ソウルメイトの夫婦愛

2024.06.02

ガンモの散歩(その後)

北海道と車中泊と自然のことの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m もう六月ですね。昨日、ガンモと一緒に大阪にある万博記念公園に足を運び、岡本太郎さんが制作された「太陽の塔」の中を見学しました。これまで、「太陽の塔」の外見しか知らなかった私たちでしたが、中に入ってみて、とにかく驚きました。中には何と、アメーバから始まって、生命が次第に進化して行く過程とともに、過去から未来へと伸びて行く「生命の樹」という名の素晴らしい芸術作品が隠されていたのです。見学して受け取った「生命の樹」のエネルギーが、このエネルギーを必要としている人たちに届きますように。


 以前、ガンモの散歩という記事を書いた。実は、このガンモの散歩は、今でも私たちの間で続いている。最近の私は週に一日だけ出勤し、それ以外はテレワークをしている。出勤した日は帰宅した直後に散歩に出掛けて行き、テレワークの日はテレワークを終えてしばらくしてから出掛けている。

 ガンモの散歩を始めて気付いたことがいくつかある。それは、私たちと同じように夫婦で歩いている人たちが以外といるということだ。きっと歩くことが健康に良いことがわかっているからなのだろう。歩いている人たちは、私たちよりも年配の方たちが多いので、まるで自分たちの十年後を見ているかのように感じることもある。

 夫婦で歩いている人たち以外にも、犬の散歩をしている人たちも多い。最近は、光る首輪をつけた犬を良く目にする。散歩のときには、飼い主さんから、一度教えてもらったペットの名前をしっかりと覚えておくことも重要だ。私が名前を覚えたペットは、私のことも覚えてくれているようで、すれ違うときにすり寄って来てくれる。

 実は、犬を散歩させている方たちの中には、私たちの住んでいるマンションの住人の方もいらっしゃる。私たちのマンションは分譲マンションではあるものの、猫や犬の飼育は禁止されている。それでもこっそり飼っている人がいらっしゃるようで、私たちの顔見知りの住人の方が、ちょうど私たちが歩く時間帯に犬を散歩させているのに遭遇してしまうことがしばしばある。しかし、私たちは見て見ぬふりをするように心がけている。そのほうが、お互い気まずい思いをしなくて済むと思っているからだ。顔見知りの住人の方も、私たちを見かけても、うつむいたりして、私たちと顔を合わせないようにされている。そして、犬を散歩させていないときにマンションの敷地内などで顔を合わせると、お互い何事もなかったかのように、にこやかにあいさつを交わしている。

 ところで、私たちが散歩をするときに、ガンモが必ず持参しているものがある。それは、「ちゅ~る」だ。実は散歩をし始めてからわかったことなのだが、私たちの散歩コースに野良猫が三~四匹ほど生息しているのだ。そこでガンモは、野良猫を見つける度に、猫から少し離れたところにある葉っぱの上などに「ちゅ~る」を置いて、「ここに置いたから」と言って立ち去るのである。

 中には少しだけ距離が縮まった野良猫もいる。あるとき、その野良猫に「ちゅ~る」を与えたあと話しかけていると、どこからともなく男性がやって来た。男性は、慣れた手つきでリュックの中から猫缶とお皿を取り出して、スプーンを使ってその猫に餌を与えていた。何と、その男性が来ると、猫はすぐさま男性に掛け寄り、頭をくっつけて甘え始めたのだ。猫のそのしぐさを見た私たちは、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。その猫に会う度に「ちゅ~る」を与えて距離を縮めつつあったというのに、既にすっかり距離を縮めて猫と仲良くしている人がいることがわかり、完全なる敗北感を味わったからである。

