コミュニケーション

2025.03.02

久々の出社でわかったこと

大寒波と車中泊の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 岩手県大船渡市で大規模な山火事が発生し、まだ鎮火されていないようですね。冬は空気が乾燥していることに加え、風が強く吹く日もあるので、山火事が広がりやすい状況になっているのかもしれません。近隣にお住まいの方たちは、ひどく心を痛めていらっしゃることと思います。人間ももちろんそうですが、山に棲んでいる動物たちが火事に巻き込まれていないか、また、火事から逃れて新たな棲みかを確保できるのかといった懸念もあります。雨が降れば、完全な鎮火までには至らなくても、これ以上の延焼はしにくくなるのではないかと期待しています。世の中の物質は、火、風、水、土という四元素で構成されていると言われています。この四元素は、様々な分け方があるようですが、私はどうも火と風、そして水と土の結びつきが強く、それぞれが相反するエネルギーとして存在しているのではないかと感じています。今回の火事で問題になっているのは火と風なので、水と土でもって対抗できるのではないかとも考えています。レイキヒーリングなどで水と土の力を強くすることができるのかどうかわかりませんが、多くの人たちが同時に鎮火を願うことで実現できるかもしれません。及ばずながら、私もエネルギーを送りたいと思います。


 ここのところ、ずっとテレワークが続いていたのだが、先日、数カ月ぶりに一日だけ出社をすることになった。急に出社をすることになったので、私は慌てふためいた。何しろ、ずっとテレワーク続きだったので、まともに白髪染めをしていなかったのだ。おそらく一回の白髪染めでは染まり切らないだろうと思い、二回に分けて白髪染めを実施することにした。一回目に染めたときは、早く洗い流し過ぎたせいか、ガンモからは、
「ほとんど染まっていない」
と言われてしまった。そこで二回目に白髪染めをするときには、じっくり時間を置くようにしたところ、比較的しっかり染まってくれた。

 出社当日は、いつもよりも一時間半ほど早く起きる必要があったため、目覚ましの時間をいつもよりも早めてセットしておいた。起きてシャワーを浴びている間に、ガンモがてきぱきとお弁当を作ってくれた。私はその愛夫弁当を持って、電車に乗ったのである。

 さて、職場の最寄り駅に着いてみて驚いた。場所が大阪だからか、精算機の周辺などに大阪・関西万博のキャラクターであるミャクミャクの絵が描かれていたのだ。周りを見回してみると、精算機周辺以外にもあちらこちらにミャクミャクの絵が見受けられた。なるほど、私の知らないうちに、大阪はすっかり大阪・関西万博モードに染まっていたのだと気がついた。そして、更に驚いたのは、顔認証の自動改札口ができていたことだ。国際空港などでパスポートの顔認証が行われていることは知っていたが、とうとう鉄道の改札口にまで顔認証が採用されるようになっていたことに驚いた。

 出社して、一緒に働いている人たちと久し振りに顔を合わせた。私の職場では、働き方として、テレワークと出社を自由に選べるようになっている。今回はたまたま出社しなければ対応できないことがあったために出社することになったのだが、普段は出社を強制されたりすることは一切ない。そのためか、感触としては、オフィス全体として、出社している人の数よりもテレワークをしている人の数のほうが多いように思えた。

 久し振りに出社して感じたことは、オフィスの冬の設定温度(26度)は、私が普段生活しているテント(冬の平均で12度前後、最も寒いときでは4.5度程度)とはかなりの温度差があるため、暑く感じたということだった。私の場合、冬にテントで快適に過ごすためには厚着をして寒さをしのぐことが必須である。今回、少し暖かくなり始めた頃に出社することになったわけだが、普段よりも薄着で出掛けるのがやや不安だったので、ヒートテックもどきの服の上にタートルネックセーター、更にその上にチュニックワンピースといういでたちで出社したところ、暑かったのだ。私のように野生で生活している者は、暖房の効いた部屋で過ごすのは難しいのだと改めて実感した。

 加えて、テレワークではテントの外からの音(車の走る音やサイレンの音など)は聞こえて来るものの、人の話し声はほとんど聞こえて来ないので、仕事に集中するには良い環境であると感じた。一方、オフィスでは、あちらこちらから人の話し声が聞こえるし、他のグループがオンラインミーティングを実施している声も漏れ聞こえて来る。音に敏感なHSPの私としては、やはり人の声が聞こえて来ないテレワークのほうが、ずっと仕事をしやすいと感じた。加えて、テレワークの場合、起床時間や通勤時間を合わせて、一日のうちて自由に使える時間を三時間も余分に確保できることにもなっている。このメリットは非常に大きい。

 その一方で、出社すると、いろいろなことを口頭で即座に決められるのは良いとも感じた。ただ、それについては、確認したいことが発生する度にチャットツールやオンラインミーディングでも確認できることなので、出社することの大きなメリットにはならない。大きなメリットを挙げるとすれば、やはりオフィスで使っているディスプレイが、自宅で使っているディスプレイよりもかなり大きく、仕事がはかどるということだった。また、画面が見やすく、解像度も高いので、画像を切り貼りしても美しいドキュメントを作成することができる。自宅のディスプレイは、オフィスの半分のサイズまでとは行かないが、二回りサイズほど小さいので、画像の切り貼りが必要なドキュメントを作成するときは、私が切り取ったところだけ解像度が落ちて、少しぼやけた画像になってしまう。更に、大きなディスプレイを使っている人が作成した横長のExcelなどは、横にスクロールさせなければ全体を把握することがなかなか難しい。とは言え、それらも許容できる範囲ではある。

