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2013.07.04

映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

濃厚な時間(9)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m たくさんの方たちから応援クリックを賜り、心より御礼申し上げます。ペーパーレスの時代になり、これまで郵送されていた使用明細などがWebで参照できるようになりましたね。それに伴い、従来通り、使用明細を郵送で希望する人たちに対しては、使用明細の発行料が有料になってしまいました。日頃からインターネットに親しんでいる人たちにとっては有り難い話ですが、インターネットとは無縁の生活を送っているお年寄りなどには有り難くない話かもしれませんね。

 本作を鑑賞したのは、一月二十四日と二月一日の二回である。一回目は、まだTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスの有効期限内だったので、それを活用して鑑賞した。二回目は、ガンモを誘って、映画を千円で鑑賞できるファースト・デイに鑑賞した。

 本作は、予告編を観たときから、劇場公開されるのが楽しみで楽しみで仕方がなかった作品である。TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスは年末に発行していただいたので、本作の劇場公開日まで有効期限が継続しているだろうかと冷や冷やしていたのだが、劇場公開日の前日に先行上映されることがわかり、最優先で駆けつけたのである。

 鑑賞してみたところ、「私は、この作品が表現する世界観がとても好きだ!」と感じた。それで、ガンモと一緒にもう一度鑑賞したくなり、ガンモを誘って二回目の鑑賞を果たしたというわけなのである。

 インドで動物園を経営する一家が、カナダに移り住むために、動物たちと一緒に日本の貨物船に乗り込む。しかし、途中で嵐に遭ってしまい、たまたま救命ボートに乗り移っていたパイ少年のみが助かる。何と、その救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。

 やがて、ベンガルトラ以外の動物たちが息絶えてしまい、救命ボートにはパイとベンガルトラだけが残ることになる。

 ベンガルトラには、リチャード・パーカーという名前が付けられていた。予告編を観たときには、救命ボートの上でパイとリチャード・パーカーが和解して、仲良くなるのではないかと思い込んでいたのだが、そうではなかった。パイは獰猛なベンガルトラであるリチャード・パーカーとの距離を保ちながら、自分用に簡単な「いかだ」をこしらえて救命ボートに繋げ、パイ自身はほとんどその「いかだ」の上で過ごすのだ。すなわち、ベンガルトラと一緒に海を漂流していたと言っても、パイとリチャード・パーカーが一つの救命ボートの上でずっと共存していたわけではなかったのである。見方を変えれば、ベンガルトラを、どこまでの野生のトラのままで扱っているために、よりリアリティを感じる作品となっている。

 リチャード・パーカーが獰猛なベンガルトラであることは、物語の最初のほうで証明されている。パイがまだ家族と一緒にインドにいた頃、パイはリチャード・パーカーに餌を与えるためにリチャード・パーカーの飼育小屋をこっそり訪ねる。そこは、パイが父親から立ち入りを禁止されている場所だったのだが、パイには、ベンガルトラのリチャード・パーカーとどこかで通じ合えるのではないかという期待があったようだ。しかし、そこで目にした光景は、パイの期待を裏切るものだった。

 パイの恋や、家族との死別、大海原という大自然の中に放り出されながらも、その美しさを知るようなシーンも用意されていて、その世界観に強く引き込まれる作品である。特に、沈没してしまった貨物船を水中で確認するシーンはたまらない。

 パイ少年を演じているスラージ・シャルマは、オーディションで選ばれたそうだが、本作は、彼自身の人柄がにじみ出ているような作品でもある。そんな純真なパイに対し、大人になったパイは、どこか計算高いような気もして、ギャップを感じてしまう。

 どこからどこまでが本当なのか、二回も鑑賞したのに、とうとうわからなかった。いろいろなとらえ方のできる作品である。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m とても良い作品に巡り会うことができました。言葉では言い表せない感動があります。まだ日本のどこかで劇場公開されているようですので、お近くの劇場で鑑賞できる方は、是非、劇場に足を運んでみてください。

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