日記・コラム・つぶやき

2025.04.12

山火事の爪あと

「鎮圧宣言」に歓喜するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 朝晩はまだ肌寒いですが、春を感じられる季節になりましたね。先週末、お花見をされた方も多いのではないでしょうか。私たちは、今年のお花見は見送って、帰省していました。


 今回の帰省では、実家に一泊と松山のホテルに一泊することになった。実家から松山まで向かう途中に、勇気をふり絞って、先日の山火事で焼けてしまった場所を少しだけ車で走ってみて驚いた。山肌はもちろんのこと、国道のすぐ近くの道路脇の木々までもが、黒く焼け焦げていたのだった。山火事が発生していた当時、その国道が通行止めになっていたのも無理はない。ここまで火が迫って来ていたのだった。胸が締め付けられるような想いだった。私はその場にはいなかったが、当時、この付近にいて、山火事がどんどん燃え広がって行く様子を、やりきれない気持ちで見守っていた人たちの恐怖が伝わって来るかのようだった。

 懸命な消火活動と恵みの雨のおかげで山火事は鎮圧されたが、これで終わりではない。山火事があった場所は、土砂崩れが発生しやすい状況になってしまっているそうだ。燃えたあとの灰が溜まっている場所に雨が降ると、雨が地面までしみ込みにくい状況になってしまっているらしい。すなわち、地表から雨が下へと流れ易くなってしまっているそうだ。大げさに例えて言うならば、山火事が発生していない山がスポンジのように雨水をどんどん吸収できる山だとすれば、山火事が発生して地表が変わってしまった山は、雨水のしみ込みにくいトタン板のようなものだろうか。トタン板の山は、雨水が上から下にどんどん流れて行ってしまうため、土砂災害を引き起こす危険性が高くなるのだろう。山火事があった地域にお住まいの方たちは、大雨の時期には注意が必要だ。

 近年、あちらこちらで発生している山火事は、私たちに一体何を伝えようとしているのだろうか。最近になって、ようやくその答えがわかったような気がしている。山火事は、私たち人間が自然を破壊してしまっていることを視覚化しているだけなのではないか。自然が悲鳴を上げていることが伝わりやすいように。そう思うと、「自然よ、ごめん」という気持ちになってしまうのだった。

※私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。


※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回の山火事の鎮圧にあたり、龍神様のお力をお借りしたので、龍について少しずつ調べています。そしてわかったことがあります。西洋の龍は竜であり、口から火を吹くということです。しかも、西洋の竜は悪者らしいです。一方、アジアにおいては龍は神様で、口から水や霧を吐くそうです。西洋の竜にお願いしていたら、鎮圧できなかったかもしれませんね。(苦笑)

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2025.03.31

「鎮圧宣言」に歓喜する

イメージによる消火活動の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ミャンマーで発生した大地震の被害がすさまじいですね。突然、あのような大惨事が起こり、一瞬のうちに多くの人たちの命のともしびが消えてしまうのは、耐えがたいものです。今や、地球上のどこにいても自然災害を避けられないなら、このまま地球に住み続けていいのだろうか、とさえ思ってしまいます。かと言って、より安全な星に連れて行ってくれる宇宙船があったとしても、それに乗る勇気もないのですが・・・・・・。答えを見つけるために、瞑想の時間を持ちたいと思います。


 今日、今治市長が、山火事の鎮圧宣言をした。ただ、鎮圧であって、完全な鎮火ではないようだ。それでも、すべての地域で避難指示が解除された。28日夜に降った大雨のおかげで、その翌日からは煙も見えなくなり、ドローンで複数の「熱源」が確認できるのみだったそうだ。ああ、28日の雨は本当に恵みの雨だった。実のところ、亡き母にも何度も呼びかけていた。龍神様にもお願いしていた。龍神様、本当にありがとうございます。各地から集まってくださった消防団の皆まの、夜を徹しての消火活動にも深く感謝致します。                   

 とにかく良かった。ほっと胸をなでおろしている。これだけ恐ろしい想いをしたのだから、これからは火の取り扱いには注意する人たちが増えて行くことだろう。今回の山火事では、特に「飛び火」という現象が発生し、燃えている火の粉や枯れ葉などが強風に舞って、少し離れた場所まで飛んで行き、火災の領域を広げてしまった。確かに最近、やたらと風が強い日が多い。山火事が起こっているときに強風が吹くと、「飛び火」が発生するということを学習した。「飛び火」により、住宅が燃えてしまった方には大変お気の毒だ。  

 それにしても、ほぼ同時期に岡山でも山火事が発生していたり、韓国でも山火事が多発するという不思議な現象を見逃してはいけないだろう。他にも宮崎など複数の地域で山火事が発生していたはずだ。これまでこれほど多くの山火事が発生した年があっただろうか? 私たちの知らないところで、一体何が起こっているのだろうか?

