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2015年5月

2015.05.31

「かちかち山ロープウェイ」に乗る

山中湖から河口湖への記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。昨日とはうって変わって、今日は涼しい一日でした。最高気温が三度以上低かったと思います。三度の差は大きいのですね。それでは、山中湖から河口湖への続きを書かせていただきます。

 河口湖畔の旅館をチェックアウトした私たちがまず向かったのは、カチカチ山ロープウェイの河口湖畔駅である。カチカチ山ロープウェイが運行している天上山は、かの有名な童話『カチカチ山』の舞台になった山なのだそうだ。そのため、あちらこちらにかちかち山の童話を思わせるうさぎとたぬきの像があった。

 河口湖畔駅のすぐ近くに駐車場があったので、そこにカングーを停めて、駅の構内へと入った。驚いたことに、平日だというのに、ロープウェイに乗るための長い長い待ち行列ができていて、ロープウェイに乗車できるまでの待ち時間は四十分と表示されていた。私たちはせっかく来たので、長い待ち行列に並んで待つことにした。

 河口湖畔駅に掲げられている『カチカチ山』の童話に改めて目を通してみると、とても残酷な物語であることがわかった。いわゆる復讐の物語なのだ。不思議なことに、たぬきはおばあさんを殺して、おばあさんの肉をおじいさんに食べさせたというのに、私はそのことをすっかり忘れてしまっていて、悪いのはうさぎだけであるかのように思い込んでいた。こうした現象は、アメリカの911と似ているように思う。911の事件が起こったとき、アメリカは確かに被害者だったのだが、のちに加害者になってしまった。人の気持ちに強く残るのは、常にあとから起こった出来事ということなのだろう。

 ようやく私たちもロープウェイに乗車できる順番が回って来た。ロープウェイのゴンドラは二台あり、私たちが乗車するのはたぬき号のゴンドラだった。ということは、途中でうさぎ号のゴンドラとすれ違うのだろう。予想通り、途中でうさぎ号のゴンドラとすれ違ったが、シャッターチャンスを逃してしまい、撮影した写真はぶれてしまった。

 ロープウェイで頂上に上がってみると、「果たして、ここは日本なのだろうか?」と疑ってしまうほど、外国人観光客が多かった。しかも、圧倒的に白人が多いのである。語られている言語に耳を傾けてみると、ドイツ語、フランス語、中国語などだった。ヨーロッパからわざわざカチカチ山に足を運んでいらっしゃるのだ。おそらく、富士山を見に来られたのだろうが、海外で売られているガイドブックには、カチカチ山ロープウェイが掲載されているのだろうか。

 天上山から見える富士山には、少し雲がかかっていた。それにしても、富士山の麓(ふもと)に住む人たちは、こうして毎日のように富士山を見上げながら日々を過ごしているのだろうか。私たちを含め、富士山が見えない地域に住む人たちにとっては、実にうらやましいことである。

 ところで先日の記事に、「富士山はあらゆるものに化ける」と書かせていただいたが、ここでも富士山があるものに化けていた。それは、注意を促すエリアに設置されるコーンである。コーンと言えば、赤色のものや、黄色と黒のストライプのものが主流だが、ここで見たコーンはてっぺんが白く、下が青かった。まさしく富士山のコーンだったのである。

 私たちは、天上山の上からの富士山と美しい景色を満喫した。そして、カチカチ山ロープウェイを降りて、次なる目的地へと向かったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、「かちかち山ロープウェイ」に乗るをご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 帰りのゴンドラはうさぎ号に乗車できることを期待していたのですが、残念ながら、たぬき号に当たりました。(苦笑)うさぎ号が来るのを待っても良かったのですが、先を急いでいたので潔く(うさぎよく?)諦めました。公式サイトを見ると、今は新しいゴンドラが運行されているようですね。

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2015.05.30

山中湖から河口湖へ

ホットヨガ(四四二回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。五月だというのに、ゆうべは熱帯夜でしたね。部屋の気温を確認してみたところ、何と、三十度を超えていました。そして、今日もまた暑い一日でした。夏にクーラーを使わずに、一生懸命我慢していた時のことを思い出しました。今の気温まで上昇するのは、少なくとも一ヶ月以上は早い気がしています。それに加え、ここのところ、震度五前後の大きな地震があちらこちらで発生していますね。また、火山活動なども気になりますが、去年のような大きな自然災害が起こらないことを祈っています。それでは、カングージャンボリー2014(4)の続きを書かせていただきます。

 カングージャンボリーの会場をあとにした私たちは、その後、河口湖方面へとカングーを走らせた。初日は、山中湖周辺のペンションに泊まった私たちだったが、二日目は、河口湖周辺の旅館に泊まることにしていたのだ。

 河口湖に向かう途中、「道の駅富士吉田」に立ち寄り、トイレ休憩とともに、おいしい水をペットボトルに詰めた。ここは、二年前のカングージャンボリーに足を運んだときにも立ち寄った場所である。不思議なことに、二年前に来たときとは、水汲み場の位置が異なっていた。二年前に足を運んだときは、道の駅の駐車場と同じ場所に水汲み場があったのだが、今回、訪れてみると、道路を挟んだ向こう側に水汲み場が移動していた。新しくなった水汲み場でも、数人の人たちが水を汲んでいた。確かにここのお水はおいしいので、多くの人たちが利用されているはずである。

 山中湖から河口湖までは、二十キロちょっとの距離だった。私たちは、無事に河口湖畔の旅館にチェックインした。日曜日だったからか、宿泊客は、私たちのほかにはバイクの二人組だけだったと思う。

 旅館のお風呂に入り、晩御飯をいただいた。お風呂も心地よく、晩御飯もおいしかった。晩御飯をいただいたお座敷には、スズメバチの巣が飾ってあった。ずいぶん立派な巣だったので、私たちはしばらく見入っていた。

 そして一夜明けて、旅館で朝食をいただいたあと、次なる目的地へと向かったのだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、山中湖から河口湖へをご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 宿泊した旅館の部屋菓子に、富士山のお菓子が用意されていたのでいただきました。それにしても富士山は、いろいろなグッズやお菓子になっていますね。これだけお土産にバリエーションがあるのも珍しいと思いました。私から見れば、「何にでも化けてしまう富士山」です。(笑)

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2015.05.29

ホットヨガ(四四二回目)

「なるようにしかならん」の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今井雅之さん、今いくよさんのお二人が、がんのために立て続けに亡くなられましたね。私の母もがんで他界しましたので、やはりがんで亡くなられた方の話を聞くと、いろいろなことを思います。でも、その一方で、最近は死後の世界と私たちが今いる物質界との接点を見出だそうと、またまたいろいろなことを考えたり、本を読んだりもしています。芸能界で仕事に誇りを持ち、命を燃やし続けた人ならば、きっとがんというとてつもない相手に屈するのは無念だったことだろうと思います。特に、今井雅之さんからは、そのような想いが伝わって来ましたね。今はとにかく、お二人のご冥福をお祈り致します。

 四月四日土曜日、およそ一年振りにホットヨガの三宮店のスタジオで、六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。

 久し振りに三宮店を利用したのは、この日、ガンモに三宮方面での仕事が入っていて、夕方には上がれるとのことだったので、三宮で待ち合わせて一緒に映画を見ようと決めていたからだ。

 三宮店には、是非ともお目に掛かりたいインストラクターがいる。土曜日ならばいらっしゃるだろうと思い、リラックスコースのあとにライトコースの予約までして、一日に二本のレッスンを受ける意気込みで三宮店のスタジオを訪れたのだった。

 三宮店のスタジオのある最寄駅の改札を出て、スタジオに向かう途中で、たちまち母のことを思い出した。母が闘病中だった頃、私は毎日、母に電話を掛けていたものだった。ホットヨガのレッスンを受けるときは、三宮店のスタジオの近くで母に電話を掛けていた。そのことを思い出して辛くなってしまった。

 思えば、当時、通勤に利用していた神戸市営地下鉄も、母が息を引き取った連絡を受けた悲しい路線となってしまった。まちのオフィスに移転したことで、私はしばらくそれらのことを思い出さなくても良い環境に置かれていたのかもしれない。

 久し振りに訪れる三宮店では、どんなスタッフが迎えてくれるのだろうと、私はドキドキしながら、三宮店のスタジオのあるエレベータを降りた。三宮店のスタジオは、エレベータを降りるとすぐにスタジオの入口になっていて、受付のスタッフが笑顔で迎えてくださるのだ。

 受付にいらっしゃったのは、私のことを覚えてくださってはいるものの、私自身がこれまであまりお話をさせていただいたことのないインストラクターと、初めてお目に掛かるインストラクター、そして産後に復帰されたインストラクターだった。私のことを覚えてくださっていたインストラクターは、私の髪型が変わっていることについてコメントしてくださった。そして、産後に復帰されたインストラクターは、お電話中であるにもかかわらず、手を挙げて合図をしてくださった。

 今回は二レッスン受けるので、受付でバスタオルとフェイスタオルを二セット受け取り、ロッカールームに入った。着替えを済ませて無料キャンペーン中の新しい水素水をいただき、スタジオに入ろうとすると、先程電話中だったインストラクターがわざわざ受付から出て来て話し掛けてくださった。

 そのインストラクターはとてもスピリチュアルなインストラクターで、いつもポジティヴなエネルギーを分けてくださる方である。何と、お子さんは、早くも一歳半になられたのだそうだ。お子さんがお腹にいるときから、ときどきお腹を触らせていただいていたことを思い出す。お子さんはきっと、インストラクターの深い愛情をたっぷり受けて、すくすくと成長されているのだろう。

 私は、三宮方面の定期券がないため、三宮店からはすっかり足が遠退いてしまったことを話した。インストラクターは、そのことをちゃんとご存じだった。妊娠中はレッスンを担当されていなかったが、出産後に復帰されてからは、レッスンも担当されているという。また三宮店にも来てくださいとお誘いくださった。

 さて、リラックスコースのレッスンの参加者はわずか五名だった。参加人数が少なかったからか、私は出入口に一番近いヨガマットを陣取ることができた。週末ともなると、三宮店の小さなスタジオ内でひしめき合ってレッスンを受けていたものだったが、どうやらこの日はお花見に出掛けられている方たちが多かったようだ。というのも、お花見シーズンだというのにずっと雨続きで、ようやく晴れ間がのぞいた土曜日だったからだ。

 レッスンを担当してくださったのは、おそらく初めてレッスンを担当してくださるインストラクターである。女優さんみたいな名前のインストラクターだった。導いてくださる口調がとても素晴らしく、この方はいずれエグゼクティヴインストラクターに認定されるのではないかと思った。

 私が通っていた頃もそうだったが、三宮店のスタジオでは、レッスンの途中にスタジオの外に出てお休みされる方が多い。やはりそれは今でも変わらず、レッスン中に水素水を補給しに行ったり、スタジオの外で休んだりしている人たちがいたようだ。私も暑くなったので、途中でスタジオの外に出て少し休んだ。すると、スピリチュアルなインストラクターが、
「大丈夫ですか? 久し振りのレッスンなんですか?」
と気遣ってくださった。私は、水曜日にレッスンを受けたばかりだったので、
「いえ、そういうわけじゃないんです」
と答えた。

 やがてスタジオに戻ると、最後までレッスンを続けた。とても気持ちの良いレッスンだったと思う。今回のレッスンを担当してくださったインストラクターがエグゼクティヴインストラクターに認定されるのを楽しみに待とうと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りの三宮店は、とても懐かしい感じでしたね。新しいスタッフも加わっていましたが、顔見知りのインストラクターもいらっしゃって、いろいろなお話ができて良かったと思っています。

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2015.05.28

「なるようにしかならん」

映画『海にかかる霧』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m まだ五月だというのに、早くも最高気温が三十度を越えてしまいましたね。夜、扇風機を回してみたら、とても涼しくて気持ちが良かったです。ただ、五月の光景とは思えないような気もしますが・・・・・・。(苦笑)

 「なるようにしかならん」というのは、亡き義母の言葉だ。肉腫を患い、地元の病院に入院していた義母に、
「大阪の病院なら、お義母さんと同じ病気で手術された方がいるので、大阪の病院に転院してみますか?」
と持ち掛けたことがある。

 義母の肉腫はとても珍しい病気で、全国でも例が少なかった。そのため、地元の病院でも、主治医らがその治療方法に頭を悩ませていたようだった。それならば、過去に手術した実績のある病院で治療を受けたほうがいいのではないかと私は思ったのだ。しかし義母は、地元を離れたくないと言い、
「なるようにしかならん」
と言った。

