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2014.01.18

入院九日目

入院八日目の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。この記事を書いたあと、退院のための荷物まとめに入りたいと思います。快適だった電動ベッドを持ち帰りたい気分です。(苦笑)それでは、またまた二日遅れの入院記事をお届けしますね。

 寝不足の状態が続いていたためか、二十時半を過ぎると眠くなってしまい、ベッドに横になった。しかし、二十二時までは暖房が強いため、この時間帯から眠るとなると、どうしても薄着になってしまう。薄着のまま寝てしまい、夜中に目が覚めたときに暖房が緩くなっていて風邪を引いてしまえば、また咳をするのが辛い。そんな葛藤と戦いながらも、眠気には勝てず、ひとまず薄着のままで眠りに就いた。

 消灯前後に目が覚めたので、首元を暖めて再び眠りに就いたところ、またしても夜中に目が覚めてしまった。夜中にごそごそしていると、テーブルの上から眼鏡を落としてしまった。慌てて拾い上げてみると、眼鏡のフレームがまっぷたつに割れていた。古い眼鏡だったので、いつ壊れても仕方のない状況だったが、眼鏡が使えないのは困る。昼間はコンタクトレンズで過ごすとしても、夜は眼鏡に切り替えたいのだ。

 壊れた眼鏡を持って、ナースステーションに駆け込もうかとも思ったが、やめておいた。ガンモがまだ起きていることを期待して、LINEで呼び掛けてみたところ、応答があった。ガンモに事情を話すと、予備の眼鏡を持って来てくれることになった。壊れた眼鏡は、ガンモが治してくれるらしい。ガンモが修理好きで良かった。こうしてモノが壊れても心強いからだ。安心した私は再び眠りに就き、朝を迎えた。

 慢性じんましんのために服用している薬(タリオン錠)を一週間も飲んでいなかったためか、肌の痒みが出て来た。服用すると眠くなる薬なので、就寝前に服用しようと思う。逆に、一週間も薬を飲まずに過ごせたということは、慢性じんましんとなる原因が自宅にあるのだろう。

 朝食を完食したあと、洗濯をしておいた。朝から活動すると、気持ちがいい。

 昨日、子宮鏡で手術を受けられたであろう同室の患者さんは、早くも今日のお昼前に退院された。

 看護師さんが私のところに来てくださり、
「順調ですね」
と言ってくださった。看護師さんによれば、明日、退院診察があり、それで何もなければ、翌日の退院となるようだ。

 今日、手術を受けられる同室の患者さんは、前の手術が長引いているとかで、待たされていた。私は朝一番の手術で、しかも手術時間が一時間ほど長引いたので、誰かを待たせてしまったかもしれない。その患者さんは、およそ一時間遅れで手術室に向かった。

 子宮鏡で手術を受けられたであろう同室の患者さんのあとに、また新たな患者さんが入って来られた。すごいローテーションである。翌朝、浣腸すると聞こえて来たので、どうやら開腹手術を受けられるようだ。

 夕方、シャワーを浴びて病室に戻ったところ、お昼から手術を受けられた同室の患者さんが病室に戻って来られた。心の奥底から込み上げて来るものがあり、涙が出て来た。「お疲れさま。手術が無事に終わって本当に良かったね」と声に出せない想いが溢れて来たのだ。お母様と思われる方が、看護師さんに、
「無事に手術をしてくださってありがとうございました」
と言っているのがカーテン越しに聞こえた。

 その患者さんは、悪性腫瘍を取り除くための手術を受けたようだが、手術に掛かった時間はおよそ三時間半だった。私はというと、悪性腫瘍ではなく、子宮と子宮筋腫を取り除くための手術だったのに、サイズが大きいために四時間掛かった。

 その患者さんは、お腹の痛みがひどいようで、別の痛み止めが使われることになった。また、吐き気もあるそうで、吐き気止めの薬も出るという。受け皿が置かれると、すぐに吐く音が聞こえて来た。私のときよりも辛そうだ。

 夕方、担当医が来てくださり、私のお腹から取り出したものを検体検査した結果、筋腫のみだったと報告してくださった。病院側の規則で、取り出したものを検体検査することになっているのだ。筋腫のみだということは、すなわち、良性だったということだ。良かった。そして、やはり明日、退院診察を受けて、それで何もなければ、あさって退院できると言ってくださった。

 がんの治療を受けていたであろう同室の患者さんが、退院を前にして泣いていた。私が入院したときからいらっしゃる患者さんである。いろいろ思うところがあるのかもしれない。看護師さんも、
「頑張ってください」
とおっしゃっていた。「頑張ってください」ということは、退院しても、まだ治療は続くということなのだろう。私が退院するときはきっと、「頑張ってください」とは言われないだろう。

 手術を受けられた同室の患者さんは、その後も痛がっていた。私はお腹の傷の痛みよりも、腰の痛みのほうがひどかったので、痛みの個人差に驚いている。

 夕方、ガンモが来てくれたので、夕食を一緒に食べた。夕食も完食である。

 二十一時過ぎに、これまで聞いたことのない男性の院内アナウンスで、ハリーコールが掛かった。ハリーコールとは、容態が急変した患者さんに対応できる医師を召集するためのアナウンスらしい。ドキドキした。どうか適切な処置が行われ、容態が急変した患者さんの命が救われますように・・・・・・。

 手術を受けられた患者さんには、付き添いの方がいらっしゃった。面会時間を過ぎても、付き添いの方がまだ病室にいらっしゃるのを感じていたのだが、何と、夜通し付き添っていらっしゃった。同室の私たちに迷惑を掛けないように、患者さんと話もせず、音も立てずに気を遣ってくださっていたので、どなたが付き添いされているのか、なかなかわからなかった。のちにわかったのだが、何と、付き添いの方は、その患者さんのお母様だった。娘に対する母のただならぬ愛情に感動した夜だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ハリーコールに、夜を徹しての付き添いと、病院は、感情が大きく揺さぶられる出来事ばかりです。そんな病院で、看護師さんは、患者や家族から情報を集めて医師に伝え、医師は与えられた情報や患者の状況から判断して、適切な処置を行うのですね。病院にいたら、本当に涙腺が緩くなってしまいそうです。

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