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2016.07.27

にわか翻訳業を開業

ホットヨガ(五二三回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 相模原の殺人犯の顔を見ました。これまでどんな生き方をして来たのかわかりませんが、人の痛みをまったく感じていそうにない表情が心底恐ろしいと感じました。写真には、その人の生き様がはっきりと現れますね。被害者の方たちが、映画『ラブリーボーン』のような形で救われるよう、祈りを込めたいと思います。


 この度、にわか翻訳業を開業した。現在のところ、顧客は一人だけである。顧客は、「英文で書き上げたメールを日本語に翻訳して欲しい」などと言う。私はその場で翻訳する。まだ慣れていないので、すらすらというわけには行かない。顧客は私が和訳した文章を読み、「ここのところはこういう表現にして欲しい」と注文を付けて来る。そう、顧客とは、ロンドン在住の男性である。

 彼の中には、言語へのこだわりがはっきりとした形で存在している。例えば私が、彼の一人称を「僕」と訳すと、「僕ではなく、私にして欲しい」と言って来る。私は言われた通り、彼の一人称を「私」に修正する。また、私がうまく和訳できないでいると、別の言い方に言い換えてくれたりもする。私が混同していたI don't mindとI don't careの違いについても教えてくれた。

 またあるときは、
「この日本語、どういう意味?」
と尋ねて来る。どうやら、とある日本人とのやりとりで、理解できない表現が出て来たらしい。ひとまず私は、その言葉の意味だけを先に答えたのだが、前後の文脈がわからなかったので、どんなやりとりをしていたかを知りたいとリクエストしたところ、すぐにその前後のやりとりを送って来てくれた。そこには、日本人特有の、YesともNoとも取れるやりとりが含まれていた。私には、最初に教えてもらった言葉が否定の意味に取れたので、「これの意味はNOだと思う」と答えた。すると彼は、しばらく経ってから、「それは違う」と言い出した。どうやら彼には、理路整然とYesだと主張できる証拠があったらしい。自分の考えをはっきり述べようとするところが、日本人とは違う。はっきりしていているからこそ、私の間違いも正してくれるのだろう。

 私は、日々Skypeのログを読み返し、彼の使った英語の表現を盗み続けている。以前は、英語学習をするときに、単語や慣用句だけだけを抜き出して、その意味を丸暗記しようとしていたものだった。しかし、今ではそれをやめて、彼が使った文章を丸ごと書き出すようにしている。いずれ、これらの文章を自分でも使えるようにするためである。顧客からは、いただけるものをしっかりといただくつもりだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私が翻訳を間違えたときの言い替えがまたわかりやすいのです。英語学習者にとって、彼はとても有り難い存在です。彼は私が翻訳した文章の間違いを指摘しながら、「文句を言っているのではなく、あなたの努力には感謝してるんだ」と言います。自分の考えをしっかりと主張しながらも、私のことも認めてくれているわけです。こんな言い方もあるのかと、これまた勉強になっています。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
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