映画・テレビ

2020.07.26

海外ドラマ『アウトブレイク-感染拡大-』

エナジードリンクが必要な理由の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今年の梅雨は、大雨の影響で、非常に大きな被害が出ました。新型コロナウイルスの感染者の数も、東京や大阪を中心に急激に増えてしまっています。以前と比べて大変過ごしにくい時代ではありますが、何とか踏ん張って、生き抜いて行きましょうね。私の足ですが、今月はほぼ出勤となってしまったことにより、これまで使っていなかった筋肉が発達して来たようです。痛みもかなり収まって来ました。もう少し出勤が続きますが、この先、テレワークに戻っても、歩くことを怠らないようにしたいと思います。


Outbreak

 新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる直前に制作されていたというカナダのドラマを観た。通常ならば、こうしたドラマを観ても、「現実離れした、造られたものである」というイメージを持つことが多いのだが、「まさしく今、私たちはこの新型コロナウイルスと戦っており、ここに描かれている内容がそのまま私たちの現実なのだ」という感想を抱いたのは、今回が初めてであるように思う。

 現在の新型コロナウイルス感染拡大の状況をもとに作られたドラマではないので、細かい点においては、現状と異なっている部分は多い。例えば、感染が世界的に広がっているわけではなく、比較的少数の国に留まっていること、それだけに、感染が収束する時期も早かったことなどである。むしろ私たちが現在、置かれている状況のほうが、より深刻であると言える。

 加えて、違和感を覚えたのは、マスクを着用することの大切さが、それほど浸透していないところである。現在は、これまでマスクを着用する習慣のなかった国でさえ、多くの人たちが感染予防のためにもマスクを着用している。しかし本作では、感染を疑われる患者が病院でマスクを支給されても、自分にフィットしないからという理由で外してしまったり、患者と同居する人がマスクを着けていなかったりもする。もともとマスクを着用する習慣のない国で制作されたドラマなので、そのあたりは仕方がないのかもしれない。

 ただ、伏線として描かれている人間ドラマが非常に素晴らしい。本作には、人間のエゴが数多く描き出されている。例えば不倫であったり、脱税であったり、盗んだものを高値で売ろうとする行為であったり、治療に有効な特効薬を適用する患者の対象を操作することであったり・・・・・・。

 また、感染の専門家と政府の間に立ちはだかる温度差も描かれている。感染拡大を防ぐために、素早く行動しようとする感染の専門家と、のんびりした政府とのやりとりを見た私は、「知らないということは罪なのではないか」とさえ思ったほどだ。指揮を取る人と専門家がイコールではない場合、どのような分野においても、こうしたことは起こり得る。その場合、指揮を取る人は、専門家を信頼する必要があると私は思う。

 本作から学べることは、感染の専門医が手を念入りに洗っていたことだろうか。職場でも、自宅でも、彼らは念入りに手を洗っている。その習慣は、同居する家族にも浸透している。しかもカナダだというのに、感染の専門医は、自宅の玄関で靴を脱いで家の中に入っている。こうした描写は、自宅の玄関で靴を脱ぐ習慣のない国の人たちにとっては、感染を予防するために、重要なヒントになるのではないかと思う。

 このドラマで新型コロナウイルスが収束したように、私たちのいる現実社会においても、収束して欲しいと願うばかりである。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「これをしないほうがいいだろう」ということを、既に経験から知っている私たちにとっては、少し違和感を覚えるシーンもあるかもしれません。しかし、やはり西洋の社会は、日本よりもスキンシップが多い気がします。感染者の数が異なるのも、そういうところに原因があるのかもしれませんね。何はともあれ、一日も早い収束を強く願います。

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2020.05.04

映画『LION ライオン 25年目のただいま』

ホットヨガ(六七五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 神戸市にある中央市民病院を訪れた患者さんを対象に、新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、何と三.三パーセントもの患者さんが既に抗体を持っていることがわかりました。これは、神戸市で発表されている新型コロナウイルスに感染した人の数の数百倍にも昇る数に値するそうです。抗体検査を行った対象が、何らかの病状を訴えて中央市民病院を訪れた患者さんであるという前提条件がありますが、実は神戸市に住む多くの人々が、自分の気づかないうちに新型コロナウイルスにかかっており、しかも重症化することなく抗体ができていた、と推測することもできます。これは驚くべき結果だと思います。ただ、抗体ができているからと言って、新型コロナウイルスにもう一度かからないという保証はないという記事を読んだことがあります。もし、抗体ができた人たちが再び新型コロナウイルスにかからないことが保証されれば、ひろゆき氏の言うように、その人たちの力を借りて、少しずつ経済を回して行けるかもしれませんね。


