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2013年8月

2013.08.31

ホットヨガ(三五一回目)

映画『あなたは遠いところに』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 夜行高速バスに乗るために高速バス乗り場に行ってみると、たくさんのおばさまたちがいらっしゃいました。自然に入って来る会話に耳を傾けていると、神戸で行われた氷川きよしくんのコンサート帰りのおばさまたちだったようです。私とは違う夜行高速バスに乗って、愛媛に帰るところのようでした。明らかに、私の母よりも少し年下くらいの年齢なのですが、彼のことを「きよしくん」などと呼んでいて驚きました。彼は、デビュー当時からかなりの人気がありましたが、今でも人気が持続しているのはすごいことですね。きっと、アーチストとファンの間で、双方向のやりとりが行われているのでしょうね。

 八月三十日の仕事帰りに、三宮店のスタジオでホットヨガのレッスンを受けた。ホットヨガのレッスンを受けるのはおよそ一ヶ月振りのことで、受けたレッスンは六十分のリラックスコースである。八月に入ってからは、すぐに夏休みに入ってしまったため、夏休みに丸ごと帰省していた私はレッスンに通うことができなかった。また、週末ごとに帰省していることもあり、金曜日の夜に夜行高速バスを利用して帰省する場合にのみレッスンに参加することができる。しかし、八月は夜行便ではなく通常便で帰省することもあったり、また、ガンモの運転するカングーに乗って帰省することもあったので、レッスンに参加するチャンスに恵まれなかったのだ。

 さて、この日も夜行高速バスに乗って帰省することにしていたので、朝、家を出るときに、帰省のための荷物を一緒に持って出掛け、いつもよりも早めに三ノ宮駅に着いた。そして、ホットヨガのレッスンと仕事に不要な荷物はコインロッカーに預けて出勤したのだ。

 まだ暑い時期なので、私は職場にも、自宅の冷蔵庫で作った水素水を保冷専用ボトルに入れて持参している。仕事中に漢方薬を服用するときや、喉が渇いたと感じるときなどにその水素水を飲んでいるため、保冷専用ボトルの水は減ってしまっていた。そこで、レッスンを受ける前に、水素水のポイントを消費して水素水を補充しておいた。ちなみに、水素水は、水素水の中の水素が体内の活性酸素と結び付き、水となって身体の外に排出されるそうだ。

 今回のレッスンは、久し振りのレッスンだったからか、なかなか調子が出なかった。だいたい、いつも私はレッスンに参加されている方たちの数をちゃんと数えているというのに、今回は正確な人数を数えていなかった。おそらく、十五名から十六名だったと思う。レッスンを担当してくださったのは、発声方法が変わったインストラクターだった。今回も、とても心地のいいレッスンを展開してくださった。

 相変わらず、私は上半身のほてりがひどく、レッスン中に頭から汗がたらたらと流れて来て仕方がなかった。あまりにも頭から汗が吹き出て来るので、私はトイレに行くためにレッスンの途中でスタジオを飛び出し、タオル地のターバンを頭に着けてスタジオに戻った。タオル地のターバンは、もともと、風呂上りに髪の毛の水分を吸収させるために使用するものなのだが、頭から吹き出て来る汗をぬぐうのにちょうどいいのではないかと思ったのだ。とは言え、ロッカールームで使用するならまだしも、レッスン中にタオル地のターバンを使用するのはちょっとかっこ悪かった。それでも、思い切って使用してみると、頭からたらたらと流れて来る汗をしっかりとせき止めてくれた。

 私は、入口に一番近いヨガマットを陣取ったので、人が出入りする度に涼しさを体感することができた。それにもかかわらず、レギンスの下に伸縮率の良くないアクリルのパンツを履いていたため、思うように足を広げることができなかった。

 レッスンを担当してくださったインストラクター曰く、九月は三宮店がリニューアルして一周年なので、またまたプレゼント企画があるそうだ。去年、もらえなかった折り畳み式の水入れをもらえるチャンスである。私は、同じタイプのものを既に百円ショップで見付けてはいるのだが、水素水をチャージすればもらえるとのことなので、考えてみようと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 久し振りにいい汗を掻きました。それでも、ホットヨガのレッスンに百パーセントの力を発揮できていないと思いました。頭でずっと考えていることがあるからですね。

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2013.08.30

映画『あなたは遠いところに』

濃厚な時間(19)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。三重県四日市市に住む女子中学生が帰宅途中に殺害されるという痛ましい事件が発生しました。この事件の第一報から、ずっと胸を痛めています。インターネットでは、女の子の深夜の一人歩きは良くないとか、親の責任だなととささやかれていますが、それらの意見は、今の私の意見と同じではありません。私は、欲望を満たすために、一人の女の子の自由意思が完全に奪われたことが悲しくてなりません。せめて亡くなられた女子中学生が、今は光に包まれていますように。

 本作を鑑賞したのは、四月六日のことである。本作もまた、Gyao!で無料鑑賞した。

 ベトナム戦争に出征した夫サンギルに会うために、妻スニが慰問公演団の歌手としてベトナムに渡るというロードムービーとなっている。スニを演じているのは、映画『夏物語』のスエである。

 軍隊にいるサンギルのところに、スニは毎月面会に行っている。姑からは、孫の誕生を急かされてもいる。一見すると、サンギルとスニの間には、既に夫婦としての愛情が通い合っていないように見えてしまう。しかし、あるとき、いつものようにスニがサンギルに会いに行ってみると、サンギルがベトナム戦争に出征したことを知る。そのことを知ったスニは、やがて自分もベトナムに行こうと決意するのだ。

 戦争中のベトナムに乗り込む方法としてスニが選んだのは、慰問公演団の歌手に応募して採用してもらうことだった。話の流れとしては、偶然を利用する形で半ば強引に進んで行くのだが、今、こうして作品を振り返ってみると、何が何でもサンギルに会いたいというスニの強い想いを感じ取ることができる。ただ、鑑賞中は、スニが本当にサンギルのことを想っているかどうか良くわからなかったので、スニの強引さについて、戸惑う部分も多かったように思う。

 こうしたスニの強引さは、韓国では中高年以降の女性たちに受け入れられたようで、普段は映画館に足を運ぶ習慣のない女性たちまでもが本作を鑑賞し、「もう一度観たい」といった感想を抱いたようだ。

 最初は、姑に圧力をかけられ、すっかり自分らしさを失ってしまっているスニが、何が何でもサンギルに会いたいという強い意志を持ち、無謀とも思える方法でベトナムに渡り、サンギルがいるはずの駐屯地に辿り着くまで頑固なまでの主張を続けるほどの変身ぶりが、中高年の女性たちに受け入れられたのかもしれない。サンギルに対し、本当の想いを伝えていなかったことが、のちにこれほどまで大胆にスニを突き動かしたのだろう。

 姑の立場が強かったり、夫に対して本当の想いを伝えていなかったりという状況からすると、韓国もまた、日本と良く似たお国がらなのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本当の想いに気付いた主人公が本気を出す姿が面白いのでしょうね。あのままサンギルがベトナムに出征しなければ、スニはこれまでのスニのままだったかもしれません。そういう意味では、命をかけたベトナム出征は、ある意味、悲劇ではあるのですが、二人にとってはお互いの本当の想いを伝え合うきっかけを与えてくれるプレゼントだったのかもしれません。

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2013.08.29

濃厚な時間(19)

お店に出前の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 慌てて着て来たTシャツのお腹の辺りが少し破れていることに気が付いてしまいました。職場に着いてから、ガムテープをもらって、Tシャツの内側から貼って応急処置を施しました。(苦笑)それでは、濃厚な時間(18)の続きを書かせていただきます。これから書くことも、およそ二ヶ月前のことであり、現在の母の状況とは大きく異なっています。

 入院している間、母の朝食には食パンが出されていた。母はそんな病院食に影響されて、退院してからも、朝は食パンを食べるようになった。入院中は、食パンが一枚しか出されていなかったので、母はお腹が空いて仕方がなかったようだ。

 父は、そんな母のために新しいトースターを買って来てくれた。もともと父も母も、朝食に食パンを食べていたわけではなかったので、実家にトースターはあってっもひどく古いものだったのだ。

 退院した母は、朝食に食パンを二枚食べられることがうれしくて仕方がなかったようだ。この頃、食欲旺盛だった母は、食パンのほかにもいろいろなものを食べていた。

 とは言え、入院中は、ベッドに座って食事をするのにちょうど良い高さのテーブルがあった。しかし、実家には、そのようなテーブルがなかった。ベッドをお借りしている介護用品を扱う業者さんにお願いして、食事用のテーブルも一緒にレンタルすることもできたのかもしれないが、注文してから少し時間が掛かるので、実家にあるもので間に合わせることにした。

 私は、実家にあるものを組み合わせて、ベッドに座って食事をする母にちょうど良い高さの食事用のテーブルを作った。それは、最も低くした脚立の上に、足付きのアイロン台を載せるだけというひどく簡単なものだった。母の食事はトレーの上に並べて、母のベッドが置かれている母の部屋まで運んだ。そして、脚立の上に載せられた足付きのアイロン台の上にトレーを置くと、母はちょうどいい高さだと言いながら、喜んで食事をしてくれたのだ。

 一ヶ月余りに渡って入院していたからか、父や母は食事のほかにも病院の影響を受けていた。それは、ソファーベッドである。最初に入院していた病院では、例え個室であったとしても家族が病室に泊まり込むことはできなかったのだが、転院先の病院では個室にあるソファーベッドに泊まることができた。転院してからは、そのソファーベッドに、毎晩、父が泊まってくれていた。

 ソファーベッドはなかなか便利なもので、夜はベッドに早変わりするが、昼間はお見舞いに来てくださる方たちに座っていただくことができる。このソファーベッドがあれば、就寝中の母に何かあったとしても、父が気付いてくれるだろうと思った。布団で寝るよりも高い位置で母を見守ることができるからだ。

 そこで、実家の母の部屋にも、病院と同じようなタイプのソファーベッドを注文して取り寄せ、夜は父がソファーベッドに寝て、昼間はお見舞いに来てくださる方たちに座っていただくことにしたのだ。

 こんなふうに、母は退院してからも、何となく病院で過ごしているような形で、自宅での日々を過ごしていたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母は料理好きなので、二年以上前の最初の入院のときは、病院で出された食事をノートに控え、退院してからそれらの料理を再現していました。しかし、今回の記事でお届けしている時期の入院では、足が立たなくなってしまっていたので、料理を再現することは無理でしたが、それでも、車いすを使って、家の中を上手に行き来していました。

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2013.08.28

お店に出前

映画『クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。涼しくなって、過ごし易くなったと思ったら、台風が来ているようですね。ここのところ、自然災害が極端な傾向にあるので、今回の台風にはどうかお手柔らかに願いたいものです。

 仕事帰りにガンモと待ち合わせて、三宮にある中華料理屋さんに晩ご飯を食べに行った。ガンモが通るであろう道路の脇でガンモを待っていたというのに、ガンモは私の張り込みをすり抜けて、さっさと目的のお店の前に到着していた。

 その中華料理屋さんは、以前、私が二回ほど利用したことのあるお店である。中国人のスタッフが切り盛りしていて、中国人のお客さんも多い。そのため、店内で中国語が交わされることもしばしばだ。

 店内に入った私たちは、食べたい定食を選んで注文した。運ばれて来た定食を食べていると、女性客が一人で入って来られた。中国人のスタッフと中国語で話をしていたので、その女性客も中国人なのだろう。

 女性客は、何か注文したかったようなのだが、どういうわけか、お店の人が女性客を店の外に連れ出して、指をさしながら何か案内していた。すると女性客は、荷物を持ったまま店を離れてしまった。先ほどまで女性客が座っていたテーブルの上に置かれたメニューと水は、間もなく下げられた。

 しかし、しばらくすると、その女性客がまた店に戻って来たのだ。そして、先ほど座っていた席に座ったあと、その席がテレビの画面に近過ぎたからなのか、私たちの隣のテーブルに移って来られた。その時点で、何だか不思議な人だなあと思っていたのだが、何と、しばらくすると、別のお店の方がそのお店に入って来られて、手に持っていた料理をその女性客の前にぽんと置いたのだ。まさか、別のお店から出前をしたのだろうか。私は目をぱちくりさせながら、驚いた様子を見せた。

 すると、私が驚いていることに気付いた女性客が、わかりやすい日本語で、
「これ(先ほど、女性客のテーブルに届いた料理)を食べたくてこのお店に来たんですけど、ここのお店にはなくて、別のお店にしかなかったんです。でも、そのお店は満席だったので・・・・・・」
とおっしゃった。そんな話をしているうちに、そのお店のスタッフがご飯だけを運んで来た。