 その日の散歩の帰りは、ガンモも私もすっかり落ち込んでいた。少なくとも二~三日は敗北感を引きずっていただろうか。そもそも「ちゅ~る」だけで野良猫と仲良くなろうとするのは無理があったと思う。その男性と猫の間には、これまでの間に築いて来た信頼関係と親しさがしっかりと根付いていたのである。おそらく、猫好きの度合も、私たちとは比べものにならないほど深いのだろう。そうであれば、私たちは私たちなりの方法で猫に接して行くのが一番良いのではないかと今では思っている。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 近所を歩くだけの散歩にも、様々なドラマがあります。野良猫の餌やりさんは、私たちが出会った男性以外にもいらっしゃるようで、ところどころに餌の入った紙のお皿が置かれていたりするのを見かけることがあります。きっと野良猫の存在に気付いた方たちが置いているのでしょうね。ただ、どの猫も耳がカットされていないので、TNRされているわけではなさそうです。

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2024.02.04

ガンモの定年退職

車中泊のトイレ事情ほかの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いつの間にか二月に突入してしまいました。やはり大きな出来事があると、言葉を紡ぐのが非常に難しくなります。今回の大地震で、最愛の家族をいっぺんに喪った方がいらっしゃるというニュース記事を読むと、とても心が痛みます。愛を感じながら生きて来た人たちにとって、最愛の人を喪うという悲しみは、非常に耐えがたいものだと思います。いつか、最愛の故人の方たちと、これまでとは違う関係を結ぶことができたらいいのに、と思います。被災地の状況は、以前よりは改善されてはいるようですが、まだ水の問題が解決できていないと聞いています。また、被災地から離れたところに二次的に避難することで、お風呂に入ることができたり、暖かく過ごすことができるいっぽうで、避難所のように無料で食事が提供されなかったり、これまで慣れ親しんだ地元の人たちと離れ離れになってしまうことから、再び寒い避難所に戻る方もいらっしゃるとか。大地震が発生する前の状態に戻れるのが一番良いとは思うのですが、それが難しい状況になってしまっている今、果たしてどこまで許容しながら現状を受け入れて行くかが課題であるように思います。それぞれの方たちが考える優先順位も異なるため、この問題は本当に難しいでしょう。ガンモが阪神淡路大震災で被災したときには、水の復旧に一カ月、ガスの復旧に二カ月かかったそうです。今回の大地震では被害も大きいため、復旧までもっと時間がかかると聞いています。ただ、地下水を活用されている方たちもいらっしゃるようなので、そういうところに救いがあればよいのにと思います。あと、海水をうまく活用できないかと考えてみたのですが、水道管を直すのとどちらが早いのでしょうね。いっそのこと、雪解け水を活用する方法もあるかもしれませんね。それから、避難所が寒いという意見も多いようですが、床からの冷気をブロックするには、厚手のアルミシートやダンボールなどを活用するしかないかもしれません。また、プライバシーを守るためにダンボールやテントで仕切りが施されている避難所もあるかと思いますが、そうした区画の中で更にもう一つ小さめのテントを設置してその中で過ごすと、比較的暖かく過ごせると思います。それから、暖房に頼らずに服をたくさん着込む場合は、上着を何枚も重ねるよりも、下着を重ねるほうが暖かく過ごせると思います。二月に入ったので、これから過ごしずつ暖かくなってくれることを期待していますが、北陸はまだまだ寒いだろうと思いますので、いろいろ工夫して、少しでも暖かく過ごせることを願っています。(室内にテントを張って生活している人の動画を見つけたので、ご紹介しておきます)


 一月生まれのガンモが定年を迎え、先月末で長年勤めた会社を退職した。一月いっぱいは、有給消化のために丸ごと休暇にしていて、事実上の仕事納めは昨年末だった。私は、定年を迎える人は、社会的な繋がりを絶つことで気持ちが落ち込んだりしないのかと少し心配していたのだが、最後の仕事を終えたあとのガンモは、むしろ解放感いっぱいの表情をして、満面の笑みを浮かべていたのだ。