 それから、出社して良かったことがもう一つある。実は、私が働いているグループ内で、最近、オンラインミーティング中に、グループのリーダーと社員Pさんの間でやや緊張するやりとりが何度か発生しているのだ。リーダーはものすごく仕事ができる人で、オンラインミーティングで作業報告をする社員Pさんにいろいろな質問を投げかけるのだが、毎回、社員Pさんがしどろもどろな回答をするので、そのやりとりを聞いていると緊張するのである。捉え方によっては、社員Pさんに対するリーダーの風当たりがやや強いと捉えられなくもないが、このことについて、グループ内で誰も触れる人はいない。

 私が出社した日に行われたオンラインミーティングにおいても、やや緊張するシーンがあったので、そのオンラインミーティングが終わった直後に、出社されていたリーダーに対して、
「実は、〇〇さん(リーダーの名前)とPさんのやりとりに、毎回、ヒヤヒヤしています」
と言ってみたところ、リーダーとその周りにいた社員さんが即座に笑ってくださったので救われた。この一言をチャットツールを使ってで発言するのと、面と向かって発するのとは違うような気がしたので、リーダーに直接言うことができて良かったと思った。チャットで発言すると、ヒヤヒヤしているという感情をうまく文字に載せられるかどうか、あまり自信がなかったからだ。(私は「ヒヤヒヤしている」という感情を面白おかしく伝えたかった)

 というわけで、久し振りに出社してみて、出社とテレワークのメリットとデメリットを改めて認識したのだった。


※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ビジネスのシーンにおいて、チャットツールを使って、感情を言葉に載せて発信するのはやや難しい気がしています。アイコンなどは豊富にあるのですが、適切なアイコンを選んでいるうちに、発言するタイミングを逃してしまうこともありますしね・・・・・・。(;'∀')

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2022.01.16

私は、仲介者型(INFP-T)の性格だった!

Cambly講師とレッスン中に大笑いした話の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m オミクロン株の感染者数が爆発的に増えていますね。この先どうなってしまうのだろうと、考えるだけでも恐ろしいです。そんな中、トンガで火山の噴火があり、日本でも津波が観測されました。ゆうべ遅くに津波警報が発令されて、突然、スマホが鳴ったので驚きました。映像を見るとやはり津波は怖いです。オミクロン株と自然災害のダブルパンチですが、何とか乗り越えて行きたいですね。


 海外の人たちが掲げているプロフィールの中に、自身の性格の型を記載している人たちがいる。私は自分の性格の型を知らなかったので、性格診断テストを受けてみた。その結果、仲介者型の性格INFP-A / INFP-Tであることがわかった。

 仲介者型の性格INFP-A / INFP-Tは、何と全人口の4%しかいないそうだ。どうりで、「この人とはむちゃくちゃ話が合う!」と思える人にはなかなか出会えないわけである。話がぴったり合う人が見付からないのは、かねてからの私の悩みでもあった。

 普段、交流している人たちとは、共感とは別のもので繋がっている。それはそれで貴重な体験ではあるのだが、時には自分のディープな世界を思い切りさらけ出して、共感ベースで誰かと繋がってみたいと思うこともある。しかし私は自分のディープな世界をほとんど人に語ることができない。相手が自分のディープな世界を受け入れてくれないと、最初からわかってしまっているからだ。また、自分のディープな世界を語るのに、多くの言葉を必要とするなら、本当の意味で理解し合うのは難しいだろうとも考えている。

 では、もしも私が、全人口の4%しかいない、自分と同じタイプの人と出会ったら、あまり多くの言葉を必要とすることなく、お互いの感覚だけで深くわかり合えるのだろうか。それは実際に体験してみないとわからない。

 ちなみに、どのようにして判定したのかわからないが、私と同じタイプの著名人には、『指輪物語』を書いたJ.R.R.トールキンやシェイクスピア、ジョニー・デップなどがいる。この人たちと一緒に過ごすことができれば、私は調和を感じて、喜びやインスピレーションを感じ取ることができるとのことである。そう、私が望んでいるのは、まさしくインスピレーションを感じて、お互いの創造性を刺激し合うことだと思う。同じ型の人たちに出会うことができれば、私が今まで好んで実践し続けて来たことの意味がわかるような気もしているのだ。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私はガンモとの結びつきが非常に強いので、4%の人たちのことを自分から遠ざけてしまっているのかもしれません。実際に出会うと、密に関わる余裕がないように思うからです。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2019.04.06

久し振りの再会

ホットヨガ(六五六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ココログのエディタが仕様変更されて、本当に使い辛くなりました。本気でどこか別のサービスに引っ越ししようかとも考えましたが、長く続けているブログなので、できれば引っ越しはしたくありません。以前と同じような記事を書きたいだけなのに、以前と同じような記事を書こうとすると、手持ちのテキストエディタでいろいろな変換を行わなくてはなりません。本当に困ったものです。