 何だか、前の記事で書いた「火、風、水、土」やCamblyのスピリチュアルな講師から教わった「東、西、南、北」、それからスノーデンが言っているという「地底人」のことなどがごちゃごちゃと頭の中で繋がろうとしている。ここのところ起こっている様々な自然災害は、新たな時代への前触れなのだろうか。


※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 鎮圧宣言は本当にうれしいです。現地の人たちも、喜んでいるはずです。ただ、今回の火事で家を失った人たちもいらっしゃいます。いろいろな痛みはあるとは思うのですが、やり直しを応援して行きたいと思います。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2025.03.25

イメージによる消火活動

夫婦そろってノロウィルスに感染の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先週末は四連休にして、ガンモと東京に出掛けていました。貯めたマイルを使って、飛行機で往復し、世田谷区のアパートを改造した民泊に三泊しました。ところが、こちらに帰って来た頃に、ガンモが「今治(いまばり)で山火事が発生している」というニュースを見つけて私に教えてくれました。私は「えっ?」と思いながらも、あまり深くは考えずにそのまま帰宅したのです。東京での話はまた別の機会に綴るとして、今回は山火事について書いてみたいと思います。


 東京から帰宅してしばらく経った頃、私のスマホから、けたたましいアラーム音が鳴り響いた。確認してみると、私の実家方面で避難指示が出ているという。「避難指示? 一体何があったんだろう? 地震でもあったのだろうか?」と思い、震える手で詳細を確認したところ、山火事の影響で、避難指示が出ていることがわかった。今治(いまばり)市で発生した山火事が、私の実家のある、西条(さいじょう)市まで迫ってきているというのだ。幸い、避難指示が出ている地域は、実家からはまだまだ遠い。しかも、途中に大きな川もある。そう簡単には燃え広がらないのではないか、と思っていた。

 その日はもう夜遅かったので、翌朝になって、まずは父に電話を掛けてみた。もちろん、父も山火事のことは把握していた。山火事が発生したという今治市長沢には親せきもいるが、父はまだ連絡していないという。果たして親せきは大丈夫なのだろうか。ひとまず、実家の周辺は大丈夫であることを確認できたので電話を切って、避難指示が出ている地域の近くに実家がある友人と、今治市に実家がある従妹にも連絡をしてみた。すると、避難指示が出ている地域の近くに実家がある友人は、その地域で避難指示が出ていることをまだ知らなかった。その後、その友人は実家に連絡をして、家族の安全が確認できたようだった。

 今治市出身の従妹によると、火は強風の影響を受けて、今治市の市街地よりも、私の実家のある西条市のほうへ伸びているという。おそらく彼女の実家のある地域は大丈夫だろうとのことだった。そして驚いたことに、山火事が発生していることを消防に通報したのは、今治市長沢に住む親せきだという。まさか、この山火事の第一発見者が親せきの人だったとは・・・・・・。

 仕事を終えて、もう一度父に電話をかけてみると、長沢の親せきに電話をかけて無事を確認し、消防に通報した話も聞かせてもらったそうだ。その親せきは、火は大きな道路を挟んで反対側で燃えているので、現在のところは大丈夫とのことだった。

 ただ、現地は風が非常に強く、火が風にあおられてどんどん広がっている状況らしい。天気予報によると、木曜日にはまとまった雨がふるらしいのだが・・・・・・。果たして、遠隔地にいる私ができることは何なのか?

 私は、夜の静かな時間に、両手の平を広げて目を瞑り、目の奥のほうで山火事の映像を思い浮かべた。その映像の上に、水を降り注ぐイメージを重ねてみる。雨がたくさん降って、延焼を抑えられるように願いを込めて・・・・・・。こうしたイメージを、夜のリラックスできる時間帯に度々重ねて行こうと思う。イメージの中では、まだまだ炎のほうが強い。その炎の上に被せるように、どんどん水を降り注いで行く。もちろん、風の動きも止める。こうして、イメージの中での消火活動を続けている。

 ところで、今治市波止浜(はしはま)に龍神様をお祀りする龍神社という神社があるらしい。しかも、今治市には竜神島という島まである。龍神様におすがりするにはどうすればいいのか? 龍神様が海の水を力いっぱい吸い込んで、火が燃えているところに海水を吹きかけるイメージをしてみる。このイメージを持ってみると、水のほうが強くなり、やがて炎の勢いが収まる。どうかこのイメージが現実になって欲しい。ただ切にそれを願う。


※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 夜通し消火活動を行ってくださっている方々には、本当に頭が下がる想いです。どうかその懸命な消火活動が実を結ぶことを、願ってやみません。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2024.01.08