 先日、義母の七回目の命日を迎えた。供養の年回りではなかったので、私はガンモに、
「今日はお義母さんに語り掛けておくから」
と言って家を出た。そして、仕事を終えたあと、落ちついた場所で義母の魂に向かってこんなふうに語り掛けた。
「お義母さん、いつも○○さん(ガンモのこと。私は、自分の身内にはガンモのことをガンモと呼んでいるが、義父や義母の前では名前で呼んでいた)のことをお守りくださいまして、ありがとうございます。お陰様で、○○さんは元気に仕事を頑張っています。そちらでお義父さんに会えましたか? 私は子宮筋腫が大きくなり、去年、子宮全摘手術を受けました。長男の嫁なのに、後取りを産まなくてすみません。(~省略~)それでは、どうかこれからも○○さんをお守りください」
不思議なことに、語り掛けているとき、義母の顔がはっきりと頭に浮かんでいたのを覚えている。

 その後、私はホットヨガのレッスンを受けた。レッスン中はまったく気付かなかったのだが、レッスンを終えてスタジオを出て行くときに、私の前を歩いていた人が着ているTシャツの背中に書かれた文字が見えた。そこには平仮名で、
「なるようにしかならない」
と書かれていた。

 私はそれを見たとき、義母の命日にそのようなメッセージが届いたことに驚きを覚えた。言うまでもなく、「なるようにしかならない」は、義母の言葉で言えば「なるようにしかならん」である。その言葉が、私が義母に語り掛けたあとで私の視界に入って来たということは、「なるようにしかならない」が義母の答えなのではなく、私が語り掛けたことが、ちゃんと義母に届いているということなのではないかと思った。もしかすると、このような形で故人と繋がりを持つこともできるのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今思えば、Tシャツの背中に書かれている文字に、レッスン中はまったく気付かなかったことが不思議でしたね。実に絶妙なタイミングで私の中にその言葉が入ってきたことも驚きでした。レッスン中に気が付いていたら、レッスンに集中できなかったと思うからです。

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2015.05.26

映画『海にかかる霧』

ホットヨガ(四四一回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暑くなりましたね。そろそろ扇風機が活躍する季節ではないでしょうか。外で寝たら、夜風に吹かれてちょうどいいような気がするのですが、なかなかそういうわけにも行かないですよね。

 本作を鑑賞したのは、五月二十一日木曜日のことである。翌日の金曜日に休暇を取っていたので、仕事帰りにレイトショーで鑑賞した。

 劇場で予告編を見ることもなく、映画サイトで簡単なあらすじを読んだだけで鑑賞に踏み切ったのだが、鑑賞し終えたあと、人間があらわにするすさまじい狂気に打ちのめされた。これまでにも、見応えのある韓国映画をたくさん鑑賞して来たが、本作もまた、鑑賞する人たちを尋常ではない世界へと誘ってくれる。

 本作は、二〇〇一年に実際に起こった「テチャン号事件」をもとに作られた舞台を映画化したものらしい。映画の内容は、実際の事件に忠実ではないのだが、それでも、作品が訴え掛けようとしている迫力は充分過ぎるくらい伝わって来る。

 最初に書かせていただいたように、本作で描かれているのは、人間の狂気である。しかし、描かれているどの狂気も、究極的には「守るため」の狂気だ。自分の船と生活を必死で守ろうとする狂気、家族や自分を守るために、裕福と言われている韓国へ命がけで渡航しようとする密航者たちの狂気、好きになった女性の安全を必死で守ろうとする狂気、そして、「守る」というカテゴリからは外れてしまうが、横恋慕の対象となる女性を自分のものにしようとする狂気などである。

 すべては不漁が招いた不幸であるとしか言いようがない。もしもこれまでと同じように、順調に漁ができていたならば、本作の舞台となっているチョンジン号を操る船長も、危ない橋を渡らずに済んだことだろう。そして、船長が危ない橋を渡ろうとしなければ、他の船員たちもこのような狂気を体験せずに済んだと言える。とは言え、密航者たちは他の船に乗り込んだ可能性もあるが、その場合はもっと違った結末を迎えていたかもしれない。

 どんなに追い詰められたとしても、決して足を踏み入れてはいけない領域があるということを、本作は必死に訴え掛けているのかもしれない。船長は、その領域に足を踏み入れてしまったために、もうあとには引けなくなってしまったのだろう。次々に襲い掛かる不運な出来事に対し、「もっとやばい選択」をして行く。

 本作の中で唯一の光があるとすれば、危機の中で誕生したカップルの存在だろうか。二人が船の中で結ばれるシーンもまた究極的なもので、二人の置かれている状況と、二人の必死の演技がぴったり重なって、私はうなずきながらそのシーンを見守っていた。まさか、死と隣り合わせの緊迫した状況の中で、そのような行為に及ぶはずがないと、冷静な人たちは違和感を覚えるかもしれない。しかし私は、死と隣り合わせの状況だからこそ、他者と結び付きたい気持ちが強くなったのではないかと想像する。そうすることで、二人は死の恐怖を分かち合い、乗り越えたのかもしれない。

 実際に起こった事件とは異なるところがあるので、この二人が実在したかどうかはわからない。しかし、男女の愛の観点から言えば、二人の歩んだ道は理解できなくもないのだが、私にはちょっと物足りなかった。ただ、未来に繋がる結末ではあったと思う。何はともあれ、見応えのある作品であることは間違いない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 冒頭で、出演者たちが日本の観客のために短いトークを披露してくださるのですが、今、思えば、本作が舞台をベースにした作品だったからなんでしょうね。きっと、舞台あいさつみたいな感じだったのでしょう。

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2015.05.25

ホットヨガ(四四一回目)

カングージャンボリー2014(4)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 仕事帰りに自宅の最寄駅に着いたところ、二人の警察官と男性が話をしていました。見ると、駅前のロータリーにパトカーも停まっています。警察官と男性はもめている様子はなく、そこから少し先の方を指差しながら話をしていることから、その男性が警察を呼んだのだろうと思いました。ところが、私が駅前で用事を済ませて帰ろうとすると、警察官との話も終わったのか、その男性が一人で歩いているのが見えました。そのとき、誰に対してなのかはわかりませんが、激しい怒りの感情をあらわにするような言葉を吐きながら独り言を言っているのが聞こえて来ました。私は、さっきはこの男性が警察を呼んだのではないかと思ったものの、ひょっとしたらその反対かもしれないと思いました。その男性と顔を合わせると、何だか八つ当たりされそうなので、できるだけその男性の視界に入らないように注意しながら、私もその男性のあとを追うように、自転車をこいで行きました。ところが、私よりも先を走っていたその男性が途中で停まり、向こうからやって来た女性と話を始めました。二人は親密な様子で、その会話の内容が聞こえて来て、またまた驚きました。何とその男性は、その女性にはひどく慣れた様子で、「(自転車の)ここを思いっきり蹴られてん(蹴られたんだよ)」と話していました。私は、「うわあ、この人、さっきまで、誰かれかまわず噛み付きそうなほど怒っていたのに、この女性の前ではものすごく大人しくて素直なんだなあ」と思いました。もしかしたら、奥さんなのかもしれません。その奥さんと思しき人は、私が怖くて近寄らないでおこうと決めたその男性をなだめるように、話を聞いてあげていました。

 四月一日水曜日の仕事帰り、ホットヨガの梅田店のスタジオで、六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。

 水曜日なので、いつものように南森町店のスタジオでスタンダードコースのレッスンを受けようかと思っていた。しかし、本音では、スタンダードコースのレッスンよりもリラックスコースのレッスンを受けたいとも思っていた。まちのオフィスに移転してからというもの、レッスンスケジュールの関係で、リラックスコースのレッスンから遠ざかってしまっていたからだ。

 それでも、南森町店のスタジオで十八時十五分から行われるレッスンは、仕事を終えてすぐに受けられるので魅力的だと思い直し、いつものようにスタンダードコースのレッスンを予約するために予約サイトにアクセスしてみたところ、何と、南森町店のスタジオのレッスンスケジュールが四月から変更になっていることがわかった。これまで私が水曜日の仕事帰りにスタンダードコースのレッスンを受けていた時間帯には、九十分のベーシックコースのレッスンが割り当てられていたのだ。私は少し考えたが、七十五分のベーシックコースならまだしも、平日に九十分のベーシックコースのレッスンを受けるのはかなりの気合いが必要だと思い、梅田店のスタジオでリラックスコースのレッスンを受けることにしたのである。

 梅田店で行われるリラックスコースのレッスンは、十九時半からだったので、晩御飯を食べてからUMEGLEに乗った。本当は空腹のままレッスンを受けたかったのだが、レッスンの開始時間が遅いので、先に食べておくことにしたのだ。

 有り難いことに、UMEGLEに待っている間に桜を見上げることができた。この頃の関西地方の桜はほぼ満開だった。それなのに、この雨がうらめしい・・・・・・。

 少し早めに梅田店のスタジオに入り、着替えを済ませておいた。水素水を購入しようと、水素水のサーバのところに足を運んでみると、これまでとは違う水素水サーバが設置されていた。「あれ? これはどうやって使うのだろう?」と思いながら、恐る恐るフロントカバーらしきものを開いてみた。そこには、ドリンクバーで良く見られるような水素水のサーバがあった。見ると、水素水のサーバを新しく設置したため、無料で利用できると貼り紙があった。私は、ドリンクバーの原理で、水素水を供給してくれるであろう場所に空のボトルを押し当てた。水素水は出て来たが、これまでのサーバと違って、ボトルをセットする場所が短いので、ボトルを斜めにしないと水が入らなかった。「これはずいぶん使いにくいな」と思いながら、持参した空のボトルに水素水を注いだ。

 スタジオに入ってみると、古株のインストラクターがレッスンを担当してくださることがわかった。レッスンの参加者は十名で、うち男性会員は一人だけだった。

 私は珍しく、一番奥のヨガマットを陣取った。いつもならば、涼しい出入口付近のヨガマットを選ぶのだが、広いスタジオなのに入口付近だけがずいぶん賑わっていたので、私は奥へと移動したのだった。

 やはり空腹でなかったので、ポーズを取り辛かった。どうしても動作がのろくなってしまうのだ。それでも、私にはリラックスコースのレッスンが合っていると思うのだった。

 レッスンを終えてシャワーを浴びていると、スタッフがシャワールームの掃除に入って来られた。いつも、最終レッスンが終わる少し前にシャワールームを掃除されているのだ。

 体重計に乗ってみたところ、あろうことか、二キロほど増えてしまっていた。これは非常にまずい状況だと思った。

 受付にロッカーの鍵を返しに行くと、先程のレッスンを担当してくださったインストラクターが応対してくださった。

 新しくなった水素水がおいしかったことを伝えた上で、水素水のサーバでプリペイドカードが使えるようになるのかと尋ねてみると、もうすぐ使えるようになるとのことだった(実際はそうではなく、これまでのプリペイドカードに蓄積されたポイントが、新しい水素水の代金に換算されるだけだった)。ただ、以前よりもボトルを入れる場所が短いので、水素水を入れにくいと感じたことも正直に伝えておいた。インストラクターも同じように感じていらっしゃったようで、私の感想を聞いて笑っていた。インストラクターは、
「次回までに水を入れるコツをマスターしてお伝えします」
と約束してくださった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 回数券制から月会費制に切り替わろうとしているのと同じように、水素水のサーバまで変わってしまいました。ホットヨガのスタジオは、どんどん新しいシステムに移行しているようです。それでも、新しくなった水素水は、これまでの水素水よりもおいしいと感じました。

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2015.05.24

カングージャンボリー2014(4)

一日中、映画館にこもり切りの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m これまで使っていたデスクトップパソコンの調子が悪くなったので、ガンモに新しいデスクトップパソコンを用意してもらいました。何しろ、OSがWindows 2000でしたから、かなり昔にガンモに組み立ててもらった自作機だったのです。普段は小さなノートパソコンで作業をしているので、デスクトップパソコンがなくてもほぼ差し支えはないのですが、ノートパソコンはあくまで移動用のために暫定的に使用しているものですので、電子メールを受信しても、メールサーバ上にメールを残す設定のままで運用しています。しかし、メールサーバ上にかなりのメールが溜まって来たため、デスクトップパソコンですべてのメールを受信して、メールサーバ上からメールを削除したいと思っていました。ところが、古いデスクトップパソコンからデータを引き上げるときに、古いデスクトップパソコンのディスクが読めなくなってしまったとガンモから聞いて、ひどくがっかりしました。バックアップを取っていなかったのも悪いのですが・・・・・・。デジタルカメラで撮影した古い画像データなどが、いっぺんに吹き飛んでしまいました・・・・・・。それでは気を取り直して、カングージャンボリー2014(3)の続きを書かせていただきます。

 会場入りしたときは、頭に雲が掛かっていててっぺんが見えなかった富士山も、次第に頭の雲が晴れて来て、きれいな姿を見せてくれるようになった。

 会場では、レッドブルの無料サンプルをもらえるというので、長い待ち行列に並んでサンプルをもらった。女性に人気のシュガーフリーの商品だそうだ。サンプル配布のお姉さんに、
「レッドブルは、飲まれたことありますか?」
と聞かれたので、
「はい、あります」
と正直に答えた。実は、今ではこのシュガーフリーのレッドブルを、ほぼ毎日のように愛飲するようになった。しかし、聞くところによると、シュガーフリーの飲み物は自然の成分ではないため、身体の中で分解できずに蓄積されてしまうらしい。そこで私は、同様の商品のシュガーフリーではないタイプのもの愛飲するようにしたのだった。