 というのも、ガンモの主な仕事は、客先で発生したトラブルに対処する業務だったため、呼び出し当番の日には、夜中に突然呼び出されて車で出掛けて行くということも少なくなかったからだ。あるとき、夜中の二時過ぎにガンモの業務用スマホが鳴ったかと思えば、しばらくの間、ガンモは業務用パソコンを開いてパシャパシャと入力し、やがて業務用パソコンを閉じて、これから鳥取に出掛けて行くと宣言した。これには私も仰天した。ほとんど寝ていない状態で夜中に自分で車を運転して鳥取まで出向き、現地でトラブルの対応をした上で、再び車を運転して帰って来るのである。私としても、途中で事故を起こしたりしないか、気が気ではなかった。そのため、呼び出し当番の日のガンモは心の余裕がなく、何事もなく呼び出し当番の日が過ぎると、いつも二人で歓喜していたものだった。ガンモにとって、退職するということは、そんな呼び出し当番から、完全に解放されるということなのである。

 最後の呼び出し当番が終わったガンモは、とにかく解放感に満ち溢れた顔をしていた。これまで頑張って来たからこその達成感とも言えるだろう。ちゃんとした退職金を受け取ることができるので、今のところは今後の生活にも大きな不安はない。これからしばらくの間、ガンモはこれまでできなかったことなどをしながら過ごすようだ。

 実は、ガンモの退職は、私の心理状態にも影響している。まず、ガンモが仕事で急に出掛けて行かなくて良くなったということで、私自身の不安も消え去った。ガンモの業務用スマホが鳴ると、これから呼び出されてどこかに出掛けて行くのではないか、車の運転は大丈夫だろうかという不安がつきまとっていた。しかし、これからはガンモが毎日家に居てくれるのである。そのことが、私とって、何よりも大きな喜びであり安心なのである。

 退職したガンモは、以前にも増して家事に精を出してくれている。そのことも、とてもありがたい。家のことについては、ガンモの中でいろいろな野心があるらしい。今はそれらを一つずつ達成しつつある状況である。

 ところで、ガンモの六十歳の誕生日に、私はガンモに赤くないちゃんちゃんことして、半纏(はんてん)をプレゼントし、私自身もおそろいの半纏を買った。ガンモはその半纏が気に入って、最近、しばしば二人で出掛けているウォーキングにも着て行くようになった。私は半纏を着て外を歩くのはちょっと恥ずかしいのだが、ガンモが気に入っているようなので、私もおそろいの半纏を着て、夫婦で夜のウォーキングを楽しんでいる。そう、われら、半纏夫婦なのだ。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモが家にいるという安心感は大きいですね。ガンモ自身も、大変な解放感を味わっているので、これまでかなりのストレスを抱えていたのだと思います。とにかく、それらのストレスから解放されて良かったと思っています。ガンモ、長い間、お疲れ様。

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2022.11.02

ガンモの散歩

10月からの仕事のことの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 皆さま、ご無沙汰しています。もう十一月ですね。十月は一つしか記事を更新できませんでした。おそらく自律神経失調症のせいだと思うのですが、更年期障害の時期はとうに過ぎているというのに、頭では行動したいと思っていても、なかなか行動に移すことができずにいます。仕事は何とか大丈夫なので、もっとプライベートを充実させたいところです。新しい職場での仕事は、少しずつ慣れて来ました。とてもいい雰囲気の会社だと思います。今のうちにたくさん失敗して学んで行きたいと思います。もう少し仕事に慣れることができれば、テレワークもしたいですね。また感染者数が増えて来ているようなので、どうか皆さまもお気をつけください。


 今日の記事のタイトルは、「ガンモの散歩」である。「ガンモの散歩」と言っても、ガンモが独りで散歩をしたことを報告するものではない。「犬の散歩」のように、ガンモを散歩に連れ出すことである。

 実はガンモも私も、普段から運動不足気味である。ちなみにガンモは車通勤、私は電車通勤である。私は伊能忠敬が日本の土地を計測して地図を作成するという万歩計を愛用していて、毎日の歩数をほぼ日手帳に記録している。私の今の職場は以前の職場と同じ最寄駅にあるというのに、一日に歩く歩数が千歩ほど減ってしまった。要するに、今の職場のほうが以前の職場よりも最寄駅から近いということなのだろう。