 お彼岸に帰省してから、あっという間に二週間が経った。帰省中は、小学校時代からの友人二人と、個別に会って話をした。一人は数か月に一度のペースで会っている友人で、もう一人は、何年か振りに再会した友人である。

 何年か振りに再会した友人が、カバンの中から新しいガラケーを取り出したとき、私は安心感を覚えた。彼女のその行為で、「ああ、時代に流されることなく、自分が選びたいものを選び続けていいんだ」と思えたからだ。

 彼女も私も、学生時代から英語好きだったが、彼女は英文科に進学し、私は国文科に進学した。英文科に進学した彼女は、イギリスに短期留学していたこともあった。果たして、英文科ではどのようなことを学んでいたのか、彼女に尋ねてみたところ、英語の古文を学んだのだそうだ。そう言えば、私も一年ほど前にアガサ・クリスティを原文で読んだことがあるのだが、その中で出て来た表現をイギリス人に尋ねてみると、「現代では、あまり使わない表現だ」と言われたことがある。彼女が大学で学んだのは、アガサ・クリスティよりももっと古い時代の英文学らしい。おそらく、実践にはほとんど役に立たないのではないかと、彼女と一緒に苦笑いした。

 私も、自分が専攻した言語学について彼女に話した。私がゼミで学んだのもまた、特殊な古語だった。これも、日常生活ではまったく役に立たたないものである。おそらく日本の大学生たちは、そのゼミを担当してくれている教授の趣味の影響を強く受けることになるのではないかと思う。

 高校を卒業したあと地元を離れた私たちは、今のようにメールやSNSなどのツールで気軽にやりとりできる時代でもなかったので、しばしば手紙を交換していた。先日、彼女が実家に帰省した際に、私が彼女に送付した大量の手紙を見付けたらしい。当時の私は、確かにたくさんの手紙を書いていた。とにかくエネルギッシュだった。更年期を迎えた今は、そんなエネルギーをすっかり失い、一ヵ月に数回、ブログを更新するのがやっとの状態である。当時の私は、有り余るエネルギーを、書くことで昇華させていたのだと思う。

 旅行についても話をした。彼女が慎重派なら、私は冒険派と言えるだろうか。旅行に行くとき、彼女はしばしばツアーを利用しているそうだ。私たちは、自分たちでホテルや乗り物を予約しているのだと言うと、彼女は驚いていた。彼女曰く、ツアーで旅行に行くと、バスでの移動中などに睡眠が取れるのがいいらしい。私はというと、団体行動で行動が制限されるのが煩わしいと感じるのと、誰かに連れて行ってもらうと、旅の記憶が薄れてしまうので、自分たちの足で回るようにしているのだと答えた。これについては、一長一短だと思った。確かに旅先ではかなり疲れが出るので、移動中に、誰かが起こしてくれるまで安心して眠るのと、電車の中で乗り過ごさないように気を遣いながら寝るのとは眠りの質も違うだろう。そうした考え方の違いも面白く、楽しく会話をして別れたのだった。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りに有意義な会話ができて良かったと思います。時代に流されず、自分に必要なものを選びながら生きるということを、彼女から学んだ気がします。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

2018.04.15

会話が面白くなる瞬間

ホットヨガ(六二七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちが亡くなられた熊本地震から二年が経ちました。そして、今もなお、日本のどこかで震度五以上の地震が起きています。これからも、私たちは地震を回避しながら生きて行かならないでしょう。もし、何かあれば互いに助け合うという精神を大切にしながら、災害への備えを常に心がけておきたいものですね。


 新たに知り合った人と会話を始めるとき、相手の芯の部分に触れることができるまでは、遠回りしながら相手のことを理解しようとする状態がしばらく続くことになる。多くの場合、相手は誰かに本当に触れて欲しい部分を隠し持っていて、本当に気を許せる相手だけにそれを見せようと、最初から心に決めている。

 最近、海外の人たちと交流することが多くなったが、単純なあいさつだけでは、会話が何も続かないことを実感している。また、単純なあいさつだけで始まった会話でなくても、なかなか会話が弾まないこともある。それは言語の壁というわけではなく、お互いに、相手に触れて欲しい部分を隠したままで交流を続けようとするからだと思う。

 最初は弾まなかった会話も、交流を続けて行くうちに、突然、会話の内容が開けて来ることがある。例えば、イギリス英語が好きだという私のプロフィールを見たアメリカ人が、ぎこちないイギリス英語を使ったメッセージをくれたという話を前に書いたが、最初のうち、お互いに当たり障りのない話ばかり続けていた。しかし、あるとき相手が素直になり、夫婦関係の悩みを話し始めた。その途端、交流が深くなったのは言うまでもない。イギリス英語が好きなはずの私が、どういうわけかアメリカ人の悩み相談を受ける流れになったというわけだ。しかし、対話を続けて行くと、相手は既に自分なりの答えを持っていることがわかるので、それを引き出す形での交流が続いている。

 このことからわかるのは、相手に触れて欲しい部分を隠したままで交流を続けようとしも、深い交流はできないということだ。とは言え、反対に、相手の目的が不明確な場合に、当たり障りのない会話をしばらく続けて、とうとうそこに触れたときに、「なあんだ、それが目的だったのか」とがっかりすることもある。