 自宅で過ごす時間の多くは、英語学習に充てたり、映画鑑賞やYouTubeの動画鑑賞に充てている。今回は、久し振りに大泣きした作品の感想を書いてみたいと思う。

 少し前に、インドに住む男の子が行方不明になり、何年もの時を経て、ようやく家族と再会できたという記事をインターネットで読んだ記憶がある。おそらく、本作はそのニュース記事とは違う男の子の話だと思うのだが、状況は良く似ていると思う。

 サルーというインド人の五歳の少年が、長距離の回送列車に乗り込んでしまったことがきっかけで、兄や妹、そして母が住む場所から遠く離れた場所まで運ばれてしまったことから物語が始まる。冒頭の描写からも、サルーの家族が非常に貧しい状況にあったことがうかがわれる。しかし、母が子供たちを想う愛や、兄が弟を想う愛に溢れているとても暖かい家族であることが伝わって来た。

 幼少のサルーを演じている男の子がとにかくかわいい。彼の演技からも、サルーが兄や母を慕う気持ちがひしひしと伝わって来る。ただ、同じインドでありながらも、サルーが乗った回送列車が着いた場所では、サルーの住んでいた地域の言葉が通じないということに衝撃を覚えた。日本でも、例えば山口県に住む子供がいきなり青森県での生活を余儀なくされれば、地元の人たちと言葉が通じないとうことはあり得るかもしれない。しかし、通じないとしても方言なので、共通語で分かり合うことができるはずである。一方、インドの場合はヒンディ語やベンガル語など三千ほどもの異なる言語があり、同じインド人同士であっても、言語が違うと意思の疎通ができないことも多いのだそうだ。

 もう一つ衝撃的だったのは、インドでは迷子になった子供に対する扱いがひど過ぎるということだ。日本では、例えば五歳くらいの子供が駅の窓口で自分の生まれ育った町の名前をしきりに口にしながら切符を買おうとしていたら、子供に対して大人が力を貸そうとしたり、あるいは保護しようとするのではないだろうか。しかし、インドではそうではなかった。大人たちは、自分が切符を買うのにサルーが邪魔になるため、サルーを邪魔者扱いするのだった。このときの映像は、私にはとても衝撃的だった。あまりにも多い人口、そして言語の壁・・・・・・。他にもいろいろな要素があるが、自分自身の幸せを求めるだけで精一杯の人たちが多い国なのかもしれないと感じた。

 やがて、サルーは施設で過ごすことになるのだが、この施設も問題ありだと感じた。子供たちが全然幸せそうでないのだ。注意深く鑑賞すれば、その決定的な理由にたどり着くことができるだろう。また、サルーの母親を探すのに、何度も新聞広告を出してくれたにもかかわらず、見つからなかったという現実もひどい。まず、新聞広告を出した対象がサルーの生まれた地域ではなく、加えて、サルーの母親が文字を読めなかったという実情があったのだった。

 物語は大きく分けて、サルーのインド時代、そしてサルーが養子として過ごしたオーストラリア時代の二部構成となっている。成人したサルーを演じているのは、あの映画『スラムドッグ$ミリオネア』でジャマールを演じていたデブ・パテルだ。サルーはオーストラリア人ご夫婦の養子として迎えられ、インドを離れてオーストラリアで過ごすことになる。とは言え、心の中に実の母や兄への想いが残ったままの状態で、新しい家族と一緒に過ごすのは、例え金銭的に恵まれていたとしても、本当に求めているものが得られない苦しさを背負い続けていたのではないだろうか。