 どうやら私たちが入った中華料理店はチェーン店になっていて、類似のお店がいくつかあるらしい。女性客は、あるお料理を食べたいと思い、そのお店にやって来たのだが、目的のお料理がそのお店にはなく、別のチェーン店でのみ扱っていたようである。そこで女性客は、目的の料理を扱っている別のチェーン店の場所を教えてもらい、足を運んでみたものの、あいにく満席で入れなかったらしいのだ。そのため、その女性客は、最初のお店に料理を運んでくれるようにお願いしておいたのだろう。私は、そんな注文の仕方があるのかと思い、更に驚いた。

 女性客は、
「このお店、良く来られるんですか?」
と私に聞いて来られた。私は、
「ええ、まあ、ときどきです」
と答えた。

 それにしても、日本に住んでいる中国人は日本語が達者である。日本だけでなく、たいてい、どこの国に行っても、中国人はたくさん移住していて、すっかりその国に馴染んでいる。彼らは順応性が非常に高い。女性客も、どう見てもOLさんにしか見えなかった。おそらく、日本で働いていらっしゃるのだろうと思う。これからも、そのお店でお会いできるかどうかはわからないが、またお会いできることがあったら、いろいろ話してみようと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私たちが先にお店を出ることになったので、その女性客に「お先に」と言ってお店を出ました。それにしても、女性客は、どのようにお会計されたのでしょうね。果たして、そのお店では、ご飯の代金だけを支払ったのでしょうか。

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2013.08.27

映画『クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏』

またまた有り難い差し入れの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。仕事帰りに自宅の最寄駅前に倒れている男性を見掛けました。駅員さんが介抱されていて、「救急車を呼んでいるので大丈夫です」とおっしゃっていました。熱中症で倒れるほど暑くもないはずなので、病気だろうかなどと気の毒に思っていると、間もなく警察と救急車がやって来て対応に入りました。何と、その男性は、お酒をたくさん飲んで倒れていたようです。病気で倒れてしまったのではないか、命は助かるのか、などと心が揺れていましたが、一気に冷めました。(苦笑)

 本作を鑑賞したのは、四月六日のことである。本作もまた、日本では未公開の作品で、Gyao!で無料鑑賞した。トルストイがベートーベンの『クロイツェル・ソナタ』に着想を得て書いた小説に、現代的なエッセンスを盛り込んで映画化したものらしい。

 裕福な銀行家がピアニストと出会い、結婚する。出会ったその日のうちに結婚を決めてしまうほどの強烈な出会いであったにもかかわらず、もともと二人の価値観にはずれがあった。

 ピアニストである妻は、音楽を通して得られる精神的な喜びを知っていた。しばらくの間、音楽を通して得られる精神的な喜びから遠ざかっていた妻は、流産をきっかけに再び音楽活動を始める。ピアニストである妻は、男性のヴァイオリニストと共演して、再び音楽を通して得られる喜びを体験するようになる。しかし、銀行家である夫は音楽から得られる深い喜びを知らず、次第に妻の音楽活動を邪魔するようになる。夫の行動はだんだんエスカレートして行き、やがて深い闇へと落ちて行く。

 それこそ、度が過ぎるほどの夫の嫉妬は、鑑賞していて気持ちが悪くなるくらいなのだが、彼は裕福な家庭に育ったがゆえに、少しでも満たされない状況に対し、我慢がならなかったのかもしれない。

 客観的に見れば、夫婦の方向性の違いが面白くもある。夫は妻の気持ちを自分に向けるために必死になる一方で、妻はどこまでも音楽から得られる深い喜びを求めようとする。どちらも、何かを強く求めているという意味においては同じなのだが、互いに与え合うことができない関係なのだ。すなわち、自分が欲しいものを相手が持っていない夫婦にはありがちな構図なのだが、ここまで夫婦の溝が深まってしまうまでには至らないケースがほとんどだと思う。そういう意味では、世の中には多くありがちな、価値観の異なる夫婦を、かなり大袈裟に描いた作品と言えるのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 価値観の違いが二人の間にある溝を深めてしまったように描かれているのですが、私は、ベースとなる愛情がしっかりと存在していたのかどうかが気になりました。夫婦の間にしっかりとした愛情があれば、相手の喜びを自分の喜びにできると思うのですが、いかがでしょうか。

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2013.08.26

またまた有り難い差し入れ

濃厚な時間(18)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。だいぶ涼しくなりましたね。このまま秋がやって来るのでしょうか。いやいや、最近は、春も秋もすっかり短くなってしまい、気温も極端に上がったり下がったりする傾向にありますので、また過ごしにくい季節を迎えることになるのかもしれませんね。

 今回の帰省中に、小学校時代からの友人で、しばしばメールを交わしているMちゃんから、
「今、帰っとん(帰ってるの)?」
というメールが届いた。私がすぐさま、
「うん、帰っとるよ(帰ってるよ)」
と返すと、Mちゃんは、
「病院におるん(病院にいるの)?」
と続けて聞いて来た。私はすぐに、
「うん、病院におるよ(いるよ)」
と返した。するとMちゃんは、
「あとから行っていい?」
と書いて来てくれたので、私はすぐに、
「うん、ええよ(いいよ)」
と返した。

 Mちゃんと私は、私が結婚してからは一度も会っていない。独身の頃は、長い休みに入る度に帰省して、Mちゃんのご主人さんが仕事に出掛けている間にMちゃんの家に遊びに行き、Mちゃんの手料理をご馳走になっていた。しかし、私が結婚してからは、帰省しても一泊か二泊程度しかできなかった上に、ほとんどガンモと一緒だったので、Mちゃんと会う機会が激減してしまっていたのだ。二年ほど前に開催された同窓会で、Mちゃんとの何年振りかの再会のチャンスが訪れたものの、Mちゃんは急な都合で同窓会に参加できなくなってしまったのである。

 そのMちゃんが、母の入院している病院までわざわざ来てくれた。いきなり病室に案内するよりも、まずは積もる話をしてからと思い、病院のエントランスの付近でいろいろ話をした。Mちゃんのお父さまもまた、最近、がんが見付かり、つい先日、大掛かりな手術をしたばかりだった。お父さまの手術は成功し、現在はご自宅で療養されているという。私はMちゃんから届いた、Mちゃんのお父さまががんだという報告メールを読んで涙を流し、Mちゃんもまた、今の私の母の状況を知って涙を流したそうだ。

 不思議なことに、Mちゃんとは十数年も会っていなかったというのに、時間のギャップを感じることなく話をすることができた。通常、メールでのやりとりが多いと、本人を前にして話をした場合にギャップを感じることも多いのだが、Mちゃんとの会話にはメールと現実のギャップは存在しなかった。ということは、メールでも現実でも、お互いにフランクに対話ができているということなのだろう。

 そんなMちゃんが、母にお見舞いのお花をくれた。

Mちゃんが母にくれたお見舞いのお花

 それだけではない。何と、母の病室に泊り込むことになっている私のためにも、差し入れを用意してくれていたのだ。

Mちゃんからの差し入れ(サンドイッチと手巻き寿司、お茶、栄養ドリンク)

 私は、Mちゃんからの歩み寄りがとても有り難いと思った。私は、神戸のお店で買って来たお菓子の詰め合わせをMちゃんにあげたのだが、普段からMちゃんのように気が回らないので、私もいつか、こういう気遣いのできる人になろうと思った。

 その後、私はMちゃんを母の病室に案内した。あいにく母は眠ってしまっていたのだが、父やガンモがMちゃんを迎えてMちゃんにお礼を言った。Mちゃんは、元気な頃の母を知っているので、驚いていたようだ。しかも、不思議なご縁なのだが、Mちゃんのお母さんは母よりも一つ上で、学生時代に母と一緒に卓球をして遊んでいたこともあったらしい。

 さて、そんなMちゃんを見送ったあと、今度は母の友人が来てくださり、またしても私に差し入れをくださった。何と、蒸しいもである。実に素朴な差し入れなのだが、とてもおいしかった。

蒸しいも

 こうして私は、Mちゃんからの差し入れを晩御飯としていただき、母の友人からの差し入れを翌日の朝ごはんとしていただいたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 思えば、こうした支えにいつも助けられています。不思議なことに、これらの支えは、決して過剰にはなりません。たまたま何も用意していないときに、どなたかが何か食べ物を持って来てくださるのです。このように絶妙なタイミングで持って来てくださることもまた、とても有り難いことであります。

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2013.08.25

濃厚な時間(18)

映画『ベッドの中で』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。更新が遅くなり、ご心配をお掛けしています。ブログ更新のためのまとまった時間がなかなか時間が取れない状態です。できるだけ時間を作って更新して行きたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。それでは、濃厚な時間(17)の続きを書かせていただきます。これから綴ることは、今からおよそ二ヶ月弱前の出来事であり、現在の状況とは異なっています。

 母には要介護四の介護認定がおりていたので、退院してからは、介護保険を活用して、ヘルパーさんに自宅に来ていただくことになっていた。実際にどのような助けが必要になるのか、まだまだ手探りの状態だったので、まずは母をお風呂に入れていただくことになったのだ。

 ヘルパーさんのほかに、母の食事を作ってくださる方もお願いできる状況ではあったのだが、見知らぬ人が家の中に入って台所に立つことを父が躊躇したので、父は自分で母の毎度の食事を用意してくれると言ってくれた。

 そして、母にとって初めての、ヘルパーさんの手助けによる自宅での入浴の日がやって来た。ヘルパーさんにとってもまだまだ手探りの状態だったので、最初は二人体制で母をお風呂に入れてくださった。慣れて来ると、二人体制から一人体制に変わるという。

 母は、父が手配してくれていた風呂椅子に座り、ヘルパーさんの力を借りながら、無事に自宅で入浴することができた。とても有り難いことである。あとから母に感想を聞いてみると、
「気持ち良かったよ」
と言っていた。

 今、これを書きながら、母がまったく知らない人の力を借りて、お風呂に入れていただくことへの抵抗感を持たなくて良かったと思う。もしも母が恥ずかしがったりしたら、ヘルパーさんの助けを借りることはできなかったと思うからだ。

 母は、週に二回のペースでヘルパーさんの助けを借りながら、自宅で入浴することができることになった。ヘルパーさんのものごしはとても柔らかく、この当時、家の中にあるものを何でも食べてしまうほど食欲旺盛だった母のお腹を見て、
「最後の一口は我慢しますか」
と言ってくださったそうだ。父からその話を聞いた私は、何と柔らかい表現を使う方なのだろうと感心したものだった。

 ただ、実家のお風呂は浴槽がとても深く、ヘルパーさんが二人掛かりで取り組んでくださったとしても、母を湯船に浸からせて、浴槽から引き上げることは難しいと言われたそうだ。私が中学生になる頃に建てた古い家なので、老後のことなどまったく考えずに設計してしまっているのだ。トイレや廊下はなおしてもらったものの、お風呂までは手が回らない状態だった。とは言え、夏の暑い時期だったので、湯船に浸からなくても湯冷めする心配はない状態だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母が退院したことにより、ヘルパーさんの有り難さを初めて実感することになりました。病人をお風呂に入れることに関して、知識や経験のある方にお任せできるのは安心できると思いました。ちなみに、この当時の母は要介護四でしたが、現在は間違いなく要介護五だと思います。(苦笑)とは言え、現在は病院で過ごしているので、介護認定はあまり関係ないですね。

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2013.08.24

映画『ベッドの中で』

自然の音が私たちを癒してくれるの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 帰省先の愛媛にも、恵みの雨が降りました。しかし、どうやら最近は、何についても過剰か不足かのどちらかしか選ぶことができないらしく、雨が降り続いています。そのため、自転車に乗って病院と実家を往復するわけにも行かず、ガンモや父に車で送ってもらっています。歩ける距離ではあるのですが、荷物を抱えて雨の中を歩くのはちょっと億劫なので、助かっています。

 本作を鑑賞したのは、四月六日のことである。本作もまた、Gyao!で無料鑑賞した。日本では未公開のチリ映画である。Gyao!の中で高く評価されていたので、鑑賞に踏み切ったところ、こんな作品もあるのかと驚き、そしてこの作品のことを好きになった。

 ほとんどすべてのシーンがラブホテルの中で繰り広げられている。とは言え、そのような状況にしては珍しい人間ドラマでもある。男女のラブシーンもかなり含まれてはいるのだが、どういうわけか、全然いやらしい感じがしない。しかも、二人が恋人同士でも夫婦でもなく、行きずりの関係であることがわかっているにもかかわらず、観ていて嫌悪感を抱かないのだ。その理由を考えてみたのだが、どうやら二人がラブホテルで何度も何度も肉体を重ね合わせることによって、二人が単に肉体だけでなく、互いの感情も交わし合っているのが伝わって来るからだと思う。特に、男性のほうからは、今の二人の関係をこの場限りのものにしたくないという想いが伝わって来るのだ。しかし、女性には事情があり・・・・・・。