車中泊のトイレ事情ほか

海外ドラマ『窓際のスパイ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 皆様、新年あけましておめでとうございます。元旦早々、能登半島で巨大な地震が発生し、多くの方たちが犠牲になりました。心よりお悔やみ申し上げます。大切な方を喪ったり、家が崩壊してしまった方たちもたくさんいらっしゃると思います。今もなお、行方不明となっている方たちの捜索が懸命に続けられています。一人でも多くの方が救助されますように・・・・・・。とは言え、命が助かっても、寒さと水不足に耐え続けていらっしゃる方たちも多いと聞いています。ニュースなどで知る限り、本当に悲惨な状況であり、今後の復旧のことを考える余裕もないと思います。そんな状況であっても、状況が少しずつ少しずつ改善され行くことを心から願ってやみません。かつて神戸や東北、熊本など、大きな地震に見舞われた地域が再生したように・・・・・・。防寒具や水を被災地に直接届けることはできないため、私もヒカキンさんの動画を見て、及ばずながらYahoo! ネット基金で募金させていただきました。


 今日は、私自身がキャンプや車中泊、テント生活を続けて来た中で得た知識をもとに、災害時に役に立ちそうな情報について発信してみたいと思う。

 被災して、自宅で過ごすのが安全ではない、あるいはペットと一緒に過ごすために、車中泊を続けていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。真冬に計画的に車中泊をする場合、私たちはおおむね以下を準備する。

・ポータブル電源(ソーラーパネルや家庭用電源から充電できるもの、走行中に充電できるものなどいろいろある)
・サンシェードまたはカーテン(車内の温度調整およびプライバシーの保護のため)
・USBライトまたはUSBランタン(USBで充電できるタイプのもの)
・厚手の寝袋
・毛布
・枕
・カセットコンロ
・水
・ネックウォーマー
・毛糸の帽子(かぶっていると暖かい)

 実はこの年末年始も、ガンモと車中泊をしながら帰省していたのだが、普段テント生活をしている私からすると、テントで過ごすよりも車中泊のほうが少しだけ暖かい。もちろん、夜寝るときは、保温対策のためにサンシェードを使用しているため、ドアや窓からの冷気をある程度シャットアウトできている。

 また、ご自宅では布団に寝ているという方も、真冬に車中泊をする場合は、布団よりも寝袋を使用したほうが暖かく過ごせるだろう。何故なら、寝袋に入ると足が外に出ない上に、布団では冷えやすい首のあたりも寝袋に付属の紐を使って絞ってしまえば、冷気をシャットアウトできるからだ。

 寝るときは、座席シートをリクライニング状態にして寝るよりも、後部座席を完全に倒してまっ平にして寝るほうが熟睡できる。その際、可能ならば、マットレスを敷いておくと良い。

 私たちの場合、トイレを使える道の駅やサービスエリアなどで車中泊をしているが、被災地で使えるトイレが限られている場合は、以下の方法でしのげる場合がある。

・大の場合は携帯用トイレを使う。携帯用トイレが手に入らない場合は、黒いゴミ袋に大量の猫砂やペット用シーツを入れて用を足す人もいるらしい。便器をダンボール箱で代用する人もいれば、100均で購入した椅子を改造して便器にする人もいる。本格的なトイレとしては、コンポジットトイレというのもある。
・小の場合は介護用の尿瓶を使ったり、計量カップ経由で大きめのペットボトルなどにいったん溜めておき、トイレに流せる状態になったらトイレに流す。

 車中泊をする際に、実際にあると便利なものをいくつか取り上げている動画を見つけたのでご紹介しておきたい。

 また、100均グッズを使って自作トイレを公開している方の動画も併せてご紹介しておきたい。

 今は自衛隊などから避難所に毛布が届けられているようだが、災害時に使える保温用のアルミシートが手に入れば、寒い避難所でも少しは暖かく過ごせるかもしれない。私は以前、真冬のテントで袋状になっているアルミシートの寝袋を使用したことがあるが、汗が出るほど暖かかった覚えがある。大量に汗をかくので、水分補給が必要なくらいだった。ただ、私が住んでいる地域は雪がめったに降らない地域なので、寒さの厳しい被災地には当てはまらないかもしれない。

 ところで、車中泊ではプライバシーは守られているとしても、今後は避難所でプライバシーを守って行くことが課題になって行くように思う。今日、見た動画に、ダンボールで作られた仮設住宅を提供する話が取り上げられていた。今後、そうしたものがどんどん普及して、より多くの方たちのプライバシーが守られ、少しでもストレスが軽減されて行くよう切に祈っている。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 羽田空港で起きた飛行機事故も私たちに大きな衝撃を与えました。残念ながら、亡くなってしまった方たちもいらっしゃいましたが、JALの乗客、乗員の方たちが全員助かったのは奇跡と言えると思います。大地震と飛行機事故という衝撃的な出来事から始まった新年ですが、みんなでサポートし合いながら、何とか前を向いていきたいですね。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2023.01.04

