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2014.04.21

通行手形の紛失騒ぎ

またまた「香の香」への記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。讃岐うどん好きの方たちがたくさんいらっしゃるようですね。(笑)ご紹介させていただいたお店は、帰省したこときにまた利用させていただくことになると思いますので、そのときにもレポートさせていただきますね。

※今回の記事は、検索エンジン対策のため、私の考えた隠語を使いながら書かせていただきます。私の考えた隠語が、実際は何を意味しているのか、想像しながらお読みくだされば幸いです。

 私の勤務先では、入館時に関所の番人さんに、通行手形を提示することになっている。私が持っている通行手形は二種類あり、それぞれ入室できるエリアが異なっている。

 ある時、私はいつものように、関所の番人さんに通行手形を提示して入館しようとした。ところが、いつも提示している通行手形が見当たらなかったのだ。

 私は慌てふためきながら、鞄の中を素早く探してみたのだが、やはりいつも関所の番人さんに見せている通行手形は見付からなかった。

 私が保持している二種類の通行手形は、二枚連ねて首からぶら下げられるようにしてあるのだが、通行手形を連ねていたボタンがいつの間にか外れてしまい、いつも関所の番人さんに見せているほうの通行手形をどこかに落としてしまったようだ。

 私は、もう一枚の通行手形でも入館できるはずだと思い、
「これでもいいですか?」
と言って、関所の番人さんに、もう一枚の通行手形を見せた。関所の番人さんは、
「いいですよ」
と言って、私を通してくださった。

 無事に入館できたものの、私の心は穏やかではなかった。というのも、こういうことが起こると、直(ただ)ちに上のお役人さんたちに報告しなければならないからだ。

 私のすぐ上のお役人さんは、出勤するとすぐに煙草を吸いに行かれるので、私もその間に厠(かわや)に行って、自分の通行手形が落ちていないか探してみた。というのも、前日の時点では確かに通行手形があったはずなので、通行手形を紛失してしまったのだとしたら、この館内に落ちているはずだと思ったからだ。しかし、まずは自分の席の周りをさりげなく探してみたものの、通行手形は見付からなかった。そして、残念ながら、厠にも見当たらなかった。

 がっくりと肩を落として厠から戻ってみると、すぐ上のお役人さんが喫煙から帰って来ていたので、私は詳しい状況とともに、通行手形の一枚をなくしてしまったと報告した。今の世の中、どこの企業も、こうした出来事にはとてもナーバスになっているのだ。

 そして、そのことを、すぐ上のお役人さんと一緒に、更に上のお役人さんに報告に行くことになった。しかし、あいにく、更に上のお役人さんは、仕事のことで別のお役人さんと話をしていたので、すぐ上のお役人さんも私も、いったん自分の席に戻った。

 すると、私の席の近くに座っている別のお役人さんが、関所の番所で尋ねてみたらどうかと提案してくださった。
「それで見付かればラッキーじゃないですか」
とも言ってくださった。

 私は、通行手形はとても大切なものなので、関所の番所に落とし物として届いているのであれば、とっくに私の手元に届けられているだろうと思っていた。それでも、すがる想いで、自分の守護霊や仏となってしまった母に、「通行手形が無事に見付かりますよう、お助けください」
とお願いした。

 その後、関所の番所に向かう途中で、先ほど、入口に立っていた関所の番人さんとばったり会った。関所の番人さんは、私の顔を見るや否(いな)や、
「これが、入口の階段のところに落ちていました」
と言って、私が紛失していた通行手形を大事そうに手渡してくださった。何と、私は、関所の番人さんに通行手形を提示する直前に、入口の階段でその通行手形を落としてしまったらしいのだ。

 私は狂喜して、関所の番人さんに厚くお礼を言って、オフィスに戻った。そして、にこにこしながら上のお役人さんに報告したのだった。

 こうした出来事は、すみやかに上のお役人さんに報告しなければならないものなのだが、今回の場合は、落としたのが当日だったことと、すぐに見付かったということで、上のお役人さんと相談して、更に上のお役人さんには報告しないことになった。

 とは言え、私がすぐ上のお役人さんに報告したあと、更に上のお役人さんに報告しようとして、すぐ上のお役人さんと一緒に更に上のお役人さんの席に向かったことが気になっていた。というのも、そのとき、別のお役人さんと話をしていた更に上のお役人さんは、その話を終えたあと、すぐ上のお役人さんと私が何か話をしたそうに更に上のお役人さんの席の辺りをうろうろしていたことを記憶に留めているかもしれないと思ったからだ。
「あとで気持ちに余裕ができたときに、『さっき、話があったみたいだったけど、何だったの?』と、更に上のお役人さんに聞かれたら、どう答えたらいいんですか?」
と、すぐ上のお役人さんに質問してみたところ、すぐ上のお役人さんは、
「更に上のお役人さんに、そんな余裕があるとは思えない」
と冗談まじりにおっしゃった。驚いたことに、実際、その通りで、更に上のお役人さんからは、そのあと何も聞かれなかったのだった。

 この一件で私が感じたのは、更に上のお役人さんに報告していたならば、かなり大掛かりな話に発展してしまっていただろうということだった。そうならないように、すぐ上のお役人さんや私が、更に上のお役人さんのところに足を運んだときに、更に上のお役人さんが別のお役人さんとの話に夢中にならなければならないような状況が用意されていたのだった。そして、何よりも、探していたものが、影響のない範囲ですぐに見付かったことが有り難いことである。

 私は、本当に入館の直前に通行手形を落としたのかどうか、あまり自信がない。というのも、やはり守護霊や仏となってしまった母がピンチを救ってくれたのではないかと思っているからだ。何はともあれ、守護霊と母には、心から感謝している。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 物事は、実に都合良く配置されて起こるのだと思いました。それならば、最初から何も起こらないようにしてくれたらいいのではないかと言われそうですが、私が今後、通行手形の扱いに注意できるような形で起こったのだと思います。この出来事のあと、私は二枚の通行手形がバラバラにならないように、ガムテープとセロテープを使って、二枚を連ねているボタンをしっかりと固定しました。

人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
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