の四つん這いのポーズの中で足りないポーズがあったので、レッスンのあとでインストラクターに、「足りないポーズがありましたね」と言おうかどうしようか迷っていました。骨盤コースのレッスンを作ったと言われている南森町店のインストラクターのもとで骨盤コースのレッスンを受けていた私としては、ひどく気になりますから。(苦笑)結局、言わなかったのですが、何故、ポーズが省略されてしまっているのか謎ですね。(苦笑)

 もう何ヶ月も前のことだが、去年の夏休みにガンモと出掛けたオランダのアムステルダムでゴッホ美術館に行きそびれてしまったので、昨年末まで兵庫県立美術館で開催されていたザ・コレクション・ヴィンタートゥールに足を運ぶ予定であるとここで宣言していた。皆さんへのご報告がすっかり遅れてしまい。恐縮だが、年末のある金曜日の夜に、ようやくこれが実現した。

 私は、このザ・コレクション・ヴィンタートゥールの前売券を早々と金券ショップで購入していた。金券ショップは、青春18きっぷを購入したり、劇場で販売されている前売券よりも安く売られている映画の鑑賞券を購入したりするのにしばしば利用している。しかし、金券ショップでザ・コレクション・ヴィンタートゥールの前売券を購入していたにもかかわらず、財布の奥のほうにしまっておいたために、私は前売券を購入していることをすっかり忘れてしまっていた。そして、この企画展が終わる少し前になってようやく前売券を購入していことを思い出し、慌てて仕事帰りに兵庫県立美術館へと立ち寄ったのである。

あらかじめ、金券ショップで購入していた前売券

 いやはや、仕事帰りに立ち寄ったと簡単に書いたが、実は、兵庫県立美術館がどこにあるのか、おおよそは把握していたものの、実際に足を運んだのは初めてのことだったので、辿り着くまでに時間が掛かってしまった。というのも、兵庫県立美術館は神戸の繁華街からは少し離れたところにあるからだ。私は、三宮から路線バスを利用したのだが、路線バスの乗り場がわからず、あちらこちらをうろうろ歩き回ってようやく見付けて路線バスに乗り込んだ。金曜日の夜を選んだのは、開館時間が金曜日の夜だけ二十時まで延長されていたからだ。

 路線バスを降りて少し歩くと、裏口のようなところがあったので、そこから入った。見ると、前売券と同じゴッホの絵が描かれたポスターが貼られていた。

裏口のようなところに貼られていたポスター

 兵庫県立美術館の企画展室は、コンクリートの空間で出来ていた。吹き抜けの階段で昇る高いところにあり、企画展室の入口に辿り着くまで階段になっているので、高所恐怖症の人はちょっと辛いと思う。

三階まで階段を昇って行く

 さて、中に入ってみると、そこには明るく、そして広い空間が広がっていた。しかも、平日の夜だからだろう。利用客はそれなりにいるものの、作品を鑑賞するのに差し支えない程度である。これまでに二回ほど足を運んだ神戸市立博物館は、作品保護のために館内も暗く、作品の前にも近寄れないほどの混雑ぶりだったが、平日の夜の兵庫県立美術館は穴場的存在だと思った。

 ただ、今回足を運んだザ・コレクション・ヴィンタートゥールは、ゴッホの作品がいくつも展示されているわけではないことに気が付いた。ほとんど、前売券に印刷されている作品だけだったように思えた。そのため、「これはやられた!」と思ったのだが、ゴッホ以外にも様々な近代画家たちの作品を鑑賞することができた。しかも、作風の異なる作品が多く、短時間のうちに様々な世界をトリップしたような感覚に陥った。

 私が最も気に入ったのは、ジャン・ブロエ・ニーストレという画家の『湿原のアカアシシギ』という作品だった。絵としての密度の高い作品の前に立ち尽くし、しばらく見入ってしまった。一体この作品の描き手は、何時間くらい、キャンバスに向かってこの絵を描き続けたのだろうと思った。