 名前も知らない男女がラブホテルで何度も身体を重ね合うような作品を気に入ってしまうなんて、おかしいんじゃないかと思われるかもしれない。この作品を鑑賞されていない方たちにとっては当然のことだろうと思う。私がこの作品を気に入ったのは、男女が互いを知るための身の上話を始めたところである。その中には、これまで誰にも語ることのなかった秘密まで含まれている。単に行きずりだけの関係ならば、互いの身の上話など語り合う必要もない。しかし、二人は互いの名前を確認し合うことから始まって、いろいろな話をする。その間に、互いに相手のことを大切に想う気持ちが生まれているのは間違いない。

 ほとんどのシーンがラブホテルの中で撮られているというのに、これほど見応えのある作品に仕上がっているのは、やはり構成と脚本が良いからなのだろう。日本では未公開の作品でありながらも、DVD化はされているようなので、機会があればレンタルビデオ屋さんで探してみるのも良いかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 見応えのある作品を作るのに、大掛かりなセットは必要ないということを、この作品がしっかりと証明してくれると思います。本作が日本で未公開のままであるのは、単に偏見であるように思いますね。こういう作品は、ミニシアター系映画館で上映されるような作品ですね。

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2013.08.23

自然の音が私たちを癒してくれる

ファミリーレストランで行われていたプレゼンテーションの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。私が住んでいる兵庫県にも、久し振りに雨が降りました。本当に、何日振りの雨だったのでしょう。仕事帰りにかなりの大雨に見舞われてしまったのですが、恵みの雨だったので、かえって気持ちがいいくらいでした。そして、雨が上がった頃に、支度を整えて、ガンモと一緒に私の実家まで移動しました。この週末はガンモも休みが取れたので、一緒に帰省することになったというわけです。

 母が肺がんになったときに、何とかして母の心と身体を癒す方法はないものかと模索してした。そして見付けたのが、『聴くだけで体が変わるサウンドヒーリング』というCD付きの本だった。

 この本に付属のCDには、中田悟(なかださとる)さんという方が録音された小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどの自然の音が収録されている。私自身もこれらの自然の音に耳を傾けてみて、とても癒されると実感したので、早速、CDプレイヤーとともに中田悟(なかださとる)さんが録音されたという自然の音が収録されたといういくつかのCDを母に贈ったのだ。しかし、当時の母はこのCDを必要とはしていなかった。

 あれから二年余りの歳月が流れ、身体を動かせなくなってしまった母には、やはりこのCDが必要だと思い、父に頼んで母の病室にCDプレイヤーとCDを持ち込んでもらった。そして、私が何枚かのCDを選び、CDプレイヤーで再生してみたところ、何と、日中を通して眠ることが多くなっていた母がしっかりと目を開けたのだ。しかも、ほとんど言葉が出ない状態だったというのに、何か言葉を発するようにまでなったのだ。これは驚きである。

 病室を訪れた看護師さんが、これらの自然の音を聴いて、
「うわあ、この音、何? 癒される!」
と感動してくださった。決して、お世辞を言うような看護師さんではないので、きっと感じたままを口にしてくださったのだろうと思う。しかも、
「出産するときに、こういう音を聴きながら出産したかった。一人目の子を産むときは大変だったから」
とまでおっしゃったのだ。

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 残念ながら、これらの素晴らしい自然の音を録音された中田悟(なかださとる)さんは、ご病気のために既に亡くなってしまっている。それでも、彼が録音されたという数々の自然の音は、今でも多くの人たちを癒し続けているようだ。実際に、これらの自然の音が、がんの補完療法としても用いられているそうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどの自然の音は、何度繰り返して聴いても飽きないですね。音に癒しの効果があるということを、改めて実感させられました。自動で繰り返し再生するようにして、母の病室でずっと流しています。

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2013.08.22

ファミリーレストランで行われていたプレゼンテーション

映画『雑魚』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いつも通勤列車でお目に掛かる男性がいるのですが、毎日、頭に違うバンダナを巻いていらっしゃいます。おそらく、その日の気分によって変えているか、その日に着ている服と合わせてバンダナを選んでいらっしゃるのだと思います。自分の世界を大切にしていらっしゃる方なのだなと思いました。

 仕事帰りにとあるファミリーレストランに寄って食事をした。そのとき、隣のテーブルに女性が二人いらっしゃった。その会話の内容からすると、それほど親しくはなさそうな間柄のようだった。

 一人の女性が席を立ったまましばらく帰ってこなくなったかと思うと、別の女性がやって来てそのテーブルについて、残っていた一人の女性と話を始めた。やはり、それほど親しくはない間柄のようである。

 このテーブルに集まっているのは、一体、どのような間柄の方たちなのだろうとぼんやりと考えていると、しばらく席を外していた女性が若い男性と一緒にテーブルに戻って来た。どうやら席を外していた女性は、その若い男性を迎えに行っていたらしい。その若い男性は、その女性たちとプライベートで親しくしている間柄というよりも、どことなく営業マンらしい雰囲気が漂っていた。ダイエットのために、最寄駅の一つ前の駅で降りて、歩いて通勤しているなどと言っていた。私が見た限りでは、太っているタイプの男性ではなかった。

 こうして隣のテーブルには、四人の男女が集まったわけだが、やはり全体的にどこか遠慮のある間柄であるように思えた。私は、「会社がらみの集まりでもなさそうだし、趣味の集まりでもなさそうだし、一体何の集まりなのだろう?」と不思議に思っていた。

 何故、隣のテーブルのことがこんなにも気になってしまったかというと、私が利用していたテーブルと隣のテーブルは、距離にして二十センチも離れていないほどだったからだ。

 四人の間では、最初のうち、軽い近況報告のような形で会話が交わされていたのだが、そのうち、私から一番近い席に座っている女性が、ある商品を使った感想を述べ始めた。商品の名前もそれとなく聞こえて来たのだが、ここでは伏せておくことにしよう。その女性は、お風呂から上がったときにその商品をワンプッシュあるいはツープッシュ使っていて、調子がいいそうだ。集まっていた人たちは、その女性の話を聞き、同席していた他の女性たちも、その商品について何かしゃべっていたようだった。

 しばらくの間、その商品を話題に歓談しているようだったが、やがてその歓談の時間を終わらせるかのように、若い男性が口を開いた。
「今日は、皆さん、お忙しいところ、お集まりくださいましてどうもありがとうございます」
それを聞いた私は、やはりその男性は営業マンだったのだと思った。

 チラッと隣のテーブルを見てみると、若い男性は小さなノートパソコンをテーブルの上に広げていた。一体何が始まるのだろうとそのまま見守っていると、若い男性の説明が始まった。

 その若い男性は、女性たちに購入してもらっているその商品を、小遣い稼ぎの目的で、他の人たちにも広めてもらうために、女性たちに声を掛けたようだ。若い男性は、
「決して安い商品ではないと思いますので・・・・・・」
などと言っている。なるほど、決して安くはないその商品を買ってもらって経済的な負担をかけてしまっている消費者に、お小遣い稼ぎの目的で、商品を広めてもらおうとする集まりらしい。

 営業マンらしい若い男性は、商品に関して、もっとテレビや新聞、雑誌などで大々的に広める方法もあるのに、こうして口コミのような形で広めようとするのは、大々的に広める方法を取ると、宣伝費が商品に上乗せされてしまい、商品の価格がつり上がってしまうからだと言った。なるほど、それはその通りだと思った。そのため、その商品は、口コミという形で広めているのだそうだ。

 若い男性は、持参したノートパソコンを使いながら、女性たちにプレゼンテーションを行っていた。ちなみに、女性たちが購入している商品は、一万円くらいのものらしい。しかし、原価は二千円くらいなのだそうだ。若い男性は、テレビのコマーシャルなどで有名な商品を挙げて、その原価がひどく安いものであると言った。その話が本当だとすれば、原価が二千円のものを一万円で売るのは、それほど暴利というわけではないように思えた。要するに、若い男性は、他の商品を例に挙げて、自分たちが売っている商品は、宣伝費を上乗せして売っているわけではないということを言いたかったらしい。

 私は、こんな世界があったのかと驚きを覚えながら、そのファミリーレストランをあとにしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いやはや、私の知らない世界を見せられた気がします。女性たちは、まだその商品を使い始めたばかりなのでしょう。商品の感想を述べるときに、まだまだ新鮮な気持ちが伝わってきました。このようなプレゼンテーションがファミリーレストランで行われていたのですね。

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2013.08.21

映画『雑魚』

自転車のシフト(番外編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。他の人たちと時期をずらして夏休みを取得されている方がいらっしゃるのですが、その方が何やら祝儀袋に入ったお金を受け取っていたので、何か表彰されたのかと思い、尋ねてみると、何と、ご結婚されたのだそうです。なるほど、それで、新婚旅行に出掛けられるのだと思いました。行き先を尋ねてみれば、まだ私が行ったことのない国(たくさんありますが(笑))でした。乗り継ぎも入れると、片道ほぼ丸一日掛かるようです。きっと二人ならば、楽しい新婚旅行になることでしょう。

 本作を鑑賞したのは、三月三十一日のことである。本作もまた、Gyao!で無料鑑賞した。日本では未公開のスペイン映画である。

 鑑賞してみて驚いたのだが、かなり利己的な主人公が登場する。日本のわらしべ長者をとことんワイルドかつ冷血に仕上げたような作品である。

 刑務所を出所したばかりのセバスチャンは、叔母の家を訪ねて乱暴にお金をせびる。叔母の髪の毛を引っ張り、叔母の髪の毛にライターで火をつけて、その火で堂々と煙草を吸うという残忍ぶりは、その後の展開がいかに恐ろしいものであるかを想像させる。

 セバスチャンは、事故を装い、水産会社で働くラウルという老人を弱い立場まで追い込んで近付く。ラウルと知り合いになれたことをきっかけに、セバスチャンは水産会社で働けるようになる。というのも、セバスチャンは、最初から水産会社の社長ラモンに狙いを定めていたのだ。ラモンを利用して、次第にのしあがって行くつもりでいたのである。ちなみにラウルは、多少、悪の道に染まってはいるものの、本作に登場する唯一の善人だと思う。

 そこからは、ワイルドかつ冷血なわらしべ長者の物語となる。のし上がって行くために手段を選ばないセバスチャンと、水産会社の社長という表向きの顔とは裏腹に、麻薬取引のビジネスを行っているラモンは、立場上の違いはあったとしても、似た者同士なのかもしれない。しばらくは互いに相手を利用する関係が続くのだが・・・・・・。

 このようなワイルドかつ冷血名スペイン映画を鑑賞すると、日本のわらしべ長者が実に誠実に思えて来る。わらしべ長者の主人公は決して腹黒いわけではなく、偶然を利用して大金持ちになって行った。わらしべ長者の主人公がそうした結末を迎えることができたのは、彼がこれまで誠実に生きて来たからだろう。それは、はっきりとサクセスストーリーと言えるものだ。そういう物語にはどんでん返しは必要ない。しかし、本作のようなワイルドかつ冷血な物語には、どんでん返しが必要なのだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何とも恐ろしい作品でしたね。刑務所から出所したてで、身だしなみにも気を使わないセバスチャンがラモンに気に入られて垢抜けて行くプロセスはなかなかのものでした。しかし、この作品の中のどこにも愛がないのが難点ですね。<苦笑)

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2013.08.20

自転車のシフト(番外編)

出会いたい人の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 帰宅すると部屋の温度が三十三度以上まで上昇していました。夜にこの室温ですから、昼間にエアコンをつけないでいると、何度くらいまで上昇しているのでしょうか。先日、母を見舞ってくれた母の従姉も熱中症にかかったと言っていました。確かに、朝からものすごい日差しが照りつけていますからね。私は、朝、七時過ぎに家を出て行くのですが、帽子をかぶらないと自転車には乗れないくらい強い日差しです。どうか皆さんも、くれぐれもお気を付けくださいね。

 これまで私が乗っていた自転車がパンクしたために、私はガンモが二年ほど前に購入した自転車に乗るようになったわけだが、ガンモはというと、自分の古い自転車を直してしばらく乗っていた。

 ところが、お盆でいつもよりも早めに仕事を上がることができたガンモと仕事帰りに待ち合わせをして、自宅の最寄駅近くのお店で一緒に晩ご飯を食べようとしたところ、
「今朝、自転車のチェーンが外れたから、遠出はできないよ」
とガンモに釘をさされた。

