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2024年11月

2024.11.18

ワルシャワ~地下鉄、ポーランド軍事博物館、関空便には乗れず

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ワルシャワ鉄道博物館、トラムの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 兵庫県知事選で前知事の斎藤氏が再当選しました。何だか闇の深い裏裏事情があったようで、大どんでん返しとなったようです。一体何が真実なのか、私たちが見極めるのは非常に難しいですよね。先日の冒頭に書いたスペインの首相が被災地の方に泥を投げつけられないように逃げてしまったかどうかについても、似たような状況だったのかもしれません。それにしても、情報を操作することができるのだとしたら、恐ろしいことだと思います。そして本当に、誰かを陥れるための腹黒いことが裏で行われているのだとしたら、過去にも似たような出来事がたくさんあったのかもしれないですね。


 ワルシャワに二泊して、とうとう日本に帰る日を迎えた。八月八日の仕事を終えたあとに家を出たので、もう十日も旅を続けていることになる。Airbnbをチェックアウトした私たちは、ひとまずワルシャワ中央駅へと向かった。夕方の飛行機に乗る予定だったので、軽く観光をしたあと、空港に向かおうと思っていた。そのため、スーツケースをワルシャワ中央駅の手荷物預かりサービスで預かってもらった。実はコインロッカーもあったのだが、荷物が大きいので、人に預かってもらうほうが預けやすい上に受け取りやすいと思い、コインロッカーを利用せずに人に預かってもらうことにした。しかし、結果的には割高になってしまった。

 スーツケースを預けて身軽になったので、前日に購入しておいた24時間有効な切符を活用して、まずは地下鉄に乗った。三つほど移動したところにある駅で降りて歩き始めると、Airbnb近くの地下鉄の駅周辺で見つけた簡易エレベータの本格版があった。以前、利用した簡易エレベータよりも大きかったので、今度はガンモと一緒に乗ってみた。簡易エレベータの中は、エアコンが効いていなかったのでとても暑かった。下ボタンまたは上ボタンを押している間だけ簡易エレベータが移動する仕組みである。中がとても暑かったので、もしも何かのトラブルで簡易エレベータが突然、動かなくなってしまったとしたら、私たちは確実に脱水症になってしまうだろうと思った。実際はそんな心配は不要で、簡易エレベータがしっかり動いてくれたおかげで、私たちは無事に地上に降りることができた。中が暑かっただけに、外に出ると涼しく感じられた。

 私たちが向かったのは、降りた地下鉄の駅から歩いて10分ほどのところにある「ポーランド軍事博物館」である。ここは大変評価の高い博物館で、多くの展示物を通して、ポーランドの歴史までじっくりと学べるところらしい。更に、屋外の展示物は無料で見学できるらしく、あまり時間がなかった私たちは、屋外にずらりと展示されている戦車だけを見て「ポーランド軍事博物館」をあとにした。

 本当は、ワルシャワ動物園にも行きたかったのだが、もうあまり時間がなかった。そのため、私たちはワルシャワ中央駅まで戻り、預けておいたスーツケースを受け取って、ワルシャワ・ショパン空港へと向かった。ワルシャワ・ショパン空港に向かうために利用したS3という路線でも、前日に購入した24時間有効な切符を活用することができた。

 ちなみに、S3の電車が発車するホームに、S2の路線の電車が入って来たので、とにかくワルシャワ・ショパン空港に向かわなければと思っていた私たちは、Sの文字だけを見て反射的に飛び乗ってしまった。しかし、車内に表示されていたS2の文字を見付けて、これは私たちが乗車すべき電車ではないとわかったため、発車前に慌てて飛び降りた。あのままS2の電車に乗り続けていたら、ワルシャワ・ショパン空港に着くのは遅れてしまったことだろう。