年末年始の帰省のこと

近況その後の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 皆さん、あけましておめでとうございます。旧年中は応援クリックなどで大変お世話になりました。いつも、とても励みになっています。本年も「ガンまる日記」をどうぞよろしくお願い申し上げます。大雪が降っている地域もあるようですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。私は年末から一週間ほど実家で過ごしました。明日、ガンモの待つ我が家に帰る予定です。


 年末年始の帰省のために、新幹線と在来線特急の自由席しか確保できなかった私は、自由席争奪戦に打ち勝つべく早めに家を出て、新大阪駅へと向かった。新大阪駅に着いてみると、思っていた以上に利用客が多く、驚いた。新幹線に乗車する前に駅のトイレを利用したのだが、トイレ周辺にはトイレ待ちの長い行列ができていた。感染者の数は非常に多いものの、今年も規制のない年末年始を迎えるということと、これまでと比べて、人々がコロナとの付き合い方をある程度心得たこともあるのだろう。

 新幹線ひかり号の自由席は、1号車から5号車までだったと記憶しているのだが、のぞみ号になってからは、1号車から3号車までに縮小されていた。わずか3両の自由席を狙って これから争奪戦が繰り広げられるのである。

 自由席の乗車口には、既に多くの人たちが並んでいた。新幹線のホームに流れるアナウンスに耳を傾けてみると、新大阪に着いた時点で既に自由席が込み合っているのぞみ号(要するに、並んでも座れる見込みが薄い)と、比較的空いているのぞみ号があることがわかった。そこで私は、アナウンスに従って、比較的空いているのぞみ号を選んで乗車したところ、無事に座ることができた。中には込み合ったのぞみ号に乗り込んで、ドア付近に立ったままの状態で移動する人たちもいた。あとでわかったことだが、私が利用した自由席が比較的空いているのぞみ号は、臨時列車だった。

 新大阪から岡山まではおよそ一時間だった。乗ろうと思っていた新幹線よりも一時間ほど早いのぞみ号に乗車して岡山に着いたのだが、在来線特急も自由席しか取ることができなかったので、岡山駅の在来線特急ホームの自由席乗車口で乗車待ちをすることにした。そのおかげで、在来線特急にも無事に座ることができた。後から並んだ人たちの中には座れなかった人たちもいたので、ラッキーだったと思う。

 在来線特急に乗り込むと、およそ二時間ほどで実家の最寄り駅に到着した。父が車で迎えに来てくれていたので、車に荷物を積み込み、買い物をしてから父と一緒に母のお墓参りをした。父は、立ち上がるときに足の痛みを感じること以外は元気そうだ。

 実家に滞在中、二人のいとこに会った。一人はかれこれ二十年以上会っていなかった従弟で、もう一人は十年近く会っていなかった従妹である。二人とも本当に久しぶりの再会となったが、立派に成長していた。従妹とはいろいろな話もして、LINEも交換した。

 他に、何人かの親戚の人たちとも会ったが、密を避けるために、いとこたちも含めて、立ち話程度にとどめておいた。そのような状況なので、地元の友人たちとは、結局誰とも会わなかった。都会から帰省する者として、友人の家に上がり込んで何時間も話し込むということは、まだ当分実現できそうにない。

 ガンモは大晦日の夜から連日仕事が入っている。私が帰省している間、大晦日以外は、ガンモと毎日Zoom会議をして来たのだが、これがなかなか面白い。無料版のZoomを利用していると、40分で会議が強制終了される(注:いったん強制終了されるだけで、何度でも接続し直して利用し続けることができる)。もちろん、強制終了される前になると、あと何分で強制終了するといった表示が出るのだが、いよいよ強制終了される直前になると、ガンモが私に慌てて手を振る。その素振りがどこか馴染みのあるものだと思っていたら、ガンモは何と、Camblyのレッスンを終えるときに私が講師に対して行っている素振りをそのまま真似ていたのである。Camblyのレッスン中に、話の途中で時間切れになりそうになると、私は慌ててて講師にあいさつをして、手を振っている。その様子をガンモも見ていて真似しているのだった。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモはなかなか面白い奴です。(笑)私たちは互いにコンピュータ業界で働いていたり、私の場合は特にオンライン英会話のレッスンも受けているので、ビデオとマイクをONにしてオンラインで会話をすることはごく当たり前のことです。しかし、私の友人たちはなかなか環境が整わないのか、もともとオンライン会議への抵抗があるのか、誘っても反応が薄いですね。(苦笑)