 そのため、自宅の最寄駅前にあるおしゃれな洋食屋さんに入って晩ご飯を食べて帰ることにした。しかし、晩ご飯を食べ終えてから帰宅するまでの間に、ガンモの古い自転車のチェーンは数回に渡って外れてしまった。ガンモはその度に、自転車の前かごから荷物を下ろし、チェーンを着けた。

 どうやらガンモの古い自転車はチェーンがすっかり伸びてしまっているために、チェーンを縮めなければ、何度でもチェーンが外れてしまうらしい。私の古い自転車も、以前、ガンモにチェーンを縮めてもらったことがある。これがかなり大変だったらしい。そのときに使っていた工具が使えなくなってしまったとのことなので、ガンモはAmazonで新たな工具を取り寄せたようだ。

 その後、ガンモは自分の古い自転車をひとまず置いておいて、私の古い自転車を直して使い始めた。すると、自宅の最寄駅の駐輪場で働いているおじさんがそのことに気付いたのだろう。私のところにやって来て、
「ご主人さんが、奥さんの自転車に乗られてますね」
とおっしゃるのだ。さすが、いつも自転車を預かってくださっているだけある。誰がどの自転車に乗っているかをちゃんとチェックされているのだ。私は、
「そうです。その自転車に乗っているのが私の夫なんです」
と言っておいた。

 そのことをガンモに報告すると、
「俺も自転車に空気入れてもらえるのかな」
と言った。ガンモは私と違って、駐輪場のおじさんとコミュニケーションを取ったりはしていない。だから、例えこれまで私が使っていた自転車に乗っていたとしても、自転車に空気を入れてもらえたりはしないだろう。私はガンモに、
「その自転車だから空気を入れてくれたわけじゃなくて、私が乗っている自転車だから空気を入れてくれたんだよ」
と言っておいた。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ガンモは、自転車に空気を入れてもらえるのではないかと期待しているようですが、その自転車だから入れてもらえるというわけではないのです。(苦笑)ガンモも駐輪場のおじさんとコミュニケーションを取ればいいと思うのですが、やはり苦手みたいですね。おそらく、私がコミュニケーション全般を担当してしまっているために、必要に迫られることがないのでしょうね。

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2013.08.19

出会いたい人

映画『ザ・マスター』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 母の入院している病院に二泊して、高速バスで帰宅しました。帰りの高速バス(通常便)もひどく混んでいましたね。お盆明けだからでしょうか。それを思うと、やはり夜行高速バス(夜行便)は孤立した三列シートですので、それぞれの利用客のパーソナルエリアが守られている上に椅子も深く倒せるので快適だと思います。

 正直言って、母のことで頭がいっぱいだ。ほとんどの病は治癒に向かって行くというのに、がんは違う。ある時期を過ぎると、急速に一つの方向に向かい始める。

 状況は違っていたとしても、誰でもいつかは似たような経験をするはずなのに、みんな、それぞれのタイミングでそれぞれ個別の問題に向き合うことになる。過去に友人が今の私と同じような状況に直面しているとき、また、ガンモが過去に二回も今の私と同じような状況に直面しているとき、ちゃんと支えになってあげられたのだろうかと反省する。おそらく、私は支えにはなってあげられなかっただろう。それは、私にそこまでの経験がなかったからなのかもしれない。支えになろうとしても、言葉だけの励ましにしかならなかったように思う。

 今は、人から受ける言葉や態度にナーバスになってしまっている時期でもある。純粋な愛以外の何ものも受け付けたくないような、そんな感じだ。愛の源にたどり着くことができれば、そこからエネルギーを分けてもらえるのにとも思う。あるいは、真実の言葉だけを使う、純粋な愛に生きている人と少しでもふれあいたい。その、愛に溢れた生き様を見て、私も強くなりたい。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 「ご飯を食べることができて良かった」、「おしっこがたくさん出て良かった」、「便が出て良かった」など、多くの人たちにとっては日々当たり前のことが、病人の家族にとっては大きな喜びになりますね。時間を止めたり、巻き戻したりすることができれば、どんなにいいだろうと思います。しかし、どうもそれは望めそうもないから、真実の言葉だけを使う、純粋な愛に生きている人に出会いたいです。

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2013.08.18

映画『ザ・マスター』

有り難い差し入れの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。私の実家からそれほど遠くない場所で、スーツケースに入った女性の遺体が発券されたとニュースで知り、驚いています。そんな事件が起こるような場所ではないので、外部から来た人が遺棄したのではないかと思っています。この事件の今後の経過を見守りたいと思います。

 本作を鑑賞したのは、三月二十九日のことである。年齢は違うが、私と同じ誕生日のフィリップ・シーモア・ホフマンが宗教団体の教祖ドッドを演じている。そのドッドとひょんなことから知り合い、絆を深めて行ったのは、ホアキン・フェニックス演じる元海軍兵士のフレディである。アルコール依存症のフレディは、アルコールを飲む度に問題を起こしていたのだが、いろいろな材料を集めておいしいカクテルを作ることができるという特技がドッドに気に入られたらしい。

 映画の中に出て来る宗教団体の教祖は、たいてい、どこか胡散臭い存在として描かれている。本作も例外ではない。映画の中にもスピリチュアルなものを求めたい私としては、胡散臭い新興宗教の教祖ではなく、その霊性に強く惹かれるようなキャストであって欲しかった。しかし、残念ながら、本作もまたスピリチュアルな領域に傾いた作品ではなかった。フレディは、それほど霊性が高いとは言い切れないドッドと近い存在になって行く。

 何となく全体を通して、心理学の教材にでも使われそうな構成だったと思う。私は、二人は、互いに持ちつ持たれつのバランスが取れていたことで強く結びついたと思っている。しかし、そうれはない解釈もありそうだ。DVDでじっくり鑑賞して、登場人物の心理的な描写を追いかけてみるのも面白そうだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 簡単にレビューを済ませてしまいましたが、登場人物の気持ちをもう少し丁寧に追ってみると、楽しみも増えると思います。私は何となく鑑賞してしまったのですが、これまであまり鑑賞したことのないような内容だったことは確かです。フレディがドッドに傾倒して行くプロセスまでは強く惹き付けられたのですが、結末までのインパクトが少なかったように思います。インターネットを検索してみると、徹底的な解釈をされている方たちがいらっしゃって驚きました。

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2013.08.17

有り難い差し入れ

濃厚な時間(17)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ほんの少し涼しくなっているのでしょうか。母の入院している病院に泊まって朝を迎えると、実家にお風呂に帰っているのですが、そのときにエアコンの入った部屋とエアコンの入っていないエリアとの温度差がそれほど大きくないように感じられました。この調子で涼しくなってくれるといいですね。

 金曜日の深夜に実家の最寄駅に着いたので、母の入院している病院には夜が開けてから足を運んだ。実家から自転車に乗って、母の入院している病院に向かって走っていると、私が夏休みを終えて兵庫県に戻っているわずか六日の間に、病院近くの田んぼに変化が訪れていた。新たな案山子(かかし)が設置されていたのだ。

病院近くの田んぼに新たな案山子が設置されていた

こちらも案山子(かかし)の一種。風で動くので、鳥避けになるようだ

 子供の頃は、こうした案山子を当たり前のように目にしていたはずなのに、田舎を離れて都会で生活するようになると、こうした光景がとても新鮮なものに映ってしまう。

 先週末までの夏休みを母と過ごし、日曜日に兵庫県に戻ってからわずか六日後に再び母と対面したわけだが、母はほとんど会話ができなくなってしまっていた。ときどき、「うん」と返してはくれるものの、その返事が正しいこともあれば正しくないこともあった。また、父や私が問い掛けても、何も返してくれないことも多くなってしまった。

 そんな状況の中、親戚の人たちや母の友人たちが母を見舞ってくれている。中でも有り難いのが、母のいとこに当たる人たちで、母に果物などの差し入れを持って来てくれるばかりか、付き添いをしている父や私にまで差し入れしてくれたりする。

母の従弟のお嫁さんからの差し入れ。おいしいちらし寿司とアスパラガス。フードポットに入っているのは、即席のお味噌汁

 こちらは、母の従弟のお嫁さんが作って持って来てくれたおいしいちらし寿司とアスパラバスである。母の従弟は、アスパラガスを作っているのだ。持って来てくれたアスパラガスには、ご丁寧にマヨネーズに七味辛子を軽く振りかけたものが添えられていた。私は、持参しているフードポットに即席の味噌汁を注ぎ、これらの差し入れと一緒にいただいた。

 病院に長くこもるとなると、こうした差し入れはとても有り難いものだ。何故なら、病院では、入院患者にしか食事が供給されないからだ。そのため、付き添い人は自ら食べ物を持参することになるのだが、付き添う時間が長くなると、それもままならない。おまけに、夏は食べ物がいたみ易いので、病室の冷蔵庫に食べ物を保存できる期間も限られている。私は、父と交代で母の付き添いをしているため、私が病室にいるときは父が私の食べ物を運んでくれている。とは言え、私がいないときは、父が毎日、一人で母に付き添ってくれているため、せめて私が帰省しているときは、できるだけ父に休んで欲しかった。今回の差し入れのおかげで、父は私のために昼食を病院まで運ぶ手間を省くことができたため、夕方まで自宅でゆっくり休むことができたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 食べ物の差し入れは、タイミングもありますが、とても有り難いですね。ちなみに、一ヶ月ほど前にも、同じく母の従弟のお嫁さんが、おいしいちらし寿司とうなぎを差し入れてくれました。味が絶品なので、いつも楽しみなのです。

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2013.08.16

濃厚な時間(17)

映画『ヒトラー ~最期の12日間~』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。週末を母のところで過ごすために、またまた高速バスに乗って帰省しました。今回は夜行便が取れなかったため、仕事を終えてから、通常便の最終便に乗り込みました。通常便は、夜行便と違って二人掛けのシートなので、ほぼ満席の高速バスを利用するにはちょっぴり窮屈でしたね。それでも、通常の睡眠時間とは別枠で睡眠時間を確保できるのは、寝不足の私には有り難いことかもしれません。それでは、濃厚な時間(16)の続きを書かせていただきます。今年の六月の終わりから七月の初めにかけての出来事であります。現在の母とは、病気の進行具合が違っています。

 母が退院する少し前、母のリハビリに付き添って病室を離れた。リハビリを終えて母の病室に戻ってみると、テーブルの上にキャラメルコーンが二つ並べて置かれていた。それらは二つとも七夕仕様のキャラメルコーンで、中に星の形をしたキャラメルコーンが入っているというものだった。誰が持って来てくれたのだろうと不思議に思っていると、ガンモが、母や私がいない間に病室に来て置いて行ってくれたことがわかった。

 母は、そのキャラメルコーンをすっかり気に入ったようだった。もともとキャラメルコーンはガンモの好物で、そのことを知った母がガンモに良くキャラメルコーンを買っておいてくれた。しかし、今度はガンモが母にキャラメルコーンをプレゼントしてくれたというわけだ。

 実際、七夕仕様のキャラメルコーンの中には、星の形をしたキャラメルコーンが入っていた。母と私は星の形をしたキャラメルコーンを見付ける度に、願いごとを託した。母も私も、何を願っているのかは、お互い、はっきりと口にはしなかったが、母の願いが「病気が良くなりますように」という願いであったことは間違いないだろう。

 母はこのことをきっかけに、食事をしたあとにお菓子を食べるようになった。食べても食べてもお腹がいっぱいにならないようで、病室の戸棚の中にお菓子を置いておくと、車いすで戸棚まで移動し、自分で戸棚を開けてお菓子を食べていた。冷蔵庫の食べ物も然りである。母はまるで、人が変わったかのようにたくさん食べるようになったのだ。

 退院してからも、その傾向は続き、ご飯を食べる前に食パンを食べたりした。とにかく、母の食欲が旺盛だったので、私たちは安心していたのだが、今になって思えば、後にあまり食べられなくなることを本能的に感じ取っていたために、食べたいと思うものを、今のうちにできるだけ食べておきたいと思っていたのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m この頃、母の食欲はとにかく旺盛でしたね。それで私たちは調子が良いと喜んでいたのですが、それはほんの束の間の出来事だったのです。

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2013.08.15

映画『ヒトラー ~最期の12日間~』

老眼鏡 + PCメガネの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。皆さん、お盆休みを満喫されているでしょうか。ほとんどの会社がお盆休みなので、ガンモも早い時間に帰宅できています。帰りに三宮あたりで待ち合わせをして、一緒に晩ご飯を食べています。今日はおいしくて格安の中華料理のお店を発掘して、幸せな気分で帰宅しました。

