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2015.08.20

映画『ザ・ディープ』

今年も「送り火」をするの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日はまた暑い夜ですね。先ほどから少しだけ涼しくなりましたが、今夜も汗だくになって眠ることになりそうです。

 本作を鑑賞したのは、八月十日のことである。U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで本作を視聴できるとわかったとき、劇場公開中に見逃してしまった作品であるような気がしたため、鑑賞することにしたのだ。

 一九八四年に実際に起こった漁船の沈没事故をもとにした作品で、船に乗っていた猟師たちの中でただ一人生き残った青年漁師の超人的な肉体と、沈没事故でただ一人生き残った者としての苦悩が描かれている。

 アイスランドが舞台となっている作品なのだが、まず、アイスランドがどこなのか良くわかっていなかった。どうやらアイルランドとは違うらしい。それくらいの認識しかなかった。しかし、映像から察するに、どう見ても、アイルランドよりも寒そうだった。調べてみると、実際に緯度も高く、寒い地域のようだが、冬の気温は驚くほど寒いというわけではなさそうだった。本編の中に、「レイキャビク」が出て来たが、映画のタイトルか何かで聞いたことがある程度だった。調べてわかったことだが、そこがアイスランドの首都だった。

 そんなアイスランドで漁船が沈没してしまい、乗組員は極寒の海に投げ出されてしまう。冷たい海水の中で身体を動かし続けることができず、仲間たちが次々に海に沈んで行ってしまうのだが、ただ一人、グリだけが冷たい海の中を泳ぎ続けて海岸に到着し、助かる。映画の中でならありがちな展開だが、これが現実の話というのだから驚きだ。

 通常、人間が冷たい水の中に入ると、体温が下がり、活動できなくなるそうだ。しかし、のちにわかったことだが、グリは冷たい水の中に入っても凍えることなく身体を動かし続けることができた。彼はアザラシのような肉体を持っていたようだ。

 沈没事故で、冷たい海水の中を自ら泳いで奇跡の生還を遂げたのだから、英雄としてたたえられてもいいはずなのだが、やはり仲間たちが亡くなってしまっていることで、遺族らとの関係はぎこちなくなってしまったようだ。遺族からしてみれば、何故、この人が助かったのに、自分の大切な人は助からなかったのかと思ってしまうことだろう。しかし、グリの身体が特殊であることが証明されたことで、グリはずいぶん救われたのではないかと思う。

 興味深かったのは、グリが冷たい海の中を一生懸命泳いでいたとき、カモメがグリを陸へと導いたことだ。これは、本『第十の予言』に書かれていたことと一致する。グリはカモメと話をしながら泳ぎ続けた。そして、海岸に到着することができたのだ。心を無にして、自然の導きに従ったために、ご褒美が与えられたのかもしれない。また、パニックに陥ることなく、冷静に泳ぎ続けたことも、奇跡の生還の秘密ではないだろうか。そして、こうした貴重な出来事は、万が一、私たちが絶体絶命の危機に直面したときに大いなるヒントになって行くのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 事故が起きたときに命が助かったならば、どんなときも両手離しで喜べるというわけではないのですね。本作で描かれている沈没事故が発生した翌年でしたか、日本でも日航ジャンボ機も墜落しました。その事故で、一人だけ命が助かった女の子がいましたね。彼女はグリのように、特殊な肉体というわけではなかったと思いますが、強運の持ち主であるという意味では同じですね。彼女もまた、何か動物に導かれたのでしょうか。

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