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2014.04.27

一戸建ての家に住むということ

映画『彼とわたしの漂流日記』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ゴールデンウィークが始まりましたね。今年のゴールデンウィークは飛び石なので、なかなかお休みが取れない方たちは、普段よりも少し休みが多いくらいの感覚で迎えていらっしゃるかもしれません。有難いことに、私の勤務先では、四月二十八日月曜日以外はすべて休暇となっていますので、私は四月二十八日に有給休暇を申請しました。よって、お休みが取れない方たちには大変申し訳ないのですが、このゴールデンウィークは十一連休させていただきます。(笑)さて、そのゴールデンウィークですが、これまでの旅行で貯めた飛行機のマイルを消費して、昨日から、帰省以外では久し振りに、ガンモと二人で旅に出て来ました。早朝の飛行機で青森まで飛び、青森から函館までフェリーに乗って移動しました。ということで、この記事も函館のホテルから書いています。とは言え、今回の旅行の記事をリアルタイムでお伝えしてしまうと、一日のうちに起こった出来事を書き切れなくなってしまいますので、また後日改めて書かせていただきます。ということで、まずはまたまた「香の香」への続きを書かせていただきます。

 「釜あげうどん 長田in香の香」を出発した私たちは、お昼過ぎには私の実家近くにあるスーパーに着いた。いつも私たちは、私の実家に帰省する直前に、このスーパーで買い物をしているのだ。父もそのことを良く知っているので、私が近くまで帰って来たと報告すると、父もそのスーパーまでやって来た。私は父に、母の仏壇に花のお供えがあるかどうかを尋ねた。帰省したときはたいてい、このスーパーで、母の仏壇に供えるための花を購入していたからだ。しかし、父が花を供えてくれていると聞いたので、今回は花を購入しなかった。ちょうどお彼岸だったからか、いつもよりも花の種類が豊富だったように思えた。

 買い物をしたあと、父は自転車に乗って実家まで戻り、私たちはカングーで実家へと向かった。途中、私たちはガソリンスタンドに寄り、カングーにガソリンを補給した。そのガソリンスタンドは、週末に限って割引率が高くなっている。その日は日曜日だったので、その日のうちにガソリンを入れておこうと思ったのだ。

 ガソリンを入れて実家に戻ってみると、母の仏壇には確かに父が花を供えてくれていた。母は花をこよなく愛した人だったので、できるだけ仏壇には花を絶やさないようにしたいと思っている。

 さて、今回の帰省では、いろいろな人たちのもとを訪問したので、そのことについて書いてみたい。

 まずは、十数年もの間、ずっと訪問していなかった従兄の家に足を運んだ。従兄は、母の葬儀のときに、ずいぶん力を貸してくれた人である。その従兄が、腰を痛めたとのことなので、お見舞いに行ったのだ。

 十数年もの間、訪問しないでいるうちに、従兄は伯父(父の兄)の家のすぐ隣に、大きな新しい家を建てていた。庭には犬が二匹いて、見知らぬ私に向かって吠えかけていた。しかし、私が怖がらずに近寄って行くと、尻尾を振って喜んだ。吠えていなかったほうの犬は、何と、私の身体の上に乗って来た。おそらく、犬なりの、親しみを込めた行為なのだろう。犬好きの私は、従兄に家の中に入るように勧められたものの、犬と遊ぶことに夢中になり、しばらくの間、家の外で犬たちと戯れていた。やがて家の中に上がらせてもらうと、そこはとてもきれいで洗練された空間になっていた。

 その翌日、小学校時代からの友人であるMちゃんの家に足を運んだ。Mちゃんが家を建てる前までは、何度か遊びに行ったことがあったのだが、彼女が家を建ててからは、これまた一度もお邪魔したことがなかった。私自身も結婚して、実家に帰省するときは一泊だけのとんぼ帰りだったり、また、ガンモと一緒に帰省することが多かったこともある。去年は母の付き添いをするために、一人で帰省することも多かったが、Mちゃんの家に遊びに行けるような余裕はなかった。

 Mちゃんの家も大きな家で、やはり庭には犬がいた。犬は、見知らぬ私に向かって、かなり激しく吠え立てた。しかも、犬の口の周りには、激しい苛立たしさのようなものを感じた。何故だかわからないが、とにかく私に対して憤りを感じているようだった。

 さすがにその状態では、友好的な気持ちにはなれなかったのだが、私が犬の頭をなでようとすると、
「噛まれるよ」
とMちゃんに言われたので、慌てて手を引っ込めた。

 Mちゃんの家もまた、とても心地よい空間だった。Mちゃんは二人の子供さんに恵まれ、この春から下の娘さんも大学生になる。そのため、ちょっとしたお祝いにうかがったのだった。

 Mちゃんからは、大学生になる娘さんの入学準備に忙しいと聞いていたので、あまり長居せずにすぐにお暇(いとま)させていただいたのだが、従兄の家と言い、Mちゃんの家と言い、都会でマンション暮らしをしている私たちとはまったく違う空間が、そこには広がっていた。

 高校を卒業してからの私は、ガンモと結婚するまで、どこかで部屋を借りながら生きて来た。ガンモと結婚して分譲マンションを購入し、その支払いも終わったが、分譲マンションにしたのは、一戸建ての家には興味がなかったからだとも言える。

 しかし、今回、従兄やMちゃんの家を訪問して、一戸建ての家に住むことへの憧れのようなものが芽生えた。もちろん、今更新たなローンを組んで、一戸建ての家を購入する気はまったくない。しかし、従兄やMちゃんの家を訪問して、一戸建ての家に住むということは、その土地に根を下ろして生きることでもあるのだと感じた。

 もちろん、そうするには、仕事面でも生活面でも、その土地に根を下ろす覚悟が要る。思えば、一戸建てに住む女性たちは、たいてい専業主婦で、家をしっかり守りながら生きている。そして、堂々と犬を飼っている。

 一方、私はと言えば、専業主婦からはほど遠く、自分の家に根を下ろして生きてはいない。今回の訪問で、今更ながら、そんな生き方の違いを改めて実感することになったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 一戸建ての家であれ、分譲マンションであれ、家を持つことに関しては、「変化への恐れ」を伴うことになると思います。例えば、私の身近なところでは、近々オフィスが丸ごと移転して勤務先が変わるので、持ち家に住んでいる方たちは頭を悩ませているようです。田舎よりも、都会のほうが、いろいろな意味で流動的な要素が多いのかもしれませんね。

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