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2013.07.01

映画『レ・ミゼラブル』

ホットヨガ(三四〇回目)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 月曜日に有給休暇を取っていたので、今回の帰省では、実家に二泊することができました。平日だと高速道路が空いているので、帰りは渋滞のストレスをほとんど感じることなくスイスイ帰宅することができました。

 本作を鑑賞したのは、映画『東京家族』を鑑賞したのと同じ一月十九日のことである。本作が公開されてから、ずいぶん日にちが経ってしまってからの鑑賞となったのは、ガンモも本作を鑑賞したいと言っていたからだ。

 私は、TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスを持っていたので、劇場に足を運ぶことさえできればいつでも本作を鑑賞することができたのだが、ガンモも一緒に鑑賞するとなると、レイトショーの時間帯を狙いたかった。というのも、映画を割引なしの価格で鑑賞する気にはなれなかったからだ。しかし、いつも帰宅が遅いガンモとはスケジュールが合わず、なかなか一緒に鑑賞することができなかった。それに加え、本作はとても長い作品だったので、レイトショーの上映時間が他の作品よりも早かったのである。結局、ガンモと私のスケジュールは合わず、とうとうガンモは本作の鑑賞を諦めたのだった。

 ヴィクトル・ユーゴーの原作で知られる本作は、世界各国でミュージカルとしてロングラン上演されて来た。私たちがロンドンでミュージカル『メアリー・ポピンズ』を鑑賞したときにも、ロンドンの別のシアターで本作のミュージカルが上演されていた。おそらく、日本でも長い間、上演されていたのではないだろうか。本作は、そんな世界的に有名な作品が映画化されたものである。

 私は、世界的に有名な本作のあらすじを良く知らなかったので、鑑賞してみて、なるほど、このようなストーリーだったのかと驚いた次第である。予告編では、アン・ハサウェイ演じるファンテーヌがとても目立っていたので、全体を通して彼女の物語なのかと思っていた。ところが、実際に本編が始まってみると、肉体を持ったファンテーヌは前半に登場するのみで、ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンがファンテーヌの一人娘であるコゼットを守る物語となっていた。

 いやはや、ヒュー・ジャックマンは、よくぞジャン・バルジャンという大役を掴んだと思う。ジャン・バルジャンは脱走した罪人という設定なのだが、罪人であるジャン・バルジャンを執拗に追い続けるのがラッセル・クロウ演じる警官のジャベールである。警察であるはずのジャベールがとても嫌な役に見えてしまうのは、ジャン・バルジャンが既に罪を償えるだけの徳を積んで来ているからだと思う。更に彼は、コゼットを守ることで愛を知った。その愛は、男女の愛ではなく、親子の愛に近いものだろう。

 冒頭からとても丁寧な描写で、たちまち物語に引き込まれたのだが、どうもミュージカルには慣れない。これまでに、ガンモと一緒に宝塚歌劇団の公演を何度か鑑賞して来たのだが、やはりミュージカルは映画と違って、感情を直ちに表現できないという欠点があると思う。言葉や動作ならば、直ちに感情に結び付く行為に繋がると思うのだが、ミュージカルの場合は、歌を歌い始め、その感情を表す歌詞にたどり着くまでにひと呼吸もふた呼吸も必要なのだ。

 配役で驚いたのは、映画『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエンがコゼットのいじめ役で出ていたことだ。今回も、彼はなかなかの適役だと思う。しかも、彼の妻の役を演じているのが、ティム・バートン監督の内縁の妻であるヘレナ・ボナム=カーターである。悪人も善人も演じることのできる彼女だが、本作では悪人を演じている。

 ちなみに、本作でメガホンを取っているのは、映画『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督である。ヘレナ・ボナム=カーターは、映画『英国王のスピーチ』では英国王の妻の役を演じていた。こちらは善人の役だった。

 役者さんたちのエネルギーを感じられる作品にはなかなか出会えないものだが、本作には、出演している役者さんたちの魂がこめられていると思う。本作を鑑賞して、世界各国でロングラン上映されている理由がようやくわかった。善も悪も、作品の中にぎっしりと詰まっているために、役者さんたちが魂を注ぎ込み易いのかもしれない。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 本作の登場人物たちは、いろいろな意味で運命の出会いを果たしていますね。運命の出会いとは、簡単に言えば、人生の中で長い間、関わり続ける人と言ってもいいかもしれません。もちろん、関わる期間が短くても、衝撃的な出会いもあると思います。しかし、本作に登場する人たちは、互いに長きに渡って関わり続けているのが特徴ですね。

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