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.12.25

近況その後

近況いろいろの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 皆さん、メリークリスマス! あちらこちらで大雪が降っていますね。大雪の影響で停電になってしまっている地域もあるようです。北海道は、部屋の中を薄着で過ごせるくらいに暖かくする傾向にあるのではないかと思います。そのため、普段から暖房に頼っている部分が大きいのではないでしょうか。どうかガスや灯油など、電気以外の手段で暖を取ることができますように・・・・・・。換気対策が行き届いているならば、薪ストーブという手段もあるかと思います。ちなみに私たちは、真冬に電源を使用できないキャンプサイトでキャンプをすることがあります。そのときに使用しているのは灯油を使ったストーブ(もちろん、換気対策はしっかり行います)、豆炭あんか、厚手の寝袋などです。スマホの充電などは、車のバッテリを使用していたこともありました。また、私がルーフバルコニーのテントに住んでいたとき、テントの中では暖房器具を使用していなかったので、冬の間はとにかく厚着をしていました。寒い地域の寒さとは比べものにならないとは思いますが、何とか暖を取る方法を見出して、少しでも温かく過ごせますように・・・・・・。


 先日の記事に書いた「従兄が敗血症になった件」について、記事を書いた数日後のことである。従兄を攻撃している細菌の種類を特定することができたため、処方すべき抗生物質が見付かったとの連絡を受けた。適切な治療を受けた従兄は、おかげで退院することができた。

 実のところ、敗血症という恐ろしい病気にかかってしまった従兄を助けて欲しいと、私は母にお願いしていた。きっと従兄は助かるという気がしていた。治療法が見付かったと父から聞いたとき、私は心から喜んだ。最近、暗いニュースが多い中で、一筋の光を見出した気がした。

 また、ガンモの尿路結石については、カメラ仲間のBさんが結石を溶かす漢方薬を送ってくださり、尿が大量に出るようになっている。まだ結石が出たのかどうかはわからないが、今では痛みからはすっかり解放され、違和感もないようだ。もしかすると、知らないうちに結石が排出されてしまっているのかもしれない。

 その一方で、ガンモの従弟が亡くなったという知らせを受けた。私たちよりも年下で、まだまだ若い。彼の両親の心の痛みを想うと非常に辛い。

 渡辺徹さんに続いて、高見知佳さんも亡くなってしまい、衝撃を受けている。私と同じ愛媛県出身のタレントである。私たちと年齢の近い著名人たちが亡くなり始めたと感じた年だった。

 年末年始の帰省は、新幹線と在来線特急を利用することにして、切符を購入した。いつも利用していた高速バスは、どの便も予約がいっぱいで取れなかった。温暖な気候のはずの地域でも大雪が降っていたりするので、鉄道での移動のほうがより安全かもしれない。新幹線と在来線特急も、指定席は取れず、自由席での移動となるため、座席を確保できない場合は立ったままでの移動となってしまいそうだ。

 いろいろな意味で、今年は、例年とは違う年だったと思う。観光船の沈没や安部元総理の銃撃事件など、予測できないことがたくさん起こり過ぎた。果たして来年はどんな年になるのだろう。少なくとも、今年よりはいい年になって欲しいと願うばかりだ。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 寒い毎日が続いていますね。年を重ねたせいなのか、それとも今年は特別寒いのか、ルーフバルコニーでのテント生活をやめて家の中で生活しているというのに、毎日とても寒いです。皆さんもどうか暖かくしてお過ごしくださいね。今年亡くなられたすべての方たちのご冥福をお祈り申し上げます。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.12.11

近況いろいろ

海外ドラマ『ダウントン・アビー(シーズン1~シーズン6)』および映画『ダウントン・アビー』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またまたご無沙汰してしまいました。今年も残りあとわずかですね。今日は、最近起こった色々な出来事を、短い複数のテーマでまとめてみたいと思います。


新しい職場での仕事の件

 十月から新しい職場で働いているが、だいぶ仕事にも慣れて来た。一人でこなせるようにもなって来たので、いよいよ来年あたりからテレワークに挑戦したいところだ。

友人がスマホに機種変更した件

 友人がスマホに機種変更して、ようやくLINEで繋がることができた。この日を待ち望んでいたので、とてもうれしく思っている。

Camblyのレッスンの件

 Camblyのレッスンを通じて感じていることがある。それは、やはり私はヨーロッパが好きだということである。イギリス人の講師ばかりを選んでレッスンを受けているが、イギリスを離れて別の国に住んでいる講師も多い。私のイギリス好きは、皆さん、ご存知のことと思うが、実はイギリスの次に好きなのはフランスだったりする。そのため、フランス在住のイギリス人講師に当たると、フランスに関するいろいろな話をする。少し前に、あるフランス在住のイギリス人講師と、私たちの愛車であるカングーの話で盛り上がり、とても充実したレッスン時間を過ごすことができた。ヨーロッパの話ができる人が周りにいないので、Camblyのレッスンは、私にとって、とても貴重な時間なのである。

