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2013.12.20

振り返り(20)

大きな病院での診察(3)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 仕事で「これはピンチだ!」と感じたときに、母に「助けて!」と念じてみると、必ず助けてくれます。実現までのスピードもすこぶる速く、確実で、毎回、とても驚いています。ガンモもかつて、仕事でピンチだと感じたときに、亡き義母の力を借りたことがあります。そのときもやはり、義母は素晴らしいシナリオを用意して、ガンモを助けてくれました。肉親が亡くなると、見守ってくれるという話を良く聞きますが、本当のことのようですよ。それでは、振り返り(19)の続きを書かせていただきます。

 葬儀には、通夜の前に私が電話を掛けた母の友人の方たちも足を運んでくださっていた。そのうちの一人は面識のある方だったが、電話ではお声を耳にしたことがあっても、実際にお目に掛かったのは初めての方もいた。

 葬儀は滞りなく終了し、母の亡骸の入ったお棺の中に花を入れてあげることになった。ガンモの勤務先の会社からも大きな花が届いていた。また、親戚の方たちがお供えに花を買ってくれたりもした。そのため、葬儀の前に斎場スタッフから、もしかすると、お棺の中に入れてあげる花が余るかもしれないので、余った場合はご自宅で飾ってあげてくださいと言ってくださった。斎場スタッフは、残った花を私たちが自宅に持ち帰り易いように、籠入りの花をできるだけ残すようにしてくださった。

 やがて、母の亡骸が収められたお棺の蓋が開けられ、斎場スタッフが切ってくださった花を母のお棺の中に入れてあげた。

 葬儀はどうしても親族中心になってしまうので、私は再び母と仲良くしてくださったおばあさんのところまで歩いて行き、
「お棺にお花を入れてやってください」
とお願いして、母のお棺の前までお連れした。私の友人のMちゃんも祭壇の前まで寄って来てくれて、母のお棺の中に花を入れてくれた。

 母は花をこよなく愛したので、皆さんが入れてくださったたくさんの花に包まれて幸せを感じていただろうか。私は、たくさんの花に包まれた母の亡骸に向かって、納棺の儀のときと同じように、
「すぐに生まれ変わって来るんよ(すぐに生まれ変わって来るのよ)」
と言った。

 母のお棺が花で埋まると、斎場スタッフが母のお棺に蓋をした。そして、その蓋に石で釘を打とうとしたので、私は思わず、
「あっ」
と声を漏らした。すると、斎場スタッフは、
「打たないでおきますか?」
と私に確認してくださった。しかし、私は、
「いえ、いいです」
と答えた。それ以上、私が何も言わなかったので、お棺への釘打ちが再開された。とうとうお棺に釘が打ち付けられてしまい、母はもうお棺の中から出て来られなくなるのかと残念に思った。ちなみに、ガンモの実家方面では、故人の近親者が代わる代わる石でお棺の蓋に釘を打つのだが、私の実家方面では、斎場スタッフだけが釘を打ってくださったように思う。

 その後、一般の方たちと母の友人の方たちは先に退場されることになった。そのとき、私はMちゃんに、母の葬儀にわざわざ足を運んでくれたお礼とともに、がんで大手術を受けたMちゃんのお父さまのことを、
「よう看たげてよ(良く看てあげてよ)」
と言った。Mちゃんは、泣きながらうなずいていた。

 その後、一般の方たちと母の友人の方たちが見守ってくださる中、母の亡骸の入ったお棺を父や弟らを含む数人の男たちが担いだまま、斎場のエントランスを三回回った。私はそのとき、燭台のようなものを持ち、紙でできた冠のようなものを頭にかぶり、母のお棺のあとを続いて、同じように三回回った。

 母の亡骸が入ったお棺は、その後、霊柩車に収められた。このあと、火葬場に向かうことになるのだが、霊柩車には二人しか乗ることができないとのことだったので、父と弟が乗り込むことになった。

 霊柩車が発車するとき、父が斎場スタッフに預けておいた母の使っていたお茶碗を、斎場スタッフがビニール袋に入れたままコンクリートの地面に落として割った。故人が帰って来ないようにするためらしい。

 私は、親族の中で、火葬場には行かずに帰宅してしまう人たちに折り詰めを持って帰ってもらった。折り詰めを渡した親族の中には、知っている人もいたが、中には知らない人もいた。

 このあと、火葬場に向かうわけだが、一般の方たちや母の友人の方たちの中には、母と、親族よりも近い関係を結んでいた方たちもいたはずなのに、多くの方たちが遠慮して帰宅されてしまった。私は、親族がすぐに火葬場に向かおうとしている慌ただしい中で、母の葬儀に参列してくださった一般の方や母の友人の方たちに、きちんとごあいさつができなかったことを悔やんだ。

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