 他にも気になったのは、ルネ・マグリットの『失われた世界』という作品だった。物が実際に何であるのかは、名前によって現されるものではないというコンセプトのもとに描かれた作品である。ルネ・マグリットというと、これまた皆さんにご報告していなかったが、二年前に訪れたベルギーで、マグリットのアトリエだったルネ・マグリット・ミュージアムを訪れている。そのことについて、いつか皆さんにご報告したいと思いながらも、二年の歳月が流れてしまっている。

 インパクトがあったのは、アンリ・ルソーの『赤ん坊のお祝い!』で、この記事の三枚目に貼り付けている写真の絵である。手にプレゼントを抱えているはずなのに、何故、ここに描かれている子供は不機嫌なのか、想像力を掻き立てられる作品である。本当はプレゼントをもらってうれしい瞬間のはずなのに、直ちに絵の被写体にされたからなのだろうか。会場で売られているいくつかのグッズには、この絵が入っているものがあったので、私はチケットを収める小さなクリアファイルとバッグを購入した。

 ザ・コレクション・ヴィンタートゥールは、近代美術を中心とした企画展で、これまでまとめて鑑賞することのできなかったと言われている九十点の作品が展示されていた。ただ、やはり美術館の企画展として成り立つ規模なので、実際にヨーロッパの美術館を訪れて鑑賞するよりもずっと規模が小さい。そのため、日本には厳選された九十点がやって来ているはずで、それだけに、それら九十点の作品の中から全体を感じ取るのは、私には難しかった。また、金曜日の夜は開館時間が二十時までだったとは言え、路線バスに乗るまでに時間を費やしてしまったために、実際に館内で過ごしたのは一時間足らずだったように思う。美術館は、駆け足で回るものではなく、ゆったりとした時間を過ごすために出掛けて行きたいものである。しかし、やはり日本でそれを実現するのは難しいような気もしている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この企画展の終了間近に足を運んだことと、平日の夜だったことで、これまでの慌ただしい感覚からすると、比較的ゆったりと鑑賞できたと思います。何しろ、神戸市立博物館では、作品に近付くことすらできませんから。(苦笑)神戸市立博物館と違い、兵庫県立美術館は、館内も明るくて良かったのですが、やはり企画展という小さな規模ではなく、もっと多くの時間を費やして、もっと多くの作品に触れたかったと思います。できれば美術品を鑑賞するだけのたくさんの時間があり、館内には大きなソファが用意されていて、ため息をつきながら贅沢な時間を過ごしたいと思いました。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2010.10.31

ゴッホやレンブラントには遠くても、大型チェスに癒される

映画『ベスト・キッド』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ジェイデン・スミスは、実の父のウィル・スミスと映画『幸せのちから』で共演していたそうですね。私は、映画『幸せのちから』を鑑賞していないので、本作で初めて彼の存在を知りました。今回は、ジャッキー・チェンとの見事なコンビネーションを見せてくれましたが、やはりカンフーの先生という役柄だっただけに、実の父のウィル・スミスが相手役というわけには行かなかったのでしょうね。

 今、兵庫県立美術館で、にスイスのヴィンタートゥール美術館からやって来たゴッホの作品が特別展として展示されている。実は、この特別展に足を運ぼうかどうしようか、ずいぶん迷っているところだ。

 今年の夏休みにガンモと二人でアムステルダムに出掛けたとき、ゴッホ美術館に入ろうとして、あまりにも長い入場待ちの列に挫折してしまった苦い思い出がある。そのときは、ゴッホがこれほど人気のある画家だとは思っていなかったので、前売り券を購入することもなく行き当たりばったりでゴッホ美術館をを訪れようとしてしまった。しかし、その入場待ちの列の長さから、ゴッホの人気の高さに驚き、あとになってからじわじわと彼の偉大さを実感するようになった。そして今では、あのとき、長い長い入場待ちの列を根気強く待ち続けてでも入場しておくべきだったと、ひどく後悔しているのだ。

