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2014.02.09

振り返り(22)

退院後の診察の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。この週末は、雪が降った地域も多かったみたいですね。愛媛の実家のほうでも、積もるくらいたくさん降ったと聞きました。私が住んでいる地域でも、ほんの少しだけ積もっていました。関東地方がすごかったみたいですね。雪が降ったあと、道路が凍ってしまうと危険ですが、今日は暖かいので大丈夫でしょうか。それでは、振り返り(21)の続きを書かせていただきます。

 火葬中は、お線香を絶やさないように言われていたため、私たちはおよそ二十分置きに「燭台のようなもの」の前まで出向き、長いお線香を立てて、母の遺影に向かって手を合わせた。

 火葬にどのくらいの時間が費やされたのか、正確なところはわからない。おそらく、二時間前後だったと思う。火葬が終わる時間になると、私たちはかまどの前ではなく、骨上げするための場所で待機した。間もなく、火葬が終わった母の骨が運ばれて来た。母は、とうとう骨だけになってしまっていた。

 親族がそれぞれ、竹の箸を使って母の骨を拾い上げ、骨壷の中に納めて行った。ガンモの実家方面では、あの世での橋渡しにちなんで、竹の箸を使って拾い上げた骨を、別の人が別の竹の箸で受け取る箸渡しが行われているのだが、私の実家方面ではそのような儀式はなかった。

 骨壷には、それほどたくさんの骨を入れる必要はないと火葬場の人に言われたので、それに従うことにした。しかし、父はもう少し、母の遺骨を骨壷に残しておきたかったようだった。

 骨上げが終わると、私たちは母の遺骨が入った骨壷や遺影などを持って、再び斎場へと戻った。そして、斎場の方たちが用意してくださった折り詰めの料理を食べることになった。とは言え、この折り詰めは、正確な数を把握できていなかったため、注文した数よりもやや少なめだったようだ。火葬場に行かずに帰宅した親族に折り詰めを持ち帰ってもらったので、その数を差し引くと、父と弟、ガンモと私の分の折り詰めが足りなくなってしまったので、私たちは親族が折り詰めの料理を食べ終わるまで、部屋の外で待っていた。

 そのうち、折り詰めの料理を食べ終えた親族が、一組、二組と帰り始めた。私たちは、母のために足を運んでくれた親族に厚く御礼を言って、親族を送り出した。すべての親族を送り出したあと、私たちは斎場の事務所で預かってもらっていたお香典を受け取り、実家に帰った。

 実家に帰ってしばらくすると、斎場スタッフが祭壇を組むために実家に足を運んでくださった。四十九日までは祭壇に遺骨や遺影などを安置するのだ。斎場スタッフは、手際良く祭壇を組んでくださり、そこに母の遺影や遺骨、水やお茶、お供え物、電気の灯篭、うずまき型のお線香、ろうそくなどが並べられた。

 四十九日までは、うずまき型のお線香やろうそくを絶やさないようにと、斎場スタッフに言われた。ただ、家を空けるときは、火災防止のために、うずまき型のお線香やろうそくの火を消しておくようにとも言われた。ろうそくを消しても、電気の灯篭がろうそくの代わりをしてくれるのだそうだ。

 そして、四十九日が終わるまでは、毎日、お霊供膳(りょうぐぜん)をお供えすることになっていた。参考:霊供膳の供え方

 お霊供膳には、煮物や豆類、酢の物などを盛るのだが、毎日、それらの料理を作るのが大変なので、父は近所のスーパーで惣菜を買って来ると言っていた。不思議なことに、我が家にもお霊供膳を入れるための器が一式あったはずなのだが、母がどこかに片付けてしまったようで、なかなか見当たらなかった。そこで、近所に住む伯母がお霊供膳の器を一式貸してくれることになった。

 また、祭壇には、真言十三仏の掛軸を飾ることになっていたのだが、こちらも用意がなかったので、伯母が貸してくれることになった。ちなみに、真言十三仏とは、不動明王(ふどうみょうおう)、釈迦如来(しゃかにょらい)、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、普賢菩薩(ふげんぼさつ)、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)、薬師如来(やくしにょらい)、観音菩薩(かんのんぼさつ)、勢至菩薩(せいしぼさつ)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、阿しゅく如来(あしゅくにょらい)、大日如来(だいにちにょらい)、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)で、初七日から三十三回忌まで、それぞれの区切りごとに仏が決められている。親族らがお経をとなえることで、それぞれの区切りごとの仏におうかがいを立てることになり、故人が次の段階へと進めるようになっているのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 前日の朝に亡くなった母は、その日のうちに通夜をして、翌日のお昼過ぎには骨になってしまいました。あまりにも速い展開に、気持ちがついて行かなかったですね。さっさと火葬してしまうことを考えると、エジプトのミイラのほうが、もっと愛がある葬り方であるように思えます。

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