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2014.09.23

映画『蜜の味 ~テイスト・オブ・マネー~』

青森~北海道旅行(13)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。お彼岸なのに帰省しなかったからか、うたた寝をしていたところ、また母の夢を見ました。母は病院にいましたが、イレッサを服用していた頃のように元気にしていたので、私は母に、「良うなったん(良くなったの)?」と尋ねました。しかし、母は何も言いませんでした。夢の中の母は、いつも何も言いません。さて、台風が来ているようですね。また大きな被害が出ないことを祈ります。皆さんもどうかお気をつけくださいね。

 本作を鑑賞したのは、九月二十一日のことである。うたた寝を繰り返しながら、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 以前、イム・サンス監督の映画『ハウスメイド』を劇場で鑑賞したのだが、本作もまた、大金持ちの家で起こる愛憎劇が描かれたイム・サンス監督の作品である。財閥の令嬢の名前がナミであることから、ピンと来た人もいらっしゃることだろう。おそらくだが、映画『ハウスメイド』で子供だったナミの成長した姿が描かれているのかもしれない。

 しかし、映画『ハウスメイド』で先輩メイドの役を演じていたはずのユン・ヨジョンが、本作では財閥の奥様を演じているので、厳密に言えば、本作が映画『ハウスメイド』の続編ではないことがわかる。それでも、イム・サンス監督は映画『ハウスメイド』を強く意識していたようで、本作の中で財閥の家族が自宅の大きなスクリーンで鑑賞している映画が映画『ハウスメイド』なのである。こういう仕掛けは、なかなか面白い。

 映画『ハウスメイド』も、大金持ちの家族とメイドとの関わりを描いた作品だったが、本作も大筋では変わらない。ただ、本作で財閥の会長を演じているペク・ユンシクの演技がたまらなくいい。お金のために婿入りした彼は、愛のない結婚をしたために、いろいろな女性たちと浮気をする。しかし、メイドの一人に対して本気になり、すべてを投げ捨ててメイドと一緒になりたいと言い出すのだ。

 同じイム・サンス監督の作品でも、映画『ハウスメイド』とは出来がまったく異なっていた。思想的なことも入っていてなかなか面白い作品だと思う。特に、芸の細かさを感じたのは、財閥の会長が亡くなったときの、棺の中の幸せに満ちた表情である。財閥に対して何の未練もなく、この世に対して、もはや何の未練もなかった彼は、死ぬことだけが望みであり、彼にとっての本当の幸せだったことをうかがわせている。いやはや、あの表情は素晴らしい。

 もしも次の作品が製作されるとするならば、今度はナミが、あの狂気に満ちた奥様のようにお金で世の中を動かす女に豹変してしまうのだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m お金でとりあえず人を動かすことはできたとしても、心まではついて来ないところが空しいでしょうね。自分自身が体験するのは避けたいですが、お金でうずまく人間関係や感情を扱った作品を映画として客観視するのは楽しいですね。

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