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2013.07.03

濃厚な時間(9)

濃厚な時間(8)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m ものもらい(兵庫弁で「めばちこ」、「ば」にアクセント)ができたので、水曜日の定時退社日を利用して、仕事帰りに眼科に寄ろうと思っていたのですが、以前よりも痛みが落ち着いて来たので、結局、見送りました。このまま自然治癒することを願っています。(笑)それでは、濃厚な時間(8)の続きを書かせていただきます。

 私が病院近くのホテルに二泊してから間もなくして、母は自宅近くの病院に転院した。その転院にあたっては、転院先の病院とのいろいろな手続きや今後の打ち合わせをEちゃんが仕切ってくれた。母が転院する三日ほど前に、転院先の病院のスタッフやケアマネージャーさんらが母の入院している病院に足を運んでくださり、顔合わせを行った。

 母は、自分では歩けない状態に陥ってしまっていたのだが、今は亡き義父が脳梗塞を患ったときに奇跡的に回復することができたのは、病院のリハビリのおかげだったとガンモが言った。そこで私は父にそのことを伝えた上で、転院先の病院でリハビリを実施していただけるのかどうかを確認して欲しいと言った。父がその顔合わせの席で転院先の病院に確認したところによると、リハビリは実施していただけるとのことだった。

 こうして、いよいよ転院の日を迎えた。母は、ベッド付きの介護タクシーに乗って転院先の病院に運ばれることになっていた。いつもは自分で自家用車を運転して病院に通ってくれていた父だったが、介助者として母と一緒に介護タクシーに乗り込むために、この日に限っては、病院まで私の弟に運んでもらったようだ。

 母が過去に二回、この病院に入院したときは、退院の日に病院のスタッフが見送ってくださったそうだ。父は、この病院にはとてもお世話になったので、今回もスタッフが見送ってくださるようなら、泣いてしまうかもしれないと言っていた。

 そして今回も病院のスタッフは、母や父の乗った介護タクシーを見送ってくださり、手を振ってくださったそうだ。その中には、Eちゃんたちも含まれていたという。特にEちゃんは、タクシーが見えなくなるまで見送ってくれていたと母が言っていた。父と母が泣いたかどうかは確認していないが、涙もろい二人のことだから、きっと泣いていたに違いない。

 母は、転院先の病院に行く前に、少しだけ自宅に寄って欲しいとお願いしていたらしい。そのことをEちゃんに伝えると、Eちゃんのほうから、介護タクシーの運転手さんに伝えてくれたようだ。

 そして、転院先の病院に行く前に自宅に少しだけ寄ってもらい、母はしばらくの間、庭に咲いている花を眺めたそうだ。その後、転院先の病院へと向かったという。

 転院先の病院で、母は個室に入った。通常の個室を希望したのだが、あいにく空きがなかったので、やむなく最も料金の高い個室に入ることになった。何と、トイレだけでなく、お風呂もついていて、テレビカードも不要な大画面のテレビ付きの豪華な部屋だったそうだ。結局、その個室では二日間だけ過ごすことになり、あとは通常の個室が空いたので、そちらに移ることになった。通常の個室には、トイレとソファベッドがついていた。テレビは、テレビカード式のテレビである。

 自宅から転院先の病院までは、急げば自家用車で三分くらいで着くそうだ。これまで入院していた病院に行くには、自家用車で片道四十分も掛かっていたので、父にとってはずいぶん楽になっただろうと思う。

 とは言え、個室に入ったことで、自由に病室に泊まれるようになったため、母は転院の初日から、父に泊まって欲しいと懇願したそうだ。そのため、父は母の要望に応えて、せっせと母の病室に泊まってくれるようになったのだ。

 さて、転院の翌日、母の介護認定が降りた。要介護四である。ちなみに、要介護五が最高レベルなので、母にはかなりの介護が必要ということになる。

 介護認定が降りるまで、通常、一ヶ月ほど掛かると言われていたのだが、有り難いことに、Eちゃんが動いてくれたことや、母ががん患者であることなどから、申請してからおよそ二週間ほどで認定してくださったようだ。

 介護認定が降りたので、近いうちに母を自宅に迎え入れるために、自宅のトイレなどの工事を始めるべく、業者さんを通じて役所に工事の申請をしてもらったのだった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 母の転院先の病院は実家からとても近いので、父はずいぶん楽になると思ったのですが、母は弱気になっていたのか、これまでよりも父に甘えていました。まあ、夫婦仲が良いのはいいことですね。(笑)

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