 さて、お昼頃になり、お腹が空いて来たので、何か買って食べようということになった。とは言え、それほど多くの選択肢はなく、すぐに目についたのは、「鳥もつ煮」か「うどん」、または「ほうとう」の三択だった。私たちは、せっかく山梨県まで来たのだから、山梨名物のほうとうを食べようと思い、ほうとうを注文した。とは言え、私はほうとうときしめんの違いがあまり良くわかっていない。先にほうとうの食券を買って、しばらく出来上がりを待った。出来上がったほうとうは、とてもおいしかった。しかし、ほうとうだけでは少し物足りなかったので、他のお店で焼きそばを一つだけ買って、ガンモと二人で分けて食べた。

 カングージャンボリーに参加されている方たちの中には、犬を連れて来る方たちも多い。小型犬も多いのだが、中にはシベリアンハスキーのような大型犬もいる。たまたま飼い主に繋がれたままでお留守番をしているシベリアンハスキーを見掛けたので、しばらく一緒に遊んだ。カングージャンボリーには犬が多いので、犬のグッズを売っているお店も出ているくらいだ。

 ところで、カングージャンボリーの目玉と言えば、抽選大会である。今回は、提出したアンケートが抽選券になっていたのだが、カングージャンボリーが行われたのが日曜日だったため、翌日の仕事のことを考え、抽選大会が始まる前に帰宅されてしまった方たちも多かったようだ。そのため、抽選ではなく、欲しい商品をじゃんけんで勝ち取るじゃんけん大会が開催された。ちなみに、景品は、協賛の方たちが提供してくださっている。ステージにに立っている人とじゃんけんをして、負けた人とあいこの人が次々に座って行くという方式で、最後まで立っている人が景品をもらえるというわけだ。私たちも、じゃんけん大会に何度も参加したのだが、残念ながら、ことごとく負けてしまい、何の景品も手にすることができなかった。

 五月だというのに強い日差しのもと、屋外でずっと過ごしていたため、カングージャンボリーがお開きになる頃にはかなり日焼けしてしまった。半袖Tシャツを着ていたので、腕や顔もすっかり焼けてしまったようだ。

 私たちは、翌日も休暇を取っていたので、抽選大会を楽しんだあと、ゆっくりと会場をあとにした。カングージャンボリーがお開きになったのが十五時頃だったので、頑張ればその日のうちに帰宅できたとは思うのだが、せっかく山梨まで来たのだから、もう少し山梨を楽しむことにしたのだった。 

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、カングージャンボリー2014(4) をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m じゃんけん大会は、かなり盛り上がりました。残念ながら、景品はもらえませんでしたが、じゃんけんに参加するだけでも楽しいでものですね。

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2015.05.23

一日中、映画館にこもり切り

「怪鳥ロプロスだから」の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日は漢方医の診察を受けるため、外出することになっていたので、ホットヨガのレッスンも受けられるようにと、レッスンの準備をして出掛けました。しかし、出先からレッスンの予約をしようと、ホットヨガの予約サイトにアクセスしてみても、自宅から通えそうなどのスタジオにおいても、私が受けたいレッスンと、スタジオのレッスンスケジュールが合いませんでした。そのため、結局、漢方医の診察のあとは、図書館にこもって半日過ごしました。どうも私は、時間があると、芸術的な何かに触れていたい傾向にあるようですね。

 有給休暇が余っているため、昨日は休暇を取り、一日中、新梅田シティにあるミニシアター系映画館「シネ・リーブル梅田」にこもって映画鑑賞をした。テアトル・シネマ・グループのメンバーに加入すると、テアトル・シネマ・グループの映画館で毎回、映画を千三百円で鑑賞できるほか、火曜日と金曜日は映画を千円で鑑賞できるので、金曜日に休暇を取ることにしたのだ。

 まずは、映画の上映スケジュールを確認しながら、鑑賞したい作品をすべてピックアップして、お昼ご飯と晩御飯を食べる時間を考慮に入れながら、一日の鑑賞スケジュールを立てた。上映スケジュールを見て、毎回、思うのは、同じ映画館に一日中こもり切りで映画を鑑賞する人たちのための上映スケジュールではないということだ。例えば、朝一番の上映から始まって、時間的に鑑賞できる作品を次々にピックアップして行ったとしても、途中で一時間半ほど、無駄な時間がぽっかりと空いてしまったりする。それがお昼ご飯や晩御飯に当てられる時間帯ならばいいのだが、晩御飯には少し早い時間帯だったりすると、何だかもったいない気がする。もっと上映スケジュールが詰まっていれば、一日に六本は鑑賞することができたのに、このようにスケジュールがぽっかり空いてしまうものだから、やはり一日に五本までの鑑賞が限度なのだ。

 一本目の作品は九時二十分からの上映予定だったので、九時過ぎには映画館に入り、その日のうちに鑑賞するすべての作品のチケットを発券機で発券しておいた。チケットはインターネットで購入し、携帯電話を使ってQRコードを発券機にかざせば良いので便利である。

 一本目の作品を鑑賞するために劇場に入ったものの、何と、観客は私一人しかいなかった。何ということだろう。過去にも同じようなことがあったかもしれないが、それにしても、映画を千円で鑑賞できる日にしては珍しい現象である。ところが、上映開始後、二十分ほど経ってから、別の観客(女性)が入って来られた。結局、その作品は、もう一人の観客と私の二人だけで鑑賞することになったのである。

 一本目の作品の上映が終わって劇場の外に出てみると、朝一番の上映とはうって変わって、待合所にはたくさんの人たちが溢れていた。このあと、人気の作品が上映されることになっていたからだ。

 ミニシアター系映画館では、大きな映画館で見られるように、友達同士で誘い合わせてやって来て、ポップコーンをほおばりながら映画を鑑賞する人たちは少ない。たいていの人たちは映画館に一人で足を運び、静かに鑑賞されている。女性客も多いし、ご年配の男性も多い。

 二本目の作品を鑑賞し終えたところで、お昼ご飯を食べるための休憩を取った。同じビルの地下に「滝見小路」というレトロな飲食店街があるので、そこでお昼ご飯を食べることにした。エスカレータを降りて「滝見小路」に足を踏み入れてみると、首をかしげたビクターの犬が迎えてくれた。インド料理のお店を見付けたので、そこでナンとご飯の食べ放題ランチを注文した。ところが、運ばれて来たナンもご飯もボリュームたっぷりだったので、せっかくの食べ放題なのにお替りするまでもなかった。

 お店を出ると、別のお店の前でお弁当が売られていた。何と、お弁当一つが四百円とずいぶん割安である。私は、晩御飯を食べる時間が少ないことに気が付いていたので、晩御飯に食べようと思い、お弁当を購入した。冷房の効いたところにずっといるので、大丈夫だろうと思ったからだ。

 お昼ご飯を食べたあと、新梅田シティを少し散策した。昨日の記事の冒頭にも書かせていただいたが、スーツを着たサラリーマン風の人たちが外の広場にある椅子に腰掛けて休んでいた。ここは、かの有名な空中庭園があるところで、私が映画を鑑賞している映画館と同じ階に空中庭園への入口がある。そこからエレベータに乗って上に上がるのである。

 ところで、一日に五本の映画を鑑賞するとガンモに言うと、ガンモは、
「鑑賞中に寝るだろう」
と私に言った。というのも、私に前科があることを知っているからだ。しかし、すっかり心を入れ替えた私は、
「寝ないよ」
と反論したものの、実は三本目の作品が私には少々難し過ぎて、ほんの少しだけうたた寝してしまった。すぐに気が付いて目を覚ましたので、きっと許容範囲である。ミニシアター系映画館で上映される作品の中には、内容を理解する作品ではなく、見て感じる作品も含まれているので、鑑賞しても時々取り残されてしまうことがある。今回は、五本中一本がその手の作品だった。

 こうして、四本目、五本目も鑑賞し、途中で晩御飯のお弁当も食べて、一日のスケジュールをすべてこなして映画館をあとにした。

 余談になるが、大阪駅前は、グランフロント大阪や大阪駅ビルがオープンしてから、ずいぶん変わった。今回、足を運んだミニシアター系映画館「シネ・リーブル梅田」は、かつては大阪駅から歩いて行くには遠く感じる場所にあった。観たい映画があっても、あそこまで歩いて行くのかと思うと、鑑賞するのを断念したくなるほど、億劫なところにある映画館だったのだ。しかし、グランフロント大阪がオープンしてからは、シネ・リーブル梅田のある新梅田シティに続く地下道への近道ができた。グランフロント大阪の建物沿いに歩いて行けば、新梅田シティに続く地下道への近道になることがわかったのだ。そのため、映画好きの人たちにとっては、グランフロント大阪さまさまなのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、一日中、映画館にこもり切りをご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 鑑賞した五本の作品のうち二本については、いつかレビューを書きたいと思っています。大阪駅から足を運び易くなりましたし、お昼ご飯や晩御飯にも困らないので、またいつか有給休暇を取って、この映画館にこもりたいと思います。(笑)

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2015.05.22

「怪鳥ロプロスだから」

映画『ピアノ・レッスン』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日は休暇を取って、映画館にこもっています。(笑)十三時半過ぎにお昼ご飯を食べ終わったのですが、平日だというのにスーツを着たたくさんの人たちが、映画館の外にある広場のベンチに座って休憩を取っていらっしゃいました。営業職の方たちなのか、それとも、近くのホールで行われているセミナーに参加されている方たちなのか、良くわかりませんが、いずれにしても、「自由でいいなあ」と思いました。私は、昼休みの時間がきっちりと決められている仕事しかしたことがないので、自分で休憩時間を調整できる仕事をされている方たちを見ると、新鮮に映りますね。実は、少しだけ営業職のお手伝いをしたこともあるのですが、外回りの辛さはあまり知りません。(苦笑)

 少し前に、私が乗っている自転車が壊れてしまった。私が乗っている自転車とは、結婚後に購入し、しばらく乗っていた自転車(自転車二号)とは違い、数年前にガンモが新たに購入した自転車(自転車三号)のことである。

 ガンモは、阪神淡路大震災のときに、神戸方面の電車が動かなくなってしまったため、ひとまず阪急電車で神戸方面とは反対方向の高槻まで電車で移動して自転車(自転車一号)を購入し、購入したその自転車に乗って高槻から帰宅したという。その自転車一号の調子が悪くなったので、数年前に新しく自転車三号を購入したのだ。ところが、自転車一号に愛着があったガンモは、壊れてしまった自転車一号を自分でなおし、再び自転車一号に乗るようになった。その頃、私が乗っていた自転車二号も調子が悪くなったので、ガンモが新たに購入した自転車三号に私が乗るようになったというわけなのである。

 ところが、その自転車三号もとうとう調子が悪くなってしまった。どのように調子が悪くなったかというと、乗っているときにチェーンがもつれるような大きな音がして、ペダルがすっかり重くなってしまったのである。それ以前にも、何となく変な音がしてはいたのだが、おかしい、おかしいと思いながらも、乗り続けていたのだ。

 ご存じのように、ガンモは自転車も自分でなおして使おうとする。たまたまガンモと一緒に自転車で走っていたときに調子が悪くなったので、私はガンモに故障の状況を把握してもらうために、自転車三号から降りて、ガンモに乗ってもらった。

 私の感触では、その自転車は、それ以上、チェーンが回らないのではないかという気がした。ちょうど犬の散歩をしているときに、頑固になってしまった犬が、もうこれ以上、一歩も動かないと決め込んだような手応えだったのだ。

 自転車三号に乗ったガンモは、
「これはダメだわ。もう動かない。ちょっと考えられない作りをしてるなあ、この自転車」
と言った。私には、作りのことは良くわからなかったが、ガンモもこの自転車はもう動かなくなったと認識しているようだった。

 そのとき、自宅の最寄駅から自宅に向かって自転車で走っている途中だったのだが、運良く、我が家まで歩いてもあと二分ほどのところでその状況に陥った。もしも自宅の最寄駅に近いところでその状況に陥っていたならば、私は長い道のりを、自転車をコロコロ転がして帰らなければならなかった。

 いつもならば、マンションの駐輪場に自転車を停めてから帰宅するのだが、ガンモが自転車をなおしてくれるというので、自転車をエレベータに乗せて、部屋の前まで運んだ。私たちの部屋の前には、マンションといえども門があるので、玄関から門までのスペースがガンモの作業場所となっているのだ。

 動かなくなった自転車三号を修理するために、ガンモはまず、Amazonで工具を注文したようだ。工具にはいろいろな種類があったようだが、たまたま注文した工具が今回の修理のためにぴったり合ったという。注文した工具は翌日には自宅に届き、その工具を使って、ガンモが私の自転車三号をなおしてくれた。