現職議員が妻の殺害容疑で逮捕された事件

 とにもかくにも、これは衝撃的な事件だった。しかし、逮捕された容疑者の写真を見て、やはり写真は嘘をつかないと感じた。写真は、その人が隠し通しているいろいろなことまで写し出してしまうように思う。容疑者が事件後に取っていた態度も、周りの人たちには、妻を亡くした悲しみが伝わって来なかったようだ。おそらく自分の罪を隠し通すことに精一杯で、妻を亡くして悲しむ夫を演じる余裕までは持ち合わせていなかったのではないかと推察する。

渡辺徹さんが敗血症で亡くなってしまった件

 こちらも衝撃的だった。何故なら、これまで病気で亡くなってしまう有名人たちは、私たちよりも少し年上の世代の人たちがその全盛期を知っているという人たちだったからだ。いっぽう、渡辺徹さんは、まさに私たちの世代の人気タレントだった。ご冥福をお祈りしたい。

叔父が亡くなってしまった件

 叔父(母の弟)が病気で亡くなった。叔父が亡くなる二週間ほど前に、朝方見た夢の中で母が大きな声で私の名前を呼んだので、私は驚いて飛び起きた。母が私に何かを伝えたかったのではないかと思い、一体何が起こるのだろうと心配していたが、もしかすると叔父のことを伝えたかったのかもしれないと、今となっては思う。コロナ禍においては、院内感染を防ぐため、入院した患者と家族を切り離してしまう傾向が非常に強いが、叔父の場合も長いこと家族に会えなかったようだ。この状況は、入院した患者にとっても、家族にとっても辛すぎると思う。近いうちに、何とか改善できないかと願うばかりだ。

従兄が敗血症になってしまった件

 渡辺徹さんの訃報を聞いて間もなくのことだった。あろうことか、従兄が敗血症になってしまった。こちらもかなり衝撃を受けている。現在は入院して治療を受けているとのことだが、人づての情報ということもあり、正確な状況をまだ把握できていない。今はただ回復を祈るばかりである。

ガンモが尿管結石になった件

 一ヵ月以上前の朝方、ガンモが激しい腹痛を訴えていた。痛みがひどいので、仕事の調整をして病院に行こうとしていたが、そのうち痛みが収まったので、そのときは病院には行かなかった。
 そして一ヵ月以上経って、ガンモは再び激しい腹痛に襲われた。病院に行き、CT検査を受けて医師に診てもらったところ、尿管結石であることが判明した。幸い、石が膀胱の手前まで降りて来ているとのことで、薬を処方され、水をたくさん飲むように言われたそうだ。正直なところ、深刻な病気ではなかったことは幸いだったと思っている。

マンションの大規模修繕が完了しつつある件

 マンションの大規模修繕がようやく完了しつつある。大規模修繕前のルーフバルコニーの片付けがとても大変だったことに加え、マンションの管理組合の理事も同時進行していたので、大規模修繕が始まる前後の週末は、片付けとミーティングなどでほとんど潰れてしまっていた。大規模修繕が始まってからは、月一回程度のミーティングが続いているのだが、ようやく来月で大規模修繕に関わるミーティングは完了しそうである。ルーフバルコニーがきれいになったので、ガンモはまたテントを設営したいと言っている。しかし私は、また片付けが大変になるのでテントには帰りたくないとだだをこねている。

 ルーフバルコニーでテント生活をしていた頃は、寒さに強かったと思うのだが、こうして家の中で生活するようになると、いつの間にか寒さに弱くなってしまった。とは言え、テントで生活していた頃のほうが一日の運動量は多かった。それを考えるとテントに戻ったほうがよいのだろうが、家の中でのぬくぬくとした生活に慣れてしまうと、厳しいような気もしている。

年末年始に帰省したい件

 勤務先が変わったため、年末年始はこれまでにないほどたっぷりと休暇が取れそうである。とは言え、ガンモはいつものように仕事が入ってしまっているので、久し振りに私だけで帰省しようかと考えているところだ。新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増えているので少し躊躇しているのだが、おそらく帰省することになるだろう。友人と会う時間もたっぷり取れると思うが、感染者数が増えている状況であることと、年末年始の忙しい時期でもあるので、実際に再会できるかどうかは不明である。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回は近況をあれこれ綴ってみました。二〇二二年は、これまで起こっていなかったようなことが起こる、特殊な年だったように思います。来年は少しでもいい年になることを願います。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

 

