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2017.06.21

決して溶けることのない、冷たい冷たい氷

ホットヨガ(五七八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m しばらく更新の期間が空いてしまいました。更年期障害の影響だと思いますが、最近、休みの日であっても、特に何もしない(何もできない)時間が増えて来ました。何をするにもなかなかエンジンがかからず、文章を書き上げるのも時間が掛かってしまっています。食事でエストロゲンを補給しながら、何とか更年期を乗り切りたいです。ところで、大分で大きな地震がありましたね。大分周辺にお住まいの皆さん、お怪我などはありませんでしたでしょうか。夜遅い時間でしたので、寝ている間に上から物が落ちて来たりしたら怪我をしますよね。大きな被害が出ていないことを祈ります。


 自宅で探し物をしていたときに、一冊のノートを見付けた。それは、亡き母の闘病の様子や亡くなってからのことを詳細に綴ったノートだった。そのノートの中に、「母の棺にたくさんの花を入れた」という一文を見付けた私は、直ちにノートを閉じた。何故ならそれは、母が亡くなってしまったという事実から、目をそむけることができない内容だったからだ。

 母が旅立ってからそろそろ四年が経とうとしているというのに、私の中にはまだ深い悲しみが残っているようだ。その悲しみは、決して溶けることのない、冷たい冷たい氷のようなもので、普段はとても深いところに潜んでいて、周辺の温かいものに包まれ、冷たさを感じなくても済むようになっている。しかし、何かの拍子に、それは突然、浮上して来る。

 長く働いた職場を離れ、まちのオフィスからいなかのオフィスに戻って来たとき、私が恐れていたのは、母の訃報を受けた駅のエスカレータを通勤に利用することだった。そこを通る度に、その事実を受け入れるしかなかった辛い瞬間を思い出すのではないかと思っていた。また、いなかのオフィスは、母が闘病中だった頃に電話で何度も話をした想い出の場所でもあった。現在、通っているホットヨガのスタジオ近くにも、闘病中だった母と頻繁に電話で話をした場所がある。

 母が他界してから、およそ半年後に当時の私の勤務先がまちのオフィスに移転した。それに伴い、私自身も大阪に勤務するようになり、ホットヨガのレッスンも大阪のスタジオで受けるようになった。大阪には、母との想い出の場所は特になかったので、生前の母と結びつくような場所を訪れる度に、その場所に紐づいた悲しみを感じることはほとんどなかった。言い換えると、勤務先がいなかのオフィスからまちのオフィスに移転したことで、母を亡くした直後に感じるはずだった、場所に紐づいた悲しみをまだ感じ切ってはいなかったのだ。

 そして勤務先が変わり、まちのオフィスから再びいなかのオフィスに戻ってからおよそ一年が過ぎた。今、私が働いているのは、私がかつていなかのオフィスで働いていたときのフロアとは異なるフロアである。そのため、窓から見える景色も違っている。私は恐る恐る、以前働いていたフロアに足を運んでみた。母と電話で話をした場所がそこにあったが、その場所に足を運ぶことで、私の中から悲しみが漏れだすことはなかった。同様に、通勤時に利用している駅のエスカレータも、利用する度に痛みを感じる場所ではなくなってしまっていた。

 とは言え、まだ完全に悲しみが癒されているわけではなく、深い悲しみを心の奥のほうに追いやっているに過ぎない。だからこそ、探し物をしているときに見付けたノートをすぐに閉じたのだと思う。いつか、心の中にある、冷たい冷たい氷が完全に解けることはあるのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 亡き母には、いつも仕事のことなどで助けてもらっているので、これまでとは違う新しい関係が築けていることは確かだと思います。しかし、それでもなお、悲しみは残り続けているのだと実感します。助けてもらっていることに感謝しつつも、やはり寂しい気持ちは否定できませんね。

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