ガンモの定年退職
※車中泊のトイレ事情ほかの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いつの間にか二月に突入してしまいました。やはり大きな出来事があると、言葉を紡ぐのが非常に難しくなります。今回の大地震で、最愛の家族をいっぺんに喪った方がいらっしゃるというニュース記事を読むと、とても心が痛みます。愛を感じながら生きて来た人たちにとって、最愛の人を喪うという悲しみは、非常に耐えがたいものだと思います。いつか、最愛の故人の方たちと、これまでとは違う関係を結ぶことができたらいいのに、と思います。被災地の状況は、以前よりは改善されてはいるようですが、まだ水の問題が解決できていないと聞いています。また、被災地から離れたところに二次的に避難することで、お風呂に入ることができたり、暖かく過ごすことができるいっぽうで、避難所のように無料で食事が提供されなかったり、これまで慣れ親しんだ地元の人たちと離れ離れになってしまうことから、再び寒い避難所に戻る方もいらっしゃるとか。大地震が発生する前の状態に戻れるのが一番良いとは思うのですが、それが難しい状況になってしまっている今、果たしてどこまで許容しながら現状を受け入れて行くかが課題であるように思います。それぞれの方たちが考える優先順位も異なるため、この問題は本当に難しいでしょう。ガンモが阪神淡路大震災で被災したときには、水の復旧に一カ月、ガスの復旧に二カ月かかったそうです。今回の大地震では被害も大きいため、復旧までもっと時間がかかると聞いています。ただ、地下水を活用されている方たちもいらっしゃるようなので、そういうところに救いがあればよいのにと思います。あと、海水をうまく活用できないかと考えてみたのですが、水道管を直すのとどちらが早いのでしょうね。いっそのこと、雪解け水を活用する方法もあるかもしれませんね。それから、避難所が寒いという意見も多いようですが、床からの冷気をブロックするには、厚手のアルミシートやダンボールなどを活用するしかないかもしれません。また、プライバシーを守るためにダンボールやテントで仕切りが施されている避難所もあるかと思いますが、そうした区画の中で更にもう一つ小さめのテントを設置してその中で過ごすと、比較的暖かく過ごせると思います。それから、暖房に頼らずに服をたくさん着込む場合は、上着を何枚も重ねるよりも、下着を重ねるほうが暖かく過ごせると思います。二月に入ったので、これから過ごしずつ暖かくなってくれることを期待していますが、北陸はまだまだ寒いだろうと思いますので、いろいろ工夫して、少しでも暖かく過ごせることを願っています。(室内にテントを張って生活している人の動画を見つけたので、ご紹介しておきます)
一月生まれのガンモが定年を迎え、先月末で長年勤めた会社を退職した。一月いっぱいは、有給消化のために丸ごと休暇にしていて、事実上の仕事納めは昨年末だった。私は、定年を迎える人は、社会的な繋がりを絶つことで気持ちが落ち込んだりしないのかと少し心配していたのだが、最後の仕事を終えたあとのガンモは、むしろ解放感いっぱいの表情をして、満面の笑みを浮かべていたのだ。
というのも、ガンモの主な仕事は、客先で発生したトラブルに対処する業務だったため、呼び出し当番の日には、夜中に突然呼び出されて車で出掛けて行くということも少なくなかったからだ。あるとき、夜中の二時過ぎにガンモの業務用スマホが鳴ったかと思えば、しばらくの間、ガンモは業務用パソコンを開いてパシャパシャと入力し、やがて業務用パソコンを閉じて、これから鳥取に出掛けて行くと宣言した。これには私も仰天した。ほとんど寝ていない状態で夜中に自分で車を運転して鳥取まで出向き、現地でトラブルの対応をした上で、再び車を運転して帰って来るのである。私としても、途中で事故を起こしたりしないか、気が気ではなかった。そのため、呼び出し当番の日のガンモは心の余裕がなく、何事もなく呼び出し当番の日が過ぎると、いつも二人で歓喜していたものだった。ガンモにとって、退職するということは、そんな呼び出し当番から、完全に解放されるということなのである。
最後の呼び出し当番が終わったガンモは、とにかく解放感に満ち溢れた顔をしていた。これまで頑張って来たからこその達成感とも言えるだろう。ちゃんとした退職金を受け取ることができるので、今のところは今後の生活にも大きな不安はない。これからしばらくの間、ガンモはこれまでできなかったことなどをしながら過ごすようだ。
実は、ガンモの退職は、私の心理状態にも影響している。まず、ガンモが仕事で急に出掛けて行かなくて良くなったということで、私自身の不安も消え去った。ガンモの業務用スマホが鳴ると、これから呼び出されてどこかに出掛けて行くのではないか、車の運転は大丈夫だろうかという不安がつきまとっていた。しかし、これからはガンモが毎日家に居てくれるのである。そのことが、私とって、何よりも大きな喜びであり安心なのである。
退職したガンモは、以前にも増して家事に精を出してくれている。そのことも、とてもありがたい。家のことについては、ガンモの中でいろいろな野心があるらしい。今はそれらを一つずつ達成しつつある状況である。
ところで、ガンモの六十歳の誕生日に、私はガンモに赤くないちゃんちゃんことして、半纏(はんてん)をプレゼントし、私自身もおそろいの半纏を買った。ガンモはその半纏が気に入って、最近、しばしば二人で出掛けているウォーキングにも着て行くようになった。私は半纏を着て外を歩くのはちょっと恥ずかしいのだが、ガンモが気に入っているようなので、私もおそろいの半纏を着て、夫婦で夜のウォーキングを楽しんでいる。そう、われら、半纏夫婦なのだ。
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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモが家にいるという安心感は大きいですね。ガンモ自身も、大変な解放感を味わっているので、これまでかなりのストレスを抱えていたのだと思います。とにかく、それらのストレスから解放されて良かったと思っています。ガンモ、長い間、お疲れ様。
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