« ホットヨガ(四〇〇回目) | トップページ | 「オフィスカジュアル」について »

2014.09.03

映画『田園に死す』

ホットヨガ(四〇〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。今日は、週に一度の定時退社日でしたので(週に一度の定時退社日と、月に一度の強制定時退社日があります)、ホットヨガのレッスンを受けて来ました。以前は、水曜日と金曜日の仕事帰りにレッスンを受けていたのですが、最近は残業続きなので、金曜日の夜はレッスンを受けていません。週二回のペースで受けていたレッスンが、週一回になってしまいそうです。それはそうと、栃木で地震があったようですが、栃木の皆さん、お怪我などはありませんでしょうか?

 本作を鑑賞したのは、八月十五日のことである。とは言え、これが初めての鑑賞ではない。回数は覚えていないが、これで何度目かの鑑賞になる。一番最初に鑑賞したのは、確か独身の頃だったと思う。FC2動画で鑑賞したと思ったのだが、既に削除されてしまっているようだ。代わりに、YouTubeのリンクを張っておく。

予告編

本編

 本作には、若かりし頃の八千草薫さんや原田芳雄さんが登場している。いやはや、お二人とも本当に若い。今となっては、とても貴重な映像である。

 物語は、寺山修司さんの自叙伝的な内容のようである。青森の恐山のふもとに住む母と二人暮らしの少年が、隣の家に嫁いで来た若い後妻に心惹かれている。やがて少年は、その後妻と駆け落ちする約束をするのだが・・・・・・。

 少年は、恐山のイタコに、亡き父の魂をおろしてもらうのを楽しみにしている。恐山のイタコについては、諸説はあるものの、恐山には一度、足を運んでみたいと思っている。ただ、観光目的で出掛けるには、遠いのが難点だ。

 実は、寺山修司さんの作品は、劇場でもいくつか鑑賞していて、著書も何冊か読んでいる。劇場で鑑賞したのは短編が多かったのだが、本作は長編である。

 読んで来たいくつかの著書と本作に共通して登場するのは、「時計」と「母」である。本作では、「時計」がいくつもあると、どの時計が本当の時間なのか迷うと表現されている。世の中にある「時計」は、基本的には、「その地域の絶対時間」を指しているはずなのに、いつの間にか「相対時間」に切り替わってしまっているのである。また、本作に登場する「母」は、息子に対する愛情が深いはずなのに、息子にその愛情が届いていない存在として描かれている。

 そして、本作の中で暗黙的に表現されているのは、東京への強い憧れだろうか。とにかく少年は、自分の今いる世界から飛び立って行きたいと思っているようだ。

 本作に登場するサーカス団や、白塗りの顔も、寺山修司さんの他の作品でも観たような気がする。これらはきっと、寺山修司さんなりのメッセージを含んだ存在なのだろう。また、有り得ないような構図が、当たり前のように描かれてもいる。

 本作のような作品は、「観て楽しむ作品」というよりも、「作品から受けるイメージを味わう作品」だと思う。表現方法が独特で、寺山修司さんが決して凡人ではないのが良くわかるのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りに、寺山修司さんの作品を片っ端から鑑賞したい気持ちに駆られました。どれも思想的、芸術的な作品ですね。しかし、どの作品も、どこか暗いのです。(苦笑)

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
↓↓↓↓↓↓

哲学・思想[人気blogランキング]に

|

« ホットヨガ(四〇〇回目) | トップページ | 「オフィスカジュアル」について »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18521/60256360

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『田園に死す』:

« ホットヨガ(四〇〇回目) | トップページ | 「オフィスカジュアル」について »