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2016.02.23

映画『メイジーの瞳』

ホットヨガ(四九二回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 新千歳発福岡行きのJAL便で発煙騒ぎがあり、乗客がシューターで脱出するという事件が発生したそうですね。異音と異臭で、本当に恐ろしかっただろうと思います。怪我をされた方もいらっしゃるようですが、大きな事故に繋がることなく、命が助かって何よりでした。


What_maisie_knew

 本作を鑑賞したのは、一月三十一日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。映画『キッズ・オールライト』の制作スタッフが手掛けた作品なのだそうだ。

 本当に愛することとはどういうことであるのかについて、逆説的に教えてくれる作品だと思う。主人公のメイジーは、わずか六歳の少女なのだが、彼女を見ていると、気の毒で仕方がない。メイジーの父も母も、メイジーのことを好きなのは伝わって来る。しかし、「どのように好きか?」という意味においては、問題があるように思う。

 メイジーの母は、有名なロック歌手で、メイジーの父は美術商である。どちらもメイジーのことを好きなのは良くわかるのだが、その好意のベースには、利己的な想いが見え隠れしている。すなわち両親は、メイジーのことを、「自分のために好き」なのだ。だから、メイジーの世話を誰かに押し付けて、自分たちは仕事をしている。

 いやいや、仕事を持っているのだから、仕方がないという考え方もあるかもしれない。しかし、子育ての経験のない私でさえ、メイジーの両親には一言言いたくなる。メイジーを好きだ、愛していると言いながらも、それらの言葉だけが独り歩きして、実践が伴っていないと・・・・・・。もしも本当に彼らがメイジーのことを好きなのであれば、彼らは自分の想いを行動に移せてはいないのだ。あるいは、本当は好きではないかのどちらかだ。結局は、メイジーに対する「優先順位」が低い。この一言に尽きる。

 何かと理由をつけては、メイジーと一緒に過ごす時間の優先順位を下げてしまっている両親は、まるでメイジーに追い打ちをかけるかのように離婚してしまう。しかも、お互いにすぐに再婚相手を見付けて再婚するという状況だ。その先の人生を決めるのに、どこかで葛藤したり、躊躇したりするような描写はない。自分たちの想うままに突っ走っている。そして、メイジーの世話を「誰か」に押し付けて、自分たちは仕事に没頭している。

 実は、その「誰か」というのが、通常では考えられない相手なのだ。そして、その「誰か」が、やがて新たな段階に入ろうとしている姿も見逃せない。まったく新しい物語だと思った。こんな形で育てられたのだとしたら、メイジーは彼らに感謝してもし切れないことだろう。そして、メイジーなりに、愛とは損得勘定のないところで生まれるものであることに気付いて行くことだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とにかく、両親の態度にイライラさせられる作品でありました。「愛する」というのは、自分と同じ優先順位を相手にもつけるということなのではないでしょうか。メイジーの世話を他人任せにしている両親は、自分のことが一番好きで、メイジーは二の次であるように感じました。

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