 本作は、インドの様々な問題を暗に描き出した作品でもあるが、同時にハイテクな時代だからこそ実現できた生みの親探しの過程を表現した作品でもある。里親がいるのに生みの親を探すサルーの葛藤なども描かれている。自分が求めているものが得られないときに、人々がどのような行動を取るのかをじっくり観察できる作品でもある。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 絶望が大きいからこそ、感動も大きい作品であると言えるのかもしれません。目標を達成できるまでは、決して諦めてはいけないという教訓にもなる作品です。

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2019.11.30

映画『レジェンド 狂気の美学』

およそ一年振りのTOEICの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本格的に寒くなりましたね。今、テントの中の気温は十度です。(苦笑)闘病中だった知人のご主人さまから喪中はがきが届き、その知人が亡くなったことを知りました。これまでとてもエネルギッシュに活動されていた方だけに、ショックでした。インターネットも普及していない時期にとあるサークルで出会った方で、その方が住む地域に出掛けたときに一度だけお会いしました。今は肉体の苦しみから解放されて、空の上からそっと、ご主人さまのことを見守ってくれていると信じています。


 その昔、ロンドンにクレイ兄弟というギャングが実在したことは、イギリス人の英会話講師からも聞いて知っていた。しかし、こうして彼らを描いた映画を観るのは初めてだった。ふとクレイ兄弟のことが気になり、Amazonプライムで鑑賞したのが本作だ。他にもクレイ兄弟を扱った作品はあるのだが、今回、私が鑑賞したのは、トム・ハーディが双子の二役を演じた本作だ。

 最初に驚いたのは、トム・ハーディの見事なCockneyアクセントだった。確か、トム・ハーディはもともとCockneyを話す俳優さんではなかったと思うので、その自然なアクセントにとにかく驚いた。また、性格の異なる双子を見事に演じ分けているのも素晴らしかった。

 とは言え、トム・ハーディの演技は素晴らしくても、クレイ兄弟が送った人生は、暴行や恐喝、そして殺人と、決して素晴らしいものではなかった。身近にいて欲しくない存在であることは間違いない。

 さて、本作には語り手がいる。クレイ兄弟のレジーと激しい恋に落ちたフランシスである。彼女の語りで映像にならない部分が埋められて行く。堅気の彼女は、ぶれない判断基準を持っており、自身のレジーへの愛の力で、レジーを堅気の道へと導こうとする。しかし、レジーには過去からのしがらみや、何よりも双子の弟ロニーとの強い絆があり、なかなかフランシスの思惑通りには行かない。

 私は、レジーとフランシスの出会いは運命的だと感じた。強く惹かれ合っているはずの二人なのに、お互いのいる世界や価値観があまりにも違い過ぎて、次第にすれ違って行く過程を見守るのは悲しかった。お互いに心から愛し合っているはずなのに、やがて事態は思わぬ方向へと進んで行く。観ていて一番辛かったのはそこだ。

 実は、本作を鑑賞したあと、クレイ兄弟を扱った別の映画『UKコネクト』の鑑賞を始めたのだが、キャストの顔がなかなか覚えられず、Cockneyアクセントがあまり上手ではないと感じる俳優さんもいたりして、集中できなくなってしまった。おそらく、本作の余韻に浸るべき時期に別の作品を鑑賞しようとしたからだろう。もう少し時間を置いてから、映画『UKコネクト』も鑑賞しなおしたいと思っている。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とにかく、トム・ハーディの一人二役の演技が素晴らしかったです。ギャングの世界がわかりやすく描かれている作品だと思いました。

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2019.08.19

映画『異人たちとの夏』(三回目?)

修理のために、Gemini PDAをロンドンに送った(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日は、夏休み明けの出勤をされた方も多かったのではないでしょうか。夏休み明けの仕事は辛いですよね。今週はお天気があまり良くないようですが、私の住んでいる関西地方は、以前よりも涼しくなりました。


 お盆になると、無性にこの映画を観たくなる。タイトルに(三回目?)と書いたが、もっと観ているような気もする。親を亡くした人にとって、涙なしには鑑賞できない作品だ。

 本作がどのような作品であるのかは、文章で書くよりも予告編を観ていただいたほうが良いと思う。一言で言うと、子供の頃に両親と死別した主人公が、両親と再会するという物語だ。しかし、それだけではない。この物語には、それ以外にも二つほど伏線がある。一つは、主人公と同じマンションに住む女性とのこと、そしてもう一つは、主人公が別れた妻に想いを寄せる主人公の仕事仲間とのことである。