アムステルダムのゴッホ美術館で入場待ちをする観光客

 現在、兵庫県立美術館に来ているのは、私たちが行きそびれたゴッホ美術館所有の作品ではなく、スイスのヴィンタートゥール美術館所有の作品である。おまけに、兵庫県立美術館は、神戸市内ともいえども少し不便なところにある。各駅停車しか停まらないJRの最寄駅からかなり気合を入れて歩くか、三宮から路線バスを利用するかしないと行けないので、どうしても腰が重くなってしまうのだ。そんな理由から、兵庫県立美術館の近くに大型映画館があるというのに、これほど映画好きの私でさえも、ほとんど足を運んでいないのである。

 ゴッホ美術館の入場待ちの行列があまりにも長かったので、私たちは近くにあるミュージアム広場でしばらく途方にくれていた。そこには、I amsterdamと書かれた大きなオブジェと人口池があった。「私はsterdamです」と言いながら、実はAmsterdamと掛けているのだ。sterdamという単語が何か意味を持つ単語なのかどうかは知らないが、これと同じロゴ入りのお土産があちらこちらで売られているのも見掛けた。

ゴッホ美術館のすぐ近くにあるミュージアム広場にあったI amsterdamのオブジェと人口池

 このオブジェの近くには、ゴッホ美術館のお土産売り場があった。品のいいものが売られてはいたのだが、ゴッホ美術館に入ってもいないのにお土産だけを買うのは少々気が引けたので、迷った挙句、何も買わなかった。

 私たちは肩を落としながら、ゴッホ美術館のすぐ近くにある、レンブラントの作品がいくつも展示されている国立博物館への見学も見送り、アムステルダム市内を散策した。その中で、面白かったものをご紹介しよう。

町の小さな広場で、大型チェスをしている人たち

 ご覧のように、町の小さな広場で、大型チェスを楽しんでいる人たちを見掛けた。西洋の人たちがチェスをするのは知っていたが、このような大型チェスを使って楽しんでいるとは思わなかった。確か、映画『ハリー・ポッター』にも、大型チェスをするシーンがあるが、あのシーンは決して映画のために作られたシーンではなかったということになる。チェスを日本の同等のものに置き換えるとするならば、やはり、将棋だろうか。皆さんも想像してみて欲しい。町の小さな広場で、大型将棋を楽しんでいる人たちがいるとすれば、ついつい立ち止まって見入ってしまうのではないだろうか。私たちもその光景を想定して、しばらく立ち止まって、大型チェスが行われている様子を見守っていた。

 ゴッホやレンブラントには遠かったが、大型チェスは近かった。大型チェスのおかげで、ちょっぴり癒されたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 兵庫県立美術館がもっと交通の便のいい場所にあれば助かるのですが、考えてみると、アムステルダムのゴッホ美術館のほうが、もっと交通の便は悪いんですよね。(苦笑)とは言え、足を運ぶならば、ちょっと気合を入れて行かなければなりません。もし、開催中に足を運べるようであれば、またご報告したいと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2010.08.29

エッシャー・パレス博物館

映画『星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私は、海辺に倒れていた美海が目を覚ましてからも、毎日同じ白いドレスのような服を着ていたことがやけに気になってしまいました。きっと、美海にとってはその服しかなかったのでしょうが、暑い沖縄で、汗まみれになったりしないのだろうかと心配になってしまったんですね。何しろ真っ白な服ですから、一日着ただけでも汚れが目立って来ると思うのですが、美海の周りの人たちが美海の服について注意を払ったのは、何日か経ってからのことでしたので、やはりそういうところが映画なんだなあと思いました。(苦笑)

 マウリッツハウス(マウリッツハイス)美術館で「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞した日、マウリッツハウス美術館のすぐ近くにあるエッシャー・パレス美術館にも足を運んだ。