 九月に受けた私の健康診断の結果は、あまり良くなかった。漢方医に数値を確認してもらったところ、毎日早歩きをすれば診断結果も変わって来るだろうとのことだった。そのことをガンモに伝えると、「じゃあ、一緒に歩こうか」ということになったのである。

 私たちは普段、帰宅時間がまちまちである。そこで、ガンモがテレワークをした日に、自宅の玄関に集合することにした。仕事から帰宅した私は、荷物を置いて、靴を履き替えてガンモと一緒に外に出た。二人で話をしながら、近くの大きなお店の手前まで歩き、そして行きとは別ルートで帰って来た。それだけで、およそ二千歩くらい歩いた。「今日はたくさん歩いた」と主張できるほどのものではなかったが、二人で歩きながらいろいろなことを話せるのがまた良かった。

 まだまだ始めたばかりだが、途中で疲れたら座れる場所もあるので、この試みはなかなか良いと思う。これからますます寒くなるので、三日坊主になる可能性も大なのだが、できるだけ続けて行きたいと思う。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今の時期、テレワークができることは大変ありがたいのですが、やはり運動不足になるので、歩くことは大切だと感じています。以前、テレワークが続いたときに歩行が困難になってしまったという経験がありますので、「ガンモの散歩」はこれからも続けて行きたいですね。

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2022.04.12

「ルーフバルコニーに集合だから」

最近の気付きの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 春を通り越して初夏の到来ですね。ロシアからのウクライナへの攻撃がまだ止まないことで胸を痛める毎日です。ライトワーカーのみんなで結束して、暴君プーチンを止めることはできないでしょうか。今こそ地球を救うときだと思うのですが・・・・・・。


 コロナ前までは外食が多かった私たちも、コロナ禍の今は自宅でご飯を食べるようになった。私が神戸で働いていた頃は、ガンモと仕事帰りに待ち合わせて、良く外食していたものだった。しかし現在、私は大阪で働いており(時々出勤、時々テレワーク)、ガンモは感染防止のために電車ではなく自家用車で通勤している。そうした背景もあって、お互いの休みの日と、お互いの仕事が終わってからは、ルーフバルコニーで食事をするのが日課になっている。エアコンの効いた部屋に逃げ込む夏の暑い日以外は、寒い冬の日も風の日も、ルーフバルコニーで一緒に食事をしている。

 夫婦で同じものを食べながら語り合い、食後にお茶を飲む。子供のいない夫婦にとって、これは最高の幸せだと思う。ただ、私の今の仕事は急な残業を依頼されることが多く、楽しみにしているガンモとの食事を泣く泣く見送らなければならないこともある。また、ガンモも仕事が急に長引くこともあり、私が独りでご飯を食べることもある。二人で一緒に過ごす心地よさを知っているだけに、それが実現できないときの落胆は大きい。

 お互いの休みの日は、私はテントかルーフバルコニーで過ごし、ガンモは寝室でゆったりと過ごしている。ずっと同じ場所に一緒にいるわけではない。しかし、ご飯の時間になるとルーフバルコニーに集合して、一緒にご飯を食べる。仕事に出掛けて行くときも、「じゃあ、夜はルーフバルコニーに集合だから」と言って家を出る。すなわち、私たちにとって、ルーフバルコニーは集合場所なのである。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 気が付けばガンモとの結婚生活も今年で二十六年になります。コロナ禍でなければ、去年の銀婚式は二人でどこかに旅行に出掛けていたはずでした。今年も海外には行けそうにありませんが、感染リスクの少ないキャンプなどを細々と楽しんでいます。

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2021.06.19

ガンまる、銀婚式を迎える

映画『ライオット・クラブ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 父が無事に、二回目のワクチンを接種しました。やはりいろいろなニュースを見聞きしているので、不安があります。世間では、高齢の親が新型コロナウイルスのワクチンを接種する際に子供が付き添い、時には経過を見守るために泊まったりもしているようです。しかし、私は何もしていません。本当にこのままでいいのだろうかと思います。父と顔を合わせないまま、一年半が過ぎようとしています。東京オリンピックは開催されるというのに、高齢の親に会えない日々が続くなんて理不尽です。そんな中、たまたま私たちが取ろうとしていた休暇と父のワクチン接種が重なりました。香川県出身のガンモは、去年他界した伯父のお墓参りをしたいと言い出しました。そこで私たちは、四国に向けて出発したのです。父とは明日、一年半振りに顔を合わせます。月曜日は仕事なので、ほんの数時間しか時間が取れませんが、久し振りに父の元気な顔を見て来ようと思います。