 修理を終えたガンモは、自転車三号を駐輪場まで戻しておいてくれた。出勤前の忙しい時間帯に自転車三号をエレベータに乗せて降ろすのは、他の住民の方たちにもご迷惑をお掛けすることになるので、そのほうが有り難かった。

 修理された自転車三号に初めて乗ったとき、私は自転車三号の感触がこれまでとはまったく異なっていることに気が付いて歓喜した。固まって動かなかったチェーンが快適に動くようになっていたのである。

 自転車三号は急に調子が悪くなったわけではなく、少しずつ調子が悪くなって行った。そして、動かなくなってしまった日は、最後の踏ん張りが効かなくなってしまった状況だったようだ。それが、ガンモの修理により、完全に復活したのだった。

 自転車三号に乗って、その快適な乗り心地を体験した私は、自宅の最寄駅に着いてすぐに、
「怪鳥ロプロスだから。ありがとう!」
とガンモにLINEでお礼を言った。「怪鳥ロプロス」というのは、「バビルII世」というアニメに登場するキャラクターのことで、「怪鳥」と「快調」をかけて、修理してもらった自転車が快調であることを意味している。

 修理した自転車三号が快調であることを知ったガンモも満足そうだった。特に今回は、修理に必要な工具が何種類かあるというのに、たまたま注文した工具が有効に使えたことが成功に繋がったらしい。私にはまったくわからない世界だが、とにかく「怪鳥ロプロス」だからいいのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「リタイアしたら、自転車の修理屋さんでも始めなよ」とガンモに言うのですが、手間と時間を考えると割りに合わないとガンモは言います。やはり、こういうことは、趣味の世界だからこそ、時間を費やせるのかもしれませんね。

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2015.05.20

映画『ピアノ・レッスン』

ホットヨガ(四四〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 有給休暇が余っているので、今度の金曜日は休暇を取って、久し振りに映画三昧の一日を過ごそうと思っています。映画の上映スケジュールとにらめっこしながら、一日の鑑賞予定を立てたのですが、どう頑張っても一日に五本までの鑑賞が限度でした。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、五月十六日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 実は、ずっと以前にレンタルビデオ屋さんで本作のビデオを借りて鑑賞しているのだが、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドに登場したので、何年か振りに鑑賞してみた。最初に鑑賞したときも、とてもいい作品だと感じたが、改めて鑑賞してみて、とても美しい作品だと思った。この美しさは、女性監督ならではの表現力から来るものかもしれない。

 言葉を発することができない女性エイダが小さな船に乗って、スコットランドからニュージーランドにお嫁にやって来る。彼女にとっては再婚で、娘のフローラと一緒だ。

 話すことができないエイダにとっては、ピアノが唯一の自己表現の手段である。それなのに、彼女の夫となるスチュワートは、浜から自宅までの道のりが悪いからと、浜にピアノを置き去りにしてしまう。もう、この時点から、物語の大切な要素が顔をのぞかせている。

 ピアノ以外の荷物は、数人の原住民の力を借りて、自宅まで運び込まれる。確かに、自宅までの道のりにはぬかるみなどもあり、足場が悪かった。しかし、見知らぬ土地で新しい生活を始めようとしているときに、エイダにとって唯一の自己表現手段でもあるピアノと引き裂かれてしまうというのは、この結婚生活がうまく行かないであろうことを暗に予測させる。

 そこからは、すべてが対比として描かれている。エイダのピアノを取り上げてしまった夫のスチュワートと、エイダとピアノと結び付けてくれた男性ベインズとの対比である。

 夫のスチュアートは入植者で、白人である。一方、エイダとピアノを結び付けてくれたベインズは、原住民のマオリ族と同化している。同化しているというのは、もともとは入植者だったが、現地に馴染んだということなのだろう。

 鑑賞する人が、登場人物の中の誰に自分を投影させるかはそれぞれだが、私はエイダの立場で作品を鑑賞していた。そのため、スチュワートがベインズ所有の土地を譲ってもらうために、ピアノとの引き換えに承諾したシーンはとても腹立たしかった。

 そこからエイダをめぐって、スチュワートとベインズの運命が大きく分かれて行くのだが、そもそも、スチュワートはエイダのことを本当に愛していたのだろうか。どうも、作品を鑑賞する限りでは、お互いに良く知らないままに結婚を決めたように思えたのだ。

 そのため、スチュワートの中にあるのは、エイダに対する所有欲のみであり、エイダを真に愛してはいないのではないかと感じた。

 その一方で、ピアノを武器にエイダに接近して行くベインズもまた、最初のうちはエイダに対する欲望しか存在していなかったように思える。何故なら、エイダに自分の欲望をぶつけて行く過程において、エイダがスチュワートの妻であることに対するためらいも描かれておらず、自らの欲望のみでエイダを求めているように思えたからだ。

 しかし、ピアノを弾くエイダが真のエイダならば、その真のエイダに最も近い存在であったベインズのほうが、スチュワートよりもエイダとの距離をどんどん縮めて行く。そこが何とも皮肉なところなのだが、何しろスチュワートは所有欲だけでエイダを愛してはいなかったのだから仕方がない。

 ベインズはエイダを理解し、エイダの欲しがるものを与えた。そこに打算が働いたと言えなくもないのだが、最終的には二人は愛の領域へと足を踏み入れただろうと思う。

 エイダを愛さないのに、自分のことを愛して欲しかったスチュワートは、ピアノ、そして、○(ネタバレ防止のため伏せ字)と、エイダにとって大切なものを次から次へと奪って行く。そう、愛さずに奪い続けるのだ。一方、最初は欲望から始まったものの、エイダを理解し、エイダが欲しがるものを与え、エイダを愛した愛人ベインズ。その対比が見事な作品なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 娘のフローラを演じていた子役の女の子は、オーディションで選ばれたのだそうです。素晴らしい演技力でした。古い作品なので、フローラ役の女の子も、今では立派な女性に成長しているのでしょうね。

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2015.05.19

ホットヨガ(四四〇回目)

カングージャンボリー2014(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 暑くなって来たので、仕事中は「ボディシート(汗拭きシート)」を活用しています。ボディシートとは、最近、どこの薬局に行っても売られている、身体を清潔にするためのウェットティッシュのようなものです。朝、出勤したときと、お昼休みが終わったあとに女子更衣室でボディーシートを使っているのですが、仕事中にたくさん汗を掻いているので、使っているときが至福のひとときです。(笑)

 三月二十六日木曜日の仕事帰り、ホットヨガの梅田店のスタジオで、六十分のライトコースのレッスンを受けた。

 仕事を終えたあと、レッスン開始時間まで少しだけ時間があったので、UMEGLEに乗る前に晩御飯を食べておいた。本当は空腹のままレッスンを受けたほうがいいのだが、レッスンを終えてから晩御飯を食べていると、帰りが遅くなってしまうと思ったからだ。

 受付でバスタオルとフェイスタオルを受け取り、ロッカールームに向かう途中で、元三宮店のインストラクターにお目に掛かったので、ごあいさつをさせていただいた。これから受けるライトコースのレッスンを担当してくださるのかどうか尋ねてみると、そうだとおっしゃる。私は、
「やったあ!」
と言って喜んだ。インストラクターが、私が喜んでいるのを不思議そうにご覧になるので、
「エグゼクティヴ(インストラクター)ですからね」
と言うと、インストラクターは笑っていた。そう、元三宮店のインストラクターは、エグゼクティヴインストラクターに認定されているのだ。

 ロッカールームに入り、もたもたしているうちに時間がなくなってしまった。ロッカールームの時計を見ると、既にレッスン開始時間を過ぎている。私は、大急ぎで着替えを済ませたあと、水素水を補給してスタジオに駆け込もうとしたところで、再び先程のインストラクターに会った。
「あれ? まだレッスン始まってなかったんですか?」
と尋ねると、
「これから(スタジオに)行きます」
とのことだった。ひょっとすると、ロッカールームの時計が進んでいるのだろうか。

 インストラクターは私に、
「深呼吸をするときに、背中が浮いてますよね。背中を付けるようにしてください」
とおっしゃった。私は何のことかわからず、きょとんとしてしまった。

 インストラクター曰く、ライトコースのレッスン中、ヨガマットの上で深呼吸をするときに、私はいつも背中をヨガマットから離しているらしい。そのことを覚えてくださっていて、アドバイスしてくださったようだ。私は、
「わかりました。ありがとうございます」
と答えたものの、具体的にどのタイミングなのだろうと量りかねた。

 レッスンの参加者は、私を入れて六名だけだった。そのうち男性会員は一人だけで、良くお目に掛かる常連さんだった。常連さんと言っても、これまで一度もお話をしたことはない。

 レッスンを受けながら、やはり空腹のままレッスンを受けるべきだったと後悔した。ご飯を食べると、身体が硬くなってしまうからだ。また、空腹が満たされている状態だと、逆流性食道炎の症状も顕著になる。そういう意味でも、晩御飯を食べてからレッスンを受けるのは、できるだけ控えたいものである。

 レッスンが始まる前にインストラクターがアドバイスしてくださったことは、ちゃんと守れたと思う。おそらくだが、仰向けに寝転がって、肺とお腹をフルに活用した完全呼吸を行うときのことだと思う。私は、できるだけ背中をヨガマットにくっつけながら、完全呼吸を行った。

 ライトコースのレッスンは、息が切れるようなポーズは一つもないのだが、やはり逆流性食道炎のために息苦しく感じられ、呼吸が浅くなってしまっていると感じた。息を深く吐くことはできるのだが、大きく吸うことができないのだ。これは困ったものである。

 私は、スタジオの鏡に写し出された自分の肉体にうんざりした。お腹の周りの余ったお肉がとても格好悪いと思った。

 さすが、エグゼクティヴインストラクターだけあって、レッスンはとても心地よかった。エグゼクティヴインストラクターになると、こんなにも気持ちのいいレッスンを展開してくださるのかと、とても不思議な気持ちだった。

 シャワーを浴びるときに、洗い立ての足拭きマットを一枚拝借した。以前のレッスンのときにも拝借しようとしたところ、思っていた場所になかったので、保管場所が変更されたのかと思っていたのだが、これまであったところにちゃんと復活していた。

 シャワーを浴びたあと、着替えを済ませて受付に行くと、先日、失礼なことを言ってしまったインストラクターが受付にいらっしゃったので謝った。
「気にしてますか? 落ち込んだりしてないですか?」
と尋ねてみたところ、
「大丈夫ですよ」
と答えてくださったが、少しは気にされていたのではないかと思っている。

 とは言え、ちゃんと熱心な営業活動はされていて、またまた新たな回数券の購入を勧められた。今(今回のレッスンを受けた日)、回数券を購入すると、十二パーセントオフで購入できるのだそうだ。割引率は、最初に提示された値からは少しずつ下がって来ている。しかし、私は、
「そんなにたくさんの現金を用意できませんよ」
と答えた。既に向こう一年分の回数券を先駆けて購入している。それに加えて新たな回数券の購入を勧められているわけだ。さすがに向こう二年分の回数券を買っておくのは気が引ける。

 しかも、月会費制に切り替わったときの入会金も、今なら半額になると言われた。お勧めがいろいろあって、良くわからない。私は、
「月会費制になった場合、私みたいに、梅田店(のスタジオ)に通ったり、南森町店(のスタジオ)に通ったりするのはどうなんですか?」
と尋ねてみた。確か以前に、支店が異なると別料金になるというような記述を見掛けたからだ。インストラクター曰く、支店を決めて登録してもらうのは、フリーパス会員さんともう一つのタイプだけだそうで、私のような形でレッスンに通っている人は、これまで通り、いろいろな支店でレッスンを受けられるらしい。ううむ、なかなか難しいものである。

 インストラクターは、
「百回券(百回回数券)を買ってくださってるんでしたっけ?」
と私に尋ねた。私は、
「いえいえ、とんでもない。百回券なんて、買ったことないですよ。五十回券(五十回回数券)でさえ、毎回、余らせていまうくらいなんですから」
と答えた。インストラクターは、
「そうでしたっけ? 良くお目に掛かるので、百回券かと思ってました」
とおっしゃった。

 そして、パソコンを操作して、私がどれくらいのペースでレッスンに通っているかを導き出してくださった。インストラクター曰く、
「十一月は二回ですが、十二月は九回受けていらっしゃいますね」
とのことだった。私が、
「十二月は、宝くじ目当てですよ」
と答えると、インストラクターはずっこけていた。

 何はともあれ、現在の回数券から月会費制のシステムに変更になるのは、何だか得体が知れなくて不安なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この頃はまだ、月会費制への移行について、不安を感じていましたね。のちに、スタッフが丁寧にしてくださったので、今では、不安は解消されています。しかし、やはりこれまでのように回数券を購入するほうが通い易いのは事実ですね。

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2015.05.18

カングージャンボリー2014(3)

