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2015.06.25

本『再会 死んだ家族にもう一度逢える/塩田芳享』

映画『ザ・トライブ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゆうべ、仕事を終えて帰宅したところ、仕事が休みだったガンモから、「たまが亡くなった」と聞きました。私の中で「たま」と言えば、サザエさんのたまか、たま駅長です。私は咄嗟にたま駅長のことだと思い、「そうか、亡くなったのか・・・・・・」と言いました。既に様々なニュースで取り上げられていますが、たま駅長が世界的に有名な猫だったと知って驚いています。社葬も行われるそうで、まだまだ話題になりそうですね。たま駅長、これまでお疲れさまでした。あなたは世界中の人たちから愛されています。どうか安らかに眠ってくださいね。

 今回、ご紹介させていただくのは、図書館でたまたま見付けて、その場で手に取り、椅子に座って一気に読んでしまった本である。大切な人を亡くした人ならば、涙なしには読めない一冊だと思う。


 この本は、霊媒師である平田照美さんの活動内容について書かれたものである。実のところ、ジャーナリストである著者の塩田芳享(よしたか)さんは、最初のうちは、平田さんの霊媒師としての能力に対して半信半疑だったそうだ。しかし、実際に平田さんの活動を見守って行く中で、本物の霊媒師だと認識され、本書を執筆するに至ったそうだ。

 霊媒師と聞いて、多くの方たちが真っ先に思い浮かべるのが、恐山(おそれざん)のイタコの口寄せではないだろうか。私も何度か青森に足を運んでいるのだが、恐山に出向き、イタコを通じて故人と話をしてみたいと思ったことがある。しかし、恐山のイタコについて、インターネットでいろいろ調べてみると、当たり障りのないことしか言わないとか、青森出身でもない故人が津軽弁で話すなどといった、否定的なことばかり書かれていた。そのため、わざわざ恐山まで出向いてイタコの口寄せをお願いしても、がっかりするだけかもしれないと思い、いまだに恐山には足を運んでいない。

 ところが、この本で紹介されている平田照美さんは、降霊した故人の語り口調そのもので話すという。この本が書かれた頃には、年に一度のペースで降霊会が行われていたそうで、降霊会への応募者の中から三十人ほどが選ばれ、参加していたという。

 平田さんの肉体に故人の霊が宿ると、声も口調も別人のように変わり、その故人と関係のある降霊会の参加者の前まで歩いて行くそうだ。それだけでも驚きなのだが、故人の生前の口調そのもので語り掛けられ、固有名詞が飛び交うようだ。また、時には、降霊会に参加された方と故人しか知り得ないことが語られることもあるという。

 著者の塩田さんは、降霊会の録音テープを聞いたり、実際に降霊会に参加された方たちに会って話を聞き、本書を書き上げたそうだ。塩田さん曰く、降霊会が録音されたテープを聞いていると、あまりにも自然な会話が交わされていることに驚いたという。それはやはり、会話の中に固有名詞が登場しているからだろうと塩田さんは分析されていた。

 また、平田さんに、故人の戒名や生年月日などの情報を伝えると、紙に書いた特殊な菱形の中から、霊界より受け取ったメッセージを伝えてくれるらしい。とは言え、参加者が中途半端な気持ちで臨んだり、故人が降霊を拒んだりすると、うまく行かないこともあるという。

 また、平田さんの降霊会で、故人と参加者とのやりとりから察するに、霊界では、こちらの世界で一緒だった人たちと一緒にいるそうだ。ということは、きっと母も祖父や祖母たちと再会できたのではないかと思い、安心した。

 そして、何よりも心を打たれたのが、故人がこちらの世界のことをいつも見守ってくれていると、平田さんの肉体に宿った複数の故人が証言していたことだった。その証拠に、平田さんの肉体に宿って語った故人は、こちらの世界のことをとても良く知っていた。だから私が困ったときには、いつも母が助けてくれているのだろうと思った。

 この本を読みながら、私は何度泣いたことだろう。この本に書かれていることが真実ならば、平田さんは、私たちが今いる世界と霊界を繋げてくれる正真正銘の霊媒師なのだろう。平田さんは、塩田さんに、この本の執筆を提案されたそうだが、この本を通して、先祖供養の大切さを伝えたかったようだ。いつも私たちを見守ってくれているお礼に、先祖供養をすると、良い循環が出来上がるようだ。

 私はこれまで、これほどはっきりとした降霊について書かれた本を読んだことがなかったので、その後の平田さんについてインターネットで検索してみた。しかし、どういうわけか、驚くほど情報が少ないのである。お孫さんが修行中との情報もあったのだが、現在はどのような形で活動が行われているのかわからなかった。それでも、いろいろなことのつじつまが合い、とても熱い気持ちになれる一冊なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 良い本を読むと、思わず誰かにその本をプレゼントしたくなるのですが、この本はそういう類いの本でした。特に、大切な人を亡くして辛い想いを抱えている人には読んで欲しい一冊です。この本を読めば、この世とあの世が見えないところで繋がっていることを実感できると思うからです。

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