 先日、私たちは銀婚式を迎えた。新型コロナウイルスの感染が広がる前までは、仕事帰りに待ち合わせをして、一緒に食事をしながらお祝いをしたものだった。しかし、コロナ禍の状況が続いているので、自宅でささやかに乾杯をした。

 いつの間にか、お互いに、親と一緒に過ごして来た時間よりも長い時間を一緒に過ごす存在となっていた。特にコロナ禍になってからは、自宅で一緒に過ごす時間が以前よりも一層増え、私がテレワークで自宅にいるのにガンモが外に仕事に出掛けなければならないときには、寂しささえ感じるほどである。

 そんなとき、私は思うのだ。幸せとは、宝くじに大当たりしたり、大金をはたいて海外旅行に出掛けて行ったりすることではないと・・・・・・。これまでと同じ、当たり前の日常がずっと続いて行くことだと私は思うのだ。だから私はこれからも、この当たり前の日常を守り続けて行きたいと思うのだ。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 決して特別なことが幸せなのではなく、日常の中にも幸せは存在していると思うのです。そのことに気づいたおかげで、当たり前の日常を大切にできるようになりました。

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2019.01.02

新年にシェアしたい動画のご紹介

ホットヨガ(六五〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。年末年始の休暇をいかがお過ごしでしょうか。私は三十日に高速バスに乗って、愛媛の実家に帰省しました。ガンモはお正月の二日間、仕事が入っていたため、自宅で過ごしていますが、明日には私の実家まで来てくれることになっています。今回の年末年始の休暇は九連休なので、後半はガンモと二人でのんびり過ごそうと思っています。


 新しい年を迎え、三年間続いた大殺界がようやく終わった。まだ大殺界が明けたという実感はないが、何となく受動から能動へと切り替わりつつあるように感じている。この三年間、かなり受け身の生活を送って来たので、これからは能動的に動き回りたいと思っている。まずは、ここしばらく聞き役に回ることが多かったので、自分のこともしっかり話せるようになりたいと思う。

 帰省先の実家では、父と過ごす時間をできるだけたくさん取るようにしている。父は、基本的に自分で何でもできる人なので、今のところは、日々の生活の中で、誰かの力が必要になることはほとんどない。ただ、やはり母が他界してからは寂しいようで、以前は父に電話を掛けてもすぐに会話が終わっていたのに、最近では父も電話でいろいろ話をしてくれるようになった。そのため、帰省したときは、父の部屋で一緒にテレビを見ながらゆっくりご飯を食べて、いろいろな話をしたりしている。

 さて、この帰省中に鑑賞した動画の中で、皆さんとシェアしておきたい動画があるので、ここでご紹介したい。アメリカのニューメキシコ州で実際に起こった出来事で、ドライブに出掛けた六十代後半のご夫婦が途中で事故に遭い、水も食べ物もない荒野を夫婦で歩き回りながら助けを求め続けるというものだ。動画のコメント欄にもあるが、動画のタイトルには惑わされないようにして欲しい。

 この動画から学ぶべきことはたくさんある。まずは、夫婦間に根付く強い愛、そして、危機に陥ったことを誰かのせいにしたり、責めたりしない生き方があるということ、更には、人間が生きて行く上で大切なものは水であるということなどである。また、クラッシュした車から離れるときに残しておいたメモが役に立ったことからも、いざというときに冷静になって、ちょっとした機転をきかせて周囲に知らせる手段を取っておくことが、非常に重要であることがわかる。