映画『パレードへようこそ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。箱根の状況に触れる度に、去年の御嶽山の噴火のことを思い出してしまいます。あのとき、もっと早めに警戒モードに入っていたら、命が助かった人たちもいたのではないかと、多くの人たちが悔やんだはずです。しかし、今、その苦い経験を活かそうとしているのに、なかなか一つの方向には向かないようですね。それぞれの立場で、何を大切にしたいのかが異なっているのかもしれません。それでは、カングージャンボリー2014(2)の続きを書かせていただきます。

 カングー渋滞の中、ようやく会場に到着した私たちは、係員の案内に従って入場した。入場時にアンケート用紙が配布されていたので受け取った。そのアンケート用紙に記入して所定の場所に提出すると、カングージャンボリーのオリジナルステッカーがもらえるという。

 会場に入り、駐車場に着くまでの間、山中湖と富士山が見えていた。この会場は、カングーのお祭りを楽しむだけでなく、山中湖や富士山の景色も楽しめるというわけだ。

 カングージャンボリーの駐車場は、見渡す限りカングーだらけだった。そこに、私たちのカングーも仲間に加わった。ガンモはオリジナルステッカーをもらうために、先ほど配布されたアンケートにすぐさま回答していた。

 私たちはカングーを降りて、ステージへと向かった。広い会場には、フリーマーケットのお店や業者さんのお店がいくつか並んでいた。ステージの向こう側には富士山が見えていたのだが、やはり富士山のてっぺんには雲が掛かっていた。

 ステージの回りには、白塗りの顔で背の高い足長の男性や、鳥人間、背の高い足長の羊がいた。どうやら、カングージャンボリーの来場者を楽しませてくれるために、竹馬のようなものを足の下に履いて歩いているようである。背の高い足長の羊は、「めえええ」と鳴いていた。なかなか芸が細かい。

 ルノーグッズを扱うお店もあり、大盛況だった。ここに集まっている人たちはみんなカングーオーナーなのだから、当然のことだろう。

 また、ルノーのマークを焼き込んだお菓子をもらえるというので、長い列に並んだ。ドネーションをお願いされたので、いくらか募金箱に入れた。

 フリーマーケットのブースでは、カリンバを五百円で購入した。カリンバは持っているはずだが、五百円というのは安いと思ったのだ。ところが、良く見てみると、ネジ止めされているので、近代的なカリンバのようだった。

 カングージャンボリーの特徴は、犬と一緒に参加されている方たちが多いということである。しかも、ヨーロッパ出身のおしゃれな小型犬が多い。写真に納めたのは、カングーの服を着た(着せられた?)犬である。

 犬と一緒に参加される方が多いからか、飼い主と犬が一緒にコースを走り、タイムを競うレースまで行われていた。飼い主は、犬を少しでも速く走らせようと四苦八苦していた。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、カングージャンボリー2014(3)をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この日はとてもいいお天気に恵まれて、山中湖と富士山とカングージャンボリーを満喫しました。お天気が良かったので、背の高い男の人や背の高い羊に入っている人たちは、暑かったのではないかと思います。

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2015.05.16

映画『パレードへようこそ』

カングージャンボリー2014(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 昨日は暑かったですね。仕事帰りに梅田で映画を鑑賞して帰宅したのですが、一週間前に同じように映画を観た帰りはとても涼しかったのに、ゆうべは暑かったです。今日は、ゆうべ鑑賞したばかりの作品のレビューを書かせていただきます。

 本作を鑑賞したのは、五月十五日のことである。劇場で鑑賞したばかりの作品である。

 LGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)という炭坑労働者支援のためのレズビアン&ゲイ会がイギリスのサッチャー政権下において、募金活動を続けながら、閉鎖されようとしている炭鉱で働いている人たちを支えようとする実話をもとにした物語だ。

 いきなり、「ゲイ・プライド」を掲げたパレードのシーンが登場するので、ひょっとしたら、日本人にはわかりにくい作品かもしれない。「ゲイ・プライド」は、ゲイやレズビアンなどの同性愛主義者も、プライドを持つべきだとする思想のことで、ヨーロッパなどでは「ゲイ・プライド」を掲げたパレードが行われている。数年前にオランダのアムステルダムを旅行したとき、たまたま「ゲイ・プライド」のパレードの時期に当たり、街角で「ゲイ・プライド」のポスターを目にしたり、同性愛を支持する意味を持つピンクのものを身にまとった人を見掛けた。

「ゲイ・プライド」のポスター(アムステルダムで撮影)

同性愛を支持する女性(アムステルダムで撮影)

 本作の時代背景は一九八四年だが、日本よりも開けていると感じた。何故なら、「ゲイ・プライド」を掲げるパレードが行われたりして、同性愛を貫こうとしている人たちが「本当の自分」を隠していないからだ。もちろん、まだまだ偏見を持っている人たちも多いのだが、公の場で同性愛主義者であることを表明できるのは、同時期の日本に比べて進んでいると感じたのだ。

 一九八四年というと、ちょうど私が浪人中だった頃である。いや、正確には浪人中というよりも、いったん入学した大学を休学中だったのだが、再受験して入学した大学の写真サークルにホモの先輩がいた(ゲイではなく、確かホモだったと思う)。その先輩は、現役で入学していたので私と同い年だったが、芸術的感覚がとても素晴らしく、いい写真を撮る人だった。写真サークルでは、自分が同性愛主義者であることをカミングアウトしてはいたものの、やはり他の人たちとは価値観が合わなかったのではないかという気がしている。私自身はというと、同性愛に対してまったく偏見を持っておらず、むしろ支持したいくらいだと、本作を鑑賞して強く感じた。

 本作では、同じような境遇の人たちが同じ目的を持って集い、連携を強めて行く。その結び付きの強さは、日常では感じられないほど強いもので、鑑賞していてうらやましく感じるほどだった。「仲間」という意味においては、私自身は、人生を大きく変えてしまうほどの出会いをまだ果たしていないのではないかという気がした。

 本作の中では、閉鎖されようとしている炭鉱で働いている労働者たちを救うために、ゲイの男性がまず立ち上がり、募金活動を始める。しかし、ある程度の募金は集まったものの、その募金を活用してもらうまでには至らなかった。そこで、せっかく集めた募金を活用してもらうために、募金を受け取ってくれる労働者団体を探し始めるのだが、LGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)の名前を耳にしただけで断られてしまうのだった。そんな状況の中、ある勘違いから、ウェールズの炭坑町ディライスの役場が募金を受け取ってくれることになった。そこから、LGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)と炭坑町ディライスの繋がりの第一歩が始まる。

 とは言え、ディライスの人々も、最初は偏見に満ちた反応だった。鑑賞していても、「これはまずいんじゃないの?」と心配になるほど冷めた反応だった。思えば、両者は住んでいる場所が離れているばかりか、立場も考え方もまったく違っている。何とかして接点を持とうとしても、偏見のために場が凍り付いてしまったりする。鑑賞しながら、私は、「受け入れない」ということは、何ともったいないことだろう」と感じていた。違うものを受け入れることは、自分自身の器を広げることになるというのに・・・・・・。

 しかし、そんな心配も最初のうちだけで、やがて「接点」を見出した両者が互いに距離を縮めて行くプロセスを見守るのはとても心地よかった。それでも、最後まで頑なに受け入れを拒否する人たちもいた。

 本作の中では、LGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)がディライスを訪問したり、逆にディライスの人たちがロンドンを訪問したりと、ロンドンとディライスを往復するシーンが何度も見受けられた。実際に、ロンドンとディライスはどれくらい離れているのか地図で確認してみたところ、こんな感じだった。

ロンドンとディライスの位置関係

 距離にするとおよそ二五〇キロで、車での移動時間は三時間二十分ほどのようだ。日本に置き換えると、横浜と名古屋を車で移動するようなものである。

 配役としては、ディライスの役場の書記を、私の好きなビル・ナイが演じている。役場の委員長を演じるイメルダ・スタウントンも実に個性的で良い。ダンスを披露するドミニク・ウェストも大変魅力的だ。英語としては、私が普段聞き慣れているイギリス英語と、ウェールズ語の違いをはっきりと感じ取った。

 また、ゲイになりたての若者ジョーが、両親の理解を得られないために家を出てしまうのだが、かつて同じような立場だったゲイの仲間がのちに母親と和解して行くのを見届けると、理解してもらうのに時間が掛かるだけなのだと安心する。しかし、その一方で、ゲイ同志の交際にはエイズという恐ろしい病気の問題が潜んでいることも匂わせている。

 万事OKでなくても、とにかく、これが実話というのだから素晴らしい。理解者が得られなくて問題を抱えている人たちに希望を与えてくれる作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「閉じているものは必ず開かれる」という教訓でも生まれそうな作品でした。大きなエネルギーを感じた人が、これまでの持ち場を離れて大きなエネルギーを感じる場所へと流れて行くことも理解できました。同じ意志を持った人たちの集まりは、何ものにも換え難い絆を育んで行くのですね。そんな出会いを果たせたら、きっと人生は大きく変わって行くのでしょう。

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2015.05.14

カングージャンボリー2014(2)

ホットヨガ(四三九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 先日、台風が来ていたようですが、その台風が去った途端、暑くなりましたね。しかし、今年はエルニーニョ現象の影響で冷夏になると分析している人もいます。でも、これくらいの気温が続いてくれると過ごし易いですよね。それでは、カングージャンボリー2014(1)の続きを書かせていただきます。

 ペンションにチェックインすると、夕食時に飲むワインのオーダーを取られ、「えっ?」と思った。私は、アルコール類はかなり飲めるほうだが、飲み会以外ではほとんど飲まない。自宅でもまったく飲まないし、宿に泊まって夕食を食べるときも飲まない。一方、ガンモはというと、私と違ってまったくと言っていいほどアルコール類は飲めない。ごくたまに私が食事のときに何か注文すると、一口ほど味見する程度だ。

 だから、チェックインのときにワインのオーダーを取られるのは、「夕食時にはワインを飲むのが大前提」とされてしまっているようで、何だか自由意思がないように思えた。とは言え、私たちはこれからひと晩、ここでお世話になろうとしているわけで、「ワインもたまには飲みますが、夕食時に飲む習慣はありません」と言ってきっぱりお断りするのも何だか気が引けた。そこでしぶしぶ、私は白ワインを、ガンモはぶどうジュースを注文した。ワインにこだわりはないので、銘柄なども控えていない。ちなみに、私は夕食時にワインをお代わりしてしまい、結局、ワインを二杯いただくことになってしまった。

 夕食の時間になり、一階の食堂に降りて行くと、何組もの人たちが宿泊していることがわかった。と言っても、駐車場に停まっていた車がすべてカングーではなかったことから、すべての人たちがカングージャンボリーのために宿泊しているわけではなさそうだった。

 チェックインしたときに、お風呂が空いているとのことだったので、すぐに入浴させていただいた。貸し切りにできるとのことだったので、ガンモと二人で入った。とてもいいお風呂だった。

 夕食は、うなるほどおいしかった。前菜のあとは、スープ、自家製パン、虹鱒(にじます)のロースト、肉料理と続き、デザートはバジルと紅茶のシフォンケーキだった。

 お料理は、何から何までとてもおいしかったのだが、旅館で言うところの女将の立場の方が、お皿を片付けるときに、
「おいしかったですか?」
と話し掛けて来られた。私は、ここでもまた「えっ?」と思った。そんな質問をされたら、「おいしかったです」と答えるしかないではないか。利用客のそのような心理を突いているのか、それとも、他のことに関してもそういう調子なのか、それはわからなかった。

 ただ、インターネット上の評価をひどく気にされているようで、「おいしかった」と答えた利用客に対し、暗に「高い評価をつけてくださいね」というようなことをおっしゃっていた。これまでいろいろな宿に泊まって来たが、このような状況は大変珍しい。料理がおいしかっただけに、とても残念に思った。

 二十二時頃に眠りに就いたからか、翌朝は五時前に目が覚めた。窓を開けてみると、富士山がくっきりと見えていたので、ガンモを起こして一緒に富士山を眺めた。前日はずっと雲がかかっていたのだが、翌朝になると、きれいに晴れ上がっていたのだ。

 しばらく富士山に見入っていると、がさごそと音が聞こえて来た。何だろうと思って良く見てみると、動物がいるではないか。犬だろうか? いや、犬にしては大きいし、動きも違う。目を凝らしてみると、それは、紛れもなく鹿だった。しかも、一頭だけでなく、二頭、三頭といるではないか。

 鹿は、しきりに何かを食べているようだった。時おり車が通るのだが、鹿は怯えるようにしていったん静止するものの、車が通りすぎると、また何かを食べ始めるのだった。

 私たちは夢中で鹿の写真を撮った。そして、そのあともう一度ベッドに戻り、再び目覚めて窓を開けてみたが、もはや鹿の姿はなかった。早起きは三文の得というが、本当にその通りだった。

 さて、宿泊したペンションでの朝食が八時からと決まっていたので、できるだけ早めにチェックアウトしたかった私たちは、朝食前に帰り支度を整えておいて、朝食をいただいた。

