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2013.08.27

映画『クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏』

またまた有り難い差し入れの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。仕事帰りに自宅の最寄駅前に倒れている男性を見掛けました。駅員さんが介抱されていて、「救急車を呼んでいるので大丈夫です」とおっしゃっていました。熱中症で倒れるほど暑くもないはずなので、病気だろうかなどと気の毒に思っていると、間もなく警察と救急車がやって来て対応に入りました。何と、その男性は、お酒をたくさん飲んで倒れていたようです。病気で倒れてしまったのではないか、命は助かるのか、などと心が揺れていましたが、一気に冷めました。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、四月六日のことである。本作もまた、日本では未公開の作品で、Gyao!で無料鑑賞した。トルストイがベートーベンの『クロイツェル・ソナタ』に着想を得て書いた小説に、現代的なエッセンスを盛り込んで映画化したものらしい。

 裕福な銀行家がピアニストと出会い、結婚する。出会ったその日のうちに結婚を決めてしまうほどの強烈な出会いであったにもかかわらず、もともと二人の価値観にはずれがあった。

 ピアニストである妻は、音楽を通して得られる精神的な喜びを知っていた。しばらくの間、音楽を通して得られる精神的な喜びから遠ざかっていた妻は、流産をきっかけに再び音楽活動を始める。ピアニストである妻は、男性のヴァイオリニストと共演して、再び音楽を通して得られる喜びを体験するようになる。しかし、銀行家である夫は音楽から得られる深い喜びを知らず、次第に妻の音楽活動を邪魔するようになる。夫の行動はだんだんエスカレートして行き、やがて深い闇へと落ちて行く。

 それこそ、度が過ぎるほどの夫の嫉妬は、鑑賞していて気持ちが悪くなるくらいなのだが、彼は裕福な家庭に育ったがゆえに、少しでも満たされない状況に対し、我慢がならなかったのかもしれない。

 客観的に見れば、夫婦の方向性の違いが面白くもある。夫は妻の気持ちを自分に向けるために必死になる一方で、妻はどこまでも音楽から得られる深い喜びを求めようとする。どちらも、何かを強く求めているという意味においては同じなのだが、互いに与え合うことができない関係なのだ。すなわち、自分が欲しいものを相手が持っていない夫婦にはありがちな構図なのだが、ここまで夫婦の溝が深まってしまうまでには至らないケースがほとんどだと思う。そういう意味では、世の中には多くありがちな、価値観の異なる夫婦を、かなり大袈裟に描いた作品と言えるのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 価値観の違いが二人の間にある溝を深めてしまったように描かれているのですが、私は、ベースとなる愛情がしっかりと存在していたのかどうかが気になりました。夫婦の間にしっかりとした愛情があれば、相手の喜びを自分の喜びにできると思うのですが、いかがでしょうか。

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