 この動画には、ピンチを切り抜けるためのヒントが隠されていると言っても過言ではない。彼らと同じような状況に直面したくはないが、もしも何か困難なことにぶつかったときは、できる限りこのご夫婦のようでありたいと思うのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 危機に直面すると、危機に陥ったことを誰かのせいにしたりしがちです。しかし、このご夫婦はそうではなく、ずっと愛を絶やさずにいました。お二人の愛が染みて伝わって来るようなお話でした。

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2018.04.22

ガンモの肋骨が折れたはなし

ホットヨガ(六二八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m この週末は、ずいぶん暖かかったですね。私はもう半袖で過ごしています。初夏を迎えるのが早くなりました。このままでは、あっという間に夏がやって来るでしょう。


 先週の日曜日のことである。ガンモがバッテリを運ぼうとしているとき、雨のために滑りやすくなっていたマンションの駐車場で派手に転んでしまった。裏がツルツルのサンダルを履いていたためである。私はその場にはいなかったのだが、転んだ直後はそれほど痛みがなかったようで、派手に転んだことをガンモから聞いたのは、夕食のときだった。

 次の日の月曜日、ガンモは普通に仕事に出掛けて行った。しかし、火曜日あたりから痛みがひどくなって来たようだった。とは言え、仕事の関係ですぐに病院に行ける状態ではなかった。結局、ガンモが病院に行ったのは、木曜日のことである。この時点で、痛みはかなり増していて、自らの痛みをかばおうとするために、仰向けになった状態で、自分では起き上がれないほどになっていた。そのため、ガンモよりも一時間早く家を出る私が、出勤する前にガンモを寝床から起こし、私が出掛けてからガンモが仕事に行くための準備を整える毎日となった。

 木曜日に病院に行ったとき、レントゲンを撮ってもらったようだが、レントゲンでは肋骨が折れているかどうかはわからなかったという。しかし、痛みが強いことから、軟骨が折れているのだろうという診断が下されたようだ。

 ガンモは、「さらし」のようなものを処方され、仕事に出掛けて行くときはそれを巻いて肋骨を保護するようになった。私が子宮全摘手術を受けたときに巻いていた白い布と似ていると思った。

 金曜日の夜に、ガンモはようやく自分で起き上がれるようになるくらい回復していた。しかし、回復したことに油断したのか、豪快なくしゃみをしてしまったようだ。くっつきかけていた軟骨がまた外れたのか、その後、再び一人では起き上がれない状態に戻ってしまった。

 土曜日は、私が漢方医の診察を受けることになっていたので、家を出る前にガンモを寝床から起こした。その後、ガンモは独りでルーフバルコニーに出て、リクライニング式の座椅子に座って外の風に当たっていたようだ。

 私は漢方医の診察のあと、買い物を済ませて帰宅した。家を空けた時間はおよそ二時間半ほどだった。私が帰宅すると、ガンモはルーフバルコニーで私の助けを求めていた。リクライニング式の座椅子に座っていたものの、座っているうちに身体がずれてしまい、立ち上がれなくなっていたそうだ。座椅子を置いていた場所は日陰で寒かったので、上に掛けるものを取りに行きたかったが、座っている位置がずれてしまったために起き上がれず、そこで遭難していたそうだ。私は慌てて、ガンモが起き上がるのを手伝った。

 その後、しばらく休養したからか、ガンモは再び自分で起き上がれるくらいにまで回復した。やれやれである。そして、日曜日の今日は、自分で起き上がって仕事に出掛けて行った。何とも素晴らしい生命力である。

 もうすぐ迎えようとしているゴールデンウィークに、私たちはキャンプに出掛ける計画を立てている。ガンモはカングーを運転することもできるので、キャンプに出掛けられないわけではない。とは言え、まだ重いものを持てなかったりするので、テントを設営したり、タンクに貯めた水を運んだりするのは私の仕事になってしまいそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 英会話のイギリス人講師も肋骨を折ったことがあると言っていました。とにかく時間が治してくれるからと語ってくれました。

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2018.02.20

イギリス人男性はソウルメイトへの憧れが強いのか?

