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2014.09.15

「失せ物出づべし」

映画『めぐり逢わせのお弁当』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。昨日は休日出勤していました。オフィスでは、空調が入っていなくて暑かったので、女子更衣室から扇風機を拝借して、扇風機をぶんぶん回しながら仕事をしました。自席でもUSB扇風機や三連の卓上扇風機を回していますが、やはり大きな扇風機の風は涼しかったですね。

 二日ほど前から、ガンモが財布とカード入れの入った巾着袋を紛失したかもしれないと言っていた。それでも、ガンモは自宅のどこかにあるだろうと軽く考えていたようで、私もそれほど気にも留めずに、ガンモと一緒に映画鑑賞に出掛けたりした。とは言え、二週間前に私の実家に帰省したときに忘れてしまった可能性もあるため、父に電話を掛けたときに、私たちが寝ていた二階の部屋にガンモの巾着袋が残っていないか調べてもらった。しかし、残念ながら、なかったのだ。

 ガンモは、私が休日出勤をした日に、家の中をゆっくり探すと言っていた。その前に、カングーの中に置き忘れた可能性もあると思い、ガンモと二人でカングーの中を探してみたのだが、やはり見付からなかったのだ。

 ところが、私が休日出勤をして帰宅する時間になると、ガンモからLINEで、
「ないの」
というメッセージが届いていた。どうやら、財布とカード入れの入った巾着袋を本格的に探し始めたものの、やはり見付からなかったらしい。

 私が休日出勤から帰宅すると、ガンモはひどくしょげ返っていた。ガンモ曰く、帰省する前に、まとまったお金を銀行からおろして財布に入れていたそうだ。しかしガンモは、普段から小銭入れを持ち歩いていて、その中に、ある程度のお金や良く使う電子マネー、交通系ICカード、クレジットカードなども一緒に入れているため、この二週間、まとまったお金の入った財布からお金を出して使うことはなかったらしい。ただ、ガンモ曰く、カード入れには、クレジットカードのほかにも、大事なものが入っていたらしいのだ。

 私はガンモに、その巾着袋を最後に確認したのはいつなのか、尋ねてみた。するとガンモは、私の実家に帰省したときには確かにあったし、実家を出るときもあったと思うと言った。そうだとするならば、そのあとカングーにガソリンを入れて高速道路を走り、途中で晩ご飯を食べたお店で落とした可能性もあるが、巾着袋は、ガンモが持ち歩いていた手提げ袋の中に入れていたはずなので、それは考えにくかった。ガンモ曰く、紛失した巾着袋は、他の道具を入れていた巾着袋と同じだったので、紛らわしいと普段から思っていたそうだ。更に、その巾着袋を入れていたポーチの口が開いていたのに、その口を閉じることなく手提げ袋を持ち歩いていたそうだ。

 しかし、ガンモの話を聞けば聞くほど、どこかに置き忘れた可能性は低いように思えた。そのため、私も、家の中のどこかにあるのではないかという気がしていたのだ。しかし、その日は夜も遅かったので、私は、
「明日、探そう」
とガンモに提案して眠った。

 そして、今朝になってみると、ガンモはしょげ返っているというのに、私はどういうわけか、すがすがしい気持ちになっていた。ガンモは、朝からいくつかのクレジットカード会社に電話を掛けて、クレジットカードの停止と再発行をお願いしていた。ガンモは私よりも早く起きて、家の中をごそごそ探していたらしい。しかし、やはり見付からなかったようだ。

 私はガンモに、
「どうも玄関にあるような気がする」
と宣言して、玄関をくまなく探してみた。しかし、私の予想は見事に外れ、見当たらなかった。こういうとき、霊視できるような能力が私にあればいいのにと思った。確かに玄関にありそうな気がしていたというのに、ないということは、一体どういうことなのだろうと思った。

 ガンモは、私が休日出勤している間に、一人でカングーの中も探し回ったらしい。しかし、やはり紛失した巾着袋を見付けることはできなかったようだ。それでも、ガンモは、私と一緒にカングーの中をもう一度探したいと言って、私を駐車場まで連れ出した。最初はガンモが運転席側を、私が助手席側を探した。二日ほど前にも同じところを二人で探したはずだった。ガンモは半ば諦め掛けたのだが、私はもしかすると、私の視点で運転席側を探してみたら、見付かるのではないかという気がした。そこで、ガンモが助手席側に回って探し始めたのをきっかけに、今度は私が運転席側に回って探し始めたのだ。すると・・・・・・。

 何と、カングーの運転席側の後部座席のスライド式のドアのくぼみに、白いものが乗っかっているではないか。私はガンモに、
「あった!」
と言った。それは間違いなく、ガンモと私が探していた巾着袋だった。ああ、良かった。巾着袋を見付けた途端、私はガンモの顔を見ながら、顔をくしゃくしゃにして泣いた。ガンモも喜びを隠し切れない様子だった。ガンモは私に、
「まるみはすごい!」
と言ったが、私は、
「実は、○さんに頼んだんだよ。○さんのおかげだよ」
と言った。○さんとは、母のことで、私はこっそり母にお願いをしていたのだ。二日ほど探して見付からなかったので、そろそろ諦め掛けてもいたが、今朝のすがすがしい気持ちは一体何だったのか、それを知りたいと思っていた。玄関にあるような気がしたので、玄関でその巾着袋が見付かれば、すがすがしい気持ちの意味と、玄関にあるというインスピレーションが結び付いたはずなのに、実際はそうではなかった。やはり、私の感覚はまだまだということなのだろう。

 それにしても、私が窮地に立たされると、母は必ず手を差し伸べてくれる。亡くなってもなお、想いを傾けてくれる愛の深さに、母の有り難みをかみ締めているこの頃である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母にお願いしたことは必ず叶うので、あまりお願いばかりしてはいけないと思い、最近は控えていたのです。しかし、探しても見当たらなかったので、こっそりお願いしました。私が「玄関にある」と感じたインスピレーションは間違いでしたが、すがすがしい気持ちになれたことは、探していた巾着袋が見付かるという母からのメッセージであり、間違いではなかったのですね。故人はこのような形で私たちを見守ってくれているのですね。

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