 今はもう、令和の時代に入ったが、本作からは昭和の匂いがぷんぷん漂って来る。一九八八年の作品なので、昭和の終わりのほうの作品である。主人公の部屋にあるパソコンなども古めかしいのだが、私は主人公と仕事仲間が交わす言葉に注目した。

 主人公の仕事仲間は、主人公の元妻に想いを寄せているのだが、そのことを主人公に告白するシーンがいかにも昭和人らしい。今の時代には考えられないくらい律儀なのだ。私は、昭和の終わりから何十年もの時を経て、日本語自体が簡略化されてしまっているのを感じた。今はとにかく、スピードが求められる時代で、その影響で何でも簡単に済ませるようになった。コミュニケーションについても、言葉ではなくスタンプで済ませたりする時代には考えられないほどの律儀さが、主人公の仕事仲間にはあった。

 さて、本題に入ろう。やはり、両親との再会のシーンは泣ける。親との死別を経験している人なら、誰でも再会を望むことだろう。これを書いているだけでも、そのシーンを思い出して涙がこみ上げて来る。しかも本作の場合、変わったのは自分だけで、両親は昔のままの状態である。最も泣けるシチュエーションではないだろうか。

 しかし、両親との再会が、ただただ楽しいものであるわけではないところが、本作の見どころであるとも言える。人魚姫が王子様に近付くために声を失ったような「代償」とも言えるものが用意されているのである。その「代償」のために主人公は激しく葛藤する。「代償」さえなければ、主人公は、今後も両親のもとへ通い続けただろう。まるで、失われた時代を取り戻すかのように・・・・・・。

 本作は、大林宜彦監督の作品である。どこか異次元に連れて行ってくれるのも、大林監督が生み出す魔法なのかもしれない。そして、最後はちゃんと今の世界に戻してくれるのだった。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 主人公の両親を演じているのは、片岡鶴太郎さんと秋吉久美子さんです。とてもお似合いのご夫婦だと思いました。片岡鶴太郎さんは、下町の気が短いお父さんといった感じでした。秋吉久美子さんは、かわいらしくて、どこかふわふわした感じでした。

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2019.06.04

海外ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン1~シーズン6』

ホットヨガ(六六一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またまた更新期間が開いてしまいました。もう六月ですね。相変わらず、仕事が危機的な状況で、精神的にもかなり参っています。そんなとき、ガンモに話を聞いてもらうと、ものすごく楽になることがわかりました。ガンモの存在は大変心強いです。今の仕事が落ち着くまで、あともう踏ん張りです。


Elementary

 映画三昧の週末もいいが、仕事が忙しくても短い時間に少しずつ鑑賞できる、海外のテレビドラマにはまっている。海外ドラマ『グリム』を鑑賞し終えて、何だか放心状態だった私だが、そろそろ次なるターゲットを定めようと、Amazonプライムの番組をあれやこれやと探し始めた。そして辿り着いたのが、本作である。

 あのシャーロック・ホームズがニューヨークで活躍するという物語で、何とワトソン役を中国系の女性が務めている。しかも、シャーロックは薬物依存症だったという黒い過去を持ち、リハビリを終えた彼を、シャーロックの父親から依頼を受けたワトソンがシャーロックの家に住み込みながら、新たな薬物を使用したりしないか監視するという設定である。

 シャーロックを演じているのは、ロンドン出身の俳優ジョニー・リー・ミラーである。ロンドンの南西部で生まれ育った彼のアクセントはとてもきれいだ。おそらく、彼の出演した作品を過去にも鑑賞したことがあったと思うのだが、特別強い印象は残っていなかった。しかし、本作では主役ということで、彼を良く知るきっかけになったと思う。

 最初は何となく、彼の仕草などが英会話のイギリス人講師にそっくりだなと思いながら見ていた。しかし、それはただ単に、あまりにも忙し過ぎるロンドンの人たちがせわしく動き回るせいかもしれないと思った。例えばシャーロックは、同居しているワトソンに伝えたいことがあると、早朝だろうが彼女の寝室に入っては彼女を起こす。もう少し寝たいであろう彼女は、シャーロックに主導権を握られ、眠い目をこすりながらも完全に彼のペースに巻き込まれてしまう。実際、ロンドンでは、人々が歩きながらサンドイッチを食べたり、歩きながら電話をしたりする光景を目にした。まるで、時間に追われないようにするために、先手を打っているかのようだった。まだ眠っているワトソンを早朝から起こそうとするシャーロックも、時間と戦い続けているのかもしれないと思った。