ホットヨガ(六二一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m オリンピックには無頓着な毎日を送っています。(笑)関西地方はずいぶん暖かくなりました。関東地方はまだ寒いのでしょうか。先日、書き忘れていましたが、先日のバレンタインデーで「ガンまる日記」も丸十四年が経過しました。最近は更新間隔が開いてしまっていますが、これからも書き続けて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。m(__)m


 最近、登録した世界中の人たちが集まるサイトには、メッセージ機能があるため、いろいろな外国人たちとの交流が続いている。簡単なあいさつだけのメッセージもあれば、深い内容のメッセージもある。

 仕事が同業者のオランダ人と長いメッセージのやりとりをしていたのだが、どういうわけか、突然、相手が退会してしまった。実際に、私が足を運んだことのある街に住んでいた人だったので、何だかとても残念である。

 それはさておき、そのサイトでは、会員のプロフィールを参照できるようになっている。最近、気が付いたのだが、私は誰かのプロフィールを読むのがとても好きだ。しかも、詳細に書かれたプロフィールをじっくり読むのが大好きだ。詳細なプロフィールには、その人の人となりが現れている。それは言わば、その人の魂の輝きでもある。

 そのサイトでは、とにかくいろいろな人たちからメッセージが届くので、英文を書く機会に恵まれる。そして私は、誰かからメッセージが届いたら、その人のプロフィールを読みに行くようにしている。

 そんな中、あるイギリス人男性からメッセージが届いた。早速プロフィールを見に行くと、「僕はソウルメイトの存在を信じている。自分の周りに、とても幸せな結婚をしている人がいる。それを見て、僕はソウルメイト以外とは付き合わないことに決めたんだ」と書かれていた。男性がソウルメイトの存在を信じているなんて、日本ではほとんど考えられないことである。

 「ワイス博士の本は読みましたか?」とか、「退行催眠の経験はありますか?」など、会話を始めるための話題はいくつかあったのだが、そのときどうしても急いでいて、すぐに返事が書けなかった。残念なことに、そのサイトには、私のガラケーからはどう頑張っても繋がらないので、PCを使って接続するしかなかった。しかも、出掛ける用事があったので、しばらくPCは使えない状態だった。そのため、次にそのサイトにアクセスしたのは数時間後だった。すると、その人はもう退会してしまっていた。いろいろ話をしたかったのに残念である。

 そこで、私は自分のプロフィールを変更することにした。外国人の方たちがソウルメイトに対してどのような考えを持っているのか、知りたかったからである。私はプロフィールに、「ソウルメイトの夫と結婚している」と書いた。

 すると、またまたイギリス人からメッセージが届いた。「彼がソウルメイトだって、どうしてわかったの? 似ているの?」と書かれていた。私は、「うん、似ているよ。それに加え、出会ってから、とにかく良く泣いていた。それは心の奥から沸き上がって来る涙で、決して悲しみの涙なんかじゃなかった。また、彼と一緒だった頃の自分の前世も思い出したんだよ」と書いた。すると、「似ているってことは重要だね。僕はね、交通事故で友達が亡くなって二週間経った頃、自宅の庭でボールのような光の玉を見たんだ」という返事が返って来た。ソウルメイトや前世に関して、否定されるのかと思いきや、そんな体験談を書いて来てくれたので、驚いたのだった。

 まだ二人しか確認が取れていないが、二人だけだとしても、イギリス人男性はソウルメイトに興味を持っていると言えるのではないだろうか。今度、英会話のレッスンのときにイギリス人講師に聞いてみようと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m そんな質問をされて、私もガンモと出会った頃のことを思い出すきっかけになりました。あの頃はとにかく良く泣いていましたね。

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2016.11.30

何度でも出会う人

ホットヨガ(五四六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m シャワーを浴びていたときに耳にお湯が入ってしまい、なかなか出てくれず、とても気持ちの悪い思いをしました。効果があったのは、トイレットペーパーで作ったこよりを静かにゆっくりと耳の穴に差し込んで行く方法でした。水分が出て行くように、耳を傾けて行うと効果的なようです。おかげで、トイレットペーパーのこよりが水分を吸ってくれました。めでたし、めでたしです。さて、今回お届けする記事ですが、運命の二人何度でも出会う運命の人と類似しています。


