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2017.11.21

映画『おみおくりの作法』

ホットヨガ(六〇九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今、テント内の気温は十一度です。(笑)帰宅したときも、七度を超えていたので、昨日よりは一度高いようですね。冬になると、インフルエンザやノロウィルスなどが流行します。うがいと手洗いを欠かさないようにして、感染しないように気を付けたいものですね。


Still_life

 本作を鑑賞したのは、十一月十八日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 最初、邦題を見たとき、もしかするとイギリス版の映画『おくりびと』なのだろうかと想像した。確かに、亡くなった方を大切に扱うという意味では同じなのだが、日本の映画『おくりびと』とは視点が異なっている。映画『おくりびと』がご遺体に対するお作法を描いたものであるならば、本作は亡くなられた方をおみおくりするまでのお作法を描いたものである。

 仕事をとても丁寧にこなす民生係のジョン・メイを演じているのは、実力派のイギリス人俳優エディ・マーサンである。彼は、孤独死した人の連絡先を調べ、葬儀に参列してくれるように頼む仕事をしている。時には、孤独死した人にはまったく身寄りがないこともあるが、そういうときは、彼自身が弔辞を書いたり、独りで葬儀に参列したりすることもあった。そんな彼は、自らおみおくりをした人たちの写真をアルバムに貼って、大切に保存していた。

 私は、エディ・マーサンが悪役を演じている作品も観て来た。彼は実力派の名優だから、どんな役でも器用にこなす。そして、本作のような控え目で地味な役柄も、彼には似合うのだとわかった。

 血縁関係者がいない老人の孤独死は、まるで自分の未来を観ているようでもあった。私たち夫婦には子供がいないからだ。そういう視点から見ていると、彼のような仕事をしている人たちが、これまでどれだけ多くの魂を救って来たのだろうと有り難い気持ちになった。彼に救ってもらえた魂は、きっと安心して天国に旅立って行ったことだろうと思う。

 そんな彼の優しさ、丁寧さを一層引き立たせるかのように、本作にも悪役の存在がある。悪役は彼の上司で、言い方がとてもきついので、一見、強そうに見えるのだが、彼の仕事の内容が実際にどのようなものなのか、まったく気が付いていないという点においては、上司として失格である。部下に対して正しい判断ができない人こそ、周りから見ると辞めて欲しい存在だと思う。

 悪役の上司の存在も理不尽だが、何と言っても理不尽なのは、彼が迎える結末である。しかし、その結末に対して、彼は報われるだろう。観ている人たちも、温かい気持ちになれたはずだ。私も、じーんとした感動に包まれた。地味な世界にスポットを当てているが、とても良くできた作品だと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 悲しくても救いのある結末でした。本作を鑑賞した多くの人たちが、「丁寧に仕事をしよう」と思ったかもしれませんね。

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