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2014.12.23

雪の城崎温泉

ホットヨガ(四一七回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。皆さん、年賀状の準備は整いましたか? 私のほうは、投函はまだですが、印刷と個別コメントの記入までは完了しました。明日の通勤途中に投函する予定です。それでは、天空の城「竹田城跡」を訪ねて(2)の続きを書かせていただきます。

 天空の城「竹田城跡」をあとにした私たちは、その日の宿泊地となる城崎温泉へと向かった。当初の予定では、このあと但馬(たじま)空港を見学してから城崎温泉に向かう予定だったのだが、天空の城「竹田城跡」の観光に思いのほか時間が掛かってしまったため、但馬空港の見学は見送ることにした。

 昼間は晴れていたというのに、私たちが城崎温泉に着く頃には、雪が舞い始めていた。宿泊したのは、城崎温泉に来る度に利用している、リーズナブルな価格で利用できる宿である。私たちは夕食の時間を十八時半に指定すると、すぐに支度を整えて、七つの外湯を目指した。城崎温泉には七つの外湯があり、旅館の宿泊客には、七つの外湯を無料で利用できるフリーパスが貸与されるのである。

 時間があるときは、一日のうちに二つまたは三つの外湯に入るのだが、今回はあまり時間がなかったので、一つの外湯に絞って入ることにした。私たちが選んだのは、温泉から上がったあとに待ち合わせできる場所があり、なおかつ、それなりにユニークな外湯でもある「一の湯」だった。もちろん、城崎温泉には何度も足を運んでいるので、一の湯を利用するのはこれが初めてではない。私たちは入口でフリーパスをかざし、二階の休憩所での再会を約束して、男湯と女湯に分かれた。

 女湯ののれんをくぐってみると、脱衣場がひどく混雑していた。私たちのように金曜日に休暇を取られている方たちが多いのだろうか。私は、空いているロッカーを探し当て、他の利用客の邪魔にならないように服を脱いで中に入った。

 温泉に来るのは楽しいはずだが、これまでの私とは明らかに異なる感情があった。それは、子宮全摘手術を受けたときの手術創がまだ生々しい形で私のお腹に残っていたために、手術創を人に見られたくないというものである。これまでにも、子宮全摘手術を受けてから温泉や旅館の大浴場を利用したことはあったのだが、城崎温泉の一の湯は、これまでに利用した大浴場などとは比べ物にならないほど利用客が多かった。また、若い女性客も多かったので、気が引けたのである。

 私は、お腹にタオルを当てて、できるだけ手術創が見えないように注意を払いながら歩いた。そして、まずは髪と身体を洗い、露天風呂として運営されている一の湯の名物である洞窟風呂を目指した。洞窟風呂には、既に何人もの方たちが浸かっていたのだが、手術創を見られないようにタオルで隠しながら、奥のほうへと移動した。

 洞窟風呂は、スピリチュアルな気分にはならないものの、ここが温泉だと思うとなかなか楽しめる場所である。しばらくすると、私の近くに女性の三人連れの旅行客がやって来て、話を始めた。どんな話かと言うと、『レ・ミゼラブル』と『モンテ・クリスト伯』のストーリーがごちゃごちゃになってしまうというものだった。私は、とても興味深いと思いながら、話の内容にこっそり耳を傾けていた。女性同士で温泉にやって来て、たわいもない世間話をするわけでもなく、読んだ本の話を始めるなんて、芸術的で面白いと思ったのだ。彼女たちは、本も読んでいるし、舞台も鑑賞しているようだった。私もその話題に加わりたいくらいだった。

 そろそろ洞窟風呂から上がりたいと思ったとき、洞窟風呂の出口まで歩いて行くまでの間に湯船に浸かっている人がいれば、お腹の手術創を見られてしまうと懸念していたのだが、女性の三人連れの話を聞いているうちに、出口に近いところで温まっていた人たちがみんな出て行った。私は「今がチャンスだ!」とばかりに立ち上がり、洞窟風呂をあとにした。

 そして、カランに戻ってもう一度身体を軽く洗い流すと、室内の湯船に浸かって身体を温めなおしてから上がった。十八時から夕食を取る方たちが多いのだろう。脱衣場はずいぶん空いていた。私はゆっくり着替えを済ませて、二階の休息所にいるガンモと落ち合って旅館まで歩いて戻った。帰りも雪が降っていた。

 旅館に戻ってからは、おいしいカニ料理をいただいた。リーズナブルな価格で利用できる宿なので、料理はそれほど豪華なものではない。カニはいつもよりも身が入っていない気がしたが、それでもやはりおいしかった。私は少し物足りない気がしたので、黒糖入りの梅酒を注文して飲んだ。おいしくてごくごく飲んでしまった。

 この日、私たちがいただいたのは、カニのお刺身とカニ鍋、焼きガニ、仕上げに雑炊とデザートだった。

 翌朝の朝食にも、お味噌汁にはカニが入っていた。そして、朝食をいただいたあとに旅館を出発し、カングーで遭難しかけたというわけなのである。

※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、雪の城崎温泉をご覧ください。

※スマートフォンやタブレットからアクセスしてくださっている方たちには、スライドショーが表示されないそうで、申し訳ありません。m(__)m

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m カニ料理と温泉を楽しめるということで、この時期の城崎温泉は大混雑です。いつだったか、オフシーズンの夏に城崎温泉を利用したことがあったのですが、気が抜けるくらい空いていて驚きました。

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