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2016.05.05

私の座る席に他の人が・・・・・・

ホットヨガ(五〇五回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ゴールデンウィークも、とうとう後半に突入してしまいましたね。ようやくガンモとの合流を果たし、今日は猫カフェの友人宅にお邪魔したあと、キャンプ場にやって来ました。せっかくのゴールデンウィークですので、キャンプとしては初の連泊をこれから体験します。日中は、かなり暑いくらいの気温でしたが、夜は少し寒く感じられます。明日は気温が低くなるようですので、気温の変化で体調を崩したりしないよう、皆さんもお気を付けくださいね。さて、今回は、コンサート会場で体験したことを綴ってみたいと思います。


 とあるコンサート会場で、私はチケットに印字された自分の座席を探していた。何とか自分の座席を見付けることができたものの、何と、そこには既に他の人が座っていた。私は、チケットに印字された座席番号と、その方が座っている座席番号が同じであることを確認してから、その方に声を掛けた。

 「あの、すみません。その座席番号は、○列△番ですよね?」
と言いながら、私は座席番号が書かれた自分のチケットをその人に差し出した。するとその方は、ご自身が持っているチケットに書かれた座席番号を確認するために、わざわざチケットを取り出してくださった。その方に見せていただいたチケットには、何と、私が持っているチケットと同じ座席番号が印刷されていた。

 私は、チケットが発券されるときに座席番号がだぶってしまったのだと思い、スタッフに相談するしかないだろうと思っていた。ところが、その方の隣に座っていた方が、その方の持っていたチケットを横からご覧になり、
「同じですね。あれ? でも、ここが違いますね」
と、違っている箇所を指さした。見ると、同じ会館で行われる同じアーチストのコンサートなのだが、その方が持っているチケットは過去のものだった。何と、そのときからさかのぼって数年前のチケットだったのだ。

 そのことがわかった途端、その方は青ざめ、お友達の分も一緒に確保しているのにどうしようと、慌て始めた。私は冷静に、
「お友達が今回のチケットをお持ちなんじゃないですか?」
と尋ねてみたのだが、チケットを手配したのはその方ご自身だそうで、お友達にはその方が持っているチケットのペアを渡してしまっているらしい。確かに、私が座るはずの席の隣には、既に荷物が置かれ、靴を脱いでくつろげるように、ビニールまで敷かれていた。その方としては、その席でお友達と一緒にコンサートを楽しむ準備が万端だったというわけだ。

 その方曰く、過去にチケットを購入したものの、コンサートに参加できなかった年があったらしい。そして、いつの間にか、参加できなかった年のコンサートのチケットと入れ替えてしまい、お友達にもその参加できなかった年のチケットを渡し、ご本人も過去のチケットでコンサート会場に入場したというわけだ。ということは、入口でチケットをもぎるスタッフも、それが過去のチケットだとは気付かなかったということである。

 その席に座る権利があるのは、その年のチケットを持っている私ということになるのだが、果たしてその方たちはコンサートを見られるのだろうか。そうこうしているうちに、その方のお友達が来られた。その方はお友達に事情を話すと、お友達は怒ったり驚いたりせずに、その方の頭を「仕方ないわね、コイツ~」のような感じで軽く叩いた。私は、それだけで救われた気がした。

 そのとき既に、コンサートが始まってしまうギリギリの時間だったので、その後、その方たちがコンサートを鑑賞することができたのかどうかはわからない。

 その方たちが去ってから間もなくして、お友達が座ることになっていると言われた私の席の隣に、別の方が来られた。その方は、たった今まで、そんな稀有なドラマが起こっていたとは知る由もなかっただろう。

 私には、この事件が深く心に残った。毎年、コンサートに参加していたというのに、参加できなかった年があり、そのときのチケットを大事に取っていたために起こってしまった悲劇だとも言える。しかし、そこには何か胸の奥を突くような想いがある。チケットを購入していたのに、どうして参加できなかったのだろうと私は考える。年齢的に、もしかしたら身内の不幸があったからかもしれないと想像すると、胸が痛くなってしまうが、それならば、一緒に参加するはずのお友達だけでも参加できたのではないかと思ったりもする。

 過去のチケットを提示してコンサート会場に入場したことは、まったく悪気のないことであり、その方たちに罪はない。また、入口でチケットをもぎる方も、それが過去のチケットであることに気が付かなかったのだから、入場を許可されたと取れるだろう。だから、おそらく、主催者側がその過失を認めることになり、何らかの形でコンサートを鑑賞することができたのではないかと期待する。私にとっても痛々しい事件だっただけに、そうあって欲しいと願うばかりである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m これまでたくさんのコンサートに足を運んで来ましたが、今回のようなケースに初めて遭遇しました。参加できなかった年のコンサートのチケットを大事に取っていたところと、そのチケットが有効なチケットであると疑わずに持参したところが痛く心を揺さぶられるポイントだと思います。何らかの事情で私や私の隣の席の人がコンサートに参加できなかった場合、その方たちは何も気付かずにコンサートを楽しむことができたかもしれないと思うと、それはそれで美しい物語であるような気もするのです。

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