 本作を鑑賞したのは、三月十七日のことである。本作もまた、Gyao!で無料鑑賞した。

 鑑賞しているうちに、「あれ? この動画はどこかで観たことがあるぞ」と思った。何年か前に、グルーポンのおせち料理が届かなかったか何かで問題になったことがあったのだが、そのときに、ヒトラーがグルーポンについて激怒しているという日本語の字幕が添えられた短い動画がYouTubeに公開されていたのだ。

 そのときの動画がまだ残っているかどうか探してみたのだが、見当たらなかった。おそらく、削除されてしまったものと思われる。その替わりと言っては何だが、同じように本作でヒトラーが激怒しているシーンに日本語の字幕が勝手に割り当てられた動画をご紹介しておこう。

動画タイトル:「クリスマスについてお怒りのようです」

 さて、本作は、追いつめられたヒトラーが自殺するまでの十二日間を、ヒトラーの個人秘書だったトラウドゥル・ユンゲの証言によって再現したものらしい。

 ヒトラーというと、独裁者として有名だが、本作のヒトラーはとても弱っている。本作だけのヒトラーを追うならば、この人が本当に独裁者なのかと疑ってしまうほどだ。しかし、視点を変えれば、栄枯盛衰という言葉がぴったり当てはまることに気付く。頂点を極めた(という表現は、ヒトラーに対しては不適切かもしれないが)人は、いつか下落して行くということだ。

 本作の中には、ヒトラー夫人となったエヴァ・ブラウンが登場する。私から見ると、彼女にはあまり魅力を感じない。どこか、感覚が麻痺してしまっているように見える。もっとしっかりして欲しい人だ。

 ヒトラーを演じているのは、ブルーノ・ガンツという俳優さんだ。私の思い違いかもしれないが、彼に似た人が映画『我が教え子、ヒトラー』でヒトラーの役を演じていた。しかし、調べてみると、映画『我が教え子、ヒトラー』でヒトラーを演じていたのはヘルゲ・シュナイダーという俳優さんだった。ちょび髭を生やして怒っていれば、意外と誰でもヒトラーになり切れるのかもしれない。

 本作のヒトラーは弱っていると書いたが、権力があった頃の威厳をどこまでも保とうとしているヒトラーの姿に人間らしさを感じてしまった。実際のヒトラーが本作のヒトラーのようであったかどうかはわからないが、部下たちが少しずつヒトラーのもとから離れて行く中で、ヒトラーのいる地下要塞には既に危険が迫って来ているというのに、彼のもとを離れたがらない人たちもいた。

 ときどき、地下要塞が崩れてしまうのではないかと思えるほどの爆撃の影響を受けながらも、地下要塞の中では、パーティのようなものが行われたりして、酒びたりになっている人たちもいた。現実を見つめようとはせずに、逃避に走っていたのかもしれない。

 もはや敗戦を余儀なくされている状態で、ヒトラーとともに地下要塞に残り続けるか、それとも安全な場所へと逃亡するか。いろいろな選択肢があったのだが、ヒトラーへの忠誠心が強い人たちは、地下要塞内で自決したり、家族で地下要塞に移って来て、幼い子供たちを眠らせておいて、殺したりした。

 客観的に見れば、ヒトラーは世界で最も残忍な大量殺人を指示したはずの人なのに、そのヒトラーに誓った忠誠心を、自らの身の危険も省みずに持ち続けたことに驚きを覚えた。その忠誠心は、彼の持つカリスマ性への憧れだったのだろうか。敗戦を目前にしてもなお、ヒトラーへの忠誠心が薄れなかった人たちがいるくらい、その人たちにとってのヒトラーは偉大な人だったのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作は、ヒトラーの全盛期ではなく、ヒトラーが窮地に追い込まれてからの十二日間を描いた作品とされています。いろいろなヒトラーが映画になっていますが、本作のヒトラーが最も人間らしく見えてしまうのは私だけでしょうか。

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2013.08.14

老眼鏡 + PCメガネ

I'ne TV & RADIO World Seekerを買ってみたの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。佐久間正英さんの転移性脳腫瘍の手術が無事に終わったそうですね。本当に良かったです。他の臓器への転移はあるものの、思うようにギターを弾けないという状況については、ひとまず回避されるのではないでしょうか。

 最近、仕事中のパソコン操作や資料を読むとき、また、通勤電車の中で携帯電話を操作するときなどに老眼鏡を手放せなくなってしまった。私は、外出するときはたいていコンタクトレンズを装着している。そのため、老眼鏡は+1.5の既製品を愛用している。百円ショップで購入したものもあれば、ポンパレや楽天市場、また、露店で購入したものもある。どれも、高くてもせいぜい千五百円程度のものだ。

 それに加え、最近、パソコン操作などによる目の疲れを防ぎきたいと考えるようになり、流行りのブルーライトをカットしてくれるPCメガネも欲しくなってしまった。そこで、早速楽天市場で探してみたところ、日本眼鏡普及協会光学器検査協会、試験成績書が証明する透過率!PCメガネ\送料無料★PC用メガ...を見付けたので、早速、注文してみた。もっと安価なPCメガネもあったのだが、ひとまず目に留まったのがこのメガネで、デザインも気に入ったので、これに決めたのだ。

 商品が届いてすぐに使い始めたのだが、良く考えてみると、私は仕事中に老眼鏡を愛用していることを思い出した。ということは、コンタクトレンズの上に老眼鏡とPCメガネを重ねて使用することになってしまうのだろうか。いやいや、いくら私が個性的なキャラクターであるとは言え、さすがにメガネを二つも重ねて仕事をする勇気はない。

 そこで考えたのが、クリップ式(跳ね上げ式)の老眼鏡を購入することだった。楽天市場で購入した日本眼鏡普及協会光学器検査協会、試験成績書が証明する透過率!PCメガネ\送料無料★PC用メガ...の上にクリップ式(跳ね上げ式)の老眼鏡を付ければ、メガネとしては一つで良いのではないかと思ったのだ。そして、またまた楽天市場でクリップ式(跳ね上げ式)の老眼鏡ワンタッチ装着で眼鏡が老眼鏡に!跳ね上げ式!【TWOSEEM(ツーシーム)】老眼クリップアップレ...を購入した。

ベースはPCメガネで、跳ね上げているのは老眼鏡

ありがたいことに、PCメガネはケース付きで届いた

 とは言え、これまた良く考えてみると、もともと老眼鏡はたくさん持っているので、やはり老眼鏡を増やして行くよりも、跳ね上げ式のPCメガネを追加で購入するほうがフレキシブルに活用できるのではないかと思い直した。そこでまたまた購入したのが、パソコン・スマホのブルーライト対策にコモライフ 217968 クリップオンパソコンレンズである。

ベースは老眼鏡で、跳ね上げているのはPCメガネ

PCメガネを跳ね上げずにいると、まるで偏光グラスのようで怪しい

 この跳ね上げ式のパソコン・スマホのブルーライト対策にコモライフ 217968 クリップオンパソコンレンズは、暗めのレンズだからか、パソコンの明るい画面を見ていても目が疲れない。

 自宅では、更に近視の分厚い度入りメガネが必要なのだが、さすがに分厚い度入りメガネを跳ね上げ式に変えることはできないので、状況に応じて、ときどき三つのレンズを重ねて使っているのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 決して快適とは言えないのですが、苦し紛れに老眼鏡とPCメガネを組み合わせて使っています。昔から、跳ね上げ式のメガネを使っているご老人がいましたが、まさか自分がそんなメガネを使うようになるとは思ってもいませんでした。(苦笑)

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2013.08.13

I'ne TV & RADIO World Seekerを買ってみた

映画『脳男』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。通勤電車がいつもよりも空いているので、既にお盆休みに入られた方も多いかもしれませんね。故郷でお盆休みを過ごされている方たちもいらっしゃるのではないでしょうか。久し振りに再会する人たちとの貴重な時間を楽しんでくださいね。

 またまたポンパレでメテックス I'ne TV & RADIO World Seekerアイネッティーヴィー 2機能タイプ MEINETV2-ORを購入した。

 上記サイトから商品の紹介文を拝借して、掲載させていただく。

●海外在住者や海外出張者はどこにいても日本の放送が聞け、とても便利。
●世界の音楽や番組が日本を始め、世界中のどこにいても聴けます。
●外国語放送も見聞きできますから、語学の勉強にも活用できます。
●パソコンへの録画・録音機能付き。
●カバー局数は常時更新、増え続けています。(2010年10月現在、ラジオ20,000局、TV5,000局 ニュース10,000本、ゲーム10,000種類)

 USBタイプのこの商品は、パソコンにセットすると、インストーラが起動されてソフトウェアがインストールされる。このソフトウェアは、どうやらインターネット上に公開されている無料ラジオや無料テレビのリンク集をまとめ、アプリケーションを操作することによって容易に視聴できるというもののようである。

 単なるリンク集ならば、わざわざお金を払う価値もあまりないと思うのだが、この商品が優れているのは、Webにアクセスしただけでは国情報が一致しないという理由で視聴できないはずのBBCのテレビ番組を視聴できるようになっていることと、再生中の番組をWMA形式の音声ファイルに保存することができるという点である。

 私は早速、Webにアクセスするだけでは見られないBBCのテレビ番組をWMA形式で保存してみた。そして、保存したファイルをmp3形式のファイルに変換して通勤途中に聞きたいと思い、Free Audio Converterをダウンロードした。

 これまで、私は通勤途中にmp3プレイヤーを使ってBBCのラジオサイトからリダイレクトして録音した英語を繰り返し聞いていたのだが、Windows 7のノートパソコンに変えてからは、オーディオ機能が劣化してしまった(リダイレクトに必要なサウンドデバイスがない。時間を掛ければ実現できるのだが、そこまでの時間と気力がない)ので、BBCのラジオサイトからの新たな番組をmp3化してはいなかったのだ。しかし、メテックス I'ne TV & RADIO World Seekerアイネッティーヴィー 2機能タイプ MEINETV2-ORFree Audio Converterが私の通勤環境をより快適なものに変えてくれた。

 とは言え、少しの不満もある。私は、BBC Radio 7で放送されているラジオドラマを中心に聞いていたのだが、メテックス I'ne TV & RADIO World Seekerアイネッティーヴィー 2機能タイプ MEINETV2-ORにはBBC Radio 7のチャンネルが含まれていなかったのだ。

BBC Radio 7の本家サイトを参照すると、"Radio 7 has become Radio 4 Extra."と書かれてあった。私のお気に入りのBBC Radio 7は、BBC Radio 4 Extraに変わったようだ。

 WMAファイルをmp3ファイルに変換するためにFree Audio Converterをダウンロードしたときに見付けたYouTubeをmp3に変換するというフリーソフトを見付けた。早速インストールしてみたのだが、実に良く出来ているソフトだと思った。以前から、YouTubeの音声をmp3化できるとは聞いていたのだが、このソフトは、mp3化したい動画のURLをクリップボードにコピーしておいて、YouTubeをmp3に変換するの画面に張り付けるだけでささっとmp3に変換してくれるのである。

 というわけで、これらのツールおかげで、私の通勤環境は、とても充実したものになったのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 発音を学び取るには、やはりネイティヴスピーカーの口の動きを見ることが必要だと思いますので、BBCのテレビ番組を観られるようになったのはうれしいことでありますね。とは言え、まだまだ使いこなせていない状況なので、また新たな発見がありましたら、ご報告させていただきたいと思います。

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2013.08.12

映画『脳男』

佐久間正英さんの"goodbye world"を読んでの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 夏休みが終わって仕事が始まったのですが、何と、社内で一番忙しいプロジェクトの助っ人として駆り出されてしまいました。こんな状況のときに、何ということでしょう。とは言え、とらえ方によっては、仕事が忙しいうちは、心配しているような出来事は起こらないということなのかもしれません。

 本作を鑑賞したのは、三月十六日のことである。予告編でキング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』が主題歌として流れていたので驚いた。というのも、イギリス英語と同様、プログレも私の耳にとても心地よく感じられ、キング・クリムゾンの来日公演にも足を運んだことがあるからだ。

 足早に走り去ってしまう予告編だけを見ると、何となく、生田斗真くん演じる脳男の鈴木一郎が犯罪者であるかのように思えてしまうのだが、そうではない。彼は、極悪犯罪を阻止するために、犯罪が起ころうとしている現場に駆けつけているのだ。

 極悪犯罪を起こしているのは、二階堂ふみちゃん演じる緑川である。緑川は、爆弾を自作するほどの頭脳がありながらも、爆弾を使って無差別殺人を行っている。彼女が笑うとしたら、人が苦しみを感じたときだろう。狂気に満ちた彼女の表情には、これまでの役柄とはまったく人柄が浮かんでいる。