 アフリカのガーナに住む女性と交流を始めたとき、相手がとにかく当たり障りのない話ばかりするので、相手の意図が読めない状態がしばらく続いた。相手がひどく積極的だったので、単に友達を作りたいわけではなさそうだという気はしていた。毎回、当たり障りのない話ばかりではつまらないと感じ始めたときに、思い切ってガーナチョコレートの話をしてみた。日本にはガーナチョコレートと呼ばれるチョコレートが古くからあり、それでガーナという国が日本でも有名なのだと書いたところ、相手は私に、「ビジネスパートナーにならないか」と持ちかけて来た。どうやら彼女は私に、ガーナからいろいろなものを買って欲しいようだった。何だ、最初からそれが目的だったのかとがっかりした。もちろん、私はそんなビジネスを始めるつもりはなかったので、きっぱり断った。

 相手を利用しようとせずに、本当に心を開いたときだけ、私たちは相手と新たな関係を築くことができるのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 外国人たちとの交流を通して、いろいろなっことに気付くことが多い毎日です。相手が日本人であれ、外国人であれ、心を開いて話の内容を深くしならなければ面白くないですよね。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2017.07.02

待てば海路の日和あり

ホットヨガ(五八〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 早くも七月に入り、以前よりも一層暑くなりましたね。風が吹いてくれるとまだ救われますが、風がないと暑くてたまりません。あまりもの暑さに耐えかねて、昨日は自宅のルーフバルコニーにビニールプールを用意して水を張り、ガンモと水浴びをしました。(笑)ところで、北海道と熊本でまた大きな地震がありましたが、お怪我などはありませんでしたでしょうか。一晩のうちに、それぞれ別々の地域で大きな地震が起こっているのは、何だか気になりますね。


 去年から大殺界が始まり、今年は三年続く大殺界の中でも最も運気が悪いと言われている年回りである。あまり気にしたくはなかったのだが、あまりにもうまく行かないことが続き過ぎると、やはり大殺界の存在を肯定せずにはいられない。

 特に仕事面では、これまでとまったく同じ仕事を担当していながらも、仕事をする環境が大きく変わり、これまでとはまったく違うやり方で仕事を進めることになってしまった。その過程において、いろいろなストレスを抱えてもいる。

 大殺界の年回りに初めて出会った人たちは、どういうわけか、非常に押しが強い。相手の押しが強いので、私は受け身になるしか術がなく、自分のペースでことを進めることができず、なかなか自分を出せないでいる。それがストレスの原因にもなっているようだ。しかし、そんな状況の中、私を助けてくださる方もいる。今はそういう存在に救われている。

 地球が自転しながら太陽の周りを回っているように、私たちもまた自転しながら、どこかを回っているのかもしれない。回っているどこかを太陽だと仮定するならば、私たちが自転しているときに生まれる太陽との角度が年回りと言われるものなのだろう。ある時期までは太陽の恵みを存分に受けられるが、太陽との位置関係が変わると日陰の存在となり、太陽の恩恵を受けにくくなる。それが大殺界に相当するものなのかもしれない。サポートしてくださる方や、大殺界でも変わらずに交流が続いている人たちの力を借りながら、ただ静かに太陽との位置関係が変わるのを待つしかないのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自分らしく過ごせない時期があるということを受け入れざるを得ない状況ですが、むしろ、こういう時期だからこそ関わることになっているのかもしれませんね。今はただ、もがくことなく、運気が変わるのを静かに待つことにします。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2017.01.07

一度、言われてみたかった

ホットヨガ(五五〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日からまた、うれしい三連休ですね。年末年始の休暇が短かったので、この三連休の間にもう少しだけお正月気分を味わっておきたいと思います。どうか皆さんも、有意義な三連休をお過ごしくださいね。


 Skypeを使った言語交換パートナーとの交流を始めてから、およそ半年が経過した。私には、四人の言語交換パートナーがいるが、そのうち最もやりとりの内容が濃いのは、気が付いたら七時間が過ぎていたの記事に書いたロンドン在住の男性である。これからどうなるかわからないが、彼以外の言語交換パートナーたちとは、次第に疎遠になりつつある。

 年明けに、そのロンドン在住の男性とチャットをしていたときに、あることがきっかけになって、彼をひどく怒らせてしまった。彼の怒りは相当なもので、私はこれまでにないほど急な展開に驚き、戸惑いを覚えたのだが、それでも私なりに冷静に対処した。しかし、彼の怒りは留まるところを知らず、"i hate you!"とか"fuck you"などと激しくののしられてしまった。

 私は、それらの文字を確認したとき、「いやあ、"i hate you!"や"fuck you"って、映画の台詞なんかでは良く聞くけど、まさか私自身がネイティヴスピーカーから言われることになろうとは思ってもみなかったわあ」と内心、思った。それでも、せっかく築き上げた言語交換パートナーとの関係が今にも崩れそうな状況だというのに、私はそれらの台詞が自分の身に降りかかったことをほくそえんでもいた。