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.07.23

インプットとアウトプットのバランス

コロナ禍の帰省の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 安部元首相の銃撃事件は、日本国民や世界中に住む日本とゆかりのある人たちを震撼させました。あの事件が起こってから、私自身もしばらく「ガンまる日記」を更新することができませんでした。やはり大きな事件があると、自分が受け止めたことを表現するのに時間がかかってしまいます。正直なところ、安倍元首相の在任中は、あまりいい政治をしているとは思っていませんでした。しかし、あのような形で彼が亡くなってから、彼は実は心優しい人だったのだとわかりました。ずば抜けた決断力があるというよりは、優柔不断に見えていたり、私たち国民をグイグイ引っ張ってくれているというイメージもありませんでしたが、彼なりに国民に寄り添ってくれていたのだなあと今では思っています。そのことに気づいたら、やはり安倍元首相が乗せられた霊きゅう車の映像を見ると涙が出て来ました。これまで、日本の元首相が亡くなっても、こんな気持ちになったことはなかったと思います。この事件が起こった背景として、容疑者の母親が旧統一教会に多額の献金をして破産したことが挙げられていますが、この宗教団体への献金が、この事件をきっかけにあちらこちらで波紋を呼んでいるように思います。安部元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 近々、マンションの大規模修繕が行われることになるため、ガンモと二人でルーフバルコニーの片付けを行っている。住み慣れたテントもとうとう片付けることになるため、今は不用品などを処分しているところだ。

 普段からモノを貯め込む傾向にある私たちは、長年使っていないものを大量に抱え込んでいる。片付けを始めてからかなりものを捨てて来たが、まだまだ終わりが見えて来ない。古いアルバムを見付けては二人で見入ったり、懐かしいものを発見しては、使わないとわかっているのに捨てられなかったりしている。

 そんな中、テントの中に大量の手帳を保管しているのを発見した。私の場合、書きかけの手帳もかなり多いのだが、未使用の手帳もたくさんある。特に最近気に入って使っているほぼ日オリジナル(A6サイズ)は、おそらく50冊以上は保持していると思う。テントの中に保管していたのは、ほぼ日手帳にどっぷりはまる前に購入していた手帳で、こちらも50冊以上あった。

 これらの未使用の手帳を見て私が悟ったのは、私自身は書きたいという欲求が非常に強いにもかかわらず、近年、ほとんど書くことができていないという実情だった。保管している手帳の多さからも、これまで通り書き続けるつもりでいたことが推測できるが、実際には更年期障害などがきっかけになり、書くという行為がまったく追い付いていなかった。これらの手帳を生涯のうちに使い切ることができるのかどうか、はなはだ疑問である。

 更年期障害やストレスなどで自律神経が乱れ、知らず知らずのうちにインプットの量とアウトプットの量がアンバランスになってしまっているように思う。英語学習に関してもまったく同じことが言える。リスニングやリーディング(=インプット)の量は圧倒的に多いのに、ライティングやスピーキング(=アウトプット)の量は極端に少ない。そのため、こちらもアンバランスの状態にあると思われる。

 何事もインプットの量を減らし、アウトプットの量を増やして行く生活に切り替えなければと思っているこの頃である。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 保管している手帳の数の多さに自分でも驚きました。書きたい欲求だけはあるので、自分では書けると思っていたのでしょうね。これからはアウトプット中心の生活を目指して行きたいです。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.07.02

コロナ禍の帰省

ホットヨガ(三九五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 七月になりました。毎日、異常な暑さですね。先日、ルーフバルコニーでテレワークをしていたところ、机に置いた温度計が39.5度をさしているのを見て、慌てて家の中に逃げ込み、エアコンをかけて仕事を続けました。サンシェードを使ってテレワーク場所を日陰にしているのですが、ルーフバルコニーの床がコンクリートなので、照り返しが強く、思いのほか気温が上昇してしまうようです。性懲りもなく、今、また同じ場所でノートパソコンを広げていますが、今の気温は34.8度です。私の熱中症・脱水症対策は、帽子をかぶり、とにかくこまめに水分補給をすることと(ポカリスエットなどのスポーツドリンクの粉末を常備しておいて、水に溶かして飲んでいます)、冷感タオルを水に濡らして首を冷やすことです。皆さんも、くれぐれも熱中症・脱水症には気を付けてくださいね。加えて、台風も来ているようですので、くれぐれもお気をつけください。


 先日、数か月振りにコロナ禍の帰省を果たした。ガンモは香川出身、私は愛媛出身である。最初に香川県にあるガンモの義父母のお墓参りをしたあと、香川県内のホテルに一泊し、そのあと私の実家に一泊した。もちろん、私の母のお墓参りも欠かさなかった。

 コロナ禍の帰省は、やはり気を遣う。地元の人たちは、人口の多い地域からやって来る人たちを未だに敬遠しているのではないかと思ってしまうので、地元の友人には帰省することだけを伝えておいて、接触は控えるようにしている。とは言え、ガンモと一緒に帰省するときは、もともとコロナ禍でなくても友人と会うことは稀なのだが・・・・・・。

