クラクフからワルシャワまで4時間の電車移動、簡易エレベータ、Airbnb滞在
※アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所見学 その2~「アウシュヴィッツ第一強制収容所」を見学するの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 朝晩は少し寒いくらいになりましたね。以前、ソーラーパネルを使って充電したバッテリを、テントの中で使う照明やスマホの充電のために活用しているという話をしました。夏の間は、ソーラーパネルの発電量も多く、すぐに充電できたのですが、最近は発電量が減っており、充電するのに時間がかかるようになってしまいました。ここのところ、何となくすっきりしない天候が続いているので、そのせいもあるかもしれません。また、太陽が照射する角度が確実に変わって来ており、日光が当たる領域が夏から変化しているようです。確実に、季節が移り変わっていることを実感するこの頃です。
クラクフ駅前のAirbnbに二泊した私たちは、いよいよチェックアウトする朝を迎えた。Airbnbは、比較的こぢんまりした部屋だったが、必要なものがすべて揃っていて、とても快適に過ごすことができた。とりわけ、洗濯機を使って洗濯することができたので本当に助かった。クラクフは、「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」見学の拠点にするのに最適な場所でもあった。
海外では初めてのAirbnbを利用することになったわけだが、ホストとはアプリで気軽にやりとりできるので安心だった。私たちの場合、チェックインからチェックアウトまで、ホストと顔を合わせることは一度もなかった。Airbnbは、ホテルよりも気楽に利用できる上に、価格も安いので大変魅力的である。ただ、先の記事にも記載したように、ヨーロッパで使われているドアの鍵は日本のドアの鍵とは異なるため(回す回数が多い)、部屋の開け閉めのトラブルが発生することも多く、中にはホストに泣きつく利用者もいるようだ。
私たちはホストと接することがなかったので、Airbnbの鍵は、アプリを通じてホストから教わった暗証番号を使い、部屋の前に設置された鍵ボックスを操作して、その中に返却した。チェックインするときも、同じ暗証番号を操作して、この鍵ボックスから鍵を取り出したのだった。
ただ、私たちが利用したAirbnbは、エレベータが故障中だったため、重いスーツケースを階段を使って運ぶ必要があった。部屋は2階だったのだが、それはヨーロッパ式の2階であり、日本で言うところの3階に相当する(ヨーロッパではグランドフロア/日本の1階に相当、1F/日本の2階に相当、2F/日本の3階に相当・・・・・・となる)。そのため、重いスーツケースを階段で運ぶのが想像以上に大変だった。
それでも何とか重いスーツケースを運び出し、電車を利用するために、クラクフ中央駅へと向かった。これから私たちは、およそ4時間かけて、ポーランドの首都であるワルシャワまで移動するのである。
私たちが利用するのは一等車だったのだが、電車の到着を待っていた待合所は、一等車とは反対の場所にあることがわかった。そのため、私たちは電車が到着してからプラットホームを大移動することになってしまった。チェコでもそうだったが、ポーランドでも自転車と一緒に乗車することができるため、プラットホームには自転車を押しながら歩いている人たちが何人かいた。
ようやく一等車の車両に到着し、これまた階段のある入口だったので、苦戦しながら重いスーツケースを持ち上げて、車内に運び込んだ。乗り込んですぐのところにスーツケースを収納するスペースがあったのだが、既に他の乗客の方たちが置いたスーツケースでほとんどいっぱいの状態だった。何とか私たちのスーツケースも無理矢理置かせてもらい、席につこうとしたが、私たちが予約した席に先客がいたので、私たちの席であることを説明して、席を譲ってもらった。予約した席に他の人が座っているというのは、ヨーロッパでも良くあることだ。
車内にはWi-Fiの設備も電源もあったので、移動中の4時間を有効活用するために、私はテーブルの上でPCを使い始めた。ところが、意図せず眠り込んでしまった。ガンモに起こされて気がつくと、電車はほぼワルシャワ付近まで来ていた。私は慌てて降りる準備を整え、電車を降りたのだった。