 彼は怒りが収まらなかったのか、間もなくオフラインになり、これまでSkypeの画面から見えていた彼のプロフィール画像がデフォルト画像に切り替わってしまった。私は、「彼のコンタクトリストから削除されてしまったのだろうか?」と不安になったが、Skypeへの接続状況を色で示す丸印がそのままの状態だった(コンタクトリストから削除されると、この丸印が?マークになる)ので、削除はされていないのではないかと期待していた。

 しかし、翌朝、Skypeに接続してみると、Skypeへの接続状態を色で示す丸印が?マークに変わり、彼とのトーク画面にも「認証待ち」の文字があった。それは明らかに、私が彼のコンタクトリストから削除されてしまったことを意味していた。私は、「ああ、削除されてしまったんだ。あんなに会話したのに、ずいぶんあっけないものだなあ」と思った。彼のコンタクトリストから外されてしまったことはとても悲しかったが、これまでの交流の積み重ねがあっただけに、これで終わりになるはずはないだろうと心のどこかで期待していた。

 しかし、通勤途中や昼休みにタブレットPCからSkypeに接続してみても、「認証待ち」の表示は変わらなかった。Skypeのコンタクトリストは、簡単に追加したり削除したり、また、いったん削除したものを復活させたりできることを知っていたので、そのうちほとぼりが冷めれば彼のコンタクトリストに復活させてくれるのではないかという希望を持っていた。

 彼のコンタクトリストから削除された翌日、私は残業のため、深夜に帰宅した。帰りの電車の中でタブレットPCを開いてSkypeに接続しても、また、帰宅して自分のノートPCを開いてSkypeに接続しても、「認証待ち」の表示は変わらないままだった。しかし、どういうわけか、いきなり彼からコンタクトがあった。「もしかすると、昨日は言い過ぎてごめん」と書かれてたりするのかな?」と思いながらコメントを表示させてみると、何と、またしても"i hate you"から始まる内容だった。余程怒りが収まらないらしい。彼が私をコンタクトリストから削除したことがわかったので、念のため、連絡先を交換していない人ともチャットができる設定に変更しておいたのだ。

 それから彼と私は、「認証待ち」の状態のままで、いろいろな話をした。それは、とても穏やかで深いものだった。

 今回のことでわかったのは、人は、感情を極限まで表現してしまうと、やがて次のステップに進むことができるということだった。そして、お互いの理解を深めるためには、やはり本音を言い合ったほうがいいのだということも理解した。むしろ、他の言語交換パートナーたちとは、本音を言い合うことができないからこそ疎遠になってしまっているのだとも思った。

 彼はまだ私をコンタクトリストから外したままだが、何となく、これまでとは違う交流ができそうな予感がしている。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m "i hate you!"や"fuck you"をネイティヴスピーカーから感情をもって言われるのは、私の中では勲章のようなものです。(笑)私たちは、他者と接するときに、ある程度の境界線を引いて自分の領域を守っていますが、感情を極限まで表現することにより、これまでの境界線が崩れて、より相手に近付いて行くことができるのだと実感しました。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2016.03.05

自分を良く知るきっかけ

映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 急に暖かくなりましたね。朝はそれなりに寒いのですが、夜はコートを着て電車に乗ると、暑く感じるほどです。朝用のコートと夜用のコートを別々にしたい気分です。(笑)


 最近、またまた仕事帰りに英会話カフェに寄ることが多くなった。今回は、そこで自分なりに気付いたことを書いてみたいと思う。

 毎回、「このままではいけない」と実感してしまうのは、いきなり話題を振られると、なかなか答えられないことである。英語に関するとあるメールマガジンによれば、英会話が得意な人というのは、自分の話したいことを予め用意しているのだそうだ。言い換えると、英語を流暢に話す外国人を自分自身の世界に引きずり込んでしまうということでもある。

 実際、私が通っている英会話カフェにも、その日に話すことを決めて参加している方もいらっしゃるようだ。そういう方は、たいてい、一時間だけの滞在と最初から決めていて、一時間の会話を楽しんだあとは、躊躇することなく立ち上がり、去って行く。私はというと、その逆で、特に話したいことを決めてもいないのに長く滞在し続けているという感じだ。そのような参加方法だから、外国人の方に何か話題を振られても、なかなか答えられない。つまり、常に相手主体の会話になってしまっているのである。

 そこで、英会話カフェで良く聞かれる質問について、自分なりに答えを用意すべく、ノートに書き出してみた。まずは、良く聞かれる質問の一つとして、「これまでどの国を旅行したことがあるか?」である。これまで訪れた国をノートに書き出しながら、気付いたのは、訪問したことをすっかり忘れてしまっている国がいくつかあったことだ。例えば、カリプソオカマショーを楽しんだというのに、タイに行ったことを忘れてしまっていたし、ベルギーに行ったことも、いつの間にか忘れてしまっていた。そのことは、私としてもかなりショックだった。

 訪れた国を一つ一つ書き出したあとは、一つ一つの国に関して、実際に訪れた場所を更に細かく書き出して行った。その作業を通じて更に驚いたのは、いくつかの旅先についても、自分が訪れたことを、もう何年も思い出していない場所がいくつもあったということだ。私は、これまでいろいろな場所を旅行して、自分の中に一体何を残して来たのだろうと衝撃を受けた。何かをするからには、自分の中に何かをしっかりと残しておきたいと思った。そのためには、訪れた場所について、ときどき振り返ることも大切なのだと思った。そうすることで、時間が過去にも現在にも双方向に流れて行くのではないだろうか。

