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2013.07.16

映画『麦の穂をゆらす風』

濃厚な時間(12)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m Google Chromeの不具合は、file://から始まるローカルファイルを使っていることにより発生していると判断しました。しかし、ローカルファイルを使えるオプションを指定してGoogle Chromeを起動させてみても、やはり状況は変わりませんでした。そのため、Google Chromeの使用を諦めてSafariを使うようにしたのですが、慣れないので、かなり使い辛いです。考えてみると、私はもともとAppleが嫌いなんですよね。(苦笑)このままSafariを使い続けるか、Google Chromeで発生している不具合を解消できるように努めるかは、考えたいと思います。ここのところ、帰宅してから就寝するまでの時間が短いので、できるだけ時間の掛からない選択をすることになると思います。

 本作を鑑賞したのは、二月二十二日のことである。本作もまた、劇場公開中に見逃してしまった作品の一つなのだが、運良くGyao!で無料鑑賞することができた。

 ちなみに、本作の劇場公開は、私の最もお気に入りのミニシアター系映画館だったシネカノン神戸で行われていた。シネカノン神戸は、かつてホットヨガの神戸店があった頃に、神戸店のスタジオのすぐ隣のフロアにあった。最初にシネカノン神戸が閉店し、のちにホットヨガの神戸店も閉店してしまった。今では、そのビルには、入浴施設ができているようだ。

 イギリスのケン・ローチ監督の作品というと、映画『エリックを探して』映画『ルート・アイリッシュ』が記憶に新しい。本作は、それらの作品よりも前に公開された作品である。そういう意味では、私は鑑賞する順番が前後してしまったと言える。

 テーマとなっているのは、二十世紀初めのアイルランド独立戦争である。正義感を持った若者たちがイギリスの圧政から逃れるために義勇軍を結成する。その中には、ロンドンで医師として働くことが決まっていたデミアンも含まれていた。デミアンはロンドンに発つ日に、列車の運転士たちがイギリス兵たちの乗車を強く拒んでいる姿を目撃し、自分もイギリスとの戦いに加わることを決意する。

 そうした課程の中で、デミアンは実の兄との対立や、幼なじみの友人、そして妻との悲しい別れを体験する。自らの思想を貫き通すために、仲が良かったはずの実の兄や幼なじみの友人、更には自分の妻とも、最も辛い形で別れなければならなかったことは、時代と思想に翻弄されたとしか言いようがない。もしもアイルランドとイギリスの間に対立がなければ、デミアンが親しい人たちと別れることもなかったはずなのだ。ここに描かれているのは、そうした理不尽な世界でもある。何を優先させるかが、今とは違う時代なのだ。

 それだけに、こうして、鑑賞してから時間が経っていても、心に残っているものが多い。もう一度鑑賞する機会があるならば、また鑑賞したいと思えるくらい素晴らしい作品だった。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 自らの思想を曲げないでいることを「意地を張る」と表現することができるのかもしれません。この時代の人たちは、人の命に関わることなのに、自らの思想を尊重してしまうのです。悲しいことですが、そういう時代だったのですね。

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