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2014.01.09

入院一日目

まな板の鯉の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。予定通り、入院しました。病室で夕食をとってから二時間ほど眠ったのですが、なかなか再び寝付けないので(笑)、まずは入院一日目の出来事をご報告させていただきます。

 あろうことか、朝から生理が始まってしまった。先月半ばに、人生最後の生理が始まったと思っていたのだが、何と、再び周期が巡って来たのだ。せっかく鉄剤で足りない鉄分を補給して来たというのに、またまた貴重な鉄分が失われてしまうのだろうか。入院前に渡された子宮全摘手術の手引きには、生理中の場合は手術を延期することがあると書かれてあった。はてさて、私の場合はどうなるのだろう。

 そんな不安を抱えながらも、入院の準備を着々と整えて、十一時頃に家を出た。どういうわけか、「餃子の王将」で食事がしたくなり、ガンモが買い換えたばかりのiPhoneにナビゲートをお願いして、「餃子の王将」で少し早めの昼食をとった。私は緊張していたものの、食欲はあった。

 入院受付は十三時半からだったのだが、食後のコーヒーを飲んだらトイレに行きたくなったので、早めに病院に出向いてトイレを済ませた。

 入院手続きを済ませてしばらく待っていると、ボランティアと思われるおばさんが、私を含めた複数の入院患者と付き添いの人たちを病室まで案内してくださった。私の病室は、とある病棟の五階の一番奥の四人部屋である。既に三人の患者さんたちがいらっしゃるようだが、それぞれのスペースがカーテンで仕切られているため、あいさつし辛かった。

 病室に案内されてしばらくすると、病棟の看護師さんや薬剤師さん、麻酔科の看護師さんらが入れ替わり立ち替わりやって来ては、同じような質問をして行った。たいてい聞かれるのは、薬のアレルギーがないかどうか、これまでにかかった大きな病気はないか、ぐらぐらする歯はないか、どである。

 私は、先月の麻酔医との面接のときに、
「睡眠時無呼吸ということはありませんか?」
と尋ねられ、
「そういうことはありません」
と答えたものの、夜中に目覚めたときに喉が渇いていることがあるので、ひょっとしたら私も睡眠時無呼吸に該当するのかどうかが気になっていた。すると、麻酔科の看護師さんは、
「麻酔時はみんな無呼吸なんですよ」
と教えてくださった。そのため、麻酔で眠っている間は、人工呼吸器を取り付けるのだそうだ。よって、そのための確認なのだろう。口がどのくらい開くか、仰向けに寝るときに頭を反らすことができるかどうかについても確認された。

 また、手術の当日は、血栓予防のために弾性ストッキングを穿くのだそうだ。それに加え、血液をさらさらにする薬も注射されることになるらしい。

 薬剤師さんは、私の持参したお薬手帳の確認や、持ち込んだ薬の数を数えてくださった。今回、入院する病院で処方していただいた薬だけでなく、現在、服用しているすべての薬が対象になっているので、私は、鉄剤や胃腸薬のほかに、皮膚科で処方していただいている薬も持参した。薬剤師さんが私の持ち込んだ薬の数を数えてくださったので、私は自分自身でこれらの薬を管理できることになった。

 看護師さんから、病院内の施設の案内やこれからの予定などをうかがった。翌日の手術は八時五十分からで、手術当日の朝は絶飲食なのだそうだ。手術中に、胃の中に残っている食べ物が逆流して来て、喉をつまらせたりすると大変なことになってしまうためらしい。また、便を出し切っておくために、夜、寝る前に緩い下剤を飲んでおくように言われた。更に、手術の当日は浣腸をして、腸をきれいにしておくそうだ。

 看護師さんに血圧を計っていただいたたところ、何と上が百七十二もあった。緊張していたからだろうか。看護師さんがその値に驚き、
「またあとで計りに来ます」
と言ってくださった。父も母も血圧が高いほうなので、私も遺伝で高血圧だとしてもおかしくはないのだが、それにしてもその値は高過ぎると思った。というのも、私のこれまでの最高は、百五十程度だったからだ。