 次に良く聞かれる質問として、「どんなジャンルの映画が好きか?」、「これまで観た中で最も面白かった映画は何か?」などの映画の話題についても、答えを用意しておくことにした。私が好きなのは、ミニシアター系映画館で鑑賞するヒューマンドラマだと決まってはいるものの、最も面白かった映画については、答えを用意していないので、いつもなかなか答えられないでいた。これも旅行と一緒で、映画をたくさん見ているというのに、なかなか好きな映画のタイトルを即座に答えられない。邦題が原題とかけ離れているために、答えられないという問題も実はあるのだが、それ以前に、映画自体を選び出せない。これもまた、私自身が過去の振り返りを行っていないためだとわかった。

 そこで私は、最も好きな映画を選び出した。私が最も好きな映画は、映画『ぼくのエリ 200歳の少女』 である。映画『SHAME -シェイム-』も大好きだ。他にもいくつか好きな作品はあるが、先ほど挙げた二つの作品が突出して好きである。今度、映画の話題が出たときのために、これらの作品の簡単な説明ができるように用意しておき、これらの作品が好きだと言ってみようと思う。

 このように、質問の答えを用意することは、自分を良く知ることにも繋がるのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m これらの作業は、普段、意識していないことを顕在化させるきっかけになりました。良く、私たちは他者と通して自分を知ることになると言われていますが、まさしくその通りなのかもしれません。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2015.12.31

癒しの猫カフェ

初めての車中泊の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ガンモは元日から仕事の当番の予定が入っているため、私の実家に一泊したあと、一足先にカングーに乗って帰宅しました。無事に着いたと連絡があったので、安心しています。さて、今日は大晦日ですね。今頃、テレビを観て過ごされている方が多いのではないでしょうか。今年も一年、「ガンまる日記」をご愛顧くださいまして、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。どうか皆さんも、良いお年をお迎えくださいね。

 今月のとある週末に、ガンモとキャンプに出掛けた帰りに、友人宅に寄らせてもらった。同じ県内に住んでいるというのに、片道百キロ以上離れているためか、お互いに気合を入れなければ、ほとんど会うことができない。今回は、彼女の住んでいる市にキャンプという用事を作って、ガンモと一緒に出掛けたのだった。

 彼女は、家の中で五匹の猫を飼っている。どの猫も、彼女が保護した猫で、彼女と深い縁がある猫たちばかりである。彼女はそれらの猫に避妊手術を施して、それぞれに愛情を傾けている。猫たちはみんな毛並みがきれいだった。

 私たちが家の中に入ると、猫たちは驚いた様子で、あっという間に持ち場から散り、少し離れたところから私たちを観察していた。それでも、こたつの中に入ってくつろいでいる猫もいた。ベッドの下にいた大きな猫は、百音(もね)だった。百音は、彼女の家に来たときは子猫だったようだが、どんどん大きくなり、今では怪傑ライオン丸のように首周りの毛がふさふさしている。

Nekocafe0

Nekocafe2

百音(もね)

怪傑ライオン丸 オープニング

 百音は、とても存在感のある猫で、間近で見るとびっくりするくらい大きい。私たちがこたつに入り、しばらく友人と話し込んでいると、ベッドの下からのそのそと出て来て、私たちに見向きもせずに私たちの横を素通りして行った。マイペースな猫なのである。

 そんな百音が、とうとう私たちの存在を認めてくれたのか、何時間か話しているうちに私たちの近くまでやって来て、身体を触らせてくれるようになった。こうした変化はとてもうれしい。

 また、最初から、それほど警戒心が強くない猫もいた。真っ白な琥珀(こはく)である。琥珀は私たちに、とても友好的に接してくれた。

Nekocafe1

琥珀(こはく)

 こたつの中に入っていたのは、子音(しおん)である。トラ猫の子音は、猫のキャラクターとして描かれる絵にそっくりの猫だった。

Nekocafe3

子音(しおん)

Nekocafe4

百音(もね)(左)と子音(しおん)(右)

 黒猫の風太は、最後まで私たちに気を許してはくれなかった。いったん、私たちの前に姿を現したかと思うと、部屋のどこかに隠れてしまい、しばらく姿を現さなかった。ガンモは、
「黒猫が、この部屋のどこかに居たはずだ。絶対、部屋の中から出てないと思う」
と言って、部屋の中にいるはずの風太を探し回っていたのだが、なかなか見付からなかった。ときどき、開いている押し入れが動くので、きっと押し入れの中にいるのだろうと思っていたものの、探してもなかなか見付からなかった。

 ところが、友人が押し入れの中を探してくれたところ、押し入れの中の籠の中に風太が身を潜めていたことがわかった。ガンモは、その籠の中も確認しようとしたらしいのだが、そこに風太がいることがわからなかったようだ。風太が籠の中にいることがわかったので、しきりに外に出て来るように呼び掛けたのだが、私たちが帰る頃になっても、とうとう風太は出て来なかった。

Nekocafe5

風太(ふうた)