 騙し絵で知られるエッシャーは、実際には存在し得ない空間を描いたり、見方を変えれば別のものに見えて来る作品を描くのが得意である。

 私がエッシャーの作品に触れたのは、確か六年前の夏に長崎のハウステンボスを訪れたときのことだった。それ以来、エッシャーはオランダ出身の芸術家なのだと私の胸に強く刻まれていた。そのときは、よもや自分自身がオランダまで出掛けて行って、エッシャー・パレス博物館に足を踏み入れようとは夢にも思っていなかったはずだ。

 入口で入場料を支払い、中に入ると、リュックなどは地下のコインロッカーに預けるよう案内された。そのコインロッカーとは、私のために一ユーロを入れたコインロッカーを譲ってくれようとしていると勘違いしてしまった、いわくつきのコインロッカーである。

 地下にはコインロッカーだけでなく、トイレやクローゼットもあった。それだけではない。どういうわけか、顔抜きがあったのだ。何を隠そう、私は大の顔抜きファンで、旅先でせっせと撮り溜めた顔抜きの写真を別ブログでも公開しているくらいなのだ。私は、何故そこに女性の顔抜きがあるのかわけもわからずに、夢中でカメラに収めた。

 エッシャー・パレス美術館は、フラッシュを焚かなければ、作品を撮影することが許可されていた。私は、旅の思い出を少しでも写真に残しておこうと、一つ一つの作品を一生懸命カメラに収め始めたのだが、あまりにも作品の数が多いために、途中で挫折してしまった。それに、写真を撮影していると、写真に収めたという安心感から、作品をじっくり鑑賞することを忘れてしまう。いや、作品を鑑賞することよりも、写真を撮影することに専念してしまうと言ったほうが正しいかもしれない。かつて、コンサートに参加したときに、演奏されている曲目を順番にノートに走り書きで書き留めていたことがあったが、まさしくその行為と似ている。確かに記録は残るのだが、「今、その時」を楽しむことができないのだ。

 エッシャー・パレス美術館は、こじんまりとした美術館ではあるものの、部屋がいくつもあり、そこにエッシャーの作品が贅沢に並べられていた。年代順に並べられていたのだとすると、少しずつ作風が変わって来ているのが良くわかった。特に、エッシャーが自らの作風を確立させるにあたり、気付きを得たであろう作品に出会えたときはうれしかった。何故なら、それ以降の作品で同じような手法が使われているため、明らかに彼がその時点で気付きを得たことがわかるからだ。

 すべての作品を鑑賞し終えたあと、私は入口付近にあった紙を手に取ってみた。エッシャー・パレス美術館を訪れている子供たちがその紙を持っていることは知っていたが、どうやらその紙には、作品にちなんだクイズが書かれているようだった。子供たちは、エッシャーの作品を鑑賞しながらクイズに答えるというわけだ。私がその紙を手に取って見ていると、美術館のスタッフがやって来て、
「それは子供向けなんですよ」
とおっしゃった。それを聞いた私が、持っていた紙を元の場所に戻そうとすると、
「いえいえ、どうぞお持ちください」
と言ってくださったので、記念にありがたく頂戴した。

 コインロッカーに預けた荷物を取り出して、外に出てみると、近くの公園でアンティークマーケットが開催されていた。ご存知のように、私は日本にいるときも、わざわざ大阪や京都の骨董市に足を運ぶくらい、古いものが好きである。海外でアンティークマーケットに出会えたのだから、できればゆっくり見て回りたい。しかし、私たちはこのあと、マウリッツハウス美術館に足を運ぶことになっていた。先日も書いたように、夏のオランダは二十二時くらいまで明るいというのに、美術館や博物館はまるで申し合わせたように十七時で閉館してしまう。そのため、私たちはお昼ご飯を食べるのも惜しんでアンティークマーケットの露店の前を通り抜け、すぐ近くにあるマウリッツハウス美術館へと向かったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、エッシャー・パレス博物館をご覧ください。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちを不思議な世界へと誘ってくれるエッシャー・パレス美術館は、大きな道路沿いではなく、少し中に入ったところにありました。地図を良く見ないと、わかりにくいかもしれません。エッシャーの作品を、まとめて間近で見られるまたとないチャンスだと思います。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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