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2014.08.15

母の新盆

映画『私がクマにキレた理由(わけ)』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。お盆の真っ只中でありますが、今日は終戦記念日でもありますね。その昔、日本も他国を相手に激しい戦いを繰り広げ、多くの尊い命が奪われたこと、そして多くの尊い命を奪ったことを忘れてはなりませんね。広島と長崎に原爆が投下されたことも・・・・・・。合掌。

 「迎え火」をした翌日の様子については、映画『私がクマにキレた理由(わけ)』の冒頭に書かせていただいた通りだが、そのあとも、飼い猫は何度か「おっかあ」と鳴いた。しかし、残念ながら私には、母が帰って来ているというはっきりとした実感がない。

 十二日に続き、十三日の夜も、父と一緒に、母が迷わず帰って来られるようにと願いを込めて、迎え火をした十二日に行った迎え火よりも、「おがら」がとても良く燃えたので、やはり本来は十三日にすべきものだったのかもしれない。

 私は父に、
「二日連続で『迎え火』をしたら、○○さん(母のこと)は『送り火』だと思って帰ってしまうんやなかろか?(帰ってしまうんじゃないだろうか?)」
と言った。すると、父は、
「『送り火』は、する日が違うけん、わかるじゃろ(する日が違うから、わかるだろう)」
と言った。

 お盆が始まる頃に「迎え火」をするのだから、お盆が終わる頃には「送り火」をするのだ。そして、「迎え火」を目印に帰って来てくれる故人には、できるだけ早く帰って来てもらうために、施餓鬼(せがき)供養の精霊棚に、きゅうりで作った馬をお供えし、「送り火」で送り出すときには、できるだけゆっくり帰ってもらうために、なすびで作った牛をお供えしている。

先日の記事に掲載した写真には写っていなかったが、
施餓鬼供養の精霊棚の右奥に、
きゅうりで作った馬となすびで作った牛をお供えしている

 十三日は、本当の意味での新盆(あらぼん)らしく、母方の親戚の人たちが次々に来てくれた。親戚関係には、今回、新盆を迎える新仏(しんぼとけ)さまが何人かいるらしく、複数の家を訪問することになっていて忙しそうだった。父も、今年、新盆を迎える新仏さまの家を訪問すべきところが二箇所あったのだが、お盆の間はお互いに忙しいからということで、新盆を迎える家への訪問は、お互いにしないことに決めたそうだ。

 夕方近くには、新盆の家を回るのがこれで三軒目という母方の親戚が来てくれたので、お寿司を取ってにぎやかに語り合った。普段、あまり顔を合わせることのない親戚が集まり、いろいろな話をするのは、母が呼び寄せたことになるのだろうか。こうしたコミュニケーションはとても大切なことだと私は思った。

 十四日には、午前中のうちにお坊さまが来てくださり、お勤めをしてくださった。暑いのに、長袖の袈裟を着て、あちらこちらの檀家を回るのは体力も精神力も使い果たすだろうと思った。

 お勤めのあとは、手作りの紙芝居を使いながら、お盆や施餓鬼の由来についての法話を聞かせてくださった。お釈迦さまのお弟子さんであるアーナンダという人のお母さまが、成仏できずに餓鬼道(がきどう)という食べ物に飢えた世界に入っていることを自らの千里眼で知り、何とか助けようとしたことが始まりらしい。確かアーナンダは、手塚治虫先生の『ブッダ』にも登場するお弟子さんだったと思う。ちなみに、盆踊りは、故人が成仏したことを喜ぶ踊りなのだそうだ。

 もしかすると、お坊さまのお勤めの時間よりも、法話の時間のほうが長かったかもしれないが、私は小さい頃から法話が大好きだったので、とても良いお話を聞くことができて良かったと思っている。ありがたいお経を聞いて、母の魂も喜んでいたに違いない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私の実家は真言宗ですが、ガンモの実家は浄土真宗なので、お盆の間も特に行事はありませんし、施餓鬼供養もありません。宗派によっていろいろ違うのですね。「私が死んだら、真言宗で供養してくれないと成仏しないよ」ガンモに言っています。(苦笑)

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