 そして、もう一匹、ののという比較的小さめの猫がいた。その猫も、私たちのことを警戒していて、押し入れの中に逃げ込んだまま出て来なかった。

Nekocafe6

のの

 とまあ、このような猫カフェ状態で、彼女といろいろな話をしたのだが、人間が動物に癒されることの意味を知ったような気がする。彼らは人間のことをずっと気に掛けてくれるわけではなく(いわゆる、「面」の付き合いではない)、自分たちのペースで傍に寄り添ってくれているのだ(「点」の付き合い)。ただ彼らが存在するだけで癒しになっているのである。

 それと、友人と、人間としての相性の良さを実感した。多くのことを説明しなければわかってもらえない場合もあるが、それは、前提条件が異なっている場合のことである。しかし、彼女とは、前提条件が近いので、多くのことを説明しなくても、感覚でわかり合える部分が多いのである。それがまた癒しにもなった。

 ガンモも私も、猫カフェでずいぶん癒された。また用事を作って、彼女の街まで出掛けて行こうと思っている。とても楽しいひとときをありがとう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 風太は、私たちが帰ったあと、すぐに押し入れから出て来たそうです。(苦笑)もともと友人と私は同じアーチストのファン仲間なのですが、三十年ほど前に、出会ったその日に同じホテルのツインルームに泊まった仲なのでした。おそらく直感で引き合ったのだと思いますが、その直感は決してぶれてはいなかったと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2015.08.06

聞き上手

ホットヨガ(四五四回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日で、広島に原爆が投下されてから七十年経ちました。私は、現役で入学した大学が広島にありましたので、その大学を休学して再受験するまでの間、一年だけ広島に住んでいました。その頃、平和記念公園から比較的近いところに住んでおきながら、広島平和記念資料館に足を運んだのは、ガンモと結婚してからのことでした。学生さんが持っていたお弁当が一瞬のうちに焼き付けられていたことに強い衝撃を覚えました。同じように、人の形がそのままコンクリートのようなところに焼き付けられていたことにも衝撃を受けました。長崎を旅行したときにも、長崎原爆資料館に足を運びました。悲惨な戦争の被害を見せ付けられるとともに、千羽鶴にこめられた平和への願いを感じられる場所でした。少ないですが、広島と長崎で撮影した旅行アルバムのスライドショーを貼り付けておきます。戦争だけでなく、ありとあらゆる面において、人々が第三者によって尊い自由意思を奪われることがないように強く願います。

※スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、広島~平和への祈り~をご覧ください。

※スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、長崎~平和への祈り~をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

 先日の東京滞在中に、好きなアーチストの実家に足を運んだ。そこは、三十一年前にも訪れたことのあるお店である。初めて訪れたとき、お店が閉まっていたので途方に暮れながら、シャッターの閉まったお店を外から写真撮影していた。すると、どこからともなくお母さまが外出着で現れ、ついさきほどまでお店を開けていたが、これから出掛けるので閉店したのだと教えてくださった。私はお店が開いていなかったことに落胆しながらも、お母さまとのツーショット写真を撮っていただいたのを覚えている。そのとき、通行人の方にシャッターを押していただいたのかどうかまでは思い出せない。

 それからも、私自身が東京に住んでいたり、また、結婚してからも、東京に足を運ぶ機会が何度もあったというのに、好きなアーチストの実家を訪れることはしなかった。おそらく、実家の前でお母さまとのツーショット写真を撮っていただいたことに満足していたのだと思う。

 そして、今回、三十一年振りに好きなアーチストの実家を訪れたわけだが、うれしいことにお店が開いていた。お店の外には私の好きなアーチストの写真が貼られ、一目見て、そのお店がそのアーチストと深い関わりがあることがわかった。

 お店の中では、好きなアーチストのお兄さんが店番をされていた。好きなアーチストのファンらしき人たちもいた。好きなアーチストのグッズが売られていることを知っていた私は、グッズコーナーでTシャツとハンドタオルを選ぶと、レジへと向かった。

 初めてお話をさせていただくお兄さんは、好きなアーチストとは顔もあまり似ていなかったが、サービス精神満点であるところはそっくりだった。私がファンだとわかると、どこから来たのか、いつ東京へ来たのか、どこのホテルに泊まっているのか、東京に来てからどこかへ行ったのかなど、いろいろ聞き出してくださった。私はそれらの質問に答えながら、「ああ、商売人は聞き上手なんだなあ」と思った。自分の話をするのではなく、相手から話題を引き出そうとしているのだ。十年前に、しゃべり続ける関西人という記事を書いたが、彼らがお兄さんの姿勢を知ったら、ひどく驚くことだろう。

 好きなアーチストの実家でお会計を済ませると、私もお兄さんに、あることを質問してみた。するとお兄さんは、面白おかしく、そして冷静に私の質問に答えてくださった。

 帰り際に、
「じゃあ、暑いのでこれをどうぞ」
と言って、差し出されたのは、お店の名前とアーチストの名前が入った団扇(うちわ)だった。私は、その団扇を有難く受け取り、お礼を言ってお店を出た。ほんの短い間だったのに、聞き上手なお兄さんのおかげで、とてもいい気持ちにさせていただいた。