ワルシャワでの私たちの滞在先もAirbnbだった。まずはチェックインするために、これから二泊する予定のAirbnbに向かった。私たちが予約していたAirbnbは、国鉄のワルシャワ中央駅付近ではなく、国鉄のワルシャワ中央駅から少し歩いたところにある地下鉄の駅から、更に歩いて5分くらいのところにあった。国鉄のワルシャワ中央駅から地下鉄の駅までは、スーツケースがなければ徒歩およそ10分くらいで着くのではないかと思う。私たちはスーツケースを転がしながら歩いていたため、できるだけ段差のない場所を選択する必要があった。
そろそろ地上に上がりたいと思っていたのだが、見渡す限り、階段を昇る手段しか残されていないように見えた。しかし、私たちはちょっと変わった簡易エレベータを見つけた。ちょっと変わったというのは、エレベータが箱になっていないという意味である。私たちが通常、利用しているエレベータは、四角い筒の中を箱で移動するタイプのエレベータだろうと思う。しかし、ワルシャワで私たちが利用した簡易エレベータは、四角い筒の中を板の上に乗ってゆっくり移動するタイプのエレベータだった。つまり、上下するだけの板の上に乗って移動するというイメージだ。そのため、動きはとてもゆっくりだった。簡易エレベータを動かすには、備え付けのボタンを押し続けなければならなかった。スーツケースも一緒に運ぶ必要があったため、安全性を考えて、一人ずつ利用することにした。ありがたいことに、簡易エレベータはきちんと動いてくれて、ガンモも私も無事に地上に上がることができたのだった。
さて、地下鉄の駅周辺で、家族と思われる3~4人の人たちが、建物の外にぶら下がっている何かを確認していた。見ると、複数の鍵ボックスだった。おそらくそこのビルにはAirbnbがあり、Airbnbのホストが利用客のために建物の外に鍵ボックスをぶら下げていたのだろうと思う。
私たちが利用するAirbnbは、建物の中に入ってすぐのエントランス部分に鍵ボックスがずらっと並んでいた。ホストから教わっていた暗証番号を使って鍵ボックスを操作し、無事に宿泊する部屋の鍵をゲットすることができた。
部屋に入ってみると、ベッドルームとリビングルーム、そしてダイニングルームがあった。やや使いこまれた感はあったが、二日間だけ過ごすには充分だった。ただ、エアコンも扇風機もなかったので、昼間の室内はやや暑かった。クラクフのAirbnbには大きな扇風機があったのでまだ良かった。少し前まで、ヨーロッパでは熱波に悩まされることも少なかったので、考えてみれば当たり前のことである。クラクフのAirbnbでは、夜に窓を開けて寝ると少し寒いくらいだった。そのため、ここでも窓を開けて寝れば問題ないと考えていたのだが・・・・・・。
繁華街にあるAirbnbだからか、夜になると、下の通りにある飲食店から漏れて来る音楽やら飲食店の利用客の声やらが大きく響いて来た。これはたまらないと思ったが、窓を閉めてしまうと暑いので、どうしても閉めるわけには行かなかった。これは困ったと思ったが、疲れていたからか、いつの間にか眠りに就くことができた。騒音も肉体の疲れには影響を与えなかったということだ。
こうして、ワルシャワで過ごす一日目が過ぎて行ったのだった。
※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。
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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この日はこのAirbnbからCamblyのレッスンを受けました。旅行中でしたが、契約している回数分のレッスンをこなさないと、無駄になってしまうためです。アメリカ在住のイギリス人講師と話をしたのですが、AirbnbのWi-Fiが弱かったためか、レッスンの途中でWi-Fiが途切れてしまい、レッスンがいったん終了してしまいました。あとからつなぎなおして事なきを終えましたが、Wi-Fiの強さなどはあらかじめわからないので、旅先でのレッスンはいつも気を使いますね。(苦笑)
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