 仕事帰りにホットヨガのレッスンを受けたあと、電車に乗ったことをガンモに伝えるために、LINEでメッセージを送った。ガンモは、すぐには私からのメッセージを読まなかったようなのだが、私はガラケーから送信したので、自分が書いたメッセージが既読になっているかどうかを確認することができなかった。

 電車が次の駅に着いたとき、視界の左端のほうで、見覚えのある姿を確認した。まさかと思って顔を上げて見てみると、やはりガンモだった。私が乗車していた車両は、私たちが利用している自宅の最寄駅に降り立つときには不便な位置に停車する。しかし、ホットヨガのスタジオのある最寄駅から乗車するには、その位置がとても便利なのだ。

 ガンモは、私の書いたメッセージを確認することなく電車に乗ったという。しかも、何故か自宅の最寄駅に着いたときには不便な車両をわざわざ選んで乗車して来た。そして、私に気付くよりも先に、私の一つ置いて隣の人が使っているiPadに目が行ったそうだ。というのも、ガンモも同じiPadを使っていたからだ。そして、そのiPadを使っている人と私の間の空いている席に座ったというわけだ。

 顔を上げてガンモを確認した私は、
「マジで?」
と言った。LINEを確認していなかったガンモは、私がその時間にその車両に乗っていることを知っていたわけではなかった。それなのに、わざわざ私の隣の席に座ったのだ。しかも、電車は数分おきに発着している。私たちが乗車した車両は七両構成だったが、その時間に発車するその席を選んだわけだ。ガンモ曰く、何となく私と会うような予感がしていたそうだ。

 時間軸と空間軸が一致した二人は、電車の中で再び出会ったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m やはり、ガンモとは不思議な縁ですね。本当に良く会いますから。(笑)

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2016.06.16

ガンまる、結婚二十周年

二度目の分かれの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 北海道で大きな地震があったとYahoo! 防災速報からメールが届きました。北海道にお住まいの皆さん、お怪我などはありませんでしたでしょうか。余震があるかもしれないので、どうかしばらくはお気をつけくださいね。


 今日で私たちは結婚二十周年を迎えた。二十年前は大安だったのに、二十年後の今日は仏滅である。実は、私たちの結婚記念日は、義父の命日でもあり、毎年、複雑な気持ちで過ごす一日となっている。それでも、この日を迎えられたことは、私たち夫婦にとっては大きな喜びである。

 私の勤務先が、まちのオフィスからいなかのオフィスに変わったので、今日は仕事帰りにガンモと待ち合わせをして、食事をして帰った。私がまちのオフィスで働くようになる前までは、ガンモと仕事帰りに待ち合わせをして、食事をしてから帰宅していたものだったが、私がまちのオフィスで働くようになってからは、通勤経路が正反対の方向だったので、待ち合わせをするとしても、自宅の最寄駅がメインになっていた。いなかのオフィスで働くようになったので、私の仕事が早く終われば、その日にガンモが働いている場所の近くまで移動することができるようになった。

 結婚二十周年と言っても、特に変わったことをしたわけではなく、いつもと少しだけ違う時間を過ごしただけである。それでも、こうして二人で仕事帰りに待ち合わせをして、結婚記念日をお祝いすることがもっともシンプルで大切なことのような気がしている。

 先日、義母の命日を迎えたとき、「ガンモを生んでくださってありがとうございます」と、義母の魂に心からお礼を言った。義父と義母が出会って愛し合い、ガンモを生んでくれたおかげで、私はガンモと出会って愛し合い、こうして結婚二十周年を迎えることができたわけである。先祖を大切にする気持ちは、このような身近なことから生まれるのだと思った。今の自分を大切に思うことが、先祖を大切に思う気持ちに繋がって行くのだと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちの結婚記念日は、義父の命日でもあるので、毎年、複雑な気持ちになりますね。私たちが義父に対してあまり親孝行できなかったので、義父は私たちに命日を覚えておいて欲しいのではないかなと思っています。だから、義父の命日は決して忘れません。

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