還暦を迎えた私の就職活動
※かわいいファースト・レディの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ようやく涼しくなりましたね。今度こそ秋の到来となるでしょうか。さて、私は仕事を4連休にして、10年振りにガンモと小豆島に出掛けていました。滞在中、少しずつ秋を感じられるような旅となりました。
私は今年の7月に還暦を迎えた。一般の企業ならば、定年退職を促されるところだが、最近では還暦を過ぎても同じ職場に残ろうとする人たちも多い。
私の場合は無期雇用の派遣社員なので、派遣先の企業ではなく、派遣会社を7月末でいったん退職することになった。とは言え、派遣会社を退職しても、派遣先企業との契約期間がまだ残っていたので、私は引き続き同じ派遣会社で働き続けることになっていた。ややこしい話だが、還暦を迎えた私は、派遣先企業との関係性は変わらないままで、仕事を紹介してくれている派遣会社との関係性がほんの少し変わっただけ、ということになる。派遣会社をいったん退職しても、65歳くらいまではこれまでとほぼ同じ条件で働くことができるらしい。
(成り立っている構図)
私 ⇔ 派遣会社 ⇔ 派遣先企業
私は派遣会社と契約をして、派遣会社を通じて派遣先企業に労働力を提供している。
しかし、のちに派遣先企業との関係性が変わる出来事が発生し、私は9月末で現在の派遣先企業での仕事を終えることになった。派遣先企業が仕事をいただいている別の企業から、発注額の削減を依頼されたためである。派遣先企業の上層部の方がいろいろと手を尽くしてくださったのだが、私と同じ派遣会社から派遣されているもう一人の派遣社員と私、そして少なくとも一人の社員さんが現在のプロジェクトを卒業することになった。
不思議なことだが、このことが発覚する二ヶ月ほど前に、私自身が現在のプロジェクト内で浮いてしまっているような、場違いな存在であるような感覚に襲われた。私が所属しているプロジェクトは、英語に触れることの多い状況でありながらも、常に英語を素通りしなければならなかった。英語を丁寧に扱って行くことよりも優先度の高い作業が常に山積みであったため、英語対応が後回しになっていたのだ。そうした状況の中、私自身は常にもやもやした気持ちを抱えながら作業を続けていた。
これまで様々な派遣先企業で働いて来た私は、今回のように、自分が場違いな存在であるという感覚を抱くとたいてい、契約が終了していた。そのため、今回もそうなるのではないかと考えていたところ、やはり予想が的中したというわけだ。とは言え、派遣会社の担当から契約終了の連絡を受けたとき、何となくほっとしたのを覚えている。というのも、自分自身が今の職場にそぐわなくなって来ているのを感じていたからだと思う。
ただ、還暦を迎えた私が、新しい職場で、新しい人たちと一緒に、新しい仕事を続けて行けるのだろうかという不安もあった。それでも、これまでも何度となく、亡き母が私の仕事をサポートしてくれていたので、これからもきっと助けてくれるだろうと思って母にお願いしたりしていた。
やがて派遣会社の担当から、次の仕事の紹介があった。何とその会社は、二十年以上前に一度お世話になったことのある会社だった。しかし、あまりいい想い出がなかったことと、在宅勤務ができない条件であったことから、お断りさせていただくことになった。というのも、私は今後もCamblyのレッスンを続けて行きたいので、せめてレッスンを受ける日だけでも在宅勤務ができる状態であって欲しいと思っていたからだ。そうしなければ、レッスン前に数時間掛けて、レッスンの準備をすることは難しいと考えたのだ。レッスンの準備をせずに、ただ受け身でレッスンを受けるだけというのはレッスンの消費になってしまうので、絶対に避けたいと思っている。
派遣会社の担当は、私が一社目の紹介をお断りしたあと、ほどなくして別の派遣先企業の仕事を紹介してくれた。その仕事でもらえる時給は、現在、私がもらっている時給より550円も低かった(★)。しかし、在宅勤務は可能だという。私は時給には目を瞑ろうと思い、在宅勤務ができるという条件に惹かれてその案件に応募することにした。ありがたいことに、その派遣先企業は、私の現在の仕事の就業後の時間帯にオンラインで面接をしてくださるという。
