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2014.03.09

映画『ローマ法王の休日』

ホットヨガ(三六九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 寒さがぶり返して来ているようですね。明日はまた寒気に覆われるとのことですので、皆さん、暖かくしてお出掛けくださいね。

 本作を鑑賞したのは、二月九日のことである。またまたあの悪名高きU-NEXT<ユーネクスト> | 日本最大級のビデオ・オンデマンドで鑑賞した。確か、劇場公開前に予告編を劇場で観たような気がするが、本作を劇場で鑑賞するには至らなかった。

 おそらくだが、邦題は原題には忠実でないように思える。というのも、原題の"HABEMUS PAPAM"は、新しい法王が決まったときに、サン・ピエトロ広場に面したバルコニーで新しい法王を発表することを意味する言葉のようだからだ。それでも、この邦題でも、本作の内容としては十分に意味が通じる。丁寧に描かれたコメディだが、コメディであることを前提にすると、ふさわしい邦題だと言える。

 現ローマ法王が亡くなったことにより、バチカン市国に枢機卿たちが集められ、新しいローマ法王を選出することになる。しかし、投票により、新ローマ法王に選出されたメルヴィルは、ローマ法王になるのを嫌がり、逃げ出してしまう。それを、邦題では『ローマ法王の休日』と表現しているわけである。

 丁寧に描かれているだけに、結末に、「ええっ?」と思ってしまう作品ではある。しかし、こんなローマ法王がいてもいいのではないかとも思える。ローマ法王というと、万人に対して慈悲深いイメージがあるが、本作で描かれている新ローマ法王のメルヴィルは、自分は人を導く立場ではなく、むしろ導かれる立場であると主張している。

 更に、新ローマ法王を選出する選挙が行われている間、本作に登場する枢機卿たちが心の中で思っていることは、「どうか自分が新ローマ法王に選出されませんように」という願望だった。やはり、ローマ法王ともなれば、それだけ大役なのだろう。しかし、このように表現されているのは本作の中の話だけで、実際に枢機卿たちがそのように思っているかどうかはわからない。

 私も、小さなことで言えば、今年はマンションの管理組合の役員を担当することになっている。私の住んでいるマンションは、マンションの管理会社から独立し、自主管理を行っている。そのため、区分所有者らが、毎年、持ち回りで役員を担当しているのだ。その役員の中でも、やはり会長を担当するのはひどく気が重い。今日もたまたま役員の役割を決める会合があり、参加して来たのだが、どうか会長に当たりませんようにと願いながら、あみだくじを引いた。他の方たちも同じ気持ちだったようだ。しかし、会長に当たりませんようにと願う一方で、私が会長に当選しないように願うということは、他の人に会長の役割を押し付けることにもなるのだと気付き、複雑な気持ちになっていた。結果的に、私は会長ではなく、別の役割を引き受けることになったのだが、もしも会長に選出されていたら、やはり本作で新ローマ法王に選出されたメルヴィルのように逃げ出したい気持ちになっていたことだろう。

 ローマ法王に選出される枢機卿らも、管理組合の会長になりたくないと願う私たちと同じような人間であってもおかしくはない。もっと納得の行く結末を期待してしまいがちだが、本作は、そんな可能性を描いた作品なのだと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m バチカン市国には、独身の頃に、ツアーではありますが、足を運びました。本作に登場するサン・ピエトロ広場も大聖堂も、覚えがあります。大聖堂の中にも入りました。ろうそくがたくさん灯されていたのを覚えています。そんなサン・ピエトロ広場や大聖堂は、ローマ法王が選出されたり、新しいローマ法王が選出されたときに発表する場所でもあったのですね。

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