 本作で特筆すべきは、シャーロックと、彼の元カノのツインソウル的な関係だろう。二人が特別な存在であることは、見ればわかる。また、二人が置かれている状況も、絶妙なセッティングである。

 ワトソン役が女性だと知ったとき、きっとシャーロックと恋仲になるのだろうと予想していたのだが、はて、その予想は当たるのか外れるのか。間違いなく言えるのは、シャーロックの監視役だった彼女は、すっかり探偵業に目覚めるということだ。

 物語は一話が四十数分程度なので、ひとたび鑑賞し始めると非常に展開が速い。特に後半の展開が急展開になりがちで、更年期であまり頭が回っていない私は途中で話について行けなくなってしまう。物語の流れを正確に追うには、ノートとペンに登場人物を書き出す必要がありそうだ。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 現時点でシーズン6まで鑑賞しましたが、まだまだ続きそうな番組です。展開が速いのが難点ではありますが、面白い作品だと思います。

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2019.03.09

海外ドラマ『グリム シーズン2』

ホットヨガ(六五五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 毎年この時期は、暖かくなったり、寒くなったりと、気温がなかなか安定しませんね。今年は花粉の量が特に多いようで、花粉症の方たちにとってはかなり辛い時期のようです。私も、これまでほとんど悩まされたことはなかったのですが、今年は何か変です。くしゃみをすることも多くなり、鼻水も出ます。しかし、普段からアレルギーを抑える薬を服用しているせいか、症状は軽いです。馬油を鼻に塗るのが良さそうなので、ひどいときはそれで乗り切りたいと思います。


Grimm2

 海外ドラマ『グリム』が面白くてたまらない。平日は、毎日五時起きだというのに、残業をして遅い時間に帰宅しても、「一話だけ観よう」と思い、見てしまう。しかし、一度見始めると、一話だけでは止められず、ついつい二話観てしまう。そのため、相変わらず寝不足が続いている。

 海外ドラマ『グリム シーズン2』では、グリムであるニックの恋人のジュリエットが、魔女の呪いによって、記憶喪失になってしまう。そう、「グリム童話」がモチーフになっているので、子供の頃に読んだおとぎ話が、連続した物語の中でアレンジされて生きている。そこが面白さの秘密でもある。

 他に、「登場人物にこんな試練を与えるの?」と胸が痛くなってしまうような出来事も多い。自分が置かれている状況に屈することなく、自分自身を見失わないように生きて行くにはどうしたらいいのだろうと考えさせられる。

 実は、この記事を書いている今、私は既に、もっと先のシーズンまで鑑賞を進めている。それらの鑑賞を通して言えるのは、本作の登場人物たちのチームワークの良さに強く憧れるということだ。今、私自身が仕事で置かれている状況とは、まったく比較にならない。何故、本作の登場人物たちのチームワークがいいのか、何故、こんなにも強い信頼関係で結ばれているのか、良くわからない。ただ、確実に言えるのは、少しずつ、少しずつ、「仲間」が増えているということだ。すなわち、最初は小さな輪であっても、少しずつ拡大が行われ、みんなが同じ意志で繋がって行くのだ。

 もっと先のシーズンまで鑑賞しているだけに、このシーズン2の頃に味わっていた「感情」が懐かしくも思える。人は、生きて行く上で、「感情」をオープンにすることもあれば、時には内に押し込めてしまうこともある。感情をオープンにしているときは生き生きしているが、感情を内に押し込めているときは、どこか活気がない。

 そして、「愛」とは何かについても考えさせられる。果たして、「愛」と「感情」と「行動」の関係は? 時に「愛」はオープンになるが、内に押し込めることもある。「感情」と「行動」が一致することもあれば、一致しないこともある。おそらく、海外ドラマ「グリム」のファンの人たちは、こうした状況に、いつもドキドキハラハラさせられているのだと思う。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 人と人の輪が堅実に広がって行くのが良くわかるドラマです。アメリカだからこのような関係が築けるのでしょうか。「友達」の「友達」に対して、日本人はいつも遠慮しがちな気がします。

