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2016.07.13

映画『ロイヤル・ナイト』

ホットヨガ(五二〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 使えなくなっていたガンモのiPhoneですが、おとといの夜、仕事を終えたガンモが液晶ごと交換して、無事に復活させることができました。しかし、画面が少し暗いようです。自分で作業すればわずか二三〇〇円ほどで交換することができるようですが、分解するのが得意でない人は、かなりの気合が必要だと思います。


A_royal_night_out

 本作を鑑賞したのは、七月八日のことである。仕事帰りに三宮のミニシアター系映画館で鑑賞した。この日は二本の映画を鑑賞し、本作は二本目の作品だった。

 本作の邦題は『ロイヤル・ナイト』なのだが、原題は、"A ROYAL NIGHT OUT"となっている。イギリスのエリザベス女王がまだ十九歳で王女だった頃、ドイツとの戦争の終戦記念日に、お忍びで一夜限りの外出を許されたときの実話に基づいた物語である。実のところ、あまり期待はしていなかったのだが、思っていた以上に丁寧な作りで、鑑賞後、しばらくは余韻を引きずっていた。

 本作を鑑賞して、エリザベスは生まれながらにして女王だったのだと悟った。エリザベス女王に関する作品は、これまでにも映画『クィーン』映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』などを鑑賞して来た。しかし本作のエリザベスは、若いだけに、過去に鑑賞したどのエリザベスよりも無垢である。ただ、本作の中にも、映画『クィーン』に描かれていたような、女王になることへの葛藤を垣間見ることのできるシーンがあった。外出を許された大切な夜に、妹のマーガレットとはぐれてしまったエリザベスが、貴重な外出の時間を自らの欲望のために費やさず、マーガレットを探すために費やしたところに、責任感の強さや人柄を感じる。

 そして、バスの中で偶然、出会ったかのように見えた青年兵士ジャックとの出会いも、実は偶然ではなかったことを感じさせるような構成になっている。縁というものは、いったん途切れてしまったかのように見えても、あとから繋がるきっかけが与えられるものなのだとわかる。バスの中で出会っただけの二人が、ただ通り過ぎて行くだけの関係にはならず、長時間、ともに過ごしたこと、そして、その延長線上で迎えた朝のことも、実に素晴らしい展開だと思った。二人の縁を繋いでいたのはエリザベスであり、間接的には、はぐれてしまったマーガレットでもあったのだ。

 エリザベスの父親である英国王のジョージ六世は、映画『英国王のスピーチ』のジョージ六世である。映画『英国王のスピーチ』が第二次世界大戦の開戦のスピーチならば、本作の中の英国王のスピーチは、終戦のスピーチとなる。いやはや、映画だけで歴史がどんどん繋がって面白い。

 ちなみにイギリスは、今でも階級制度が根付いていることで有名だが、王室の方たちが話す英語は、やはりクイーンズ・イングリッシュだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m エリザベスを演じている女優さん(サラ・ガドン)がとてもかわいいですね。まっすぐなエリザベスにぴったりの女優さんだと思いました。イギリスには、私がまだ鑑賞していないエリザベスを演じた女優さんがたくさんいらっしゃるのでしょうね。

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