 彼女と共演することの多い染谷将太くんもまた、本作では犯罪者の志村として登場している。坊主頭にした彼の控えめな笑顔を見ると、何だか本当に、隠れたところで少年たちにいたずらをしているように見えて仕方がない。本人たちが認めるかどうかは別にして、二階堂ふみちゃんと染谷将太くんは、リアルの世界で運命共同体のような関係なのではないだろうか。

 生田斗真くん演じる脳男の鈴木一郎は、ある意味、緑川と対極の存在かもしれない。一郎には感情がないとされているのだが、緑川が行っている極悪犯罪もまた、自分の本当の感情を押し殺さなければ実践できないと思うのだ。本当の感情が見えないという意味において、二人は正義と極悪で対極であるように見えた。

 一郎や志村を精神医学的に診ているのが松雪泰子ちゃん演じる精神科医の鷲谷真梨子である。松雪泰子ちゃんは、実に幅広い演技のできる女優さんである。今回、彼女が演じる鷲谷医師は、一郎に感情がないことに注目している。

 私は、何か強烈な体験をすると、人は感情を閉じてしまって自分自身を守ろうとするのではないかと思っている。要するに、意識レベルを下げるのだ。意識レベルを下げたほうが、自分が楽だからだと思う。一郎もまた、自分を守るために感情を閉じてしまったのではないかと思う。一方、志村のように、一見、感情を開いているように見える人は危険である。染谷くんの演技で、感情を開いているときに見せていた控えめな笑顔は、心からのものではないと私は感じた。どこかに闇が潜んでいるのがわかってしまう笑顔なのだ。それを感じたということは、それだけ、染谷くんの演技が素晴らしかったということでもある。

 本作の原作者は、一郎や緑川から感情を抜き取ることによって、本当は、人間にとって感情がいかに大切であるかを表現しようとしたのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 感情のない一郎を演じていた生田くんの演技もなかなかでしたね。どういうわけか、本作の写真を掲載したくても、彼が写っている写真が見当たりませんでした。彼の事務所が公開を許可しなかったのでしょうか。予告編の映像も極端に少なかったので、規制がかかっているのかもしれませんね。

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2013.08.11

佐久間正英さんの"goodbye world"を読んで

ホットヨガ(三五十回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 九日間の夏休みを母や父とともに過ごし、ガンモと合流して、兵庫県の我が家に帰って来ました。がんは手術で完全に取り除く以外の方法では治る病気ではないので、ある時期を過ぎると、急速に弱って行くのですね。弱って行く母を見守るのも実に辛い状況ではありますが、目を背けずに見守り続けたいと思います。

 ガンモから、「読むべし」というタイトルのメールが届いた。メールに書かれていたリンクを開いてみると、インターネットのニュースサイトなどの情報から私も知っていた、かつて四人囃子のメンバーだった佐久間正英さんがスキルス胃がんからの転移性脳腫瘍の手術を受ける前に綴ったgoodbye worldという記事だった。

 "goodbye world"の由来は、私自身もソフトウェア技術者なので良く知っている。佐久間氏がC言語を勉強していたということが意外でもあったが、それよりも書かれている文章がとてもしっかりしていることに大きな驚きを覚えた。佐久間氏の文章は、実際に死に直面されているだけあって、死に対する心構えが実にリアルだった。そこに書かれているのは、いつかは自分に訪れるはずの死を予想して書いた空想の物語ではなかった。

 他にも、様々なことを感じた。例えば、ギタリストとして活躍している彼が、「この人のためにギターを弾きたい!」と強く思えるほどの人との大切な出会いを果たしているということだ。おそらく、ギタリストという職業が彼にとっての天職であることの証なのだろう。私は、男女の愛をテーマに生きているためか、異性との出会いは運命的なものや魂が揺り動かされるような出会いを果たしてはいるものの、自分自身の仕事を通じて、そこまで思える人との出会いは果たしていない。

 現在、彼の置かれている、何とも励ましようのない厳しい状況に対して、パートナーの早川義夫さんがすぐにメールの返事をくれたということにも感動を覚えた。浅い関係ならば、何と言って励まして良いかわからない状況に陥ってしまうと思うからだ。このことからも、早川義夫さんと彼が一方通行の関係ではないことがうかがえた。

 母もまた、肺がんからの転移性脳腫瘍に苦しめられているわけだが、佐久間氏とは状況が違っている。佐久間氏は、手術が必要なほど大きくなってしまった転移性脳腫瘍を抱えながらも、これだけの文章を書くことができている。意識を集中させなければ、これだけの文章は書けないだろう。母は、転移性脳腫瘍ができた場所が悪かったからなのか、五月に入院した時点で文字が書けなくなってしまい、今ではほぼ全身麻痺で寝たきりの状態なので、佐久間氏のほうがずっと良い状態であると言える。

 がんの原発巣が脳ではなく、転移性脳腫瘍の場合は、多発することが多いと言われているが、この記事からは佐久間氏の転移性脳腫瘍が多発性かどうかまではわからなかった。母の場合は多発性で、脳内にたくさんの転移性脳腫瘍ができてしまったために、全脳照射という一生に一度しか受けられない放射線治療を三十グレーまで受けることになり、もはや治療法がない状態だ。ガンマナイフやサイバーナイフの照射を受けられる転移性脳腫瘍の大きさではあったものの、ガンマナイフやサイバーナイフの照射に適さない場所に転移性脳腫瘍ができてしまっていたのだ。

 転移性脳腫瘍が大きくなると、放射線治療は行えないので、佐久間氏のように手術を受けることになる。脳の手術ということで、リスクはかなり大きいとしても、少なくとも、転移性脳腫瘍を取り除くことができるという意味においては、手術は希望に満ちたものになるはずだ。とは言え、既に原発巣からのがんが他の臓器にも転移しているとのことなので、予後はわからないといったところなのだろう。脳の手術が成功し、彼がギターを思い通りに弾けるようになることを祈るばかりだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 彼の書いた文章は、本当にしっかりしていて驚きました。死に対する考え方の参考にもなりました。自己完結されているので、意見の述べようがありませんが、頭で考えたことを綴るのと、今、自分が感じていることを綴るのとでは、大きな違いがあるということを実感しました。

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2013.08.10

ホットヨガ(三五十回目)

映画『世界にひとつのプレイブック』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 日本各地で四十度近い気温が計測されているようですね。今年の夏は本当に暑いです。しかし、暑いからと言ってエアコンの効いた部屋で一日中過ごしても、何だか身体がだるくなりがちです。夏は汗をたっぷり掻いて過ごしたいものですが、なかなかそうも行きませんね。引き続き、熱中症には充分ご注意くださいね。

 夏休み前日の八月二日金曜日、またまた仕事帰りにホットヨガの三宮店のスタジオで、六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。今回も混雑しているようで、下段のロッカーの鍵を申し訳なさそうに渡されてしまった。実際、ロッカールームに入ってみると、かなり混雑していた。

 レッスンの参加者は十六名で、レッスンを担当してくださったのは、発声方法が変わったインストラクターである。

 今回は、比較的出入り口に近いヨガマットを陣取った。レッスン中、暑くなってしまうので、何度もスタジオの外に脱出するためである。

 レッスンが始まると、私の隣のヨガマットでポーズを取っている人が、玉のような汗を掻いているのが見えた。その方の汗が、私のヨガマットまで進出して来ていた。ホットヨガのレッスンで、そこまで汗が出て来るのはうらやましい限りである。

 鏡越しに、参加者の方たちのお顔を拝見してみると、先週の同じ時間のレッスンに参加されている方たちが多かった。その中には、私よりも年上と思われる方も含まれていた。ずいぶん身体の硬い方だったので、親近感がわいた。いつの間にか、その方をライバル視している私がいた。

 遮断機のポーズは、リラックスコースのレッスンの中でもスタジオの外に出て休憩したくなるポーズの一つである。スタジオの外に出て、受付から見えない場所で休んでいると、受付のスタッフに、スタジオから出て来たのが見えたのに姿が見えないと心配されてしまった。

 隣のスタジオでは、インドに行ったことのある新米インストラクターさんが骨盤コースのレッスンを担当されていた。ひょっとすると、今回初めて、骨盤コースのレッスンのデビューを果たされたのだろうか。私と一緒にリラックスコースのレッスンを受けていた方たちも何人か、その骨盤コースのレッスンに参加されていた。リラックスコースのレッスンが十九時半からで、骨盤コースのレッスンが二十時半からなので、まったく休みもなくレッスンに参加されるわけである。実にパワフルな方たちだと思った。

 一方、私はと言うと、レッスン後にプルプルマシーンを利用させていただいた。先日のくじ引きで引き当てたプルプルマシーンの利用券の有効期限がこの日までだったのだ。プルプルマシーンは初めて利用したのだが、確かにスイッチを入れスターとボタンを押すと力強くプルプルと震えて、脂肪が振動した。わずか十分間の利用だったが、思ったよりも長く感じられた。私はお腹の肉を減らし、下半身を鍛えたかったので、直立の姿勢でじっと立っていた。鍛えたい場所や脂肪を落としたい場所によって、ポーズが異なるらしい。なかなか刺激的な体験だった。

 このあと、夜行高速バスに乗って帰省することになっていたので、レッスンが終わると、コインロッカーに預けておいた荷物を取り出して、夜行高速バスに乗り込んだのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m プルプルマシーンに乗ると、脂肪がプルプルと震えます。それで、脂肪を落として行くのでしょうか。振動の強さを選べるようで、私が利用していると、インストラクターが強度を調整してくださいました。あまりにも振動が強いと身体に負担が掛かるので、ほどほどにしておきました。

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2013.08.09

映画『世界にひとつのプレイブック』

2013年夏休みの写真日記の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私が夏休みを過ごしている愛媛県には雨がしばらく降っていないようですが、東北地方の一部の地域では大雨による被害が出ているようですね。大雨による被害の大きい地域にお住まいの皆さんにお見舞い申し上げます。暑さも厳しいですが、いろいろな意味で厳しい夏を、皆さんが少しでも快適に過ごすことができますように。

 本作を鑑賞したのは、三月十六日のことである。当然のことかもしれないが、予告編を見たときと、実際に映画を鑑賞したあとでは、作品のイメージが大きく異なっていた。というのも、本作はミニシアター系映画館だけでなく、大型映画館でも上映されていたので、ひょっとすると、鑑賞したあとにがっかりしてしまうタイプの作品ではないかという懸念があったからだ。しかし、実際に鑑賞してみると、とても丁寧に作られた良い作品だと感じた。

 本作について、ごく簡単に表現させていただくならば、愛に傷付いた男女がダンスコンテストに出場して目標点をクリアするという共通の目的を通じて、互いに再生して行く物語である。しかも、親子関係などの伏線を上手に絡めてある。作品全体を料理に例えるならば、様々な調味料が絶妙なバランスを保っているだけでなく、おいしいデザートまで付いているような作品である。そういう意味では、単なる再生物語ではないのだ。

 妻に浮気され、妻の心が既に離れてしまっていてもなお、妻に対する想いが消えずにいるパットと、夫を交通事故で亡くしてしまい、その寂しさを穴埋めするために、同じ職場の男性たちと次々に関係を持ったティファニーが出会う。二人はダンスコンテストに出場して、目標点をクリアするという共通の目的を持つ。その試み自体がパットの父親の事業の存続に関わる賭けにも利用されている。

 パットは、浮気をしてしまった妻への未練が断ち切れないでいる。しかも、妻の気持ちは自分のところに戻って来るという妄想を抱いていて、妻の気持ちが既にパットにはないことがわかる冷静な人たちからすると、何とも切ない状況だ。そのため、ダンスコンテストへの出場も、ティファニーがしっかりリードして行くことになる。

 ゆえに、物語の進行の鍵を握っているのは、むしろティファニーのほうである。同じ職場の男性たちと次々に関係を持ってしまったティファニーだが、彼女のまっすぐな姿勢には感動させられる。あれだけさっぱりした性格ならば、誰からも好かれるだろう。彼女は、パットと出会ったことによって、しばらく見失ってしまっていた自分自身を取り戻したのかもしれない。

 それにしても、予告編から何となく結末を予想しているだけに、パットとティファニーがすぐには結びつかないところでやきもきしてしまう。引っ張り方がうまいのかもしれない。

 本作から得られる教訓とは、自分自身の気持ちに素直にならなければ、大切なものを見逃してしまう可能性があるということではないだろうか。あるいは、一つのことにとらわれすぎていると、大切なものを見逃してしまう可能性があると言っているようにも思える。とにかく、パットとティファニーと、彼らを取り巻く人たちとの滑稽なまでの絡み合いを堪能できる作品なのである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自分の夢に同意してくれる人というのは、のちに自分にとっての重要なパートナーになるのですね。ダンスコンテストを目指したのはティファニーのほうでした。パットはティファニーの目的達成のためのパートナーとなったわけですが、どうやら単にダンスのパートナーというだけではなかったようですね。予告編で二人の結末が見えていただけに、これほど惹き付けられ続ける作品だったとは思ってもいませんでした。