 さて、私たちはその次にやって来たS3の電車に乗って、無事にワルシャワ・ショパン空港に着いた。しかし、利用するカタール航空のカウンターでチェックイン待ちをしていると、何やら重苦しい雰囲気が漂っていた。どうやら飛行機の到着が遅れているらしい。私たちは、ワルシャワ・ショパン空港からカタールのドーハを経由して、関西国際空港に戻ることになっていた。しかし、ドーハからワルシャワに向かう飛行機が5時間も遅れているという。そのため、遅れた飛行機がワルシャワに到着したあと、その遅れた飛行機に乗って私たちがドーハまで折り返しても、私たちが予約している関西国際空港行きの飛行機には乗れないという。私たちが関西空港行きの飛行機に乗れるのは翌日になってしまうため、カタール航空がドーハのホテルを手配してくれるというのだ。すなわち、旅の終わりだと思ってワルシャワ・ショパン空港にやって来たのに、帰国がもう一日延びることになってしまったというわけだ。

 幸い、私は時差ぼけを解消するために、夏休み明けの月曜日の休暇を申請していた。そのため、時差ぼけを解消できないまま仕事をすれば、何とかなりそうだ。帰国できないのだから、現状を受け入れるしかない。既にリタイヤしていて仕事の縛りのないガンモは、むしろこの状況を喜んでいた。そして私たちと同じように、旅行の予定の変更を余儀なくされた利用客がたくさんいることがわかった。

 ドーハのホテルに一泊することになるため、カタール航空のスタッフは、いったん預けたスーツケースを私たちに返してくださり、「着替えや洗面用具など、ホテルの滞在に必要なものがあれば、あちらのほうで取り出してくださってもかまいませんよ」と言ってくださった。私たちは、スーツケースを受け取り、ドーハのホテルに一泊するに当たって必要なものを取り出そうとした。しかし、あれこれ取り出すのは時間がかかってしまいそうだったので、一泊くらいなら何とかなるだろうと思い直し、結局、何も取り出さずにスーツケースをカウンターのスタッフに返したのだった。

 その後、手荷物検査を受けて空港の中に入り、免税店で父へのお土産としてウィスキーのミニボトルを2本購入した。しかし、これから私たちが向かうカタールのドーハは、イスラム教を信仰する国であり、飲酒が固く禁じられていた。そのため、そのあとのことは皆さんの想像にお任せする。

 ところで、カタール航空の機内設備の説明ビデオは、かなりユニークで面白かった。通常は、説明ビデオに登場する人たちが飛行機に乗っているというシチュエーションで、酸素マスクや救命衣の使い方の説明がなされることが多いと思う。しかし、カタール航空の説明ビデオでは、説明ビデオに登場する人たちが飛行機に乗っているわけではなく、普段の生活の中で酸素マスクが降りて来たり、救命衣を着用したりしていた。このような説明ビデオはとてもユニークで意外性があった。

 また、カタール航空の食事は、エコノミーでもがっつりとした食べ応えのある食事だった。私たちは、食後にコーヒーも入れてもらって満足だった。加えて、エンターテイメントもゲームや映画、ドラマなどが充実していた。こうして、ワルシャワ・ショパン空港からおよそ5時間半の移動を楽しみながら、初めて訪れるドーハに向かったのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 出発前の計画よりも、旅行の日程が一日延びてしまいました。というわけで、私たちの夏休みの旅の物語は、もう少しだけ続くことになります。(苦笑)

