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2014.01.05

大きな病院での診察(5)

二〇一三年ライブ納めの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。年末年始の休暇も最終日となりました。今日はガンモの誕生日なのですが、ガンモが仕事の待機要員に当たっているため、自宅でまったり過ごすことになりそうです。さて、私の手術日も近付いて参りましたので、大きな病院での診察(4)の続きを書かせていただきます。去年のクリスマス頃の話になります。

 いよいよ自己血輸血のための貯血の日がやって来た。有難いことに、今回も、ガンモが仕事を休んで私を病院に連れて行ってくれた。ガンモの仕事は、前の月の月末に翌月のスケジュールが組まれるのだが、十二月の初めに診察を受けたときに自己血輸血の日程が決まったので、今回のガンモの休暇はあとから申請することになってしまった。それでも、何とか都合がついたようだ。

 十四時からの診察予約だったので、ガンモと一緒にファミリーレストランでサラダバー付きのランチを食べて診察に臨んだ。またまた予約時間に少し遅れてしまったのだが、大きな病院なので、まったく問題はなかった。

 前回の診察では、貯血の前に採血をして、貯血に適応できるかどうかを判断していただくことになっていた。採血の結果、ヘモグロビン値が九以上あれば、貯血を行うことになっていたのだ。婦人科の窓口で診察券を提示すると、まず、採血をするように言われた。

 今回も巻きスカートを履いて行ったので、またまた楽天の優勝セールの話をすることになるのかと思いきや、今回の採血を担当してくださったのは、何と、おじさん看護師だった。これまた珍しい経験である。おじさん看護師のすぐ近くには、スポーツ新聞紙が置かれていたので、やはり土地柄なのだろうと思った。仕事の環境を自分の好きなもので清めていらっしゃるのかもしれない。

 おじさん看護師はベテラン看護師だったようで、採血はあっという間に終わった。採血が終わると、再び婦人科の窓口に出向き、今度は医師の診察までしばらく待つことになった。前回までの診察でお話をさせていただいた医師とは違い、今回は、別の医師の診察を受けることになっていた。

 ようやく名前が呼ばれたので診察室に入ってみると、最初に診てくださった医師よりも若い医師が椅子に座っていて、礼儀正しく、はじめましてのごあいさつをしてくださった。

 医師は、採血の結果を聞かせてくださる前に、
「ふらふらするといった症状はありませんか?」
と私に尋ねてくださった。なるほど、採血の結果は貧血だったのかと私は思った。私は、
「いえ、今は特にありません」
と答えた。

 実は、診察の数日前から生理が始まり、またしても大量に出血してしまっていた。その生理は、私の人生にとっての最後の生理になることがわかっていた。数ヶ月前までの生理のように、だらだらと長く続く生理ではなく、二日目から三日目にかけての出血量が非常に多いものの、数日で収まる生理だった。

 採血の結果によれば、私のヘモグロビン値は八.九だったようだ。私はかつて、ヘモグロビン値が七台だったこともあるので、九に限りなく近い八,九という数値はむしろ良好な数値だと思っていたのだが、医学的には少ない数値らしい。よって、私は貯血できないと判断されたようだ。

 「残念ながら、今日は自己血は採れませんね」
と医師はおっしゃった。私は、
「そうですか」
と答えた。残念なような、ほっとしたような、複雑な心境だった。貯血を行うというのでガンモと一緒に家を出て来たが、もともと採血が苦手なので、四百ccも貯血しておくとなると、緊張せずにはいられなかった。それに加え、ガンモには、
「血が出易くなるように、採血中に運動させられるらしいよ」
などと言われていた。注射針を刺したまま身体を動かすなんて、私には考えたくもなかった。

 とは言え、私は、自分の身体から四百ccもの血液が採血されるということをイメージすることができなかった。これまでの私の経験からすると、イメージできないことはなかなか実現しない。私が貯血をイメージできなかったということは、私の最も深い部分は、この日に貯血できないことを知っていたのかもしれない。