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2013.08.08

2013年夏休みの写真日記

ホットヨガ(三四九回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 携帯電話の緊急地震速報には驚きましたね。思えば、私の携帯電話で緊急地震速報が鳴ったのは初めてだったかもしれません。奈良県で地震と聞いて、まずは奈良に住んでいる人のことを想い、その後、兵庫県にいるガンモは大丈夫だろうかと思いました。地震が起こる少し前にガンモと電話で話をしていて、今日のうちに私のいる愛媛県まで移動するかもしれないと言っていたのです。すぐにガンモに電話を掛けたのですが、発信してもすぐには繋がらず、二~三回トライしているうちにようやく繋がりました。ガンモはまだ自宅にいて、揺れはまったく感じていないとのことでした。結局、緊急地震速報は誤報だったようですが、大きな地震が起こりそうな状況なのに、緊急地震速報が発信されないよりは良かったのかもしれませんね。

 今回は、私の夏休みの写真日記を書いてみようと思う。

 現在、愛媛県にある実家で過ごしている私は、母の入院している病院と実家を自転車で往復するときに夏を大いに感じている。私は、つばの広い麦わら帽子をかぶり、首からはデジタル一眼レフをぶら下げ、自転車にまたがっている。そして、何か被写体になるものはないかと目を光らせているのだ。そんな私の期待に応えてくれるかのように、私の目の前に現れたものたちをご紹介させていただくことにしよう。 

アゲハ蝶

 アゲハ蝶が花の蜜を吸うことは知っていたが、蜜を吸うときに、胴体に力を入れている姿は初めて見た。

蓮の花

 れんこん畑に咲く蓮の花。何だかさとりを開いたような気持ちになってしまう。

マンホール

 実家のある旧東予(とうよ)市のマンホール。旧東予市の花、つつじが描かれている。

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵

 田んぼ近くの用水路の周辺にびっしりと張り付いているのは、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵である。見ているだけで鳥肌が立って来るので、小さめに写り込むように撮影した。

案山子(かかし)

 田んぼでは、立派な案山子が農作物を守っている。いろいろなタイプのも案山子があり、あちらこちらの田んぼで案山子の写真を撮影して写真集にすれば面白いものが出来上がるのではないかと思った。

トンボ

 この時期、あちらこちらでトンボが飛んでいるのが見える。子供の頃、トンボに噛まれて痛かったことを思い出した。

赤トンボ

 赤トンボも飛んでいる。

予讃線と田園風景

 少ない車両構成の予讃線がのどかな田園風景を走って行く。

草むらに隠れたカニ

 あぜ道を横歩きしている者がいると思えば、カニだった。しかし、恥ずかしがり屋なのか、素早く草むらに隠れてしまった。

川にいる鯉

 実家近くを流れる大きな川の中には、大きな鯉がいる。鯉も番(つがい)で行動するのか、二匹の調和が美しかった。

 とまあ、こんな夏休みを送っているわけである。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m どの被写体も、都会では見られないものたちばかりです。厳しい暑さの中で、これらの被写体に癒されています。ただ、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵だけは例外です。(苦笑)

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2013.08.07

ホットヨガ(三四九回目)

映画『愛、アムール』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m オフィスの冷房対策として、「ガンまる日記」の記事を参考にしてくださっている方も多いみたいですね。冷房対策カテゴリの中での私の一番のお勧め記事は、寝袋で人魚になるです。足の冷えに悩んでいらっしゃる皆さん、どうか災害用のアルミシートをご活用ください。できれば、パサパサと音を立てないタイプのものがお勧めです。本当に温かいですよ。

 七月二十六日金曜日、仕事帰りに三宮店のスタジオで六十分のリラックスコースのレッスンを受けた。金曜日の夜はいつも、二十時半から始まる六十分の骨盤コースのレッスンを受けていたのだが、仕事が落ち着いて、定時に退社できるようになったので、十九時半からのリラックスコースのレッスンに間に合うようになったのだ。これは大変うれしい限りである。というのも、リラックスコースのレッスンは、私の身体に一番合っていると思うからだ。

 レッスンを担当してくださったのは、一週間前に骨盤コースのレッスンを担当してくださった新米インストラクターさんである。やはり、発声方法が素晴らしく、とても心地よいレッスンを受けることができた。とは言え、私が異常に暑がりなため、レッスンの途中で何度もスタジオの外に出て休ませていただいた。

 インドに行ったことがあるという新米インストラクターさんも、隣のスタジオで行われていた九十分のベーシックコースのレッスンを担当されているようだった。ちょうど私がスタジオの外に出て休んでいるときに隣のスタジオで換気をされるタイミングでお目に掛かり、ごあいさつをさせていただいたのだった。

 その夜も、レッスンのあと、夜行高速バスに乗って帰省することになっていたので、レッスンバッグに着替えを詰めて持参したはずだったのだが、ホットヨガのレッスンのあとに着る予定の着替えをコインロッカーに入れて来てしまった。レッスンを終えたあと、帰宅せずにそのまま夜行高速バスに乗る予定だったので、仕事とホットヨガのレッスン以外に不要な荷物はコインロッカーに預けておいたのだ。しかし、どうやらレッスンバッグに詰め込んだのは、一部の着替えのみで、ホットヨガのレッスン用にまとめておいた着替えはコインロッカーに預けてしまったらしい。そのため、お腹を温めるための腹巻をレッスンを受ける前に脱いでおいて、シャワーを浴びたあとに再び身に着けた。いつもならば、腹巻を着けたままレッスンを受けて、着替えの中に持参した腹巻と取り替えるのだが、コインロッカーに預けてしまったので仕方がない。そんなやりくりをしながら、何とか着替えを済ませたのだった。

 受付に行くと、先ほどのレッスンを担当してくださった新米インストラクターさんがいらっしゃったので、これまでにどこかでヨガのインストラクターのお仕事をされていたのかどうか、尋ねてみた。すると、過去に経験はないとおっしゃった。私は更に、演劇の経験についても尋ねてみた。すると、演劇の経験もないと新米インストラクターさんはおっしゃった。そうだとすると、本当に素晴らしい表現力だと思う。

 ロビーに設置されたプルプルマシーンを気持ち良さそうに使っている方たちがいた。先日のくじ引きで引き当てたのだろう。私も当たっているので、近いうちに利用したいと思いながら、三宮店のスタジオをあとにしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m リラックスコースのレッスンは、受けていてとても気持ちが良かったですね。インストラクターが丁寧に導いてくださったので、とても気持ちの良いレッスンを受けることができました。

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2013.08.06

映画『愛、アムール』

濃厚な時間(16)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 猛暑が続いていますね。今、私がいる愛媛県でも、日中の最高気温が三十五度と予想されています。母の病室に泊まったあとは、お風呂に入るために自転車に乗って実家に帰るのですが、自転車でわずか数分の距離を走るだけでも、暑くて暑くてたまりません。母のお見舞いに来てくださるご高齢の方たちも、「暑うて何にもできん(暑くて何もできない)」とおっしゃっていました。皆さんもどうかご自愛くださいね。

 本作を鑑賞したのは、三月十五日のことである。第六十五回カンヌ国際映画祭で、最高賞となるパルムドールを受賞した作品で、メガホンを取っているのは、映画『ファニーゲーム U.S.A.』映画『白いリボン』のミヒャエル・ハネケ監督である。映画『ファニーゲーム U.S.A.』は、ご自身の過去の作品をリメイクしたもので、心理的な不快感を極限まで表現した作品だった。一方、映画『白いリボン』は、鑑賞後に余韻を長く引きずってしまうほど素晴らしい作品だった。

 パリに住む八十代の老夫婦ジョルジとアンヌは、かつて二人とも音楽教師だった。両親の血を引いたのか、音楽関係の道に進んだ娘がいるのだが、老夫婦とは離れて暮らしている。ある日、妻のアンヌの様子がおかしくなり、病院に搬送されて何とか一命をとりとめたものの、半身麻痺という重い後遺症が残ってしまう。しかし、病院嫌いのアンヌは自宅に戻ることを切望し、これまで二人で住んでいたアパートで老夫婦だけの密な生活が始まる。

 私は本作を鑑賞して、これはただごとではないと感じた。後味がものすごく悪い作品だったのだが、他にどのような選択肢があったのかと考えると、本作の結末以外に思い付くことはできなかった。

 本作の重い結末は、老夫婦のうちどちらかが病気になったときに、より元気なほうが介護をするという老人問題を突き付けているわけではないように思えた。何故なら、老夫婦には、離れて暮らしているとは言え、娘がいるからだ。私はむしろ、老夫婦の関係があまりにも密であるために、娘でさえも介入できなかったという問題が奥に潜んでいるような気がしてならない。あるいは、娘は娘で自分を守ることに必死で、両親が抱えている問題に首を突っ込むことができなかったとも考えられる。しかし、手を差し伸べてくれる娘がいながら、老夫婦だけの密な関係を貫き通したところに、私としては美しささえ感じてしまうのだ。

 圧倒されたのは、アンヌの気高さである。彼女は、半身麻痺という重い後遺症を抱えながらもなお、自分がこうありたいという理想を持ち続けていた。そして、自分自身の肉体がその理想からどんどん遠ざかって行くことに失望し、あることを口にするようになる。私には、アンヌのそうした気高い性格が、本作のような結末を招いたように思えた。現在の自分を正面から受け止め、病気に対して柔軟性を持つことの大切さを思い知らされたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 後味の悪い作品ではありますが、素晴らしい作品です。こういう愛もあるのだな、と思いました。愛するがゆえの行為と、愛もなく犯す罪とは、例え結果が同じであったとしても、そのプロセスが大きく異なっているのだと感じました。

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2013.08.05

濃厚な時間(16)

濃厚な時間(15)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。母の入院している病室に泊まっていると、仕事をしているときと同じように、夜の早い時間に就寝して、早朝に起きるというリズムを保つことができます。ただ、仕事のある日と違っているのは、母の病状によっては、夜中に起きて母の世話をしたりするということです。しかし、私は今、とても熱くなっていますので、それが苦痛ではありません。それでは、濃厚な時間(15)の続きを書かせていただきます。

 退院した母は、帰宅できたこたことを心から喜んだものの、一つだけ母の頭を悩ませる出来事があった。それは、母がずっとかわいがっていたはずの飼い猫が母を敬遠してしまうことである。

 母は、最初に入院した病院と転院した病院に、合わせて一ヶ月半ほど入院していた。その間に飼い猫は母のことをすっかり忘れてしまったのだろうか。いや、それはないだろう。というのも、私が一ヶ月よりも長い期間を経て帰省しても、私のことをちゃんと覚えてくれているからだ。となると、考えられるのは、飼い猫にとっては、母が別人に映ってしまっているということである。

 転移性脳腫瘍の症状が顕著になってしまった母は、これまでよりも話をするのがスローになってしまい、まるで別人のようになってしまった。そのため、飼い猫は、母であることを認識できていないのかもしれない。また、母が車いすに座って、少し離れた場所から飼い猫に語り掛けることも、母を警戒している要素なのかもしれない。

 実は、最初に入院した病院の主治医からは、退院したあと、飼い猫に会えるのを楽しみにしていると母が話したところ、免疫力が低下している状態で飼い猫に近付くと、何らかの病気をもらってしまう可能性もあるので、できるだけ近付かないようにしたほうがいいと言われていた。そのため、母は車いすに乗ったまま、飼い猫から少し離れた場所から飼い猫に向かって話し掛けていたので、母が別人であると飼い猫が判断したのかもしれない。

 母は、飼い猫に好物の餌を与えたりもしたのだが、最初に入院した病院の主治医から、飼い猫に近付くことを制限されていたため、飼い猫とスキンシップを取れないことが辛かったようだ。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 飼い猫は私のことはちゃんと覚えているのに、母のことはすっかり忘れてしまったのか、あるいは、まったくの別人だと思ってしまっているようです。およそ一ヶ月半ものあいだ、飼い猫との再会を夢見て来た母だったのに、飼い猫の態度にはがっかりしてしまったようです。

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2013.08.04

濃厚な時間(15)

映画『オズ はじまりの戦い』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ガンモは週末に仕事が入っていたので、私よりも遅れて夏休みに入ることになっています。夏休みに入ると、ガンモは兵庫の自宅で普段できないことをこなしてから、私のいる愛媛に向かうことになっています。それまでは、夫婦別々の夏休みになります。(苦笑)それでは、濃厚な時間(14)の続きを書かせていただきます。

