« ホットヨガ(四八九回目) | トップページ | かにカニはまかぜで行く城崎温泉(前編) »

2016.02.09

映画『ターミナル』

ホットヨガ(四八九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m コンビニなどで販売されていた恵方巻が余ってしまい、たくさん捨てられてしまったとニュース記事で読みました。実にもったいない話です。確かに、今年は例年よりも多くの恵方巻がスーパーやコンビニに並んでいたように思います。余って捨ててしまうのはもったいないので、ある程度、予約制にしたほうがいいのかもしれませんね。食べ物に困っている国もあるというのに、そういう状況の人たちに申し訳ない気持ちです。

The_terminal

 本作を鑑賞したのは、一月二十四日のことである。ここのところ、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで見ごたえのある作品をいくつか鑑賞している。本作もそれらの作品の一つである。

 大変お恥ずかしい話だが、普段からヨーロッパの映画を好んで鑑賞しているせいか、これほど有名な作品を、私はまだ鑑賞したことがなかった。本作のタイトルと、トム・ハンクスが出演している、空港に関連する作品であることだけは知っていたため、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで本作の紹介画像を見たとき、トム・ハンクスが空港で誰かとの別れを惜しむ作品なのかと思い込んでいた。

 ところが、実際に鑑賞してみると、私が想像していた内容とはかけ離れたものであることがわかった。私が見ていたのは、空港の窓越しに、トム・ハンクスが切ない顔をしている写真だったのだが、あのトム・ハンクスの顔は、切ないわけではなく、感慨の気持ちが現れたものだということがわかった。

 「食わず嫌い」という言葉があるが、映画に当てはめるとするならば、まさしく本作のような作品に使いたい。さすが、スティーヴン・スピルバーグ監督である。

 そう言えば、海外の空港で生活をしている日本人がいるという話を以前に聞いたことがある。しかし、それは、本作でトム・ハンクス演じるビクター・ナボルスキーが置かれているような理由からではなかったはずだ。ビクターの場合、アメリカ合衆国に入国したくても、有効なビザがないために入国できないという事情があったのだ。

 ところで、本作でトム・ハンクスが演じているビクターは、アメリカ人ではなく、東ヨーロッパのクラコウジア人という設定である。最初の頃、ビクターは、ほとんど英語が理解できていないように見えていたのだが、物語が進んで行くと、英語をすっかり理解しているのが面白い。ということは、都合の悪いときだけ英語がわからない振りをしていたのだろうか。

 空港で働く人たちが多国籍であるのも興味深い。ビクターが引き寄せているのか、それともアメリカ映画だからそのような展開になるのか、次第にビクターの周りには空港で働いている多国籍の人たちが集まって来て、互いに協力し合い、一つのことを成し遂げようと一生懸命になる姿が面白い。

 しかし、そうした流れとは異なる流れも、本作の中ではいわば悪役として存在している。悪役と言っても、銃で脅したり、物を奪ったりする悪役ではない。例外ケースを扱いたくないというだけの空港警備のお偉いさんである。映画を鑑賞するときも、現実社会でも、相手が寛大であれば寛大であるほど有り難く、感動も深いものになる。本作で寛大なのはビクターに賛同する多国籍の人たちであり、寛大でないのは空港警備のお偉いさんを筆頭とする、その部下たちでなのである。

 本作で大きな感動を誘うのは、ビクターがニューヨークにやって来た目的とその結末だろう。目的を果たした彼が、それ以上のものを求めずにあっさり帰路につくところは、彼の無欲さ、素朴さをそのまま表していると思う。もしもルールというものがなく、愛だけしか存在しないならば、空港警備のお偉いさんが、有効なビザを持たない彼の目的を聞き、そのまま通してあげることで、彼はもっと早く帰国できたのだ。しかし、そうなると、空港で多国籍の人たちと密な繋がりを持つこともなかった。それゆえに、ビクターが空港で得たものはとてつもなく大きいものだったはずなのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 予想していた内容とはまったく違う作品で驚きました。(笑)しかも、驚いたことに、本作の舞台となっている空港(もどき)は、実際は映画のセットなのだそうです。私はてっきり、本物の空港でロケをしていたのだと思い込んでいました。(笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« ホットヨガ(四八九回目) | トップページ | かにカニはまかぜで行く城崎温泉(前編) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/63188834

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『ターミナル』:

« ホットヨガ(四八九回目) | トップページ | かにカニはまかぜで行く城崎温泉(前編) »