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2017.06.09

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

ホットヨガ(五七七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先日、JR神戸線の六甲道(ろっこうみち)駅で爆破予告騒ぎがありました。ガンモも私もJR神戸線を使って、自宅の最寄駅から神戸方面に行き来していますので、通勤途中にその駅を通ります。六甲道駅を閉鎖し、警察も爆弾処理班も出動して爆弾が隠されていないかくまなく探したようですが、幸いにして爆発物は見付からず、騒ぎだけで終わりました。ちょうどロンドン橋付近でのテロが発生した直後のことだったので、日本でもテロの心配をしなければならないのかと怖くなりました。私が仕事を終えて電車に乗る頃には、その騒ぎは収まっていたのですが、ガンモは振替輸送を利用して帰宅したそうです。ロンドンの人たちは、常にこうした恐怖心を抱えながら生活しているのかなと思いました。


Manchesterbythesea

 今日は、本日鑑賞したばかりの作品のレビューを書いてみたいと思う。本作を鑑賞しようと思ったのは、単に上映時間が自分のスケジュールに合わせ易かったことと、イギリス好きの私が『マンチェスター・バイ・ザ・シー』というタイトルに惹かれたに過ぎない。そのため、本作に関する予備知識はまったくなく、ポスターさえも確認していなかった。ただ、タイトルに「マンチェスター」という言葉が含まれているので、きっとイギリスの作品なのだろうと思っていた。マンチェスターが舞台なのだとしたら、マンチェスター訛りの英語をちゃんと聞き取れるだろうかと思いながら、席に座った。

 ところが、本編が始まって間もなくすると、「あれ? 何で登場人物がアメリカ英語を話しているんだろう? しかも、ボストンからマンチェスターまで自動車で一時間半とはどういうこと?」と思った。どうやらマンチェスター違いだったようで、アメリカのどこかにあるマンチェスター・バイ・ザ・シーという町出身の男の物語だったのだ。

 イギリスのマンチェスターの話ではないことがわかり、がっかりはしたものの、物語には不思議とグイグイ引き込まれた。兄が急死したことをきっかけに、主人公の男が故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻って来る。男には、過去にその町を離れなければならなかった理由があった。男の人生の明暗を分ける悲劇的な事件がそこで起こったからだ。しかし、その町には、兄の息子(男にとっては甥)が住んでおり、男は兄の遺言状の中で、後見人に指名されていたのだった。

 どういうわけか、特に泣く必要もないだろうと思えるようなシーンで何度も泣いてしまった。登場人物の一人一人の気持ちに寄り添えるような台本だったからだと思う。感情の描写が詳細でリアルなのだ。登場人物の感情の動きが将棋の駒のような形で、周辺の人たちの状況も併せて伝わって来る作品である。

 ある行動が良くないほうへと転んでしまい、取返しのつかないことに発展してしまうことは、誰にでも起こり得ることかもしれない。もはや取返しのつかない状況に陥ってしまったときに、最初に取った行動について、そのときの自分に選択の余地があったなら、何故、あのときああしなかったのだろうと自分を責めてしまうことだろう。本作は、そういう経験をした人たちの救いになるような結末ではない。しかし、男が自分の力の及ぶ範囲で一生懸命考え、ベストな選択をしようとする姿をしっかりと見守ることのできる作品だと言える。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りに映画館に足を運びましたが、とても良い作品を鑑賞することができたと思います。他者を生かすことが自分を生かすことにもなるのではないかということについても考えたくなる作品でした。

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