 母が転院して数日経った頃、最初に入院していた病院から週に一度の割合で、外来の診察に来られている若い女性医師が母の病室を訪ねてくださった。何と、最初に入院した病院の主治医がその女性医師に手紙を書いてくださり、母がその病院に入院しているはずなので、様子を見て欲しいと言われていたそうだ。かつての母の主治医がそこまで気を回してくださったことに、私は驚きとともに感動を覚えた。母以外にもたくさんの患者さんを持っていらっしゃるはずなのに、何と温かいご配慮なのだろうと有り難く思ったものだ。

 転院先の病院と最初に入院していた病院は、うまく連携が取れていた。実際、私が最初に入院した病院の主治医に今後の話をうかがったときも、
「これで、この病院<最初に母が入院した病院)と手が切れるわけではありませんので」
と言ってくださったのだが、それが単なる社交辞令ではなく、現実のものになった。転院先の病院では、がんの治療を行っているわけではないので、がんに詳しい医師はいない。そのため、最初に入院した病院から医師が来てくださるのは、とても心強かったのだ。

 その医師は、母が退院する前にも母の病室を訪れてくださり、母が退院したあとも、外来で母のことを診てくださると約束してくださった。そして、これから先、母が外来に通うのが困難になってしまった場合には、月に一回程度の割合で、訪問看護をしてくださるとまで言ってくださったのだそうだ。

 最初に入院していた病院の医師たちがこれほどまで母のことを気に掛けてくださっているのは、おそらく、母の転移性脳腫瘍の経過にもう少し注目しておくべきだったという後悔があるためではないかと思っている。そのあたりのことについては、いつかまた改めて書かせていただくことにしよう。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 転院先の病院に、最初に入院していた病院から外来の診察に来られている女性医師は、とても若い医師だそうです。それでも、がんを扱う病院で働いていらっしゃる医師なので、とても心強い存在です。やはり、専門的なことを聞くことができる体制が整っているのは有り難いですね。

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2013.08.03

映画『オズ はじまりの戦い』

ホットヨガ(三四八回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 下半身がひどく冷えるため、夏でも羽毛のレッグウォーマーと羽毛の巻きスカートを手放せない私ですが、そのような私のいでたちを、母の入院している病院の看護師さんずっと不思議に思っていたようで、とうとう質問されてしまいました。やはり、気になるみたいですね。

 本作を鑑賞したのは、三月八日のことである。docomoのケータイ払いで鑑賞料金がわずか八百円になるというので、ガンモと一緒に鑑賞した。内容は、「オズの魔法使い」をアレンジしたようなものだった。映画『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督がメガホンを取っている。

 映画『127時間』のジェームズ・フランコが主人公の奇術師オズを演じている。ある日、気球に乗り込んだ彼は、竜巻に巻き込まれ、自分と同じ名前の魔法の国・オズに迷い込んでしまう。魔法の国・オズは、邪悪な魔女に支配されていて、オズという名前の魔法使いが救世主になってくれると信じられていた。そのため、同じ名前の彼が救世主のオズということになり、奇術師のオズは魔法使いになり済まして、オズの国を救おうとするのだった。

 鑑賞前は、『オズの魔法使い』を映画で鑑賞できることへの期待感が募っていたのだが、実際に鑑賞してみると、少々がっかりしてしまった。というのも、登場人物はそれなりにオリジナルの『オズの魔法使い』に近いのだが、内容がどうもしっくり来なかったからだ。

 奇術師のオズがプレイボーイという設定のため、映像は美しいものの、全体的に軽い雰囲気に仕上がってしまっている。しかも、奇術師のオズのことを本気で好きになってしまった西の魔女が嫉妬に荒れ狂うさまは、子供には見せられないほどの迫力がある。ひょっとすると、私のように、オリジナルの『オズの魔法使い』を期待して鑑賞されてがっかりされた方たちも多いのではないだろうか。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 何だか、期待していたストーリーとは違っていたので驚きました。(苦笑)オリジナルのストーリーをいじるのも、賛否両論あるでしょうね。楽しめた方たちも多かったようですが、私には、この作品はちょっと残念でした。ただ、お供の猿と陶器の少女は良かったですね。

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2013.08.02

ホットヨガ(三四八回目)

自転車のシフト(後編)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m いよいよ夏休みが始まります。ここのところ、毎年のように、暑い夏休みはヨーロッパなどの涼しい海外に脱出していましたが、今年の夏休みは母との濃厚な時間を過ごす予定です。皆さんも、濃厚な夏休みをお過ごしくださいね。

 回数券の有効期限が切れてしまう七月二十五日木曜日、仕事帰りにホットヨガの三宮店のスタジオに出向き、六十分のスタンダードコースのレッスンを受けた。私の知る限り、このレッスンが一番混んでいる。

 先日、骨盤コースのレッスンのデビューを果たしたばかりの新米インストラクターさんが受付で対応してくださり、くじを引かせてくださった。このくじもこの日が最終日だという。私は、またまた五等が当たった。しかし、もう発泡酒の景品はないそうで、プルプルマシーン一回券が当たった。

 そして、ロッカーの鍵を受け取るときに、私は、
「今日、回数券を購入して帰ります」
と宣言した。いろいろ考えた末に、継続してホットヨガのレッスンを受けることに決めたのだ。骨盤コースのレッスンのデビューを果たしたばかりの新米インストラクターさんが、
「ありがとうございます。何回券ですか?」
と尋ねてくださったので、私は、五本の指を全部開いて見せた。すると、新米インストラクターさんは、
「五回券ですね?」
と確認してくださったので、
「いえ、五十回券です」
と訂正した。新米インストラクターさんが喜びの表情を見せてくださり、
「じゃあ、帰りにお渡しできるようにご用意しておきます」
と言ってくださったので、私は購入価格を確認して、ロッカールームへと移動した。

 五十回回数券を購入することにしたのは、私なりにいろいろ考えた末の結論である。まずは、有効期限内に使い切れなかった回数券が十三回分もあり、無駄にしたくはなかった。新しい回数券を購入すれば、使い切れなかったこれらの回数券を丸ごと繰り越しできるのだが、新たな回数券を購入しない場合は、すべて無効になってしまうのだ。また、七月は私の誕生月なので、五十回回数券または百回回数券を購入するのに高割引のチャンスでもある。それに加え、スタッフが気を遣ってくださって、回数券の購入を促すような勧誘をしばらく控えてくださったことで、自分なりにじっくり考えることができた。やはり、私が通っているホットヨガのスタジオは、コミュニケーション好きな素晴らしいスタッフに恵まれているので、表現力なども含めて、これからも学び取りたいところがあると感じたからだ。

 さて、ロッカールームに入り、レッスン中に飲む水を期間限定★5,250円以上ご購入で送料無料+レビューで500ptキャンペーンbabble フィルター付きボ...に補給しようとすると、ちょうど私が使用しようとしている洗面台のところで生足を洗っている人がいた。洗面台の上に足を突っ込んで、足を洗っているのだ。ええっ? 私はその洗面台で、これから飲む水を補給しようとしているのに。そう思いながらも、動揺を見せずに水道の水を期間限定★5,250円以上ご購入で送料無料+レビューで500ptキャンペーンbabble フィルター付きボ...に補給し、何食わぬ顔をしてロッカールームを出た。

 レッスンの参加者は、何と十八名もいらっしゃった。ものすごい人数である。十八名というと、かつての三宮店の大きいほうのスタジオがいっぱいになる人数とまでは行かないが、以前よりもスタジオが狭くなっている分、かなり人口密度が高かった。

 レッスンを担当してくださったのは、インナーマッスルを鍛えると良いとアドバイスしてくださったインストラクターである。実のところ、私は彼女から受けたアドバイスをちゃんと実践できていなかった。今回は特に参加人数が多かったからか、スタジオ内がいつもよりも暑く感じられ、私は途中で二回ほどスタジオの外に出て休ませていただいた。そして、やはり暑さのせいで最後までレッスンを続けることができず、レッスンの途中で退出させていただくことになってしまった。

 レッスンのあと、ロッカールームで今回のレッスンを担当してくださったインストラクターにお目に掛かったので、途中で退出してしまってごめんなさいと謝った。何と、レッスンを担当してくださったインストラクターは、このあとすぐに行われるアクティヴコースのレッスンも担当されるそうだ。アクティヴコースのレッスンにお誘いくださったのだが、ご遠慮させていただいた。

 着替えを済ませて受付に行くと、お願いしておいた五十回回数券を用意してくださっていたので、代金を払って受け取った。対応してくださったのは、暑さに強いインストラクターである。暑さに強いインストラクターといろいろな話をさせていただいた。私は勝手に、暑さに強いインストラクターが東海地方のご出身なのではないかと思い込んでいたのだが、聞いてみると違っていた。暑さに強いインストラクターといろいろな話ができたことと言い、新しい回数券を購入することができたことと言い、いろいろな意味で満足感を感じながら三宮店のスタジオをあとにしたのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m いろいろ悩んだ末に、引き続き、五十回回数券を購入させていただきました。しばらく勧誘を控えてくださり、私にじっくり考える時間を与えてくださったスタッフに感謝したいと思います。週末は参加できない状態なので、平日を中心にレッスンに参加したいと思っています。

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2013.08.01

自転車のシフト(後編)

映画『東ベルリンから来た女』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ようやく髪の毛を切りに行きました。あとは白髪染めですが、気合いさえ入れれば何とかなるでしょう。(苦笑)それでは、自転車のシフト(前編)の続きを書かせていただきます。

 自転車の後輪をパンクさせてしまった翌日、ガンモは仕事が休みだったので、自分の自転車を修理したようだ。タイヤに大きな穴が開いてしまっているので、さすがにタイヤごと取り替えたらしい。自転車のタイヤのストックがなかったため、二年前までガンモが乗っていた自転車からタイヤを移植させたようだ。更にガンモは、二年前まで乗っていた自転車をバックアップ用として復活させると宣言した。

 先日、私が高速バスに乗って母のところから帰って来たとき、私は自宅の最寄駅の駐輪場に停めておいた自転車にまたがるや、異変に気が付いた。後輪に空気が入っていないのである。状況からして、どうやらパンクしてしまっているらしい。

 確か、私が乗っている自転車の後輪は、以前、近所の自転車屋さんにパンク修理をお願いしたときに、
「既に何度もパンク修理されているようなので、今度パンクしたら、チューブごと取り替えたほうがいいですよ」
と言われていたはずだった。そしてとうとう、その「今度」がやって来てしまったというわけだ。

 通常、パンクしているとわかった時点で自転車を降りて転がして歩くべきなのだが、翌日は仕事だったため、一分でも早く帰宅したい一心で、どうせチューブごと取り替えることになるならばと、パンクしたままの状態で自転車を走らせて帰った。

 途中でガンモに電話を掛けて、
「自転車の後輪がパンクした。今度パンクしたら、チューブごと取り替えるように言われてるから、乗って帰ってる」
と言った。するとガンモは、
「駐輪場のおっちゃんが空気をパンパンに入れたからだよ」
などと言った。ガンモのこの言葉からも、私が自宅の最寄駅の駐輪場のおじさんに空気を入れてもらったことがうらやましかったのだろうと想像できた。駐輪場のおじさんに空気を入れてもらってから、もう何日も経っていたので、それはないだろう。おそらく、暑い中、ずっと屋外の駐輪場に停めていたので、チューブが熱中症にかかってしまったのではないだろうか。

 ガンモは、
「じゃあ、自転車を部屋の前まで運んで」
と言ってくれた。私が帰宅したのは、もう遅い時間だったが、ガンモはこれから自転車をなおしてくれるようだった。ただし、
「明日から、俺の自転車に乗って行け」
とガンモは言った。ガンモの自転車はおよそ二年前に購入したものだが、先日、後輪がパンクしてタイヤごと取り替えたばかりである。明日からは、その自転車を私の自転車にしていいという。

 どうやらガンモは、私の自転車を修理するよりも、二年前まで乗っていた自分の古い自転車を修理したほうが素早く修理を終わらせることができると考えたようだ。実際、ガンモは数十分程度で修理を終わらせて部屋に戻って来た。ガンモはこれから時間を掛けて、私の古い自転車にも手を入れて、バックアップ用の自転車にするらしい。こうして、ガンモが二年前に購入した自転車に私が乗るようになり、ガンモが二年前まで乗っていた古い自転車に再びガンモが乗るようになったのだ。このように、私はいつも、機械いじりの好きなガンモに助けられているのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 良く、女の子は父親に似た人を夫にする、などと言いますよね。ガンモも私の父も一月生まれの辰年で、機械いじりが大好きです。(苦笑)違うところは、父はお酒好きですが、ガンモはお酒がほとんど飲めないところでしょうか。

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