« クリスマス文化の違い | トップページ | 車中泊のトイレ事情ほか »

2023.12.21

海外ドラマ『窓際のスパイ』

クリスマス文化の違いの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ついこの間、十二月に入ったと思ったら、いつの間にかクリスマスが目前に迫っています。今日はとても寒いですね。こちらは風が強いです。テント内の気温は八度弱になっています。この間、冬とは思えないほど気温が上がったと思ったら、今度はこの寒さです。日本海側を中心に大雪が降る地域もあると聞いています。大雪の予報が出ている地域にお住まいの皆さん、どうか大雪には充分気を付けて、暖かくしてお過ごしくださいね。


 私がレッスンを受けているCamblyの講師たちの中には、海外ドラマや映画好きの講師がいる。しかも、お互いに好きな作品が似通っているため、その講師と海外ドラマや映画の話をするのはとても楽しい。

 その講師が、「Apple TV+で'Slow Horses'というスパイもののテレビドラマが公開されているんだけど、これがとても面白いのよ。冴えないスパイの話でね」と教えてくれた。私はU-NEXTやAmazonプライム、VPNを使って海外のテレビ局のサイトで海外ドラマを鑑賞するなどしていたので、特にこれ以上、プラットフォームを拡大するつもりはなかった。しかし、何を隠そう、私はスパイの映画や海外ドラマが好きであるのに加え、その講師からは何度も'Slow Horses'が面白いと聞かされていたので、ついに私もApple TV+に加入することにした。というのも、無料のお試し視聴期間中に一気に'Slow Horses'を視聴してしまおうと思っていたわけだ。

 講師が勧めてくれた'Slow Horses'は、日本語のタイトルでは掲題の通り『窓際のスパイ』である。これ以上の日本語訳はないように思える。何故なら、『窓際のスパイ』と呼ばれる人たちは、とりあえずMI5には所属してはいるものの、過去に何らかの失敗をやらかしてしまい、スラウハウス(泥沼の家)というさびれた別館に追いやられてしまっているからだ。いわゆる落ちこぼれのスパイなのである。

 Apple TV+を無料のお試しで視聴し始めたとき、本作はシーズン2まで公開されている状態だった。シーズン3が一カ月以内に公開されるというので、一週間程度の無料のお試し期間だけでは全シーズンを鑑賞できないことがわかった。そこで、一カ月だけ視聴し、シーズン3を見終わったらさっさと解約しようと考え、無料お試し期間を終えて正式会員となった。ところが、シーズン3が公開されても、シーズン3の全ストーリーが一気に公開されるわけではなく、毎週水曜日にチビチビ一話ずつ公開される仕組みだったのだ。これではまだ解約できないではないか。なるほど、これはユーザが容易に解約できないようにする作戦なのだろうと思った。とは言え、Apple TV+の視聴料金は月々わずか九百円である。他にも面白い作品がたくさんあるので、これくらいの料金なら視聴を続けてもいいかなと、今では思い始めている。

 それはさておき、本作は、スラウハウスの責任者を演じているゲイリー・オールドマンがとにかくはまり役である。Camblyの講師は、「原作者は、彼にこの役を演じて欲しくてこの本を書いたんじゃないかしら」とまで言っていた。それくらい、この役にピタリとはまっているのだ。ゲイリー・オールドマンは、『シド・アンド・ナンシー』の頃から知っているが、まさかこんな役を演じることのできる役者さんになるとは思ってもいなかった。はっきり言って、どんな人物にも化けることのできる役者さんかもしれない。以前よりも身体がふっくらしたのは年のせいなのか、それとも今回の役のためなのかはわからないが、ふてぶてしい感じが何とも言えない。

 カートライトを演じているジャック・ロウデンという若手の俳優さんもいい。打たれ強いというのか何と言うのか、彼もまた、スラウハウスにぴったりの役柄である。

 日本ではあまり考えられないことだが、女性がMI5の上層部にいるというのは、いかにもイギリスらしい。MI5はかっこいいと思うものの、本作を鑑賞すると、MI5の本館(テムズハウス)に勤務する人たちのほうが悪であるかのように思えてしまうから不思議だ。エリートと呼ばれる人たちはどこか腹黒い。そのためか、スラウハウスに追いやられた人たちを応援してしまうのかもしれない。

 まだシーズン3が完結していないので、今回はここまでにしておこうと思う。今後の展開がものすごく楽しみである。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 普段、完結された海外ドラマを一気に見ているので、毎週一話ずつ公開されるというのは何とも変な感じです。それにしても、スパイの世界は、こんなにも殺人を正義としてしまっているのでしょうか。それだけは疑問ですね。

下記ボタンをクリックしてくださいますと、一日に一回、ランキングのポイントに加算されます。もしも毎日のように「ガンまる日記」を読んでくださっているならば、記事に共感したとき、あるいは応援してもいいと思ったとき、ポチッと押してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

>哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« クリスマス文化の違い | トップページ | 車中泊のトイレ事情ほか »