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2019.02.23

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』

ホットヨガ(六五四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ずいぶん暖かくなりましたね。私は鈍感なのでわかりませんが、ガンモ曰く、花粉がもう来ているとのことです。今日は風が強かったので、花粉症の方たちには辛い一日になってしまったかもしれませんね。私のほうは、久し振りに自宅でゆっくり過ごすことができました。もう一日ゆっくりしたいところですが、明日は一日出掛ける予定です。


Marypoppingreturns

 先週の土曜日、ガンモと一緒に劇場まで出掛け、本作を鑑賞した。公開された頃から、是非とも観に行きたいと思っていたのだが、映画の上映時間と私たちの予定が合わず、しばらくおあずけ状態となっていた。字幕版で観たいのに、どういうわけか、吹き替え版のほうが圧倒的に多かったことも、なかなか鑑賞できなかった理由の一つである。しかし、実際に鑑賞してみて、吹き替え版のほうが多い理由がわかった。やはり、たくさんの子供さんたちに観て欲しかったからなのだろう。

 私が「メリー・ポピンズ」の本に出会ったのも、小学生の頃だったと思う。両親が買ってくれた本の中に「メリー・ポピンズ」の本があり、私はその本に夢中になった。そして、十二年前にロンドンに出掛けたときも、プリンス・エドワードシアターでミュージカル『メアリー・ポピンズ』を鑑賞した。今、思えば、この当時はあまり英語のリスニングができていなかったと思うのだが、大好きな「メリー・ポピンズ」のミュージカルをロンドンで鑑賞できたことのほうが私にとっては大きかった。

 本作はリメイクではなく、広く一般に知られている「メリー・ポピンズ」の続編となっている。大恐慌の中、バンクス家の双子の兄妹のマイケルは、結婚して三人の子供たちと一緒に暮らしている。しかし、マイケルの妻は若くして亡くなってしまっていた。そんなとき、銀行から借金の返済を命じられ、返済できなければ家を取り上げると言われてしまう。

 面白い物語には、正義の味方と悪役の両方が登場する。正義の味方の活躍だけでは、物語は決して面白くはならない。おそらくだが、それは現実の世界も同じだ。毎日、楽しいことばかりが続くと、本当の楽しさを味わえなくなってしまう。

 その悪役を演じているのが、何と、映画『キングス・マン』では正義の味方だったはずのコリン・ファースだ。彼が演じているのは、銀行に勤めるミスター・ウィルキンズである。立場は異なるものの、マイケルとミスター・ウィルキンズは同じ銀行で働いている。そして、その銀行こそが、バンクス家というだけに、去年の夏に私たちが旧ポンド紙幣を両替しに行ったイングランド銀行そのものなのである。イングランド銀行がスクリーンに映し出されたとき、私は内心、「おお!」と思った。そして本作の中では、ガンモが待つように言われた椅子に、マイケルの子供たちが座っていた。

 ガンモは、子供の頃に「メリー・ポピンズ」の本を読んでいたわけではなかったが、プリンス・エドワードシアターでミュージカル『メアリー・ポピンズ』を鑑賞したあと、やはり「メリー・ポピンズ」にはまり、DVDを借りて何度も観ていた。前作のDVDを何度も観ていたからこそ納得できるような結末が、本作にはあったのだ。

 それはさておき、前作と本作の大きな違いは、メリー・ポピンズの魔法を受け入れて、一緒にちょっとした旅をする男性の仕事が、煙突掃除ではなく、ランプライター(lamplighter;ガスライトをつける人)であるということだ。前作も煙突掃除の役割の人はコックニー(Cockney)のアクセントで話していたが、本作でもCockneyアクセントだった。ただ、それほどきついアクセントではなかった。

 子供たちにとって、メリー・ポピンズと過ごす時間は非常に貴重なものだが、やがて彼女との別れがやって来るとすれば、それは彼らがメリー・ポピンズの助けなしでもやって行ける時期が来たということなのだろうと思った。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ほとんどの俳優さんたちがイギリス英語で話していました。アメリカ人のメリル・ストリープも出演していましたが、彼女は以前、マーガレット・サッチャーの映画できれいなイギリス英語を話していましたね。

