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2016.03.01

なめてはいけない雪中キャンプ(後編)

なめてはいけない雪中キャンプ(前編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 昨日、無事に二泊三日の旅から帰宅しました。疲れていたのか、ゆうべはノートパソコンを操作しながら寝てしまっていました。夜中に目が覚めて、本格的に寝る支度をしてから就寝しました。今日から早くも三月ですね。光陰矢のごとしであります。それでは、なめてはいけない雪中キャンプ(前編)の続きをお届けしたいと思います。


 私たちのテントは、奥の寝室と手前の土間に分かれている。言うまでもなく、寝室は寝る場所で、土間は調理をしたり、ご飯を食べたりする場所である。土間と言っても、今回は地面が土ではなく、雪である。奥の寝室には電気製のファンヒータを持ち込み、土間にはストーブを設置した。もちろん、窒息死してしまってはいけないので、一酸化炭素の濃度を測定する機械も据えている。

 テントを設営し、インナーテントを吊るして寝室を作り、土間に調理道具などをせっせと運び込んで調理できる空間に仕上げるまでに、今回はおよそ三時間掛かった。この中には、ガンモが雪かきした時間も含まれている。

 ガンモが土間でご飯を炊いて、おいしいトマト鍋を作ってくれた。この時期、鍋はとても暖まる。ご飯の写真は、カメラのレンズが曇ったために、ぼんやりした写真になってしまった。

 食後には、ドリップコーヒーを淹れて飲むのが私たちのキャンプの過ごし方である。ストーブの上に置いたやかんは、ふつふつと音を立てて、お湯が沸いたことを知らせている。私たちは、それぞれ自分のカップにコーヒーを淹れて飲んだ。外がそれほど寒くなければ、テントの外に椅子を並べて、自然を眺めながらコーヒーをすするのがまた格別なのだが、今は外が寒いのでそうも行かない。それでも、ガンモと一緒にコーヒーを飲む時間は、至福のひとときなのである。

 コーヒーを飲んだあとは、寝室でノートパソコンを開き、「ガンまる日記」を更新した。私たちが旅に出るときには、ガンモはiPadを、私はノートパソコンを持参している。

 ノートパソコンをいじっているうちに眠くなったので、私は人型シュラフを着て横になり、その上から別の寝袋にくるまった。寝袋の下はマットやアルミシートなどを敷き詰めていたものの、何しろ雪の上に敷いているので、多少は冷える気がしたが、寝室内でファンヒーターを使っていたので比較的快適に眠ることができた。一方、ガンモはというと、ひどく分厚い二枚の寝袋にくるまり、更にその下に電気毛布を敷いて寝ていた。

 しっかり防寒したおかげで、二人とも風邪を引くことなく、さわやかな朝を迎えることができた。テントの外に出てみると、霧がかかっていた。これがキャンプ場で良く見る自然現象である。一夜明けてみると、雪が溶けたのか、オラフの顔が少し変わっていた。

 ところで、夜、簡易トイレを利用したときに気が付いたのだが、テントを張らずに、車中泊された方もいらっしゃった。もちろん、かつて私たちがしたように、アルミでできた遮断シートで窓を覆っていた。

 外を歩いてみると、雪が凍っていることがわかった。きっとカングーもすこぶる寒かっただろう。ちなみに、朝六時半過ぎの気温は、テントの外がマイナス二.六度、土間がプラス三.八度だった。確か寝室は十度前後だった。

 朝ご飯は、ゆうべのトマト鍋の残り汁を使って、ガンモがリゾットを作ってくれた。朝食後にまたドリップコーヒーを淹れて、二人でまったり過ごした。

 いつもならば、サイトの利用期限が十一時頃なので、朝食後には後片付けを始めるため、ひどく慌ただしい。しかし今回は、十六時頃までこのサイトを使えることになっていたので、後片付けを始めるのは、お昼ご飯を食べたあとで良かった。

 日が昇って来ると、テントの外のオラフは、雪が溶けてすっかり形が変わってしまっていた。また、雪の上を這っていたはずの電工ドラムの電源コードは、どういうわけか雪の中に沈み込んでいた。おそらくだが、電源コードが熱を持っていたたために、雪が溶けて沈み込んだのではないだろうか。

 朝食後のコーヒーを飲んだ私たちは、再び寝室にこもり、それぞれの時間を過ごした。日が昇って、テントの中が暖かくなって来たので、寝室のファンヒーターを消して、テントの窓を開けてみた。土間でストーブをたいているので、それだけでも暖かいのだ。暖かい時期だと、十時くらいになると、テントの中が暑くなってしまう。しかし、雪中キャンプでは、日が昇ってもちょうどいい。

 お昼ご飯は、またまたガンモが焼きそばを作ってくれた。おいしいひるぜん焼きそばである。ガンモの手料理は、具が大きいのが特徴である。

 お昼ご飯を食べて、食後のコーヒーを飲んだあと、いよいよ私たちは後片付けを始めた。外は、雪もところどころ溶けていたため、荷物を運び出すためにテントとカングーを往復しているうちに、ガンモは足がびちょびちょになってしまった。私は長靴を履いていたのでまだましだった。

 私たちが後片付けを始めた頃には、ほとんどの利用客がテントを撤収し、帰ってしまっていた。私たちの撤収作業は、およそ二時間半掛かった。設営は、畳んでいるものを広げる作業が多いので、比較的楽ちんなのだが、撤収作業は、広げていたものを折り畳む作業が主になるので、どうしても時間が掛かってしまうのだ。

 寝室の下に敷いていたシートをめくってみると、やはり下は雪のままだった。しかも、いびつな凸凹だった。こんな冷たいところで寝ていたのかと、自分でも驚いた。

 キャンプ場をあとにする前にキャンプ場をぐるっと見渡してみると、他のサイトを利用されていた方が残した雪だるまがあった。雪中キャンプでテントを撤収したあとには、雪だるまだけが残るのである。

 こうして雪中キャンプを楽しんだ私たちは、「ありがとう。また来るよ」と心に刻み込みながら、次なる目的地に向かうべく、キャンプ場をあとにしたのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、
なめてはいけない雪中キャンプ(後編)
をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 初めての雪中キャンプで一夜を明かしました。雪中キャンプは、テントの中を暖かくすれば、すこぶる快適だということがわかりました。暖かい時期には、お日様が昇るとすぐにテントの中が暑くなってしまうのですが、外が寒いので、テントの中が暑くなることもなく快適に過ごすことができました。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
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