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2024.11.10

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ワルシャワ鉄道博物館、トラム

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ショパン壁画、電動キックボード、ミルクバーの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 鹿児島や沖縄に大雨が降ったようですが、大雨の被害に遭われた方がいらっしゃいましたら、お見舞い申し上げます。世界的に、これまで予測できなかったレベルの自然災害が起きているので、どこの地域にいても常に情報のアンテナを立てておくことが必要な気がしています。スマートフォンやインターネットの活用は必要不可欠で、情報に疎いお年寄りの方たちにも同じ情報を伝えて行く必要があると思っています。先日、スペインで大洪水が発生して多くの方たちが亡くなりました。その原因は、国の対応が遅れて、予め被災地の方たちに大洪水の危険性を周知できなかったことと、経験したことのないほどの大洪水に見舞われたために、本来はより高い土地に逃げるべきだったところを、より低い土地に車で逃げてしまったために、車の中で亡くなった人たちが多かったことだと言われています。災害大国である日本は、過去の複数の苦い経験から学んだことを、既に世界中の人たちに伝えて行くだけの準備が整っているようで、日本からスペインに派遣された専門家もいると聞いています。多くの情報が溢れる世の中ではありますが、自然災害が多い中で、いざというときに使える予備知識を蓄えておくのは意味のあることだと思っています。ちなみに、大洪水の被災地を訪問したスペインの国王と女王、そして首相に対し、国の対応が遅れたことに不満を募らせた被災者の方たちが泥を投げつけたというニュースが報道されており、一部のメディアには、国王と女王は泥を投げつけられても地元の人たちとのコミュニケーションを取り続けたが、国王は逃げて無事だったと書かれていました。しかし、スペイン在住のCambly講師によると、右翼側のメディアと左翼側のメディアでそれぞれ別のことが書かれており、実際には首相も逃げずに泥を浴びたままだったそうです。(苦笑)ところで、昨日、発生した四国の大停電は自然災害ではなかったようですが・・・・・・。(苦笑)愛媛にある私の実家も停電したようで、突然、家の中が真っ暗になったので、父は家のブレーカーが落ちたのか、それとも近所も同じ状況に陥っているのかがわからなかったそうです。それを確かめるために父が家の外に出てみると、近所の人たちも同じように家の外に出ていたので、家のブレーカーが落ちたのではないことがわかったそうです。停電は、40分ほどで復旧したと言っていました。真っ暗な状況の中で停電が復旧するのを待ち続けるのは不安だったと思います。こうした事態に供えて、普段から電池や充電により動作する明かりを用意しておくと安心ですね。必要に応じて、スマートフォンに付属のLEDライトを一時的に活用するのもありかと思いました。


 ミルクバーで昼食を取った私たちは、ワルシャワ中央駅から歩いて15分ほどのところにあるというワルシャワ鉄道博物館を目指した。大量の鳩たちに見送られながら、線路沿いの道路をずんずん歩き、ようやく目的地に到着した。暑かったので喉の渇きと疲労感が激しく、実際には15分以上歩いた気がした。このワルシャワ鉄道博物館は、現在のワルシャワ中央駅の前身となる駅があった場所を再利用して公開されているもので、海外からの鉄道車両も多く展示されている。何と、大砲を備えた軍用列車も展示されていた。そんなものものしい雰囲気とは裏腹に、鉄道の旅が楽しいと思わせるような乙女チックな展示もあった。大人も子供も楽しめる空間ではあるものの、実際の展示内容はかなり中身の濃いものであるように思えた。

 行きは歩いたので、帰りはトラムに乗った。トラム乗り場では、日本では見かけない鳥がちょこちょこ歩き回っていた。さて、私たちの旅もいよいよ終盤を迎え、翌日には帰りの飛行機に乗る予定になっていた。そのため、空港への移動を考え、トラムの乗車券は24時間利用可能なチケットを購入しておいた。翌日の移動も、同じチケットを活用するためである。帰りの飛行機に乗るまで少し時間があるので、それまでは観光を続ける予定だった。

 宿泊しているAirbnbがある地下鉄の駅周辺までトラムに乗り、駅前で買い物をしてからAirbnbに戻った。普段、日本でガンモと一緒にウォーキングをしても、一日数千歩程度しか歩いていないというのに、こうして旅に出ると、一日のうちに1万数千歩ほど歩くことになる。そのため、夜はぐったりしてしまい、外食するエネルギーは残されていなかった。外食をする代わりに、私たちの夕食は、スーパーでサンドイッチを購入して済ませることが多かった。サンドイッチと言っても、日本で売られているような食パンに食材を挟んだサンドイッチではなく、フランスパンのような比較的長めのパンにいろいろな食材が挟み込まれたサンドイッチである。

 相変わらず、夜はひどくにぎやかなAirbnbだったが、扇風機やエアコンのない部屋だったので、暑さのために窓を閉めることはできず、窓を開けたままで寝て、ワルシャワで過ごす最後の朝を迎えたのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 時間制の乗車券は意外と便利だと思いました。ただ、日本のように乗車券のチェックが厳密ではないのですが、だからと言って、乗車券を購入せずに利用すると、ペナルティが高くつくみたいですね。