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2019.02.11

海外ドラマ『グリム シーズン1』

そのセールストークに物申すの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日は弘前まで出掛けて、弘南(こうなん)鉄道を乗り潰しました。「乗り潰す」とは、その鉄道会社、あるいは支線のすべてを乗車するという意味です。昔の東急車両が再利用されていたのですが、つり革まで当時のままで、私が東京に住んでいた頃に利用していた車両と似ていて懐かしかったです。


Grimm1

 またまたテレビドラマにはまっている。今度はヨーロッパ産ではなく、アメリカ産のテレビドラマだ。最近、まとまった時間が取れないので、ガンモが加入しているAmazonプライムのサービスを利用して、このテレビドラマをほぼ毎日のように観ている。残業をして遅い時間に帰宅しても、一話分を鑑賞するための四十数分なら何とか時間を確保することができるからだ。アメリカ英語のアクセントよりも、イギリス英語のアクセントを好む私だが、本作に登場するアメリカ人たちのアクセントは、イギリス英語のアクセント好きの私にも受け入れられる。

 物語の舞台となっているのは、アメリカのポートランドだ。確か、以前、言語交換をしていたアメリカに住む大学生の実家が、ポートランドにあったと思う。今はその大学生との言語交換をやめてしまったので、もはや話をする機会がなくなってしまったが、もし今も言語交換が続いていたら、絶対に本作のことを話題にしていたことだろう。

 本作は、一見、刑事もののクライムサスペンスのように見えるのだが、実際の中身は魔物狩りの要素を大いに含んでいる。人間たちに紛れて、何食わぬ顔で暮らしている魔物たちが数々の凶悪犯罪を引き起こしているのだが、人間と魔物を区別できる能力を持ったグリムという種族出身の刑事が次々に魔物に立ち向かい、事件を解決して行くというものだ。

 面白いのは、刑事として活躍しているグリムが、同じ刑事仲間の相棒のほかに、魔物の相棒を持っているところだ。刑事の相棒となるその魔物は、自ら訓練して、人間に協力的な魔物として生活している。実は、もともと二人の出会いは最悪で、ともすれば犬猿の仲になりかねないほどの状況だったのだが、魔物の相棒のほうがグリムの刑事に押されて捜査に協力するようになる。魔物の相棒がグリムの刑事にグイグイ押されているところが、このシーズン1の見どころだと言っても過言ではないだろう。

 物語全体としては、グリム童話をヒントに制作されたと言われているのだが、私にしてみれば、それ以上に面白いテレビドラマだと思う。そのため、あっという間にシリーズ1を鑑賞し終わったのだった。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 昔から、私はおとぎ話が大好きで、自分もいつか大人向けの童話を書きたいと思っていたのです。本作は、私が書きたい童話とは違うのですが、もともとクライムサスペンスが好きなこともあり、私の好みにぴったりはまったようです。おかげで、かなり寝不足になっています。(苦笑)

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2018.11.20

海外ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン1

ホットヨガ(六四六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m だんだん冷え込みが厳しくなって来ましたね。今、この記事を書いているテント内の気温も十四度です。(笑)冬場になると、更に十度くらいは下がるだろうと思っています。今週末は三連休ですね。私たちは三連休に休暇をプラスして北海道に出掛ける予定です。


Onceuponatimes1

 珍しく、アメリカのテレビドラマをU-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。様々な童話の主人公たちが、アメリカにあるメイン州のストーリーブルックという街に閉じ込められているという設定で物語が進行して行く。

 ストーリーブルックでの出来事を現世と仮定するならば、童話の世界での出来事を過去世ととらえることもできる。ただ、物語の中でははっきりと、現世と過去世という表現はされていないのだが、この記事の中では便宜上、現世と過去世という表現をさせていただく。

 同じ登場人物でも、時代が違えば名前も違っている。現世と過去世が交互に描写されているが、服装も髪型も違うので混乱はしない。むしろ、過去世での行いが現世にも影響を与えているととらえることができて、大変興味深い。