 今回は、コロナ禍が始まってから初めて実家に泊まった。今はまた感染者が増えつつあるのだが、私たちが帰省した頃はまだ感染者の増加がそれほど顕著ではなかったことと、父もガンモも私も弟も三回目の新型コロナワクチン接種を終えていたので、思い切って泊まることにしたのである。

 コロナ禍が始まって、帰省するのを控えたり、泊まるのを控えたりしているうちに、父はどんどん歳を取って行った。久し振りに父に会って、そこで顕著な老いを認めるのは非常に辛いものだ。コロナ禍の親孝行とは何なのだろう? 親が感染することを危惧して、実家には近寄らないようにし続けることなのだろうか。それとも、今回、私たちがしたように、コロナ禍であっても親と大切な時間を過ごせるように、思い切って帰省することなのだろうか。

 明確な答えは出せないが、コロナ禍が始まった当初と今では、少しずつ行動に対する捉え方も変わって来たように思う。例えば企業に関して言えば、テレワークを導入していた企業が少しずつ出社を推奨するようになって来た。実際、私が働いているビルでも、以前は出勤前にエレベータ待ちをする人は少なかったが、最近ではぐっと増えて来て、エレベータ前に行列ができるようになった。これは企業が、テレワークよりも出社を推奨しているということの証である。もちろん、電車の込み具合も以前とは違い、混雑が顕著になって来た。何となくだが、人々はコロナと一緒に生きて行くことを受け入れ始めたのではないかとも思える。言い換えると、初期の頃は、よくわからないものをただただ恐れていたが、最近は、ここまでの状況であれば感染は防げるだろうという感覚を掴めて来たのではないかとも思えるのだ。

 それらの状況をふまえた上で、コロナ禍において、高齢の親との接触をどうするかについて、これからも模索し続け絵行きたい。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 夏に向けて、また感染者が増えつつあるようですが、また感染が落ち着いたら帰省したいと思っています。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.05.30

迷いのない行動が吉と出る

固定のCambly講師探しはまだまだ続くの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 書くことが大好きだったはずの私ですが、最近、書くことがとても難しくなって来ました。早くこの状況から脱したいです。書けるときにできるだけ書いて行くようにしたいと思います。


 先日、父の兄(すなわち私の伯父)が老人介護施設に入所した。もう九十五、六歳にもなろうとしている伯父は、これまでいくつかの深刻な病気を経験したものの、足腰が非常に強く、すこぶる元気に過ごしていた。しかし、少し前に大腿骨骨折という大怪我をしてしまい、もはや歩くことが困難になってしまった。山を登るときには、八十二歳の父の前をずんずん歩き、疲れをものともしない体力の持ち主だっただけに、伯父にとって、歩くことが困難になってしまったショックはかなりのものだったろうと推測する。いろいろ考えた末に、伯父の家族は、伯父の世話を老人介護施設にお願いすることにしたようだった。

 大怪我をしたため、伯父は三ヶ月ほど病院に入院していた。コロナ禍においては、ひとたび病院に入院してしまったら、例え家族であってもなかなか面会が叶わない。老人介護施設に入所したとしても、きっと同じことが続いて行くだろう。入院していた病院から老人介護施設へは、いったん帰宅することなく、病院から直接移動することになるという。そのことを聞きつけた父は、伯父が老人介護施設に入所するために入院していた病院を出て行くタイミングで、遠目にでも伯父に会えないかと思い、私の従兄たちの力を借りながら、何とかして伯父と再会できないかと考えていたようだ。

 伯父が老人介護施設に入所した日の夜に父に電話を掛けてみると、父は、伯父と会って話ができたこと、従兄のお嫁さんが伯父とのツーショット写真を何枚も撮ってくれたことをなどをうれしそうに聞かせてくれた。私は、何だかとても温かい気持ちに包まれた。コロナ禍でずっと伯父に会えない状況が続き、これからも同じ状況がしばらく続いて行くかもしれないという状況の中で、何とか伯父に会える手立てはないかと模索しつつ、ついには伯父との再会を果すことができた父・・・・・・。その裏には、別の従兄の力添えもあったという。

 コロナ禍に取る行動は、必ずしも吉と出るとは限らない。幸い、今回の出来事は吉に転んでくれた。行動が制限されるコロナ禍においては、他の人が取る行動が、自分が取るべき行動のお手本になる場合もあると感じた。そして、私は父の娘で良かったと強く感じたのだった。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 迷いがあるときは純粋な行動ではないのかもしれません。迷いがないときは純粋な行動なので、いろいろなことがうまく運んでくれるのかもしれないですね。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

より以前の記事一覧