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2024.11.02

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ショパン壁画、電動キックボード、ミルクバー

クラクフからワルシャワまで4時間の電車移動、簡易エレベータ、Airbnb滞在の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三連休の初日ですね。今日は警報級の大雨が降りました。皆さんのお住まいの地域は、大丈夫でしたでしょうか。愛媛にある私の実家では、大雨のために、自宅のすぐ前にある小さな川が溢れてしまったそうです。幸い、実家は底上げして建てているため、浸水の被害はなかったのですが、実家の近所の家は、川の水がすぐそこまで迫って来て、今にも浸水しそうな状況だったそうです。私は実家の地域をYahoo! 天気やYahoo! 防災速報アプリの通知対象に加えているのですが、これまで通知が来ていても、実家のある地域からは少し離れた場所に関する情報だったので、今回もそうなのだろうと思い込んでいました。このような便利なアプリを使っていて、あらかじめ情報を得られる状態にあったというのに、父に知らせることができていなかったのは反省点です。これからは、注意すべき対象の地域を、地図で必ず確認するようにしたいと思います。


 ワルシャワで過ごす二日目の朝、私たちはAirbnbで朝食をとったあと、街へと繰り出した。お昼前だったからか、まだ人影はまばらだった。
 チェコでもそうだったのだが、ここポーランドのワルシャワでも、レンタルの電動キックボードに乗って移動している人たちをたくさん見掛けた。アプリをインストールして課金することで、乗りたい電動キックボードのロックを解除して利用できるらしい。乗り捨て自由なので、利用が終われば、それぞれの目的地で放置していいらしい。それほど人通りが多くない場所で利用するなら、素早く移動できていいのではないかと思った。ただ、チェコの路上で、電動キックボードに乗っている人が派手に転んだのを目撃してしまったこともあって、私たちは電動キックボードを今回の旅では一度も利用しなかった。また次回、来ることがあれば利用してもいいかなと思う。ちなみに、何年か前に訪れたパリで、ヴェリブというレンタサイクルを利用したのだが、日本と違って自転車も自動車も右側通行なので、非常に怖かった記憶がある。電動キックボードも、やはり右側通行の国で乗るのは怖いと感じるかもしれない。

 ところで、チェコでもポーランドでも、肌を露出している人たちが多かった。女性はキャミソールやへそ出しルックが当たり前、男性は短パン姿の人が多かった。おそらく、夏でもエアコンを使うことが日常的ではないためだと思われる。エアコンなしの環境でも、できるだけ涼しい恰好で夏を過ごそうとする工夫なのではないだろうか。

 さて私たちは、歩いてショパンの壁画が描かれた建物の近くまでやって来た。音楽家のショパンは、ポーランド出身だったのだ。壁画のすぐ近くには、フレデリック・ショパン博物館があった。中に入って見学しても良かったのかもしれないが、実はクラシック音楽には疎いため、見学しなかった。フレデリック・ショパン博物館近くの石のベンチには、ボタンを押すとショパンの曲が流れるベンチがあったり、また、近くの建物から美しい歌声が聞こえて来たりした。のちに、美しい歌声は、フレデリック・ショパン博物館前にある音楽大学から聞こえて来ていることがわかった。

 そこから私たちは、再び歩いて、国鉄のワルシャワ中央駅周辺まで戻って来た。Bar MLECZNYというミルクバー(大衆食堂)があったので、そこに入って昼食を取った。ここのミルクバーは、チェコで利用したミルクバーとは異なり、ファーストフードのお店にあるような端末型の注文システムが整っており、ポーランド語がわからない私たちでも、英語のメニューに切り替えて料理を注文することができた。

 タッチ・ペイで支払いを済ませ、私たちが注文した商品の調理状況をモニタで確認した。私は、肉系の料理に白ご飯をつけてみたのだが、実のところ、白ご飯を選んだのは大失敗だった。しかし、チェコでも食べたピエロギ(餃子)はおいしかった。このときの私たちの昼食代は、それぞれ飲み物もつけて、日本円の2,915円がクレジットカード会社から請求された。

 食事のあとは、近くにあったコンビニでアイスクリームを買って食べたのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ヨーロッパの女性たちが夏に着ている服装を、日本で真似たら注目を浴びてしまいそうです。Camblyの講師に聞いたところ、へそ出しルックが流行って来たのは、ここ7~8年くらいだそうです。やはり、地球温暖化と関係しているのかもしれないですね。

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