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2014.08.27

振り返り(39)

映画『砂漠でサーモン・フィッシング』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。広島の土砂災害で亡くなられた方たちの数があまりにも多過ぎて、胸が痛みます。行方不明だった方たちの数は減っていますが、亡くなられた方たちの数が増えています。亡くなられた方たちのご冥福を心よりお祈り申し上げます。そんな中、行方不明の方たちの名前を公表したことで、空き巣の被害が出ているというニュースも読みました。人として、信じられないことであります。それでは、振り返り(38)の続きを書かせていただきます。

 母の容態が深刻になるまでは、毎日、母と電話で話をしていたものだった。そして母亡き今は、電話の相手が父に替わっている。

 母の四十九日が過ぎた頃、父と電話で話をしていると、
「子猫が来るようになったんよ(なったんだよ)」
と父が言った。
「子猫?」
と私は聞き返した。その子猫について、父にいろいろ尋ねてみたところ、父曰く、野生のメス猫らしく、人間には慣れていないそうだ。それで、少しずつ餌付けを始めているという。

 私は、ふと思い当たることがあったので、父に、
「これまでにも、同じようなことあったん(あったの)?」
と尋ねてみた。すると、父は、
「いや、こんなことはなかった」
と答えた。私は、母の四十九日を終えたばかりであまりにもタイミングが良過ぎるので、もしかすると、母の魂が猫の肉体に入り込んだのではないかと思った。もしそうなら、母の魂が入り込んだ子猫と接することで、父の寂しさも少しは和らぐのではないかと思った。私は、
「もしかしたら、その子猫は、○○さん(母のこと)の生まれ変わりなんじゃない?」
と父に言ってみた。父は、
「ほうなんかいのう(そうなのかねえ)」
と笑っていた。

 とは言え、いくつか気になる点もあった。というのも、仏教では、人が生まれ変わるには四十九日掛かるとされていることだ。しかし、実際に私が帰省して確かめてみたところ、どう多く見積もっても、その子猫は、母が他界した頃か、それより以前に生まれた子猫であるように思えた。もしもその子猫に母の魂が入っているのだとすると、その子猫は、しばらくの間、魂なしで生きていたことになる。

 また、ずっと以前に読んだシルバー・バーチの霊言集の中に、動物が人間に転生するのかという問い掛けに対し、人間に可愛がられた犬ならば、人間に転生することもあるが、それ以外は転生しないというようなことが書かれていた。ということは、人間は人間に転生するのが基本で、動物が人間に転生するとすれば、それは人間に可愛がられた犬ということのようだった。すなわち、人間が猫に生まれ変わることはないことになる。

 それでも私には、子猫の顔が母に似ているように感じられ、子猫を抱いていると、その肉球から、母の皮膚の感触を思い出すことがあったくらいだ。そこで私たちは、その子猫に母の名前の一部をつけて、「○○猫さん」と呼び始めた。

 子猫はやがて懐いて、父が与える餌を、毎日、楽しみに食べるようになったのである。 

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 人間が子猫に生まれ変わるかどうかはわかりません。しかし、私はその子猫に、確かに母の面影を感じました。果たして母は、子猫の肉体を借りて実家にいるのでしょうか。

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