 アメリカのテレビドラマだが、中にはイギリス英語で話す俳優さんもいる。ルンペルシュティルツキンとミスター・ゴールドを演じているロバート・カーライル(スコットランド出身)だ。彼の演じる魔法使いのルンペルシュティルツキンのキャラクターは素晴らしい。嫌われ役なのだが、百パーセントの悪人ではない。冷酷な人間を演じることで、自分自身が成就できなかった愛を忘れようとしているかのようだ。彼にとっての成就できなかった愛とは、愛する息子との別れや、自分を愛してくれた女性との別れである。

 ルンペルシュティルツキンだけでなく、ストーリーブルックに住む童話の主人公たち全員が、自分が本当に愛する者たちから引き離されてしまっている。そう、この街には「愛が成就しない」という悪の女王の呪いがかけられているのだ。

 過去世で白雪姫の継母だった女性、すなわち悪の女王は、現世ではストーリーブルックの市長となっている。彼女から伝わって来るのは愛の持つ暖かさではなく、冷たさだ。しかし、そんな悪の女王でさえ、愛が成就しなかったという辛い過去を持っている。

 おそらく、悪の女王が成就できなかったという愛を完全に癒せば、悪の女王の呪いは解け、この物語は完結する。しかし、物語は完結せず、この後もシーズン2、3、4、5、6、7へと長く続いて行くようだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ヨーロッパのテレビドラマのように、次の話を観ないと気になって気になって仕方がないという感じではないのですが、ついつい観てしまう作品ですね。

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2018.10.29

海外ドラマ『捜査官エヴァ/孤独の森』

ホットヨガ(六四四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m またまた更新期間が空いてしまいました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。この十日間の間のイベントとして、ガンモと一緒に長野県で行われたフレンチブルーミーティングに行って来ました。あちらでは少しずつ紅葉が始まっていました。イベント会場が高原だったため、寒かったですが、天候にも恵まれ、楽しく過ごすことができました。帰りは山梨県の森の中でキャンプもして、自然をめいいっぱい感じて帰宅しました。


Jordskott

 普段から、海外ドラマと言うと、イギリスの作品を鑑賞することが多かったのだが、つい先日、スウェーデンの作品である本作を鑑賞した。北欧のテレビドラマというと、海外ドラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』がとりわけ面白く、虜になった。本作は、同じ北欧の刑事ドラマといえども、海外ドラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』のように、エピソードごとに様々な事件が起こるというった、いわゆる「事件もの」ではない。むしろ、主人公の周りで起こっている様々な事件の出所は一つだけ(すなわち、森である)で、それらが複雑に絡み合って、壮大なストーリーに仕上がっているのだ。その構成は、まるで「森」のようでもある。

 物語のベースにあるのは、主人公の故郷にある「森」と、「親子の愛」である。ひとくちに「親子の愛」と言っても、実に様々なタイプの愛が描かれている。行方不明になった娘を強く想い続ける母親(主人公)、息子を溺愛する母親、娘と離ればなれになってもなお、娘のことを強く想い続ける父親・・・・・・。特に、主人公の、娘に対する行動を見守っていると、強くまっすぐに向かって行こうとするエネルギーに満ち溢れているのを感じる。

 物語自体は、これまで観たこともないような奇妙なものである。実のところ、誰と誰が味方、あるいは敵同士なのかがわからない。森には一体何があり、人々は何故そこまで森にこだわり続けるのか。森の魅力や存在価値が、人によって異なっているのも興味深い。鑑賞している自分自身の価値観さえもわからなくなる。善悪の判断ができなくなってしまうのだ。登場人物の取る行動を許容できるかどうかにも関わって来る。

 とにかくそんな感じで、物語の持つ独特な雰囲気にグイグイ引き込まれ、あれよあれよという間に十話を観終わってしまった。私は主人公の、娘への愛情が執着ではなかったことに感動を覚えた。というのも、森を切実に求めた娘を主人公は許容したからだ。とてつもなく変わった物語ではあるのだが、それだけに、とても忘れられない物語である。

 どうやら続編が出来上がっているようなので、こちらも楽しみである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「森」と共存しようとする人たちと、「森」を利用しようとする人たちとの戦いが描かれている作品と言えるのかもしれません。私自身は本作をそのようにとらえました。

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