 朝食は、贅沢なサンドイッチとフルーツ、そしてコーヒーまたは紅茶だった。ガンモはコーヒーを、私は紅茶をいただいた。朝食も、またとてもおいしかった。

 朝食のあと、私たちはすぐに出発した。ペンションの駐車場には、水戸ナンバーの黄色いカングーも停まっていた。きっと、カングージャンボリーに参加するために来られたのだろう。
 そして、カングージャンボリーが行われる山中湖の湖畔にある会場へとむかったのだが、途中で渋滞に巻き込まれてしまった。渋滞と言っても、ほとんどカングーばかりの渋滞である。ガンモは、
「カングー渋滞だ!」
と言って喜んでいた。全国からやって来たカングーが、カングージャンボリーの会場に向かっていたのである。その渋滞のために、私たちは数十分掛けて、ようやくカングージャンボリーが行われる会場に着いたのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、カングージャンボリー2014(2)をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m お料理がおいしいペンションだっただけに、自由意思を感じさせてくれないもてなしが残念でありました。しかし、こういうことがあると、自分自身の他者への態度を振り返るきっかけになりますね。

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2015.05.13

ホットヨガ(四三九回目)

カングージャンボリー2014(1)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。岩手で震度五強の地震があったそうですが、該当地域にお住まいの皆さん、お怪我などはありませんでしたでしょうか。ネパールでもまた大きな余震があり、箱根でも火山活動が疑われるような状況になって来ているようで、今後の自然の動きがひどく気になりますね。自然の動きは人工的には食い止めることができないので、仮に何か動きがあったとしても、できるだけ被害が少なくて済むように祈っています。

 三月十八日水曜日の仕事帰り、ホットヨガの南森町店のスタジオで、六十分のスタンダードコースのレッスンを受けた。

 雨が降っていたが、リュックの中から傘を取り出すのが面倒だったので、傘をささずに歩いた。職場から職場の最寄駅までは、駅周辺の施設のおかげでほとんど雨に濡れずに済む。南森町店のスタジオの最寄駅から南森町店のスタジオまでの間も、雨に濡れないように商店街のアーケードを歩いたが、アーケードのないところに信号があり、信号待ちをしている間にかなり濡れてしまった。

 受付では、またまたシャンプーのサンプル品をいただいた。有り難いことである。

 着替えを済ませたものの、水素水を購入するために多くのポイントをチャージしているプリペイドカードが見当たらなかった。そう言えば、前回のレッスンはライブ『LOVEの今日ここ大阪にいるという事』の前に梅田店でレッスンを受けた。そのときに、いつものレッスンバッグとは違ってリュックのみで出掛けたので、いつも水素水のプリペイドカードを入れている入れ物は持参しなかった。そのため、水素水のプリペイドカードをどこか別の場所に入れたはずだが、見当たらなかった。そこで仕方なく、仕事に持参している自宅の冷蔵庫で作った水素水をスタジオに持ち込んだ。一リットル入りのペットボトルの半分近くまで飲んでいたので、おそらく六百ミリリットルほど残っているはずだった。

 スタジオに入ると、そろそろレッスンが始まろうとしている頃だった。レッスンを担当してくださったのは、さきほど受付で応対してくださったインストラクターである。何と、雨のせいか、レッスンの参加者は私を入れて三人しかいなかった。何だか密なレッスンになる予感がした。

 今回は、とても体調が良かった。自宅の冷蔵庫で作った水素水を飲みながらレッスンを受けたが、それなりに汗を掻くことができた。しかし、いつもの調子でごくごく飲んで、六百ミリリットルしかない自家製の
水素水を飲み干してしまってはいけないと思い、ちびちび飲んだ。

 レッスン中に、ヨガマットの上に敷いたバスタオルの上にあった何かが手に当たった。押しピンかと思い、ひやりとしたのだが、良く見たら自分のピアスだった。私は、耳にまだ残っているであろうキャッチャーを手で探り、まだ耳に付いているのを確認すると、素早くピアスを拾い上げ、耳に着けた。

 参加者が三人だけだったので、スタジオを広く使えたのに加え、レッスンを終えてシャワーを浴びるときも、のんびりとシャワーを浴びることができた。

 レッスン前とレッスン後の体重を計ってみたところ、ほとんど変わらなかった。ということは、汗を掻いた分だけの水分を補給したということである。

 シャワーを浴びるときに、はたと、水素水のプリペイドカードのありかを思い出した。そうだった、お風呂道具をしまっている袋の中に入れておいたのだ。袋の中を確認してみると、確かにあった。ああ、ここに入れたことをすっかり忘れていた。年齢にはかなわない。

 着替えを済ませて受付に行くと、初々しいスタッフがイベントレッスンを勧めてくださった。ちょうどそのときは帰省しているはずなので、
「その日は予定があるんです」
とお断りさせていただいた。とは言え、こうして仕事帰りにレッスンを受けるようになってからは、特に予定がなくても、いつもお断りさせていただいているような気がしないでもない。

 そして、再び傘をささずに、お気に入りの飲食店に入り、晩御飯を食べてから帰宅したのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最近は、いつもと違うことをすると、すぐに忘れてしまいます。(苦笑)私のように年齢を重ねて来ると、これまで慣れているやり方をできるだけ変えないほうがいいみたいですね。

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2015.05.12

カングージャンボリー2014(1)

映画『シティ・オブ・ゴッド』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ガンモと二人であちこち出掛けていますが、旅行記を書くのがまったく追い付いていないため、まだ書いていない旅行記がたくさんあります。少しずつ過去の旅行記をまとめたいとは思っているのですが、季節外れの旅行記を公開するのも何ですので、できるだけ同じ季節の記事を書いて行こうと思っています。というわけで、まずは去年の五月に行われた「カングージャンボリー」という、カングーオーナーのためのイベントに参加したときの模様をお伝えしたいと思います。記事が完成するまでの間、他の記事もいくつか織り混ぜて行きますが、これからしばらく「カングージャンボリー」の話にお付き合いくだされば幸いです。

 二〇一四年五月十七日土曜日、カングージャンボリーに出掛けるため、朝八時半頃に家を出た私たちは、荷物をまとめてカングーに乗り込むと、間もなく高速道路に入った。カングージャンボリーは、私たちも何度か参加したことのあるカングーオーナーのためのイベントで、ここ何年かは富士山の麓(ふもと)で開催されている。イベントが行われる会場には、カングーオーナーたちがカングーに乗って、全国から集まって来るのだ。

 出発当時、ガンモは旅レコがうまく動作しないと慌てていた。旅レコとはGPSロガーのことで、稼働させておくと、移動したルートをせっせと記録し、一日の終わりにパソコンに接続すれば、その日のうちに移動したルートを地図上に示してくれるという優れものである。

 もともと、私がポンパレで購入した旅レコを使っていたのだが、ガンモがそれを紛失してしまった。そこで、いったんはiPhoneを使って旅の記録を録り始めたものの、電池の消耗が激しいということで、ほぼ同じものをアマゾンで再び購入したのだった。

 私たちはカングーを走らせて、新名神、伊勢湾、東名などの高速道路を経由して、山中湖周辺を目指した。

 途中、苅谷で休憩を取り、少し早めの昼食を食べた。何と、サービスエリアには珍しいバイキング形式だった。しかも、料金は八百円と、バイキングにしてはずいぶん割安である。良く見ると、工事期間中の限定サービスなのだそうだ。

 バイキングのお店に来て、他の人たちが食べているものを観察すると面白い。揚げ物ばかりを取り皿に盛り、ソースをかけて食べている人もいた。その人にとっては、揚げ物にはソースをかけて食べるのがお決まりなのだろう。私はというと、できるだけ腹八分目を目標にしているので、バイキングといえども、少し控えめにしておいた。

 山中湖周辺に着くまでの間に、途中のサービスエリアで休憩したのは合計三回だっただろうか。ちょうどつばめが子育てをする時期だったのか、つばめが巣を作り、雛に餌を与えているシーンも見掛けた。

 また、高速道路から見える山々の木々の緑がとてもきれいだった。今は新緑の季節で、緑と言ってもいろいろな緑が見えた。小学生のとき、写生中に先生が、
「山の色は緑でも、同じ緑やないんぞ(同じ緑じゃないんだぞ)」
と言っていたことを思い出した。先生は、緑の集合体を分解して、それぞれの個を見ていたのだ。

 高速道路からも富士山が見えたのだが、残念ながら、雲がかかっていた。誰かが雲を吹き飛ばしてくれないだろうかとガンモと話しながら、私たちはトンネルをいくつも越えたあと、高速道路を降りた。

 そこから一般道を走り、山中湖周辺のペンションに到着した。途中で休みながら走って来たので、着いたのは既に夕方頃だった。いくつもの白樺の木たちが私たちを迎えてくれた。空気が澄み切っていて、とても気持ちのいいところだった。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、カングージャンボリー2014(1)をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今年もカングージャンボリーは開催されるようですが、去年と同じ場所で開催されるようなので、今年は見送ることにしました。山中湖には、学生時代にも来たことがあったと思うのですが、すっかり忘れてしまっています。(苦笑)夏でも涼しそうですよね。

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2015.05.10

映画『シティ・オブ・ゴッド』

ホットヨガ(四三八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日は母の日でしたね。楽天市場などで「母の日特集」が組まれると、やはり胸が痛みますが、母には物質的な贈り物ではなく、感謝の気持ちを届けました。父にも電話を掛けて、母が子供の頃にしてくれたことを互いに思い出しながら、母のことを語り合いました。残念ながら、両親の老いをくい止めることはできません。皆さんも精一杯、感謝の気持ちを伝えて行ってくださいね。

 本作を鑑賞したのは、五月十日のことである。本作もまた、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。鑑賞しながら、「あれ? これと似たような作品を、過去に鑑賞したことがあるぞ」と思っていた。

 すぐには思い出せなかったので、インターネットの検索エンジンで検索した結果、ようやく思い出した。七年ほど前に、映画『シティ・オブ・メン』というエネルギッシュな作品を劇場で鑑賞した。やはり、本作と同じような背景の作品だった。映画『シティ・オブ・メン』を鑑賞したときに、本作を監督しているフェルナンド・メイレレス監督が製作を担当していることを、劇場に貼り出されたポスターで確認していた。すなわち、先に鑑賞した映画『シティ・オブ・メン』のほうが、本作よりもあとに作られた作品だったのだ。ちなみに、本作ではなく、映画『シティ・オブ・メン』のほうが、リオデジャネイロの貧民街の町並みがたくさん映し出されているように見える。

 「シティ・オブ・ゴッド(神の街)」と呼ばれるブラジル・リオデジャネイロの貧民街を舞台に、少年ギャングたちが盗みや人殺し、ヤクの売人などを行っている。集団意識がそうさせるのか、はたまた、そうしなければ生きて行けない状況のために仕方なくそうしているのか、とにかく少年たちは怖いもの知らずで次から次へと悪事を働く。そして、やがて「神の街」はギャング同士の争いへと発展し・・・・・・。

 これが実話に基づいた物語というから驚きである。少年ギャングたちには、善悪の区別などという概念はなさそうだ。少年ギャングの闘争など、私のいる世界から見ればひどく現実離れしてしまっているのだが、鑑賞しているうちに、不思議と作品の世界に引き込まれる。それは、ごくわずかではあるものの、ところどころに人の心を感じられるからだろうと思う。例えば、ピストルを手にした少年たちが、誰彼かまわず打ちまくるわけではなく、ある程度の分別があることに気付いたり、友人の死に涙したりするところだ。そうした私にとっては現実場馴れした光景を、ヒヤヒヤしながら見守るのである。

 日本にも、「あそこには近付かないほうがいい」とされている地域はある。しかし、さすがにここまでのことはないだろう。描かれているのは、私たちにとってはまったくの別世界だが、ブラジルにとっては現実なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m これがリオデジャネイロの貧民街の現実なのかと大きな衝撃を受けました。旅行などでブラジルに足を踏み入れる機会はまずないとは思いますが、もしも踏み入れるのであれば、やはり怖い気がしますね。

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2015.05.08

ホットヨガ(四三八回目)

愛について(6)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 昨日から、ゴールデンウィーク明けの仕事が始まりました。五月になったからか、オフィスに冷房が入っていてうれしかったです。しかし、これからの季節は、冷房で足首を冷やさないように気を付けなければなりませんね。それでは、ホットヨガ(四三七回目)の続きを書かせていただきます。

 リラックスコースのレッスンが行われるスタジオの扉を開けてみると、既にウォーミングアップのストレッチが行われていた。スタジオに遅れて入った私は、どこのヨガマットに腰を下ろせばいいかすぐには定められずに、しばらく迷っていた。その結果、インストラクターに近いヨガマットに腰を下ろすことにした。レッスンに遅刻してしまったので、「ボディチューニングのレッスンがずれ込んで・・・・・・」などと言い訳したい気分だった。

