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2014.08.26

映画『砂漠でサーモン・フィッシング』

ホットヨガ(三九八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ここのところ残業続きだったのですが、今日は月に一度の強制(?)定時退社日だったので、大阪で直径十二センチの彼女と待ち合わせをして、おいしい晩ご飯を食べて帰って来ました。またまた刺激を受けて来ました。

 本作を鑑賞したのは、八月九日のことである。劇場公開中、気になってはいたものの、鑑賞するチャンスを失ってしまった作品だったので、U-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞できて良かったと思う。

 内容は、タイトルの通り、砂漠の多い国イエメンに鮭を放し、釣りを楽しむためのプロジェクトに関するものである。このプロジェクトを持ち掛けたのは、イエメンの大富豪シャイフである。そして、このプロジェクトを成功させるために、ユアン・マクレガー演じる水産学者のアルフレッド・ジョーンズ博士が抜擢されるのだが、ジョーンズ博士はイエメンで鮭釣りが実現できるはずはないと突っぱねる。しかし、ジョーンズ博士はこのプロジェクトに引きずり込まれ、やがて、エミリー・ブラント演じる投資コンサルタントのハリエットとともにどっぷり浸かって行くのだった。

 イエメンの大富豪シャイフは、大富豪だけに傲慢な人物なのかと思っていたのだが、とても哲学的で好感の持てる人物だった。ジョーンズ博士とシャイフとの掛け合いが実に良い。シャイフは、まるで釣り糸に餌をつけて川に沈めるかのように、ジョーンズ博士にある問い掛けをする。それは、シャイフと同じ方向を向いている人でなければ答えられないような、ひどく婉曲的な問い掛けだった。その問い掛けがきっかけで、二人は心を通わせるようになり、プロジェクトは成功へと向かっているかのように見えたのだが・・・・・・。

 単にイエメンで鮭釣りをするためのプロジェクトが進行して行くだけでなく、そのベクトルを分散させるような出来事が、いろいろな形で起こって行く。例えば、ジョーンズ博士が、妻と、夫婦としては距離感のある間柄であることや、ハリエットが交際を始めたばかりの軍人の恋人が、戦場で行方不明になってしまったことなどである。更に、英国大統領の間接的な介入も入る。そして、そのプロジェクトの延長線上に、ジョーンズ博士とハリエットが急接近するというロマンスも加わる。

 ジョーンズ博士とハリエットの仲があまりにも急進展し過ぎることや、ジョーンズ博士のわがままなのではないかと思ってしまう部分もあり、男女の愛の描写については少々戸惑う部分もあるのだが、シャイフの哲学的な思想の部分に救われている。ひとえに、シャイフの人間的、哲学的な魅力に強く惹き付けられる作品であるとも言えるだろう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m これまでの大富豪のイメージが覆されるような作品ですね。世界中の大富豪がシャイフのような人であれば、世の中はもっと良くなることでしょう。哲学が好きな人には、楽しめる作品だと思います。

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