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2018.07.16

映画『幸せなひとりぼっち』

ようやく雨が止んだの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先日の大雨で、二百人以上もの方たちが亡くなられました。ニュースを確認する度に犠牲者の数が増えていて、本当に心が痛みました。亡くなられた方たちのほとんどがお年寄りだということについても考えさせられました。私たちは、この災害を決して忘れてはいけないと思いますし、若い世代の人たちにも、災害時に命を守る方法を伝えて行かなければならないと思っています。また、私たちは、生きて行く上で「環境」の影響を多分に受けているのだということにも気付かされました。例えば、私たちは水の中では生きられない生物ですので、普段から陸の上で生活しています。陸の上で生活できなくなったときは、生命の危険を感じます。昨今の殺人的な気温の上昇も、私たちに大きな影響を与えています。人間として、快適に過ごせる環境が予め決まっているのに、その環境が少しずつ崩れてしまっているように思えます。これは、私たち人間が動物たちの棲む環境を破壊し続けていることへの警告なのでしょうか。良くわかりませんが、とにかく私たちは、自分たちが生活して行く上で必要な環境を保持しながら生きて行く必要があるのだと思います。亡くなられた方たちの魂に黙とうを捧げます。


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 スウェーデン映画の本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。このサイトは、私の好きなヨーロッパ映画が豊富なので、とても気に入っている。

 ヨーロッパ映画の中には、ストーリーを追うために画面をじっと見つめているだけで、熱いものがぐっとこみ上げて来るような作品がある。本作がまさしくそうだった。

 冒頭から、誰からも好かれてはいなさそうな老人が登場する。人々に対してもっと愛想よく接すれば、彼を受け入れてくれる仲間がたくさんできるのにと思うのだが、「秩序」を重視する彼は、「ルール」を守らない人たちを断固として受け入れない。彼が周りを受け入れないから、彼もまた周りの人たちに受け入れられることがない。一瞬のうちに、そんな悪循環が見て取れた。

 彼の名前はオーヴェ。共同住宅地に独りで住む老人だ。オーヴェは、共同住宅地の秩序が乱れないように、普段から目を光らせている。共同住宅地に住んでいても、彼と親しくしている住人は到底いそうにない。そんな彼の住む住宅地の隣の区画に、パルヴァネ家という新たな隣人たちが引っ越して来る。新たな隣人たちは、共同住宅地の秩序を乱さないわけではなかったが、不思議なことに、頑固なオーヴェと次第に打ち解けて行く。

 人間は、誰しも熱いものを持っているものだと思う。多くの場合、人と人はその熱い部分同士を見せ合って互いの価値観を確認し、繋がって行く。その熱い部分が外側に現れている人は多くの友人を持つが、熱い部分を内側に秘めている人たちは、自分を理解してくれるごく少数の人とだけ繋がろうとする。一見、オーヴェは理解者を求めてはいないように見えたのだが、心の中には熱いものを持っており、そこに触れてくれた隣人に心を開いて行く。

 オーヴェの歩んで来た人生は波乱万丈で、彼が心を固く閉ざすのに値するほどの人生だった。彼は愛ゆえに心を固く閉ざしていたように見える。

 オーヴェの新たな隣人となったパルヴァネのキャラクターが実にいい。まさしく、固く心を閉ざしている人を解きほぐすようなキャラクターだ。彼女が他の住人たちと違うのは、オーヴェを特別視しなかったことと、オーヴェが表面的には隠していても、潜在的に求めているものを探り当てたことだと思う。私も彼女のようなキャラクターでありたいと思うのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m やはりヨーロッパの映画はいいですね。心の中に染み入るような作品でした。

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