 そして、実際にしばらく経ってから再び血圧を計っていただくと、上が百四十四まで下がっていた。それでも少し高いくらいのような気もするが、最初に測定された百七十二よりはずっとましである。

 血圧を計っていただいたあと、採血もしていただいた。やはり、私の血管は採血し辛いらしい。のちに採血の結果を知らされたのだが、ヘモグロビン値が十一台まで回復していたそうだ。これで安心して手術に臨めるというわけだ。鉄剤の効果がこんなにも早く現れるとは驚きである。

 夕方からは、医師らの説明を聞いた。説明をしてくださったのは、I医師が紹介してくださったベテラン医師と、先日の診察でお目に掛かった若い医師である。

 そのとき、いくつかの同意書を書いた。手術の説明を受けたことと、輸血に関することについて同意したのである。

 輸血については、去年のクリスマスあたりに自己血輸血を希望して病院に出向いたのだが、ヘモグロビン値が足りなかったために自己血を貯血しておくことができなかった。そのため、手術中に輸血が必要になった場合は、輸血を受けることになる。とは言え、子宮全摘手術の場合は、ほとんど輸血の必要はないそうだ。

 また、手術のときは、院内で通じるPHSをガンモに貸し出してくださるそうだ。私が、
「取り出していただいた筋腫を写真撮影できるのですか?」
と尋ねてみたところ、そのタイミングがやって来たときに、ガンモが持っているPHSを呼び出してくださり、ガンモが撮影することになるのだそうだ。

 また、脂肪が厚いと手術し辛いという話も聞いていたので、そのあたりも確認してみた。すると、医師は、これまでにいろいろな患者さんを手術しているので、そのあたりのことに対処するための手術のノウハウはあると安心させてくださった。

 お昼ご飯を食べた頃にはずいぶん緊張していたのだが、医師の説明を受けてからは安心することができた。

 生理が始まってしまったことを医師に相談すると、出血の原因となるものを取ってしまうので問題はないと言われた。

 夕食は十八時からだった。食事は自分自身で取りに行き、自分の部屋で食べたり、また、大きなテーブルのあるスペースで食べることもできるようだ。お箸やスプーン、コップは自分で持参することになっているので、私も持参したお箸で夕食を食べた。

 私は普段、がっつり食べるほうなので、病院の食事ではお腹が空いてしまうのではないかと心配していたのだが、大丈夫だった。しかも、とてもおいしい食事だった。これから二週間、おいしい食事を食べられるのかと思うと、小さな幸せを感じることができた。

 同室の三人のうち、一人は五十代くらいの女性で、あとの二人は二十代くらいの女性だった。二十代くらいの女性同士は、互いに話をしているようだった。カーテン越しに聞こえて来る会話の内容からすると、私が手術を受けることになる日に、五十代くらいの女性と二十代くらいの女性のうちの一人が退院されるらしい。

 手術を受けた日は入浴できないとのことなので、私はシャワーを浴びておくことにした。シャワーは予約制で、一人につき二十分以内に済ませることになっていた。前の人が三分ほどオーバーしたので私の持ち時間が少なくなってしまったのだが、何とか二十分以内にシャワーを浴びることができた。

 病院にいると、やはり母のことを想う。ほんの四ヶ月ほど前まで、私は母の付き添いとして病院に足を運んでいたというのに、今は私自身が患者なのだ。とは言え、母の付き添いをした経験から、入院のときに何が必要であるかをすぐに思い浮かべることができたので、入院の準備は比較的楽だったように思う。そして、自分自身が患者になってみてわかったことは、看護師さんは天使だということだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いよいよ手術当日となりました。いろいろな方たちがあたたかい励ましの言葉をくださり、とてもうれしく思っています。何とか頑張って、手術に臨みますね。

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