 そんなお兄さんに、言い忘れたことがある。
「お兄さん、あなたがこうして家業を継いでくださっているから、彼は今の仕事に専念できているのだと思いますよ」

 お店の中にも、好きなアーチストのポスターなどが貼られていたが、好きなアーチストもまた、いろいろなメディアで実家のお店を紹介したりしている。好きなアーチストと実家のお店の間には、とても良い循環が出来上がっているように見えたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m うまい商売をする人というのは、自分を押し付けずに、相手からどんどん引き出そうとするのですね。お兄さんから、コミュニケーションの基本を学んだような気がしています。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

2015.05.01

「女子会」なるものに参加した

至上最大の泥遊びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日は健康診断を受診しました。毎年、健康診断の記事を書いていますが、今年は他にも書きたい記事がたくさんあるので、記事にはしません。(笑)いつもと違っていたのは、健康診断の最後の問診の担当医師が若い医師だったことです。あと、平日だったためか、待ち時間も少なくて済みました。いつもは土曜日に受診していたのですが、土曜日はひどく混んでいることが良くわかりました。

 ゴールデンウィーク休暇の少し前に、珍しく、「女子会」なるものに参加した。メンバーは、直径十二センチの彼女と、もう一人の派遣仲間と私の三人である。ちなみに、直径十二センチの彼女の現在の子宮筋腫は、直径十二センチよりも小さいとご本人からご指摘があった。とは言え、直径十二センチの彼女のままで行こうと思う。

 直径十センチの彼女とは、確か二ヶ月ほど前に会っているが、もう一人の派遣仲間とは、およそ一年ほど前に、いなかのオフィスの食堂で一緒にご飯を食べて以来の再会である。もう一人の派遣仲間と直径十二センチの彼女とは、三年振りくらいの再会だったようだ。

 直径十二センチの彼女がこぢんまりした隠れ家的なお店を予約してくれたおかげで、とてもおいしいイタリア料理にありつくことができた。一度訪れた利用客は、必ずまた利用したくなるような素敵なお店だった。

 オフィスカジュアルの話になり、やはり私の着ている服はオフィスカジュアルではないと言われてしまった。私はその日、無地のチュニックにつけ襟をして、インド綿のエスニック柄のスカートを穿いて行った。もうその時点でオフィスカジュアではないのだが、私はこれが自分のオフィスカジュアルだと主張した。しかし、二人は認めてくれなかった。直径十センチの彼女曰く、私が着ているのはオフィスカジュアルではなく、私ふうのファッションなのだそうだ。

 実は、まちのオフィスに移転してしばらくの間は、できるだけ控えめな服装にしていたのだが、やはり自分らしさを取り戻したい欲求に駆られ、エスニック柄のロングスカートを穿いて出勤するようになった。どうも私はエスニック系のファッションや小物が好きらしく、何とかしてオフィスカジュアルの服装に取り入れたかのだ。そこで、これまでのパンツスタイルからロングスカートに転身したというわけなのである。

 もう一人の派遣仲間からは、柄のスカートはオフィスカジュアルではないと言われてしまった。それに対し、私は、トップスが無地ならば、ボトムスは柄でもいいのだと主張した。実際、職場でも、柄のスカートを穿いている人はいる。しかし、エスニック柄のスカートではなく、自己主張のない大人しい柄のスカートである。

 もう一人の派遣仲間は、私のオフィスカジュアルを気に掛けてくれている別の派遣仲間にも見せたいと言って、私の服装をiPhoneで激写していた。ちなみに、いなかのオフィスに勤務していた頃の私は、片腕におよそ六個ずつのパワーストーンを着けていたが、今では遠慮して、パワーストーンの数は片腕に三つずつに留めている。それでも、他の人から見れば多いようだ。ちなみに、指輪も片手に二個ずつ着けている。しかも、右手に着けているのは蛇の指輪である。

 オフィスカジュアルの職場で勤務するようになってから、かれこれ一年近くが経過しているが、どうも私は他の人たちが着ているような服を着ることができないことに気が付いてしまった。その根底には、着ているものでその人が判断されるべきではないという想いがあるからだと思う。むしろ、オフィスカジュアルでビシッと固めている人のほうが、私には近付きにくい。裏に何か隠し持っているのではないかと思ってしまうのだ。

 もう一人の派遣仲間曰く、私は、人の心の扉を開けてしまうらしい。心の扉を開けることを意識しているわけではないが、人と根本的に繋がることができずに当たり障りのない話を続けるほうが、私には苦手なのである。だから私は、たくさんの人と広く浅く繋がるSNSには向かないのではないかと、最近、思い始めている。思えば、心地よいと感じている人たちとは、当たり障りのない話では終わっていないことに気が付いた。

 他にもいろいろな話をして、面白おかしく笑いながら、最後は記念撮影をして分かれた。みんな、そのお店が気に入ったので、次回の女子会もそのお店で開催することになりそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m オフィスカジュアルの職場で働くと、服だけでなく、カバンも靴も倍に増えます。(苦笑)それでも、週に五日は自分がそれほど好きではない服とカバンと靴で過ごし、自分の好きな服とカバンと靴で過ごせるのは残りの二日だけなのです。何だか切ないですね。オフィスカジュアルにも自分の好みを取り入れたくなる気持ちがおわかりいただけるのではないかと思います。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

| | トラックバック (0)

より以前の記事一覧