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2016.10.24

映画『トースト ~幸せになるためのレシピ~』

ホットヨガ(五三八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m コートを着ていてもおかしくないほど寒くなりましたね。つい先日まで半袖で過ごしていたのが、まるで嘘のようです。まだルーフバルコニーのテントで過ごしていますが、仕事から帰ってテント内の温度計を確認してみると十五度でした。明日の朝は気温が十二度まで下がるようです。もちろん、テントの中で暖房は使っていません。頑張れるところまで頑張ってみたいと思います。


Toast

 本作を鑑賞したのは、九月十一日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 本作は、実話に基づく話らしい。身体が弱く、料理が苦手な母のもとに生まれたナイジェルは、母亡きあとに次第に料理の世界へと足を踏み入れて行く。母亡きあとに家政婦として雇われたポッター夫人がライバルとなり、ナイジェルを料理人へと駆り立てたと言っても過言ではない。

 多感な時期に最愛の母を亡くし、後妻のような形で家政婦だったポッター夫人が家族になったとき、ナイジェルはとても複雑な気持ちだっただろうと思う。母の記憶がまだ鮮明な時期に、人妻であるはずのポッター夫人を父が気に入り、交際していたのだから。

 ナイジェルとポッター夫人は天敵のような関係として描かれてはいるが、実はポッター夫人がナイジェルの情熱に火をつけたのではないかとも思える。ポッター夫人も料理が得意なので、できれば自分の作った料理を家族に食べてもらいたいと願う。それはナイジェルも同じで、二人は張り合おうとする。そうした張り合いが大いなる刺激になったのではないかと思う。

 ただ、料理の得意な人が自分の作った料理を家族に食べてもらおうとする描写が、本作の場合は少々強引であるように思えた。二人の料理を食べるお父さまは、二人が次々に料理を出して来るので、もはや食べることにうんざりしている。おまけに食べ過ぎのため、体重も増えている。そう、料理の腕が素晴らしいからと言って、食べる人の自由意思まで奪ってしまってはいけいないはずなのに、同じ屋根の下にライバルがいるとなると、ついエスカレートしてしまうのだ。そこが少々押しつけがましくもあった。もし、これが実の親子ならば、お互いの存在を尊重し、もっと譲り合うことができただろう。

 とは言え、父親がポッター夫人と再婚したのは、不思議な縁であるとも言える。ポッター夫人の存在が逆説的な形で描写されてはいるものの、ナイジェルが持っていた才能を引き出す重要な役割を担っていたことは間違いないだろう。

 一方で、私は少し複雑な気持ちで本作を鑑賞していた。ナイジェルの母は料理が苦手だったが、そのことが反面教師となり、ナイジェルに影響を与えたのだとしたら、私自身はその逆だったと気づかされずにはいられなかったからだ。つまり、私の母は料理好きだった。料理好きの母を持つと、娘は母に依存してしまいがちなのではないだろうか。ふとそんなことを再認識した作品だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ポッター夫人を演じているのは、ヘレナ・ボナム・カーターですが、やはり彼女は個性的なキャラクターですね。今回のように変な役柄がぴったりはまる女優さんです。

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