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2017.03.05

映画『君の名は。』

ホットヨガ(五五七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ここのところ、週末も出掛けることが多かったのですが、今日は一日、のんびりと自宅で過ごすことができました。やはり、仕事やプライベートで忙しくしていると、どこにも出掛けずにのんびりできる一日が必要ですね。おかげで寝不足も解消されました。たっぷり寝たので、また明日からの過酷な日々に耐えたいと思います。


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 遅ればせながら、映画『君の名は。』をインターネットで鑑賞した。昨年夏に劇場公開されてから、今もなおロングラン上映され続けている大変評価の高い作品である。日本だけでなく、海外のアニメーションファンの間でも注目されている作品らしく、私の言語交換パートナーも鑑賞している。

 実際に鑑賞してみると、多くの人たちが本作に惹き付けられる理由が良くわかった。自分では意識していないところで、実は多くの人たちが、「運命の赤い糸」への強い憧れを持っているからではないだろうか。

 物語は、これまで見たことのないような構成で成り立っている。それは、見知らぬ者同士である東京に住む男子高校生の瀧(たき)と田舎に住む女子高校生の三葉(みつは)の肉体が、お互いの夢の中で入れ替わるというものだ。その後、二人がやがて特別な存在になって行くのは言うまでもない。

 三葉が髪を結うために使っている赤い紐は、まさしく「運命の赤い糸」を表していて、その「運命の赤い糸」の先には瀧が繋がっているという描写がされている。こうした描写は、日本人なら良くわかるだろうが、果たして海外のアニメーションファンにも通じているのだろうか。もしも通じているならば、本作がもっと運命的なものを表現した作品であることに気付いてもらえるかもしれないと思う。

 本作が高く評価されているのは、おそらく瀧と三葉が、東京と田舎で物理的な距離が離れているだけの存在ではないことにあるような気がする。物理的な距離以外に壁があったとしても、決してそこに救いがないわけではなく、わずかな望みを託して接点を持とうとする努力に、人々は魅了されるのだと思う。

 また、「かたわれ時」という言葉に二重の意味を期待している人たちも多いのではないだろうか。本作の中での「かたわれ時」というのは、「黄昏(たそがれ)時」の方言として扱われていたのだが、その言葉の響きから、「魂の片割れ」を想像する人たちも多いだろうと思う。実際、本作の中で「かたわれ時」が登場したときが、一番のクライマックスとも言えるシーンだと感じたからだ。

 私もいくつかのシーンで泣いた。二人が、自分でもまったく意図しないところで涙がこぼれているシーンにもジーンと来たのだが、心の中が一番熱くなったのは、東京の満員電車の中で二人が出会うシーンである。「運命の赤い糸」の相手とは、まずは第一次接近遭遇があったあとに、第二次接近遭遇があるという法則に基づいているように思うからだ。

 更に興味深いのは、瀧が憧れているというアルバイト先の年上の女性に対し、アルバイト先で何度も顔を合わせているにもかかわらず、瀧はカチンコチンになってしまい、自分自身を出せないというのに、まだ会ったこともない三葉に対しては、素の自分を表現できてしまうというところだ。このように、「運命の赤い糸」で結ばれた相手に出会うと、自分でも説明のつかないことが起こってしまうわけである。

 こうした作品が高く評価されているということは、人々が「運命の赤い糸」に対して憧れを持ち続けているということであり、潜在的に、そうした出会いを望んでいることを意味していると私は思うのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 相手の名前を忘れてしまう意味が良くわからなかったのですが・・・・・・。(苦笑)おそらくですが、物理的な距離以外の問題を乗り越えた結果であるのでしょうね。

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