 自己血輸血のための貯血は行わなかったのだが、医師が現在の子宮の状態を診ておきたいとのことだったので、エコーの検査を受けた。またしても初めて会った男性の前で足を開くことになってしまった。

 聞くところによると、その医師が入院中の主治医となってくださるのだそうだ。それを聞いて、改めて、
「よろしくお願いします」
という言葉が出て来た。

 医師は、
「手術の日までにヘモグロビン値が回復するかどうか心配なので、鉄剤を増やします」
と言ってくださった。現在、鉄剤を一日に一錠だけ服用していたのだが、朝と夜に一錠ずつ、合計二錠の鉄剤を服用することになった。そして、そのための処方箋を書いてくださったのだ。もちろん、鉄剤と一緒に服用する胃薬も処方してくださった。

 その後、お会計を済ませ、処方箋を受け取り、ガンモと一緒にショッピングセンターに買い物に出掛けたところ、携帯電話に不在着信があったことに気が付いた。発信元の電話番号からすると、病院か、処方箋を受け取った薬局である。

 もう一度掛かって来るのを待つか、それともこちらからその電話番号に掛けてみるかで迷ったのだが、気になったので掛けてみた。電話に出てくださった相手が、
「はい、○○です」
と名乗ってくださったのだが、そのとき私はショッピングセンターにいたので、周りがざわざわしていて良く聞き取れなかった。それでも、
「不在着信があったのですが・・・・・・」
と電話に出てくださった相手に申し出ると、しばらく保留音が聞こえたあと、誰が電話を掛けて来てくださったかの情報が告げられた。どうやら、婦人科の医師が電話をくださったようだ。電話に出てくださった方によれば、折り返し、もう一度、婦人科の医師からお電話をくださるとのことだったので、電話を切ってしばらく待っていた。

 ところが、電話はなかなか掛かって来なかった。それ以上、ショッピングセンターで購入するものがなかったので、私たちは次の場所に移動していた。電話を掛けてから一時間以上経ってしまったので、今日はもう電話はないのだろうかと諦めかけていた頃、再び私の携帯電話が鳴った。代理の方が電話を掛けて来てくださり、私が出ると、先ほど診察してくださった婦人科の医師に取り次いでくださった。

 診察してくださった医師は、上司である医師(I医師からご紹介いただいた医師)と相談した結果、鉄剤を一日二錠ではなく、朝二錠と夜二錠の合計四錠飲んで欲しいとおっしゃった。そうなると、鉄剤が足りなくなってしまうので、明日かあさってにでも処方箋を取りに来てくださいとのことだったのだ。私は少し考えて、
「わかりました。何とか仕事の都合をつけてうかがいます」
と答えた。年末にまたまた休暇を取るのは気が引けたので、仕事納めの日の朝一番に病院に出向き、処方箋を受け取ってから出勤することにした。

 そして、受診したその日、帰宅してから驚くべきことに気が付いてしまった。その日の夜から鉄剤を二錠服用しようとしたところ、鉄剤だと思ってここ数日余り服用していた薬がビオフェルミンだったことに気が付いてしまったのだ。ビオフェルミンは、去年の一月にノロウィルスらしきものに感染したときに、整腸剤として処方された薬である。それを他の薬と一緒に持ち歩いていた私は、鉄剤と形の似ているビオフェルミンを鉄剤だと思い込み、およそ九日間もの間、服用し続けていたのだった。はてさて、このことを婦人科の医師に伝えるべきなのだろうか。とは言え、鉄剤が効き始めるのは、服用してからおよそ二週間後とのことなので、伝えたところで服用する鉄剤の量は変わらないだろう。それにしても、何とも格好悪い結果になってしまったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m このことがあってからは、毎日、真面目に合計四錠の鉄剤を服用し続けています。(苦笑)皆さんも、薬の形には注意してくださいね。

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