 レッスンの参加者は女性ばかりの十二名で、トライアルレッスンの方が二名いらっしゃった。

 レッスンを担当してくださったのは、梅田店では古株となったインストラクターである。

 実は、三宮店のスタジオで一番良くお話をさせていただいていたインストラクターが週末には梅田店に来られると聞いていたので、ひょっとするとリラックスコースのレッスンを担当してくださるのではないかと期待していたのだが、どうやらそうではなかったようだ。

 インストラクターは、とてもわかりやすいレッスンを展開してくださった。日本語の発音も良く、聞き取りやすい。実に堅実なレッスンだった。

 思えば、まちのオフィスに勤務するようになってからは、リラックスコースのレッスンからはすっかり遠ざかってしまった。というのも、定時退社日の水曜日にしばしば足を運んでいる南森町店のスタジオでは、水曜日にリラックスコースのレッスンが行われていないからである。

 遅れてスタジオに入った私は、場の雰囲気に馴染むように、遠慮がちに身体を動かした。インストラクターは、とても丁寧にストレッチを行っていた。特に足をほぐすためのストレッチやマッサージが念入りだった。

 丁寧なウォーミングアップのストレッチが終わる頃、私は一人で汗だくになっていた。ほとんど休みなくレッスンを受けているのと、水素水の効果で、いつもよりもたくさん汗が出ていたのである。

 レッスン中に感じたことは、私の身体が柔らかくなっているということだった。本当に身体が柔らかくなっていたわけではなく、既に一時間、室温が三十八度のスタジオでレッスンを受けて身体がほぐれていたためだと思われる。私は、身体を動かすことで身体が柔らかくなることを実感していた。ということは、普段、身体が硬いのは、それほど身体を動かしていないということなのだろうと思った。

 直前にボディチューニングのレッスンを受けていたおかげで、その後のポーズでも、私は身体を楽に動かすことができた。

 リラックスコースのレッスンでは、いつもそれほど汗を掻くことはなかったはずだが、今回のレッスンでは、とにかく汗がたくさん出て来た。これからは、毎回、二レッスン続けて受けようかと思ったくらいだ。

 レッスンを終えたあと、シャワーを浴びた。梅田店のスタジオは、一人一枚の足拭きマットを使用できるわけではないが、スタッフがときどき取り替えてくださっていたのだとわかった。

 それを思えば、梅田店のスタジオはロッカールームも広く、シャワールームの数も多い。それに、ほてった身体を冷やすための扇風機もある。ただ、ロッカーがハンドバッグと上着くらいしか入らない細長いロッカーなので、私が持ち歩いているような大きな荷物を入れることはできない。

 ホットヨガのスタジオにはいろいろな支店があるが、どの支店もその支店なりの特徴がある。今回、初めて利用させていただいた水素水を飲むための空ボトル貸し出しのようなサービスは、とても便利だと思う。スタジオに設置された水素水を利用するという前提で、空ボトルをレンタルすることができれば、自宅からわざわざ空のペットボトルを持参する必要がないからだ。

 シャワーを浴びて着替えを済ませて受付に行くと、梅田店で最も古株のインストラクターが受付にいらっしゃった。ちょうど元三宮店のインストラクターもいらっしゃったので、
「(梅田店でのお仕事)もう慣れましたか?」
と尋ねてみた。すると、もう慣れたそうで、受付にいらっしゃる古株インストラクターが優しくしてくださるので楽しくやっている、というようなことをおっしゃったので、そこで笑いが出た。受付にいらっしゃったのは、とても仕事熱心なインストラクターなので、時にはシビアな面もあると感じ取っていた私は、何を思ったか、
「裏表はありますか?」
などと失礼なことを言ってしまった。シビアな面もあるインストラクターは、私がそんなことを言うので驚かれていたようだった。そんなことを言ってしまったことを、今は後悔している。ああ、きっと更年期のせいだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 既にレッスンが始まってしまっているスタジオに滑り込むのは、何ともバツが悪いものですね。それでも、時間通りにボディチューニングのレッスンが終わっていれば、そのあとのリラックスコースのレッスンとの組み合わせは抜群の相性だったと思います。

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2015.05.07

愛について(6)

カングーの洗車と初めての星乃珈琲店の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。とうとうゴールデンウィークが終わってしまいましたね。ゴールデンウィークは楽しく過ごせたでしょうか。私たちは、ゆうべ無事に帰宅しました。ゴールデンウィークの最終日だったので、渋滞を覚悟していたのですが、Uターンラッシュのピークは五月五日だったのか、帰りの高速道路がそれほど混雑することもなくスイスイ移動することができてラッキーでした。次の連休は七月ですね。今から待ち遠しいです。(笑)

 まちのオフィスの食堂で、私を見た女性が、隣に座っている別の女性に何か耳打ちをしたあと、お互いにコソコソ話をして、笑っていた。何かもの珍しそうな顔をして私を見ていた。

 確かに私は、他の人とはどこか違う雰囲気を持っているようで、おまけに目立つらしい。その一方で、人と違っているところがきっかけになり、見知らぬ人に声を掛けられることも多い。ただ、今回の食堂でのファッションは奇抜ではなかったはずで、強いて言えば、ヘッドフォンでBBCのラジオドラマを聴いていたくらいだ。

 実は、私が女性の集合体を苦手としているのは、そういうところがあるからだ。珍しいものに対してアンテナを張っている人が、話題になりそうなターゲットを見付けると、直ちに仲間に報告し、情報をシェアしようとする。まちのオフィスには、分別ある大人の女性が多いので、まさかこのようなことが起こるとは思ってもいなかったが、実際に起こってしまったのは残念なことである。

 食堂を出て、エレベータに乗ってオフィスに戻る途中で、いろいろな想いがこみ上げて来た。まず、想ったのは、ガンモや父、そして母など、私を愛してくれている(愛してくれていた)人たちのことである。もちろん、その中には、私と交流してくれている友人たちも含まれている。その人たちは、私の欠点をも受け入れ、愛情を注いでくれている(いた)のだと思った。

 そして私は、今回のようなことがあると、自分を愛してくれている人たちを悲しませてしまうのではないかと感じた。それを思うと急激に辛くなった。食堂で女性たちに笑われたことが悔しいのではなく、自分を愛してくれている人たちを悲しませてしまうかもしれないと思うと辛かったのだ。

 もしかしたら、この記事を読んでくださっている皆さんも、これまでに同じような想いを抱えたことがあるかもしれない。今回のことで、子供の頃、肉親について外部の人から何か言われたときに、怒りにも似た感情を抱いたことがあることも思い出した。今回のことも含めて、こうした想いはすべて、積極的に向かって行こうとする愛ではなく、大切な存在を守ろうとする愛なのだと感じた。いや、むしろ、積極的に向かって行こうとする愛など存在せず、それらはすべて欲望なのかもしれないが・・・・・・。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自分自身が他者から何か言われたり、今回のように笑われたりしても、そのことに対する悲しみや怒りではなく、自分を愛してくれている人たちに想いが向かうことがわかりました。愛の繋がりとなっている、その繋ぎ目が攻撃されているように感じてしまうのかもしれませんね。

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2015.05.05

カングーの洗車と初めての星乃珈琲店

ホットヨガ(四三七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴールデンウィークもそろそろおしまいですね。雨の日もありましたが、おおむねお天候には恵まれたのではないでしょうか。Uターンラッシュが始まっているようで、高速道路も混雑しています。私たちは、ゆうべ、私の実家に泊まり、今は香川県に来ています。高速道路の混雑を覚悟して、もう一泊してから帰る予定です。なお、記事は書きませんが、雨の倉敷のスライドショーを貼り付けておきますね。

 ゴールデンウィーク休暇の初日、およそ一年振りにカングーの洗車をした。日本人は、自家用車を洗車することで有名らしいが、そういう意味ではガンモはまったく日本人らしくない。

 洗車と言っても、自分の手でゴシゴシ洗うのではなく、お金を払って機械に洗ってもらうのである。

 いつも利用している洗車場は、プリペイドカード式なのだが、ずっと以前に利用したときに、ガンモが残高四千円以上のプリペイドカードを取り忘れてしまい、大損をしたことがある。そのため、洗車機を利用するときは毎回、プリペイドカードを取り忘れないように気を付けている。

 子供の頃、ガソリンスタンドに設置されていた洗車機を利用して、自家用車を洗車していたことがあった。そのとき、自家用車に乗ったままで洗車していて、車の中から見える洗車の光景がものすごく新鮮だったのを覚えている。しかし、ガンモにはその習慣はなかったそうだ。そのため、ガンモは洗車の度に、カングーから降りて待機している。それが一般的なのかどうかはわからないが、たまたま今回、カングーを洗車する前に、別の人が自家用車に残ったまま洗車しているのを見た。そこで私は、
「私はカングーの中に残るよ」
と宣言してカングーに残ると、ガンモはカングーから降りた。

 いよいよカングーの洗車が始まると、私はカングーの中から洗車機の動きをじっと観察した。どんな車であろうと、おそらく同じような動きをしているのだろう。子供の頃に利用していた洗車機は、大きなモップのようなものでゴシゴシ洗っていたのだが、最近の洗車機は、ブラシを使わずに水に勢いをつけて洗い流すような感じだ。そして、洗い終えたあとは、送風により、水をはじいてしまう。

 送風が終わると、洗車は完了である。洗車機付近からカングーを移動させて、洗車場の別のスペースにカングーを停めると、今度はワックスをかけるのである。

 実は、このワックスには笑い話がある。滅多に洗車しないガンモが、ワックスがけの様子をSNSにアップしたところ、
「もしかして、固形?」
と質問されたそうだ。あまり頻繁に洗車をしないガンモは、つい最近まで、固形のワックスを使い続けていたのだが、最近では、昔ながらの固形のワックスよりも、スプレー式のワックスが流行りなのだそうだ。そこでガンモは、フランス車のイベント会場でスプレー式のワックスを購入したのだった。

 スプレー式のワックスは、濡れたままの車にシュッシュと吹き掛けて拭き取るだけで、ワックス掛けが完成するという優れものである。ずいぶん便利になったものである。

 さて、カングーの洗車が終わったあとは、生まれて初めて星乃珈琲店に足を運び、遅い昼食を取った。十五時過ぎだったが、満席だったので受付表に名前を記入し、しばらく順番待ちをした。少し待つと名前が呼ばれ、席に案内された。

 星乃珈琲店は、珈琲や軽食だけでなく、食事もしっかりできるお店である。私は、「具だくさんの星乃スパゲッティー醤油バター風味」を注文し、ガンモは「スフレドリア」を注文した。残念ながら、「具だくさんの星乃スパゲッティー醤油バター風味」は少し辛かったので、食べながら水をたくさん飲むことになってしまった。

 料理を食べたあとは、コーヒーとともに、ダブルのスフレパンケーキをガンモと二人で分けて食べた。全体的な感想を書かせていただくならば、お料理もデザートも珈琲も、もう一度訪れて、絶対に味わいたいと思えるものではなかった。正直言うと、人気の高いお店だけに、もっとそういう気持ちにさせてくれるのではないかという期待があったのだが、実はそうではなかったということだ。それが少し残念でもある。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、カングーの洗車と初めての星乃珈琲店をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m もともと珈琲党ではないので、辛口評価になってしまったかもしれませんね。珈琲だけを飲みに行くならば、雰囲気の良いお店なのだと思います。ただ、待っている人が多いお店なので、長居はできそうにありません。(苦笑)

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2015.05.03

ホットヨガ(四三七回目)

映画『セッション』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴールデンウィークは天候に恵まれると聞いていましたが、今日はあいにくの雨でしたね。今、私たちは倉敷に来ています。ゴールデンウィークにしばしば倉敷に来ていますが、雨の倉敷は初めてです。(苦笑)

 三月七日土曜日、ホットヨガの梅田店のスタジオで、六十分のフリースタイル・ボディチューニングのレッスンを受けた。

 珍しく、土曜日にレッスンを受けたのは、前日の夜にガンモが徹夜で仕事をしていたため、自宅でゆっくり休んでもらおうと思い、家を空けようと企画したからである。夕方にはガンモと大阪で待ち合わせをする予定だったので、私のほうが先に家を出て、ホットヨガのレッスンを受けようと思ったのだ。

 夕方まで時間がたっぷりあったので、思い切って、レッスンを二本受けることにした。フリースタイル・ボディチューニングのレッスンは、そのうち一本目のレッスンである。

 梅田店のスタジオの手前にある横断歩道で、またしても珍しい方に出会った。何と、神戸店時代からのフリーパス会員さんである。思えば、もう八年近くも顔を合わせているというのに、一度もお話をしたことがない。きっと、お互いに受身なのだろう。

 受付では、以前にもいただいたことのあるシャンプーとコンディショナーのサンプルをいただいた。そして、受付でバスタオルとフェイスタオルを二セット分受け取ると、レッスン開始時間まであまり時間がなかったので、急いで着替えを済ませて、大慌てで水素水を購入した。