しかも、何だか不思議なことが起こった。その後、営業担当が伝えて来た仕事内容は、最初に伝えられていたものではなく、現在私が担当している仕事の内容と比較的近いものに変わったのだ。
オンライン面接の当日は、勤務時間中に20分ほど私用で抜けることについて、現在の派遣先企業に了承をいただき、派遣会社の営業担当との事前打ち合わせをオンラインで行った。そのときに、在宅勤務を希望していることなどを伝えておいた。
そして、現在の派遣先企業の仕事が終わったあと、いよいよ本番の派遣先企業との面談を行った。仕事内容について、現在の勤務先での仕事内容と似ているのかと思っていたのだが、おそらく大きなところでは繋がってはいるものの、担当する部分が異なっているためか、あまり具体的なイメージを持つことができなかった。それに加え、在宅勤務は難しいと言われてしまったのだ。私は、それらのことにショックを受けてしまい、やはり今回の企業のお話もお断りしようと考え、そのことを派遣会社の営業担当にも伝えておいた。
ところが、オンライン面接を受けた二日後に派遣会社の営業担当から電話があり、派遣先企業が私を採用する決断をしてくださったと知らせてくれた。しかも、時給についても当初の予算より550円アップして、現在と同じ時給で私を採用してくださるという。私は、在宅勤務ができないことは度外視して、「そんなこと言われたら、もう断れないじゃないですか」とうれしい悲鳴をあげるしかなかった。ただし、契約はいったん11月末までとし、今後も契約を更新するかどうかは、双方で同時に検討することになっているという。すなわち11月末までは、お互いにとってのお試し期間のようなものであるということだ。
確かに、これまでほとんどフル在宅で仕事を続けて来た私にとって、いきなり毎日出勤に切り替わってしまうのは、肉体的にも精神的にもCambly的にも厳しいはずである。これまでガンモと一緒に出掛けていた夜のウォーキングも、休日のみの実施となる。朝はこれまでよりも一時間半は早く起きる必要がある。そして、通勤には片道1時間ほどかかる。これまでの在宅勤務では必要なかった出勤前の準備時間や通勤時間として、併せて3.5時間ほど必要になってしまうのである。そうした時間を私生活の中でやりくりしながら、Camblyのレッスンの準備もしなければならない。しかも、歳を重ねて行くごとに、予定した時間よりも早く目が覚めてしまい、おまけに二度寝ができずに寝不足にもなる。果たして私は、これらの変化に耐えられるのだろうか。
まだ始まっていないので、これから先どのように転んで行くかはわからないが、まずは新しい変化を受け入れることから始めてみようと思っている。亡き母もきっと助けてくれるつもりで、次の仕事に繋げてくれたに違いないからだ。
(★)現在の仕事は、時給2650円からスタートして、200円アップしている
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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 次の仕事を決めるに当たり、派遣会社の担当といろいろ話をしました。私は今の職場で英語をあまり使える状況になかったので、次の仕事では英語を使って行きたいと申し出たのです。しかし、無期雇用派遣という立場のままだと、これまで実績のある仕事しか紹介してもらえないのだそうです。英語を使う仕事に就きたい場合は、派遣会社との雇用形態を有期雇用派遣に変える必要があるのだとか。しかも、無期雇用派遣から有期雇用派遣に転身する場合は、派遣会社との契約をいったん解除しなければならないそうです。いったん有期雇用派遣になると、無期雇用派遣になるまでに時間がかかってしまうので、結局私は、無期雇用派遣のままでいることにしました。無期雇用派遣は、 仕事の契約が切れても、社員のようにお給料をもらうことができる派遣なので、いろいろと制約があるようです。
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