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2015.10.31

映画『スティーブ・ジョブズ』

ガンモの愛シチューの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先日開催されていた楽天のセールで購入した大判ショールが届き、早くも活用しています。大判ショールは、首に巻いたり、肩を保護することもできるので、大変重宝しています。

 本作を鑑賞したのは、十月十日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 私は、生前のスティーブ・ジョブズをほとんど知らない。ガンモの趣味で、我が家にはOld Macが何台もあるが、私自身はほとんど使ったことがない。ずっとコンピュータ業界で働いているからか、最初から何でもできてしまうコンピュータではなく、デザイン性がそれほど優れていなくても、自分でいろいろと構築する必要のあるコンピュータのほうが好奇心をくすぐられる。

 そんな立場から鑑賞したので、少々冷ややかな感想になってしまうかもしれないが、それを差し引いたとしても、本作を鑑賞した人たちがスティーブ・ジョブズに良い印象を持つのだろうかと疑問に思ってしまった。もしも本作で描かれていることが本当のスティーブ・ジョブズに近いのだとしたら、彼は頭の切れる人であった一方で、冷たい人でもあったのではないだろうか。私には、まるで彼自身が、感情を持たないコンピュータであるかのように思えてしまったのだ。

 本作には、彼が友人たちとともにアップル社を立ち上げた頃から始まり、仕事がいったん軌道に乗り、やがて自分の会社から疎外されるところまで落ちて、再び息を吹き返すところまでが描かれている。

 苦楽をともにした昔の友人たちと疎遠になってしまうのは、成功した人たちにはありがちなことである。アップル社を立ち上げて、軌道に乗るまでが、彼の人生にとっては最も充実した時期だったのではないだろうか。

 映画を鑑賞している人たちには、仕事が成功したことで、どんどん変わって行く彼を、昔の彼の仲間たちがどのように感じていたかが良くわかる作品となっている。彼らの気持ちがわからなかったのは、スティーブ・ジョブズだけだったのかもしれない。

 しかし、もしもスティーブ・ジョブズが心優しい人であったならば、今のアップル社はなかったかもしれないとも思う。それはそれで、皮肉なものである。

 そういう意味においても、人間とはいかに不完全な存在であるかということを思い知らされる作品でもある。どんなに素晴らしいものを世の中に送り出したとしても、一緒に切磋琢磨した昔の仲間たちをないがしろにしてしまってはいけない。私には本作が、成功した人たちへの警告であるようにも思えたのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m こだわりを持ち続けて成功するということは、同じこだわりを持たない人たちのことを排除しながら突き進んで行くことなのだとわかりました。彼の業績は素晴らしいとは思いますが、その一方で、周囲と妥協できなかった別の一面が浮き彫りになった作品だと思います。

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