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2016.01.19

映画『あの頃エッフェル塔の下で』

ホットヨガ(四八六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 寒いです、寒いです。本当に寒いです。北海道や東北では雪がたくさん降っているようですね。こちらも朝から寒かったというのに、私はまだこの冬、手袋をしていなかったので、いつも通り、素手のまま自転車に乗ってしまいました。外の冷たい空気に素手がさらされる状態がしばらく続きましたので、自宅の最寄駅の駐輪場に着いてから、自転車の鍵を掛けるのに少々時間が掛かりました。明日は手袋に加え、毛糸の帽子もかぶって行こうと思います。皆さんも、お出掛けの際は、暖かくしてお出掛けくださいね。

My_golden_days

 本作を鑑賞したのは、一月十六日のことである。会員登録しているミニシアター系映画館で、会費を払ったときにもらった割引券を利用して、わずか千円で鑑賞した。

 いわば、青春恋愛映画と言ってしまってもいいのだが、決して軽々しいものではない。描かれているのは、一生に一度、経験できるかどうかの、とても激しい運命の恋である。映画『潜水服は蝶の夢を見る』などのマチュー・アマルリックが大人になった主人公のポールを演じていて、若い頃を回想する形で物語が進行して行く。

 本作を鑑賞して最初に思ったのは、「いかにもフランス人らしいなあ」ということだった。どこが「いかにもフランス人らしい」のかというと、恋愛をしている男女が、互いに一途ではないというところである。最初は、ポールの片想いなのかと思いきや、ポールが人並みならぬ愛情を傾けると、次第に恋人のエステルもポールに夢中になって行く。ポールは進学のために故郷からひどく離れたパリで暮らしているために、二人は毎日のように手紙を交わし、ポールが帰省したときには別れを惜しむ。

 こんなに愛し合っているのに、他の相手など考えられないだろうと思いがちなのだが、そうではないところがフランス人なのだろう。この感覚は、日本人には理解できないのかもしれない。フランス人には、「来るもの拒まず」の精神が根付いているのだろうか。誘惑があれば、当たり前のようにそれに従う。しかし、ポールとエステルに限って言えば、互いに他の人と関係を持ったとしても、他の人ではどうしても満たされないものがあるように見えた。

 エステルは、情緒不安定を絵に描いたような人物で、おそらくポールとの遠距離恋愛があまりにも寂しくて、埋め合わせのために、自分に優しくしてくれる男性になびいてしまったように思える。しかし、ポールほどの愛情を傾けてくれた男性はいなかったのではないだろうか。

 本作の邦題に「エッフェル塔」が出て来るが、はっきり言って、この物語にエッフェル塔はほとんど関係はないだろう。むしろ、二人の故郷であるルーベを表に出すべきだが、ルーベよりもエッフェル塔のほうが知名度が高いので、邦題に取り入れただけなのだろう。

 身を焦がすような恋。二人の恋は、まさしくそんな感じだった。しかし、二人の運命をもう一度繋ぎ合わせて欲しいと思わないのは、やはり二人が一途ではなかったからなのだろうか。それだけに、想い出が美化されて、心に残って行くように思えた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 大人になったポールが過去を回想するシーンには、かなり特殊な経験が描かれていました。甘い部分と苦い部分が適度に合わさった作品だと思います。

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