 梅田店のスタジオでは、水素水を入れるボトルを貸してくださる。これはとてもありがたいことである。ちゃんと消毒されているらしく、使用後は元の位置に戻すのではなく、受付に返却するようになっている。私は、自宅から持参した五百ミリリットルサイズの空ボトルと、梅田店のスタジオでお借りした空ボトルに、合計一リットルの水素水を用意して、レッスンが行われるスタジオに向かった。

 しかし、レッスンが行われるスタジオと言っても、いつもボディチューニングのレッスンが行われているスタジオには「開放」の札が掲げられていた。「開放」ということは、今は空いているという意味なのだろう。念のため、他のスタジオにも足を運んで、入口に掲げられている札を確認してみたところ、それぞれ別のレッスンが行われることを示す札が掲げられていた。ということは、やはりボディチューニングのレッスンが行われるスタジオは、私が思っているスタジオでいいのだろう。

 私は不安を感じながらも、いつもボディチューニングのレッスンが行われているスタジオの扉を開けた。すると、まだレッスンが始まっていないらしく、三人の方がヨガマットの上で待機されていた。

 私は、待っている方たちに、
「ここはボディチューニングのレッスンが行われるスタジオですか?」
と尋ねたいと思った。しかし、何だかわかり切ったことを聞くみたいな気がしたので、口から出掛かった言葉を飲み込んだ。そのとき既に、レッスンの開始時間から、五分くらい過ぎていたと思う。

 私の隣のヨガマットに腰を下ろしていた人も、レッスンが始まらないことに対して不安になっていたようで、いったんスタジオの外に出て行かれた。しかし、すぐに戻って来られたので、おそらくもうすぐレッスンが始まるのを確信されたのだろうと思った。

 その直後に、インストラクターがスタジオに入って来られた。スタジオに入る前に、スタジオの前に掲げる札を掲げていらっしゃったので、もしかすると、先程到着されたばなりなのかもしれない。

 スタジオに入って来られた直後は、いつものボディチューニングのレッスンを担当してくださっているインストラクターとは別のインストラクターかと思ったのだが、インストラクターが口を開くと、ああ、いつものインストラクターだとわかった。毎回、違うイメージを感じさせてくれるインストラクターである。

 ボディチューニングのレッスンを受けるのは、これで三回目だろうか。同じボディチューニングのレッスンなのに、レッスンの内容は、毎回、異なっている。今回も、これまでとはまったく異なるレッスンを展開してくださった。

 インストラクターは、外部のインストラクターなので、ご自身のウェアでレッスンをしてくださる。今回は、田舎の女性が穿いている「もんぺ」のようなパンツを穿いていらっしゃった。

 レッスンの参加者は四名で、そのうち男性会員は二名だった。何と、半数の方が男性会員なのである。これまで受けたレッスンの中で一番男性会員の参加率が高いレッスンだった。ちなみに、二人の男性会員は、何度かお目に掛かったことのある方たちだった。

 さて、ボディチューニングのレッスンは、毎回、独特な内容で楽しませてくださる。ユニークな形で創造されたレッスンと言ってもいいだろう。

 インストラクターは、背骨や肩甲骨、骨盤の下のほうにあるせん骨を特に意識されているようで、背骨と背骨の間を開くように導いてくださったり、肩甲骨を動かすように促してくださった。そう言えば、私は普段から、骨を動かすことを特に意識してはいないように感じた。

 インストラクターは、息を吐くときに大きく「スーーーーー」とおっしゃる。レッスン中に息を止めるポーズがあるのだが、そのときは切れのいい「スッ」という声を出されて、シャッターがピシャリと閉まって空気が停止したような緊張感が走る。一瞬のうちに磁場が変わるような感覚だ。

 両手を大きく広げ、上に挙げて呼吸するポーズのときに、インストラクターが
「両手で呼吸するようなイメージで」
とおっしゃった。私は、これまでこんなことを考えたことはなかったと感じた。私は普段から呼吸が浅いので、両手で呼吸するようなイメージで過ごせたら、代謝率もアップするのではないかと思えた。

 なかなか良いレッスンだったのだが、どういうわけか、一時間を過ぎているのではないかと感じるのに、まだレッスンが続いていた。この日は、ボディチューニングのレッスンが終わった十分後に始まるリラックスコースのレッスンも予約していたので、ボディチューニングのレッスンの終わりがひどく気になっていた。もともと五分以上遅れて始まったレッスンなので、後ろにずれ込むのは仕方がないとしても、インストラクターの手元にある時計が、私からは見えない角度にあるので、時間がわからない。南森町店のスタジオには、壁に時計が掛かっているのだが、梅田店のスタジオには壁時計がない。インストラクターの手元にしか時計がないので、その時計を覗き込まない限り、時間がわからないのだ。

 私は、これまでいくつものレッスンを受けて来た勘により、レッスンが始まってから既に一時間以上が経過していると感じて、少しイライラしていた。ようやくレッスンが終わり、いったんロッカールームに駆け込むと、何とレッスンの終了予定時刻よりも十五分近く過ぎてしまっていた。すなわち、リラックスコースのレッスンは既に始まってしまっているのである。

 しかし、トイレにも行きたいし、水素水も補給しておきたい。私は大急ぎでトイレを済ませると、ロッカーにしまい込んでいたバスタオルとフェイスタオルのセットを取り出し、バタバタしながら水素水を補給して、リラックスコースのレッスンが行われるスタジオに駆け込んだのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ボディチューニングのレッスンは、毎回、独特なレッスンでとても面白いのです。しかし、今回は次が詰まっていたので、ハラハラドキドキでした。(苦笑)

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2015.05.02

映画『セッション』

「女子会」なるものに参加したの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日でゴールデンウィーク休暇も四日目で、八連休のちょうど折り返し地点であります。明日から四連休という方もいらっしゃるかもしれませんね。私たちも出掛けますが、四連休で交通量が多くなっていると思いますので、お車でお出掛けの際にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 本作を鑑賞したのは、本作の劇場公開日の四月十七日のことである。予告編に興味を持ち、仕事帰りにレイトショーで鑑賞した。

 音楽の名門校に入学した主人公のニーマンが、フレッチャー教授率いる“スタジオ・バンド”のメンバーになり、フレッチャー教授のスパルタ的な指導を受けながら音楽を続けて行く過程が描かれている。

 何か夢を持っている人や音楽の道を志している人は、主人公の必死の姿に自分を重ねることだろう。しかし、フレッチャー教授が"スタジオ・バンド"のメンバーに求めるのは、どうやら完璧な演奏のようだ。そのため、彼は教える立場にありながらも、常に完成形を求める。そして、完成形に近付くために、"スタジオ・バンド"のメンバーをどんどん追い詰めて行く。"スタジオ・バンド"のメンバーは、フレッチャー教授の指導に毎回、緊張しながらも、バンドメンバーとして参加していることに誇りを持っているに違いない。そうでなければ、あのようなスパルタ的な指導にはついて行けないだろう。

 その追い詰め方はすさまじいもので、見ているだけでも胃が痛くなりそうなシーンも多々ある。そこには、みんなで音楽を作り上げていくという一体感にも似た雰囲気はない。フレッチャー教授の怒りのターゲットにならないようにするために、それぞれが完璧な演奏を目指そうとする緊張感しか伝わって来ない。

 私には、ニーマンが、フレッチャー教授が思っているよりも速いテンポでドラムを叩いているのか、それとも遅いテンポで叩いているのかわからなかった。多少、音がずれているのならわかるが、フレッチャー教授が求めているほどの正確なリズムを把握するのは、私には難しいと思った。フレッチャー教授が思うようなテンポで叩かないと、椅子さえも飛んで来る。いくら一流であったとしても、私は、こんな指導はごめんだと思う。

 予告編によれば、ラスト九分十九秒に何かあるらしい。実際に鑑賞してみて、なるほど、そういうことだったのかと納得した。例えて言うならば、雑巾を絞るような感じだろうか。雑巾を絞るには、雑巾をねじる必要がある。ねじるということは、つまり・・・・・・。

 フレッチャー教授に必死でついて行こうとしたニーマンが失ったものと、新たに得たもの。本作の中でそれらが明らかになる。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 最初から最後まで気が抜けない作品でした。ニーマンを演じているマイルズ・テラーのドラムへののめりこみようと、フレッチャー教授を演じているJ・K・シモンズの迫力がすごい作品です。まさしく狂気の世界でありました。

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2015.05.01

「女子会」なるものに参加した

至上最大の泥遊びの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日は健康診断を受診しました。毎年、健康診断の記事を書いていますが、今年は他にも書きたい記事がたくさんあるので、記事にはしません。(笑)いつもと違っていたのは、健康診断の最後の問診の担当医師が若い医師だったことです。あと、平日だったためか、待ち時間も少なくて済みました。いつもは土曜日に受診していたのですが、土曜日はひどく混んでいることが良くわかりました。

 ゴールデンウィーク休暇の少し前に、珍しく、「女子会」なるものに参加した。メンバーは、直径十二センチの彼女と、もう一人の派遣仲間と私の三人である。ちなみに、直径十二センチの彼女の現在の子宮筋腫は、直径十二センチよりも小さいとご本人からご指摘があった。とは言え、直径十二センチの彼女のままで行こうと思う。

 直径十センチの彼女とは、確か二ヶ月ほど前に会っているが、もう一人の派遣仲間とは、およそ一年ほど前に、いなかのオフィスの食堂で一緒にご飯を食べて以来の再会である。もう一人の派遣仲間と直径十二センチの彼女とは、三年振りくらいの再会だったようだ。

 直径十二センチの彼女がこぢんまりした隠れ家的なお店を予約してくれたおかげで、とてもおいしいイタリア料理にありつくことができた。一度訪れた利用客は、必ずまた利用したくなるような素敵なお店だった。

 オフィスカジュアルの話になり、やはり私の着ている服はオフィスカジュアルではないと言われてしまった。私はその日、無地のチュニックにつけ襟をして、インド綿のエスニック柄のスカートを穿いて行った。もうその時点でオフィスカジュアではないのだが、私はこれが自分のオフィスカジュアルだと主張した。しかし、二人は認めてくれなかった。直径十センチの彼女曰く、私が着ているのはオフィスカジュアルではなく、私ふうのファッションなのだそうだ。

 実は、まちのオフィスに移転してしばらくの間は、できるだけ控えめな服装にしていたのだが、やはり自分らしさを取り戻したい欲求に駆られ、エスニック柄のロングスカートを穿いて出勤するようになった。どうも私はエスニック系のファッションや小物が好きらしく、何とかしてオフィスカジュアルの服装に取り入れたかのだ。そこで、これまでのパンツスタイルからロングスカートに転身したというわけなのである。

 もう一人の派遣仲間からは、柄のスカートはオフィスカジュアルではないと言われてしまった。それに対し、私は、トップスが無地ならば、ボトムスは柄でもいいのだと主張した。実際、職場でも、柄のスカートを穿いている人はいる。しかし、エスニック柄のスカートではなく、自己主張のない大人しい柄のスカートである。

 もう一人の派遣仲間は、私のオフィスカジュアルを気に掛けてくれている別の派遣仲間にも見せたいと言って、私の服装をiPhoneで激写していた。ちなみに、いなかのオフィスに勤務していた頃の私は、片腕におよそ六個ずつのパワーストーンを着けていたが、今では遠慮して、パワーストーンの数は片腕に三つずつに留めている。それでも、他の人から見れば多いようだ。ちなみに、指輪も片手に二個ずつ着けている。しかも、右手に着けているのは蛇の指輪である。

 オフィスカジュアルの職場で勤務するようになってから、かれこれ一年近くが経過しているが、どうも私は他の人たちが着ているような服を着ることができないことに気が付いてしまった。その根底には、着ているものでその人が判断されるべきではないという想いがあるからだと思う。むしろ、オフィスカジュアルでビシッと固めている人のほうが、私には近付きにくい。裏に何か隠し持っているのではないかと思ってしまうのだ。

 もう一人の派遣仲間曰く、私は、人の心の扉を開けてしまうらしい。心の扉を開けることを意識しているわけではないが、人と根本的に繋がることができずに当たり障りのない話を続けるほうが、私には苦手なのである。だから私は、たくさんの人と広く浅く繋がるSNSには向かないのではないかと、最近、思い始めている。思えば、心地よいと感じている人たちとは、当たり障りのない話では終わっていないことに気が付いた。

 他にもいろいろな話をして、面白おかしく笑いながら、最後は記念撮影をして分かれた。みんな、そのお店が気に入ったので、次回の女子会もそのお店で開催することになりそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m オフィスカジュアルの職場で働くと、服だけでなく、カバンも靴も倍に増えます。(苦笑)それでも、週に五日は自分がそれほど好きではない服とカバンと靴で過ごし、自分の好きな服とカバンと靴で過ごせるのは残りの二日だけなのです。何だか切ないですね。オフィスカジュアルにも自分の好みを取り入れたくなる気持ちがおわかりいただけるのではないかと思います。

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