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2014.04.25

映画『彼とわたしの漂流日記』

ホットヨガ(三七六回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 今日は、尼崎で福知山線の脱線事故が起こってしまった日ですね。本当に衝撃的な事故でしたが、あの事故のあとも、いくつもの公共の交通機関で死亡事故が発生しました。今は韓国で、船の大規模な事故が発生していますね。これらの事故から学ぶことは、未然に防ぐことのできた事故も多かったのではないかということです。そして私たちは、ニュースなどを通してこれらの事故を知っているだけに、少なくとも普段、自分自身が責任を持っている行動に置き換えて、教訓にして行く必要があるのではないかと思います。改めて、事故でお亡くなりになった方たちのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方たちに謹んでお悔み申し上げます。それでは、気持ちを切り替えて、映画のレビューを書かせていただきます。

 本作を鑑賞したのは、四月十九日のことである。またまたあの悪名高きU-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。

 実は、本作の予告編を二番館(他の映画館で既に劇場公開され、公開を終えた作品を上映する映画館)で観て、「この作品、観たい!」と思っていた。しかし、上映スケジュールが合わなかったため、鑑賞できなかった。あれから何年かの時を経て、こうしてその作品に巡り合うことができたのだ。

 一言で言うと、私はこういう作品が大好きだ。五ツ星で評価させていただくならば、迷わず五ツ星をあげたい。一つの意外性と、その意外性に覆い被さるように、もう一つの意外性が用意されているからだ。

 物語の最初に登場するのは、借金で首が回らなくなってまったサラリーマンである。行き詰まってしまった彼は、何と、漢江(ハンガン)の橋の上から身投げしてしまうのだが、運良く一命を取り留める。しかし、彼が流れ着いたのは、都会の中にある無人島だった。泳ぎの苦手な彼は、無人島から脱出することができず、また、携帯電話の電池も切れてしまい、もはや成すすべがなかった。そして、再び自ら命を絶とうと試みるのだが、死ぬのはいつでもできると思い直し、その無人島でサバイバル生活を始める。

 これだけのストーリーならば、「なるほど、面白いな」くらいの感想で終わっていたかもしれない。しかし、彼が流れ着いた都会の無人島は、他者と接触できそうでいて、なかなか接触できないところである。そのため、見ていてやきもきしてしまうのだ。そうした状況の中に、別の意味で「世界からはぐれてしまった」もう一人の登場人物が加わる。その登場人物が、無人島で暮らす彼と間接的に関わって行くのだ。

 他に面白いと思ったのは、作り手の哲学的な思想が、あちらこちらにちりばめられているところだ。例えば、無人島で生活を始めた彼が、無性にジャージャー麺を食べたくなってしまうシーンがある。彼は、過去にジャージャー麺を食べられる機会がたくさんあったはずなのに、それらの機会を逃して来たことをひどく後悔するのだ。実際、その通りだと思うのだが、そうした状況がちゃんと映像化されているところに好感が持てた。他にも、ジャージャー麺を題材にして、彼の意志の強さを表現する出来事も用意されていた。

 全体を通して、過不足のない構成で、とても好感の持てる作品だった。こんな作品を世の中に送り出せる人は、天才かもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 観たいと思っていた作品を鑑賞することができて、本当に良かったと思います。映画館の大きなスクリーンで観ていたら、また迫力も違っていたかもしれませんが、良い作品であることには変わりがありません。とにかく、大満足です。

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